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2023.11.21

【川崎で虫歯治療】風邪と虫歯治療の関係性について

虫歯を発症したときは、症状が悪化する前に治療を受ける必要があります。

こうすることで、初期段階の虫歯は完治します。

では、風邪を引いてしまい、体調が悪い状態であっても、虫歯治療は受けられるのでしょうか?

ここからは、風邪と虫歯治療の関係性について解説したいと思います。

風邪を引いているときに虫歯治療を受けても良い?

結論からいうと、風邪の症状が出ている場合は、基本的に虫歯治療を受けるべきではありません。

なぜなら、感染症のリスクが高くなってしまうからです。

風邪を引いているということは、ウイルスや細菌などに感染しているということであり、このとき身体の免疫力は低くなっています。

また、このような状態で虫歯を削ってしまうと、削った部分から細菌が入り込み、感染するおそれがあります。

つまり、体調が悪い中、わざわざ虫歯を治療するために歯科クリニックを訪れたにもかかわらず、さらに体調が悪化したり、別の病気になってしまったりする可能性があるということです。

風邪を引いていると治療がしにくくなることも

風邪を引いているときは、鼻づまりや咳などで治療中に苦しくなってしまうこともあるかもしれません。

そのため、風邪をしっかり治してから受診したほうが良いです。

また、歯科治療によって、稀ですが口腔内に傷ができてしまうことがあります。

こちらの傷の中に細菌が入り込むと、口内炎ができてしまいやすくなります。

先ほども触れたように、健康時には細菌の繁殖を止められても、風邪のときは体力の低下などで、細菌が繁殖しやすい状態になっています。

風邪による歯の痛みは虫歯が原因ではないこともある

風邪を引いたタイミングで少しずつ歯が痛み出したという場合、虫歯ではなく、副鼻腔炎が原因の可能性もあります。

副鼻腔炎は蓄膿症とも呼ばれ、名前の通り副鼻腔に炎症が起こることです。

副鼻腔とは、鼻の周囲に合計8個ある空洞を指します。

こちらの副鼻腔の粘膜が腫れるのが副鼻腔炎で、風邪のウイルスやアレルギーが原因で発症します。

副鼻腔の炎症が歯の神経に伝わると痛みにつながり、症状が悪化して膿が溜まってしまうと、歯の根を圧迫して歯に痛みが出る場合もあります。

また、過去に重い虫歯にかかったことのある方は、歯科クリニックで根管治療を受けているかと思います。

このように、神経を抜くなどの処置をした虫歯治療の後には、何らかの形で虫歯菌が残ってしまうことがあります。

風邪による体調不良や疲れが溜まって抵抗力が低下している際に、その虫歯菌が炎症を起こすことで、痛みや腫れが出ます。

風邪による発熱で虫歯が痛くなることも

風邪やインフルエンザといった発熱を伴う感染症にかかることで、虫歯の歯痛が誘発されることもあります。

普段は特に痛みを感じていなかったにもかかわらず、風邪で発熱した途端に歯が痛くなってきた場合は要注意です。

なぜなら、風邪の発熱によって虫歯菌の活動が活発になり、歯の神経が強く刺激されている証拠でもあるからです。

虫歯菌の活動が活発になったということは、病態の進行も早くなっていますので、風邪の症状が治まったらできるだけ早く歯科を受診するようにしましょう。

あまりに虫歯の症状がひどい場合はどうする?

風邪を引いている場合でも、虫歯の痛みが強かったり、腫れがひどかったりする場合は、虫歯菌などが顎の骨、血管などにおいて炎症を起こしている可能性があるため、治療を行うことをおすすめします。

自身では受診して良いのか判断できないという場合は、前もって歯科クリニックに電話で相談しましょう。

また、このとき歯科クリニックから、どのような風邪の薬を処方されているのか質問されることがあるため、あらかじめ手元に置いておくとスムーズです。

市販の風邪薬の中には、虫歯治療とあまり相性の良くない成分が含まれている可能性があり、このような状態で治療を行うと、出血が止まらなくなるといったトラブルにつながりかねません。

歯磨きは虫歯予防にも風邪予防にもなる

歯磨きと言えば、虫歯を予防する代表的なセルフケアというイメージがありますが、実はこちらは風邪予防にもつながります。

風邪のウイルスは、咳やくしゃみによって空気中に飛散し、それを吸い込むことによって鼻や喉の粘膜に付着、そして体内へ侵入し感染します。

鼻や喉の粘膜は、ウイルスが付着しないようタンパク質の膜で覆われているのですが、口腔内細菌が増加すると、このタンパク質の膜が破壊されウイルス感染しやすくなってしまいます。

そのため、歯磨きを行い、口腔内細菌の温床となるプラークや歯石を取り除くことが、風邪の予防になります。

まとめ

ここまで、風邪と虫歯治療の関係性について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

一見特に関係ないように見えるこれらの症状ですが、実際はさまざまなところでつながりがあります。

また、風邪を引いているときの虫歯治療はあまりおすすめできませんが、耐えられないほどの痛みがある場合は、少しでも症状を和らげるためにも、歯科クリニックに相談してください。

この記事を監修した人

ふたば歯科クリニック 理事長 大木 烈

ふたば歯科クリニック 川崎本院 
理事長 大木 烈

昭和大学歯学部卒業後、昭和大学附属病院での臨床研修を経て歯科医師としてのキャリアをスタート。現在は医療法人社団雙葉会ふたば歯科クリニックの理事長として、医院を統括する。
インプラント治療においては国際インプラント学会専門医の資格を持ち、米インディアナ大学インプラント科客員講師として海外での学術活動にも従事。矯正・補綴など多岐にわたる分野の認定資格を有し、さらに歯学博士の学位を取得するなど、臨床・研究の両面で高い専門性を発揮している。また、厚生労働省認定の臨床研修医指導医として後進の育成にも力を入れており、昭和大学歯科病院および歯学部解剖学教室にも所属し、大学との連携も継続している。
患者一人ひとりに最善の医療を届けるため、年中無休・通し診療という体制を実践。「患者様の生活の質の向上を使命とする」という姿勢のもと、予防から高度な専門治療まで幅広く対応している。

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