【鶴見・川崎の歯医者】虫歯治療時の音が苦手な方の対策について
虫歯治療を受けたくてもなかなか受けられない方の中には、治療時に発生する独特の音が苦手という方もいるでしょう。 その音を聞くことにより、昔の治療のトラウマがよみがえるというケースも珍しくありません。 今回は、虫歯治療時の音が苦手な方における主な対策について解説します。 虫歯治療時に発生する音の正体 虫歯治療時に聞こえる音は、大きく2種類に分けられます。 1つは、キーンもしくはチュイーンといった音です。 こちらはエアタービンと呼ばれる歯を削る機械が稼働する音です。 虫歯がある程度進行している場合、歯を削らなければ完治させることはできません。 このときは、必ずエアタービンを使います。 エアタービンの先端には、ダイアモンド粒子がついた金属の棒が取り付けられていて、こちらが高速回転することで歯のエナメル質が削られます。 そのため、稼働音を完全にゼロにするのは難しいです。 またもう1つは、ピピピという電子音です。 この音は、根管治療の際に用いられる根管長測定器(EMR)が、歯の根の長さを測っているときになるアラート音です。 ピピピという音についても、明らかに口内で何か治療が行われていることがわかるため、苦手意識を持つ方は多いです。 虫歯治療時に発生する音の対策5選 虫歯治療時に発生する上記のような音が苦手な方は、以下の対策を取ることをおすすめします。 ・耳栓をする ・イヤホンを装着する ・音楽をかける ・歯科医師とのコミュニケーションを徹底する ・虫歯を予防する 各項目について詳しく説明します。 耳栓をする 虫歯治療時の音が気になって仕方がないという方は、歯科医師の許可を得て耳栓を装着しましょう。 耳栓は低い音の場合装着しても聞こえる可能性がありますが、虫歯治療時のキーン、ピピピといった高い音は聞こえにくくなる可能性が高いです。 またより良い耳栓を選ぶには、NRR値が高いものを選びましょう。 NRR値は、騒音をどれだけ軽減できるかを示す指標であり、数値が高ければ高いほど遮音効果が期待できます。 素材に関しては、柔軟性が高く耳の形状に合わせやすいウレタンもしくはポリウレタン製のものがおすすめです。 イヤホンを装着する 虫歯治療時の音が苦手な方は、イヤホンを装着することも検討しましょう。 イヤホンも耳栓と同じで、高い音であれば聞こえにくくなる可能性が高いです。 またイヤホンを使用するのであれば、ノイズキャンセリング機能がついたものを選びましょう。 ノイズキャンセリングは、周囲の騒音を軽減し、音楽への没入感を向上させるための機能です。 このようなイヤホンで音楽を聴いていれば、音が気になることなくスムーズに虫歯治療が進むでしょう。 音楽をかける こちらも歯科医師の許可を得なければいけませんが、診療室内で音楽をかけるという方法も有効です。 好きな音楽を聴くことでリラックスでき、虫歯治療時に生じる音に気が行きにくくなる可能性があります。 ただし、イヤホンではなくスピーカーで音楽をかける場合、他に患者さんがいれば実現させるのは難しくなります。 また個室やパーティションで区切られている半個室であっても、音は漏れるため基本的にはイヤホンを使用するべきです。 歯科医師とのコミュニケーションを徹底する 事前に歯科医師とのコミュニケーションを徹底していれば、虫歯治療時の音が気にならなくなる可能性があります。 治療時の音に恐怖心や不安を抱える理由の一つに、「何の音かわからない」ということが挙げられます。 前もって歯科医師とコミュニケーションを取れば、キーンもしくはピピピという音の正体が何なのかを把握でき、恐怖心や不安は軽減されます。 また、事前に虫歯治療時の音が苦手だと伝えることで、歯科医師もそれを考慮した治療を行ってくれる可能性があります。 もちろん、考慮したからといって完全に音を消せるわけではありませんが、治療方法を工夫するなど患者さんの負担を減らす取り組みを実践してくれることが考えられます。 虫歯を予防する 虫歯治療時の音が苦手な方は、そもそも虫歯を発症しないよう、普段からケアを徹底しておくことが望ましいです。 前述の通り、虫歯治療時の音を完全になくすのは難しいです。 つまり、治療を受けなければいけなくなった時点で、ある程度音を我慢しなければいけないということです。 そのため、ブラッシングなどのセルフケアはもちろん、歯科クリニックでのプロフェッショナルケアも定期的に受けることをおすすめします。 ちなみに虫歯が重度にまで進行しなければ、根管治療時のピピピというアラート音を聞くことはありません。 まとめ 虫歯治療が苦手な方であっても、最終的には必ず歯科クリニックで治療を受けなければいけません。 そのため、音が苦手な方は治療を回避するのではなく、音が気にならないための工夫をしながら治療を受けることを考える必要があります。 また歯科医師は、多くの患者さんが治療時の音に対し苦手意識を持っていることを承知しています。 このことから、ある程度患者さんの負担を減らすための取り組みを行ってくれることが予想されます。
2025.05.02