【川崎の歯医者・予防歯科】ブラッシングの際にえずくのを防ぐ方法
毎回丁寧にブラッシングをしたいにもかかわらず、その度にえずいてしまい、なかなかスムーズに進まないという方もいるかと思います。 こちらは決して身体に問題があるわけではなく、ごく自然なことです。 今回は、ブラッシングの際にえずくのを防ぐ方法について解説します。 ブラッシングでえずく現象の正体 ブラッシングの際、えずいてしまう現象は嘔吐反射と呼ばれるものです。 こちらは、喉の奥に異物が触れたときに起こる生理的な現象であり、当然ブラッシング以外でも起こり得ます。 喉の奥に異物が触れると、身体がそれを排除しようとして吐き気を起こし、えずいてしまうという仕組みです。 またここでいう異物とは、ブラッシングでいうところの歯ブラシや歯磨き粉の他、歯磨き粉を含む唾液も含まれます。 年齢や性別を問わず、誰にでも起こり得る生理現象であるため、嘔吐反射があること自体は特に問題視する必要はありません。 しかし、あまりに何度もえずいてしまうとブラッシングに苦手意識が生まれるため、できる限り対策は取るべきだと言えます。 ブラッシングの際にえずく場合の対策4選 どうしてもブラッシングのときにえずいてしまい、隅々まで磨けないという方は、以下の対策を試してみましょう。 ・えずきにくい歯ブラシを使用する ・刺激が少ない歯磨き粉を選ぶ ・ブラッシングの仕方を工夫する ・ブラッシング前の準備をする 各項目について詳しく説明します。 えずきにくい歯ブラシを使用する 嘔吐反射がひどい方は、まずブラッシングの際に使用する歯ブラシを変えるべきです。 歯ブラシは、ブラッシングで使用するアイテムの中でももっとも異物感が強いものだと言えます。 特にヘッド部分が大きい歯ブラシは、喉や舌先に当たりやすくなるため、えずく可能性が高いです。 そのため、なるべくヘッドがコンパクトな歯ブラシを使用することで、これまでよりもスムーズにブラッシングができるようになります。 また奥歯など喉に近い部分を磨くときは、どうしても嘔吐反射が起こりやすくなります。 このような部分については、ワンタフトブラシのように細かい部分を磨くのに特化した歯ブラシの使用がおすすめです。 刺激が少ない歯磨き粉を選ぶ ブラッシングの際にえずくのを防ぐには、刺激が少ない歯磨き粉を選ぶことも大切です。 歯磨き粉にはさまざまな種類がありますが、配合されている成分は商品によって異なります。 嘔吐反射が出にくいのは、発泡剤や香料が使用されていないものです。 発泡剤は、歯磨き粉を口内で泡立てるための成分です。 泡立つことで洗浄力が向上したり、磨き終わった後に爽快感を得られたりするメリットがあります。 しかし口内が泡だらけになってしまうと、その刺激によってえずいてしまう可能性が高くなります。 嘔吐反射の概要でも触れたように、口内が異物と認識するものには、歯ブラシや歯磨き粉だけでなく歯磨き粉と唾液が混ざったものも含まれます。 発泡剤が少ないもしくは不使用の歯磨き粉であれば、嗚咽をある程度抑制できます。 また香料についても、味によってはえずく原因になってしまいます。 ただし一切香料が含まれていない場合も、それはそれで気持ち悪さを感じることがあるため、どちらが自身に向いているのかを見極めながら歯磨き粉を使用しましょう。 ブラッシングの仕方を工夫する ブラッシング中の嘔吐反射がひどい場合は、ブラッシングの仕方も工夫することが望ましいです。 具体的には、顎を引いて下を向くようにブラッシングをすることで、喉の奥への刺激を和らげることができます。 逆に顎が上がっていて少し上を向くような姿勢になると、喉の奥に歯磨き粉などが触れやすく、嘔吐反射のリスクも高まります。 また歯ブラシはなるべく舌に触れないように注意しましょう。 舌には味を感知する味蕾という器官があり、歯ブラシが触れることで歯磨き粉の味を感じやすくなり、えずくことが考えられます。 ちなみに、歯ブラシを動かすときはなるべく小刻みに動かすのもポイントです。 大きく動かしてしまうと、勢いがついた状態で喉の奥に歯ブラシが触れ、嘔吐反射が起こりやすくなります。 ブラッシング前の準備をする ブラッシングの前には、頬の内側や歯茎を指でマッサージすることをおすすめします。 こうすることで、口内にものを入れることへの不安感が軽減され、嘔吐反射も防ぎやすくなります。 またブラッシングのタイミングについては、なるべく食後すぐに行わず、数十分程度時間を空けるのが無難です。 食後満腹の状態ですぐにブラッシングをすると、食事の味と歯磨き粉の味が混ざってしまい、気持ち悪くなる可能性があります。 まとめ 何度もブラッシングの際にえずいてしまうと、なかなかそれ以上ブラッシングを継続するのは困難になります。 またえずくという行為は少なからず身体に負担がかかるため、できる限り回数を減らさなければいけません。 もし嘔吐反射がひどいのであれば、そのままの環境でブラッシングを継続せず、使用するアイテムや方法を変えてみるのも一つの手です。
2025.06.11