インプラント
implant

インプラントとは

インプラント

虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまった方、入れ歯を使っているけど、どうしても合わない・違和感がある、という方に当歯科医院が自信を持ってお勧めする治療が「インプラント」です。

インプラントはあごの骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療で、「第2の永久歯」とも呼ばれる最先端の歯科医療技術です。

失った歯が1本の方から、まったくない方まで幅広く対応できます。また、人工歯根の材料であるチタン(金属)は骨と強く結合する性質を持っています。そのため、あごの骨と人工歯根がしっかりと結びつき、自分の歯と同じようにしっかりと噛むことができるようになります。

噛める幸せ

私たちは古来より食事を摂るためにお口の機能(噛む)を使ってきました。

当然のようなことですが、実は「ものを噛む」(咀嚼機能)ことは身体の健康にとても大事なことです。

噛める幸せ

厚生労働省と歯科医師会が進めている「8020運動」では、80歳になっても20本の歯を残そうと国民に呼びかけています。

これは、単に多くの歯を残すだけでなく、高齢になっても何でも食べられる良好な咀嚼機能を維持することが健康につながるからです。

きちんと噛んで食べることで、唾液が出て食べ物の消化を促進し、口の中を清潔に保ちます。

さらに、脳の活性化に対して非常に有効で、身体に対しても多くの好影響をおよぼします。

インプラントはあなたの立派な歯になりえるのです。高齢者でもインプラントによって噛む力が回復し、咀嚼機能が向上し健康に生活している方もいるほどです。

お気軽にご相談下さい

安全にインプラント治療を受けて頂くには、CTやレントゲン、模型などによる診断が必要になります。患者様のお体の状態やあごの骨の状態によっては提携病院の紹介もしております。

院長によるインプラント相談もおこなっておりますので、「他の歯科医院で顎の骨が無いからインプラントが出来ない。。」と、言われた方も、お気軽にご相談下さい。

より良いインプラント治療を
お受け頂くために

当院では患者様により安心してインプラント治療を受けて頂くために、最先端のインプラント治療支援システム「Landmark SystemTM」を導入しております。

大阪大学歯学部での研究成果を元に(株)アイキャットが開発した、診断から手術までをトータルにサポートしてくれるシステムで精度の高いインプラント治療が可能となっております。

インプラントのメリット

インプラントにすると
今までの不便はなんだったの!

というくらい、食事においても、会話においても、快適に感じられるようになると思います。

しかし、インプラント治療は高度な治療技術、綿密な精密検査をもってしても100%成功するわけではありません。

もちろん、私たちは100%の成功を信じておりますし、「この患者様には適応できる」といった確信を持って手術に望むわけですが、手術自体の危険性や合併症といった問題は医療にはつきものです。

合併症とは?

準備万端な状態で手術に望んでも、それがもととなって症状や病気が生じることがあります。これを医学では合併症と表現しています。

非常にまれなことながら、どんな手術にも起こりえることで医療事故ではありません。

インプラント治療は患者様がきちんと理解されて治療を受け、適正な手術をおこなうことができれば、本当に良い治療です。

歯科医師の中にも患者としてインプラント治療を受けている方は大勢おり、自分の家族に勧めている歯科医師が大勢いることからも、それは明白です。

ふたば歯科クリニックも同様で、インプラント治療は本当に良い治療だと考えております。

だからこそ、患者様にはインプラントの良いところや問題点(とくに手術後気をつけていくこと)を正確に伝えることに重点をおいております。

インプラント手術の流れ

CT撮影

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CT撮影

従来のレントゲン撮影では正確に把握することが難しかった、顎の骨の詳細な立体構造や神経の位置などを精度高く把握するために、CT撮影をします。

撮影は数秒間で済み人体に対する害の心配はありません。

診断・治療計画

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診断・治療計画

撮影したCTデータを専用のシミユレーションソフトに取り込み、患者様毎の顎の骨の硬さや形、神経の位置などを詳細に確認しながら、インプラントの最適な埋入位置を診断します。

診断後、シミユレーションソフトを用いてインプラントの治療計画を分かりやすくこ説明しますので、十分納得された上で治療を進めていくことができます。

インプラント手術

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インプラント手術

診断結果および治療計画を元に手術を行います。

インプラント体の埋入はより高レベルの成功を求めて手術支援器具「サージカルガイド」を用いて行います。

サージカルガイドとは

サージカルガイドはインプラント体を埋入する時に使用するマウスピース形状の装置です。

埋入位置・埋入方向を示すガイド孔があり、顎骨への埋入孔形成の精度が向上します。

人為的なミス防止はもちろんのこと、全ての面で質の高いインプラント治療が可能になります。

当院のインプラント治療はSTEP1~3のように完全にシステム化されています。

患者様優先のインプラント治療を実践することが最大の目的ですが、この一連の流れは当院のリスクマネジメントのためにも欠かせないシステムとなっております。

CT撮影による被ばくについて

顎のCT撮影は被はくを伴いますが、自然界で1年問に受ける被ばく量よりも遥かに小さいものです。

被ばく量よりも、インプラント治療によって“よく噛める”ようになることの方が、より健康的と考えることができます。

インプラント治療の前に

インプラントの外科処置において、
発症する可能性のある危険性や合併症についての説明

どんな外科処置にでも起こりえる問題をきちんと説明することは大切なことです。

インプラント手術は100%成功するとは限らないこと

自分が患者様の立場だったら。。。を最優先に治療をしても難しい場合はあります。治療後のメインテナンスも含め、誠心誠意治療に当たらせて頂きます。

患者様個々の生体反応によっては結合しないことがありえます

あごの骨とインプラント本体の結合(オッセオインテグレーション)は、患者様個々の生体反応によっては結合しないことがありえます。

身体と相性の良い材質のインプラントでもあごの骨の状態や体質によっては結合しない場合があります。その場合は再手術を含めて最善の対処を致します。

インプラント手術を中止することがあります

どれだけ綿密な治療計画を立てても実際に手術に入ってみなければわからないこともありえます。

例えば、インプラントを埋め込むのに充分な骨の存在や部位がないと判断したり、手術中の患者様の状態に問題が起きた場合も手術を中止します。

手術の記録や写真撮影などは詳細に記録します

術前・術中・術後にわたって、CT・レントゲン写真・写真撮影などを詳細におこないます。これは、治療終了後の患者様のメインテナンスや、さらなる治療技術の向上を目指して院内の歯科医師同士の情報交換などに用います。

院外に出す資料としては用いませんので、ご安心下さい。

インプラント手術終了後について

手術後は部位の腫れや軽い疼痛、少量の出血がありますが、数日で消えますのでご安心下さい。

当日は自動車などの運転を控えて下さい。また、入浴や飲酒・喫煙などを避け安静を保つようにして下さい。

インプラントでよくある質問

Q.インプラント治療は
何歳くらいから治療できますか?

A.顎の骨の成長が止まっている必要があるため、一般的には18歳前後からになります。顎の骨の成長状態はレントゲンなどの検査で確認することができます。

年齢の上限はとくになく、一般的な歯科治療の受診が可能な方が対象になります。

Q.インプラントは
どんな人でも出来るのですか?

A.残念なことですが、インプラント治療を希望する方すべてが行えるとは限りません。

患者様ご自身の全身や口腔内の状態によっては治療できない場合があります。一般的には高血圧症・心疾患・血液疾患・糖尿病等がインプラント治療の禁忌症になりますが、治療によるリスクコントロールや手術中の徹底したモニタリングによって可能な場合もあります。

また、健康な方でも顎の骨の状態によってはインプラント治療がおこなえないことがあります。この場合は、先にあごの骨を造成する手術などが必要になります。

Q.インプラントによる
アレルギーの心配はありますか?

A.インプラントは40年以上に渡って歯科治療で利用されてきましたが、インプラントが原因によるアレルギー症状はほとんど報告されておりません。

インプラント本体はチタン製でアレルギー源となる可能性が低く、人体にとてもやさしい材質で構成されています。上にかぶせる人工歯もセラミックなど人体にやさしい材質のものを使用します。

歯科では一般的なアレルギー源として、チタンや金以外の金属やプラスチックなどが考えられます。心配な場合は、アレルギーを特定するバッチテストを行うこともできます。

Q.心臓ペースメーカーに
悪影響を与えることはありませんか?

A.チタン製のインプラント本体が心臓ペースメーカーに影響を与えることはほとんどありません。

人体にやさしい金属であるチタンは、電磁波を出すことがなく、また頑丈なためペースメーカーを保護する外装にも使われているようです。

Q.インプラント治療前にどのような準備(心構え)が必要ですか?

A.インターネットのWEBサイトや書籍やパンフレットなどでインプラントについて簡単に調べてみましょう。

しかし、これらは一方的な情報かもしれません。あなたが気になること、聞きたいことはきちんとメモして担当の歯科医師にきちんと質問して下さい。

あなたの病歴や普段の処方薬についても、必ず報告して下さい。

Q.病気治療中ですが、
インプラント治療を受けることができますか?

A.病名や病気の状態、服用している薬などによります。まず、あなたの病気、状態を担当の歯科医師に伝え相談して下さい。

Q.タバコを吸っていると
インプラントには良くないと聞きましたが?

A.確かにタバコは良くありません。歯周病で歯を失う方も喫煙者が多いのです。

インプラントの長期間の維持率も喫煙によって低下すると言われています。まずは、担当の歯科医師に相談してみて下さい。

Q.自分の歯と同じように
噛んだり食べたりすることができますか?

A.昔の、あるいは今まであったご自分の歯と同じような感覚で、食べたり・噛んだり・話したり・笑ったりすることができます。

人工物でありながら「第二の歯」と言われるほど不自由なく暮らすことができるようになります。

Q.インプラントは
何年ぐらいもつのですか?

A.一般的にはインプラント治療後10年経過した残存率は90%以上と言われています。

一生の使用も可能かもしれませんが、これは患者様個々のお口の衛生状態や咬み合わせの状態などに影響されます。そのため長期間維持するには日頃のお口のケアと、歯科医院での定期健診が大切です。

ちなみに、40年前に最初にスウェーデンで治療された患者さんのインプラントは現在でも機能しているそうです。

Q.インプラント治療前は
どのような検査をするのですか?

A.レントゲン写真や模型、CT撮影による診査・診断が中心になります。必要に応じて血液検査や内科等への照会をおこなう場合もあります。

また、虫歯や歯周病などの歯科疾患をお持ちの方は先にこれらの治療を行います。咬み合わせに問題がある場合も先に解決する必要があるかもしれません。

Q.インプラントの治療費は?

A.インプラント本体の本数や、かぶせる人工歯の種類や材質によってさまざまです。

一般的には、一歯欠損の場合で30万円~(インプラント治療にかかる総費用)、3本ブリッジの場合で65万円~、総義歯の場合で100万~になります。

どのような治療を行うかで変わってきますので、インプラント治療の前に治療内容と治療費を詳しくご説明します。

Q.インプラント治療は
高額なイメージがあるのですが?

A.このイメージが一番問題です。

当歯科医院ではインプラント治療を強引に進めるようなことはしておりません。現在のお口の状況やインプラント治療のこと、治療後予測される問題、費用などを詳しく説明し、疑問や不安が消えたところでどうされるかを決めて頂きます。

インプラント治療成功の秘訣は患者様と歯科医院との信頼関係にあるのです。

Q.インプラント埋入後、
痛みはありますか?

A.インプラント埋入後の数日間は周囲の歯肉粘膜に痛みがでることがまれにあります。

頬の腫れやうずきが短期間続く可能性もあります。ほとんどの患者様は痛み止めの処方の必要もなく、普段の生活に戻られています。

Q.インプラント埋入後、運動に制限はありますか?
また、仕事は何日くらいで始められますか?

A.一般的なスポーツの場合、とくに制限はありません。ただし、激しい運動をされている方は事前に担当の歯科医師に相談して下さい。

顎の骨とインプラントの結合に影響が出ないよう、2・3日の休養を勧められるかもしれません。

Q.治療後はどのような
メンテナンスが必要になりますか?

A.歯磨きは普通の歯と同じようにハブラシを使います。しかし、天然歯以上に歯と歯茎の境目のブラッシングは必要です。

歯と歯茎の境目に繁殖した微生物は、歯茎や長期に渡ってはインプラント周囲の骨を傷つけます。

またインプラント専用の超音波スケーラーによるメインテナンスを歯科医院で受ければ、インプラントを傷つけることなく歯垢などの汚れを落とすことができます。

Q.インプラント埋入に入院は必要ですか?
また、何回くらい通院する必要がありますか?

A.入院の必要はありません。通院回数は治療内容によってさまざまです。

初回時は希望をお聞きすることと、治療相談が中心になります。2回目はレントゲン撮影や治療計画の作成になります。

インプラント埋入は、隣接する歯に問題がある場合、先にそれらの治療をする必要があります。

一次オペでインプラントを埋入し、翌日に傷の治癒状況を確認します。約10~14日後に抜糸をおこない、インプラントと骨の結合を待つことになります。

Q.インプラント埋入の際、
全身麻酔は必要ですか?

A.局所麻酔で行うのが一般的で、とくに必要ありません。

手術中は振動を感じる程度で痛みを感じることはないため、多くの患者様が虫歯の治療(局所麻酔)と同じような感覚だったと言われます。

全身麻酔によるインプラント治療をご希望される患者様は、担当の歯科医師にご相談下さい。

Q.インプラントの
感染の心配はありませんか?

A.微生物(細菌など)による感染は、早期に発見すれば治療することができます。

歯科医院の説明に従ったご家庭でのお口のケアと定期健診をきちんとおこなっていれば、感染といった問題は未然に防げます。

お口のケアと言っても特別難しいことをするのではなく、インプラントと歯茎の境目をきちんと磨くようにして下さい。歯間ブラシやデンタルフロスが有効です。

Q.インプラントが
壊れることはありませんか?

A.歯には繰り返し強い力がかかります。そのため、インプラント本体に固定されている人工歯の部分がはずれたり、ゆるんだりすることがまれにありますが、歯科医院で早めに対処すれば問題ありません。

なお、インプラント本体は強度的に問題のない設計になっているので、通常は折れることはありません。しかし、人間の噛む力は時として想像を超えることがあります。

また、食事や会話をする時よりも睡眠中の歯ぎしり(ブラキシズム)の時に、特に大きな力がかかります。このような力が長期的に継続して加わり続けると、極めて稀にですがインプラントが折れることがあるかもしれません。(就寝時のマウスピース装着で、歯ぎしりからインプラントを守ることができます。)

Q.インプラントが
抜けてしまったら?

A.もし、インプラントが抜けたり撤去することになった場合、その部分の骨のダメージが少なければ、再び骨ができるのを待って、再度インプラント治療をおこなうことも可能です。

この場合は、このようなことになった原因を調べて、再発防止のための対策をたてておくことが大切です。