【鶴見・川崎の歯医者】就寝前のブラッシングに関するあれこれ

ブラッシングを丁寧に行う方の中には、特に就寝前のブラッシングに力を入れているという方も多いかと思います。
しかし就寝前のブラッシングについて、細かく把握している方は、実際それほど多くはありません。
今回は、就寝前のブラッシングに関するよくある質問にお答えします。

なぜ寝る前のブラッシングが重要なのか?

就寝中は唾液の分泌が減り、口の中が乾燥しやすくなります。
これにより細菌が増殖しやすくなるため、寝る前にしっかりと汚れを落とすことが虫歯や歯周病予防に不可欠です。

ブラッシングは1回何分くらいすれば良い?

就寝前のブラッシングでは、時間よりも正しく磨くことが大切です。
一般的には3分程度が目安ですが、細かい部分まで丁寧に磨くには5〜10分程度かけるのが理想的です。

寝る直前に磨くのは良くない?

ブラッシングによるによる刺激でメラトニンの分泌が減り、眠りにくくなると言われています。
そのため快眠のためには、眠くないうちにブラッシングを済ませるのがおすすめです。

就寝前のブラッシングをサボるとどうなる?

就寝前のブラッシングをサボると虫歯菌や歯周病菌が増殖し、虫歯、歯周病、口臭のリスクが高まります。
たった2日サボるだけでも、歯茎が炎症を起こすことがあります。

ブラッシングをするのは就寝前だけで十分?

ブラッシングは就寝前だけでも重要ですが、日中の食後の汚れを放置することになるため、朝や昼も可能であればケアすることが望ましいです。

食後すぐにブラッシングをしても良い?

食後すぐは口の中が酸性に傾き、歯のエナメル質が一時的に軟らかくなります。
この状態で強く磨くと歯を傷つける可能性があるため、食後30分~1時間程度経ってからブラッシングをするのが理想です。

就寝前のブラッシングに使用する歯ブラシは?

就寝前のブラッシングに使用する歯ブラシは、自分に合ったサイズで、毛先が柔らかすぎず硬すぎないものを選びましょう。
交換目安は約1ヶ月です。

電動歯ブラシは使用しても良い?

電動歯ブラシは、正しく使えば就寝前のケアとしてはとても効果的です。
使用時は力を入れすぎないように注意し、歯科クリニックで指導を受けるのも良い選択肢です。

就寝前のブラッシングに使用する歯磨き粉は?

就寝前のブラッシングでは、虫歯予防に効果的なフッ素入りの歯磨き粉の使用がおすすめです。
夜は唾液が減るためフッ素が口の中に長く留まり、効果を発揮しやすいです。

歯間ブラシやデンタルフロスは必要?

歯ブラシだけでは、歯間の汚れは落とせません。
虫歯・歯周病予防のために、寝る前のケアには必ず歯間ブラシやデンタルフロスを取り入れましょう。

マウスウォッシュは使用すべき?

就寝前のブラッシング時においてマウスウォッシュは、補助的な役割として有効です。
ブラッシングの代わりにはなりませんが、フッ素入りのものや殺菌効果のあるものを併用すると効果的です。

就寝前のブラッシングの方法は?

就寝前のブラッシングでは、歯と歯茎の境目、歯間、奥歯の裏側などを意識し、優しく小刻みに動かすバス法などが推奨されています。
こちらの方法については、歯科クリニックでブラッシング指導を受けるのが一番確実です。

ブラッシング後のうがいは何回?

就寝前のブラッシングにおけるうがいは、1回にしておきましょう。

フッ素入りの歯磨き粉を使った場合、少量の水で1回程度に留めるとフッ素が口の中に残りやすくなります。

歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉を付けた方が良い?

歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉を付けた方が良いというのは間違いです。

歯磨き粉の成分が薄まるため、乾いた歯ブラシに歯磨き粉をつけ、口の中で全体に広げてから磨き始めるのがおすすめです。

舌苔も就寝前には除去すべき?

舌の汚れである舌苔は口臭の原因になるため、就寝前に専用の舌ブラシで優しく除去しましょう。
ただし、やりすぎると味覚障害の原因になるため、1日1回程度に留めてください。

就寝前のブラッシングで歯石は取れる?

歯石は非常に硬く、どれだけ丁寧に就寝前のブラッシングを行っても除去できません。
除去するには、歯科クリニックでの専門的なクリーニングが必要です。

眠すぎて就寝前のブラッシングができない場合は?

あまりにも眠かったり、体調が悪かったりするときは、最低限フッ素入りのマウスウォッシュでうがいをするだけでも、何もしないよりは効果があります。

就寝前のブラッシングがストレスにならないようにするには?

音楽を聴きながら、お風呂に入りながらなど、リラックスできる環境でブラッシングを行うと習慣化しやすいです。

まとめ

就寝前のブラッシングは、1日の中でも特に重要です。
就寝前さえ丁寧にブラッシングをしていれば、他の時間帯はそれほど徹底的にケアしなくても良いほどです。
ただし、闇雲に磨くだけでなく、効率的かつ合理的な虫歯・歯周病予防を心掛けるのが大切です。
そのためには使用するアイテムやブラッシングのタイミング、時間や方法などを熟知しておかなければいけません。

関連記事

【当日予約受付中】お電話にてご連絡ください!