虫歯は痛みが出るだけでなく、重度にまで進行すると神経を壊死させたり、全身疾患につながったりするおそれもあります。
そのため、症状が軽いうちに治療し、決して放置してはいけません。
では、虫歯を放置しやすい性格には、どのような性格が当てはまるのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。
虫歯を放置しやすい性格5選
以下の性格に思い当たる節がある方は、虫歯を放置しやすい傾向にあるため、注意しなければいけません。
・先延ばし癖がある
・歯科恐怖症、不安が強い
・多忙を美徳とする
・変化を嫌う、保守的
・完璧主義でプライドが高い
各項目について詳しく説明します。
先延ばし癖がある
こちらは「まだ我慢できる」「明日行けばいい」と、目先の不快感や面倒臭さを回避することを優先してしまうタイプです。
この性格の方は、物事を楽観的に捉える傾向があり、「少し痛むけれど、寝れば治るだろう」と根拠のない自己判断をしてしまいがちです。
虫歯は自然治癒しない病気ですが、一時的に痛みが引くと「治った」と誤解し、再び放置のサイクルに入ります。
しかし、先延ばしにする方は、仕事なども期限ギリギリまで手をつけない傾向があり、歯科クリニックという定期的なタスクを継続することにストレスを感じやすいのが特徴です。
最終的に耐え難い激痛に襲われてからようやく受診するため、抜歯や神経の処置が必要な重症ケースになりやすい傾向があります。
歯科恐怖症、不安が強い
こちらは過去のトラウマや、治療時の音・痛み・振動に対して極度の恐怖心を抱いているタイプです。
性格的には非常に感受性が豊かで、痛みに対して敏感、あるいは未知の体験に対して強い不安を感じる傾向があります。
このようなタイプにとって、歯科クリニックへ行くことは単なる通院ではなく、身の危険を感じるほどの心理的ハードルとなります。
虫歯の存在は自覚していても、「治療でもっと痛い思いをするのではないか」「怒られるのではないか」という不安が、放置による悪化のリスクを上回ってしまいます。
恐怖心から現実逃避を選び、取り返しがつかない状態になるまで自分の口の中から意識を逸らそうとするのが、この性格特有の防衛本能です。
多忙を美徳とする
こちらは仕事や家事、育児を最優先し、自分の健康を後回しにすることを責任感と履き違えてしまうタイプです。
非常に真面目で献身的な性格ですが、自己犠牲の精神が強く、自分の身体の異変を無視してまで役割を全うしようとします。
「仕事に穴を開けられない」「休むのは自分勝手だ」という思考が強く、平日の通院時間を確保することを罪悪感として捉えがちです。
生活の大部分を犠牲にして仕事に没頭するこのような状態は、ワーカホリックと呼ばれます。
また、このタイプの方は交感神経が優位な緊張状態で過ごしていることが多く、軽度の痛みであればアドレナリンによって麻痺させてしまうこともあります。
気づいた時には症状が進行していて、結果的に長期の休職や多額の治療費が必要になるなど、もっとも優先したかった効率を大きく損なう結果を招くことが多いです。
変化を嫌う、保守的
こちらは日常生活のルーティンを崩すことを嫌い、新しい習慣を取り入れることに抵抗を感じるタイプです。
性格的には穏やかで変化を望まない安定志向ですが、口内の健康状態に対しても“いつも通り”であることを優先し、徐々に悪化していく変化に無頓着になりがちです。
そのため、たとえ歯に穴が空いたり色が変色したりしても、「生活に支障がないならそのままでいい」と現状を維持しようとします。
また新しい歯ブラシを試したり、フロスを使ったりといった予防習慣のアップデートも面倒な変化として拒絶します。
この保守的な姿勢が災いし、明らかな異変があっても「まだ食べられるから大丈夫」と、自分自身を納得させて放置を続けてしまいやすいです。
完璧主義でプライドが高い
こちらは「自分は健康であるべきだ」「虫歯がある自分は不摂生だ」という完璧主義的な思考が、逆に通院を妨げるタイプです。
プライドが高く、自分の弱点や失敗を他人にさらけ出すことを極端に嫌う傾向があります。
放置期間が長くなればなるほど、「今さら歯医者に行ったら呆れられる」「ボロボロの口の中を見せるのが恥ずかしい」という自意識が働き、受診のタイミングを完全に失います。
また歯科医師に指導されることを叱責や否定と捉えてしまい、プライドを傷つけられるのを防ぐために、あえて放置を貫くという矛盾した行動をとります。
口内の健康という実利よりも、自尊心を守ることを優先してしまうため、孤独に悩みを深めてしまうケースが多いのが特徴です。
まとめ
虫歯の放置は、冒頭でも触れた通り絶対にやってはいけないことです。
特に歯に穴が開いている場合、放置していても自然に虫歯が治ることはありません。
もし今回解説した性格に当てはまるようであれば、現時点では虫歯がなくても危険だと言えます。
そのため、定期的に歯科検診に通い、自身の性格や歯科恐怖症について相談することが望ましいです。