【川崎の歯医者・予防歯科】お昼休みにできる虫歯予防対策について

虫歯予防として代表的なものには、やはり自宅で行う丁寧なブラッシングが挙げられます。
しかし、仕事をしている方は会社や外にいることが多く、時間をかけてブラッシングをするのが難しいです。
今回は、丁寧なブラッシングができないお昼休みにでも実践できる虫歯予防対策について解説します。

お昼休みにできる虫歯予防対策8選

以下の虫歯予防対策を取ることにより、なかなかブラッシングができない状況でも良好な口内環境を維持しやすくなります。

・口をゆすぐ
・水やお茶を飲む
・シュガーレスガムを噛む
・携帯用マウスウォッシュを使用する
・歯磨きシートを使用する
・デンタルフロス、歯間ブラシを使用する
・マッサージを行う
・食べる順番に注意する

各項目について詳しく説明します。

口をゆすぐ

お昼休みにでもできるもっとも簡単な虫歯予防対策としては、やはり口をゆすぐことが挙げられます。

仕事場などでは、いつでも鏡や洗面台を使用できるとは限りません。
そのため、食後すぐに水で口をブクブクとゆすぎ、食べカスやプラークを洗い流すことで、ブラッシングの代わりとします。

水やお茶を飲む

水やお茶を適宜飲むことも、お昼休みにできる虫歯予防対策の一つです。

食後もしくは食事中に水、お茶を飲むことにより、口内の乾燥を防ぐことができます。
また水で口をゆすぐのと同じように、口内の汚れを除去することにもつながります。

ちなみに緑茶などの場合、カテキンが虫歯菌の増殖を抑えたり、酸の産生を抑制してくれたりする効果もあります。

シュガーレスガムを噛む

お昼休みだけでなく、仕事中継続してできる虫歯予防対策としては、シュガーレスガムを噛むことも挙げられます。

特にキシリトール入りのシュガーレスガムを噛むことで、唾液の分泌が促進され、口内の自然な洗浄作用が働きます。
またキシリトールには、虫歯の原因菌の働きを抑える効果もあります。

このとき重要なのは、必ずシュガーレスのガムを選ぶということです。
砂糖が含まれているガムの場合、糖分の働きによって虫歯予防効果は減少します。

携帯用マウスウォッシュを使用する

仕事場などで歯ブラシや歯磨き粉を本格的に使用するのは難しいですが、携帯用マウスウォッシュであれば簡単に使用できます。

マウスウォッシュには殺菌効果があり、ブラッシングができないときの補助的なケアとして有効です。
特におすすめなのは、持ち運びがしやすい小さな携帯用ボトルタイプです。

歯磨きシートを使用する

マウスウォッシュと同じく、ブラッシングの補助的なケアとして有効なのが歯磨きシートです。

歯磨きシートはオーラルシートとも呼ばれるもので、指に巻いて歯の表面や歯茎を拭くシート状のアイテムです。
水が使用できない場所であっても、手軽に口内をキレイにできます。

デンタルフロス、歯間ブラシを使用する

前述したマウスウォッシュや歯磨きシートと同じく、デンタルフロスや歯間ブラシも昼休みの虫歯予防対策としては最適です。

デンタルフロスや歯間ブラシは、歯ブラシだけでは落としにくい歯間の汚れを除去できるものです。
そのため、他の方法で歯の表面の汚れさえ落とすことができれば、かなり効果的な虫歯予防対策になります。

マッサージを行う

お昼休みなど、時間が空いたときにできる虫歯予防対策としては、唾液腺や歯茎のマッサージも挙げられます。

唾液腺のマッサージは、耳下腺・顎下腺・舌下腺という3つの唾液腺のマッサージを指しています。
耳下腺は、耳の前から頬にかけての部分を、指全体で円を描くように優しくマッサージします。

顎下腺は、下顎の骨の内側のやわらか部分を、耳の下から顎の先に向かって数ヶ所、指で押すようにマッサージします。

また舌下腺は顎の真下のくぼみのある部分を、両手の親指で下から上を押し上げるようにほぐします。

ちなみに歯茎のマッサージについては、清潔な指で歯茎の上から歯と歯茎の境目あたりを優しく押したり、円を描くようにマッサージしたりします。

食べる順番に注意する

お昼休みを利用して食事を摂る場合には、食べる順番に注意することで虫歯予防対策になります。

具体的には、野菜など歯にくっつきにくいものから食べ始め、最後に甘いものなど歯につきやすいものを食べます。
こうすることで、口内への影響を少なくすることができます。

また食物繊維が豊富な野菜を食事の間に適宜挟むことでも、虫歯予防対策になります。
こちらは、食物繊維が歯の表面を直接清掃してくれることにより、食べカスやプラークが取り除かれるからです。
特にニンジンやゴボウなどの根菜はこちらの作用が強いです。

まとめ

お昼休みに一切口内のケアを行わない場合、朝ブラッシングをしてから夜ブラッシングをするまで、口内がそのままになってしまう可能性が高いです。
この間にもプラークは増加しますし、虫歯菌の生み出す酸が歯を溶かしていくため、ある程度はお昼にもケアしておくことが望ましいです。
またブラッシングができなくても、前述したような工夫をすることで虫歯のリスクは軽減されます。

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