【川崎の歯医者で虫歯治療】歯科クリニックに嫌われる患者さんの行動について

歯科クリニックに通う患者さんは、ただ単に治療を受けるだけでなく、できる限り歯科クリニックとの関係を良好に保つことが望ましいです。
しかし身勝手な行動をすることにより、関係が悪化してしまう可能性があります。
今回は、歯科クリニックに嫌われる患者さんの行動について解説します。

歯科クリニックに嫌われる患者さんの行動5選

以下のような行動は、歯科クリニックとの関係悪化を招く可能性があるため、控えるようにしましょう。

・無断キャンセルや遅刻が多い
・途中で通院しなくなる
・歯科医師の指示を聞かない
・痛いところだけ治療を希望する
・処方された薬を飲まない

各項目について詳しく説明します。

無断キャンセルや遅刻が多い

歯科クリニックでの治療は基本的に予約制ですが、予約の無断キャンセルや遅刻が多い患者さんは、歯科クリニックに嫌われやすいです。

歯科クリニックでは、予約された患者さんのためにしっかり時間を確保しています。
また治療内容に応じて、必要な道具も前もって準備しています。
そうしなければ、1日に何人もの患者さんを診ることができないからです。

しかし何度も無断キャンセルを行うと、そのような歯科クリニック側の準備が無駄になってしまいます。
もちろん、遅刻が多ければその分治療の開始時間がずれ込み、その後に予約している別の患者さんにも迷惑がかかってしまいます。

途中で通院しなくなる

途中で通院しなくなる患者さんも、歯科クリニックから良いイメージを持たれません。

虫歯治療は、1~10まで完了して初めて意味のある治療になります。
例えば5の段階でやめてしまった場合、1~4の処置についてはすべて意味がなくなります。
つまり、一切治療を受けていないのと同じということです。

また虫歯治療を途中で中断することにより、かえって虫歯のリスクが高まる可能性もあります。

虫歯を削った部分に詰め物や被せ物を装着する場合、それが完成するまでの間は仮の補綴物を装着します。
しかしこちらはあくまで仮であるため、本来の詰め物や被せ物ほど精度が高くありません。

そのため、放置していると隙間から細菌や食べカスが入り込んだり、外れて穴が開いた部分に食べカスが詰まりやすくなったりします。

歯科医師の指示を聞かない

歯科医師の指示を聞かない患者さんも、歯科クリニックから嫌われる可能性が高いです。

例えば虫歯治療で仮の詰め物を入れた直後は、粘着性の高いものを食べないように指示されることがあります。
こちらは当然、詰め物が外れるリスクが高まるからです。

しかしこのような指示を聞かず、粘着性のあるものを食べてしまった場合、同じ治療をもう一度やり直さなければいけない可能性があります。

歯科医師は仕事で治療を行っているため、当然患者さんが指示を聞かなかったことが原因でも、しっかり適切な処置をしてくれます。
だからといって、患者さん側がまったく協力しないという場合、歯科医師の心象は決して良くありません。

痛いところだけ治療を希望する

患者さんの中には、歯科クリニックを訪れたとき、痛みがある歯だけの治療を希望する方もいます。
しかしこのような行動は、歯科クリニックに嫌われる原因になります。

痛みのある歯が1本だからといって、全体に虫歯や歯周病がないとは限りません。
そのため、必ず口の中全体を検査することになります。

それにもかかわらず、治療期間や費用をなるべく減らしたいがために、痛みのある部分だけの治療を希望するのは良くありません。

処方された薬を飲まない

虫歯治療で意外と多いのは、患者さんが歯科クリニックで処方された薬を飲まないというケースです。

例えば根管治療の後には、患部の痛みや腫れ、感染などを抑えるための薬が処方されることがあります。
しかし、患者さんの中には自己判断で薬を飲むのをやめてしまい、症状が再発する方もいます。

歯科クリニックで処方される薬は毒薬ではありません。
必要があるから処方されているものであり、服用していなければ症状が改善しないのは当然です。

またこのような行動を繰り返していると、歯科クリニックの印象はとても悪くなります。

歯科クリニックに嫌われることのデメリット

患者さんが歯科クリニックから悪い印象を持たれてしまうと、通院が継続しづらくなります。
特に無断での予約キャンセルなど、歯科クリニックに迷惑をかけてしまった自覚がある行動については、次回通院するときの気まずさにつながります。

またこのような通いづらさがさらなる無断キャンセルを生み、最終的には通うのをやめてしまうことにもつながりかねません。

まとめ

歯科クリニックは、たとえどれだけ虫歯を放置していた患者さんであっても、真摯に対応します。
しかし迷惑がかかる行動や、治療の進行を妨げる行動などを取る患者さんに対しては、適切な治療を提供することができません。
そのため、これから歯科クリニックに通うおうとしている患者さんは、どのような行動を心掛ければ良いのか、前もって理解しておくことが大切です。

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