【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯の痛みに痛み止めで対処し続けるデメリット
虫歯の痛みがひどいにもかかわらず、すぐに歯科クリニックに通えないというケースがあります。 このようなケースでは、市販の痛み止めで一時的に症状を改善できます。 しかし気軽に使用できるからといって、痛み止めばかり服用するのはNGです。 今回は、虫歯の痛みに痛み止めで対処し続けるデメリットを解説します。 虫歯の痛みに痛み止めで対処し続けることのデメリット5選 痛み止めは、ドラッグストアや一部のコンビニなどで購入できます。 しかし、虫歯の痛みに対し痛み止めで対処し続けると、以下のようなデメリットが生じます。 ・根本的に虫歯を治療できない ・胃腸の調子が悪くなる ・アレルギーを引き起こす ・眠くなる ・他の薬を服用できなくなる 各デメリットについて詳しく説明します。 根本的に虫歯を治療できない 虫歯の痛みに対し痛み止めで対処し続ける一番のデメリットは、なんといっても根本的に虫歯を治療できないことです。 虫歯の痛みが引いたからといって、虫歯が治ったわけではありません。 このように、痛みなどの症状のみをやわらげる治療法は対症療法と呼ばれます。 虫歯は虫歯菌が歯を侵食したことで発症するため、病変部を削って除去しなければ、症状は残り続けます。 つまり痛み止めで痛みが引いたとしても、時間が経つと再び痛みにおそわれるということです。 もちろん、痛み止めは痛みを感じにくくするものであるため、進行している虫歯の症状に気付かないことにもつながります。 ちなみに、虫歯が進行を続けると最終的には痛みがなくなりますが、こちらは単純に神経が死滅しただけです。 胃腸の調子が悪くなる 虫歯の痛みに痛み止めで対処し続けると、胃腸の調子が悪くなる可能性があります。 痛み止めは、胃の粘膜を保護するプロスタグランジンという成分の生成を抑制します。 そのため、胃酸による刺激を受けやすくなります。 また痛み止めの服用により、胃の血管が収縮し、血流を悪くすることもあります。 さらにこれらの作用により、胃痛や胃もたれ、吐き気や食欲不振、胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった疾患を引き起こすことも考えられます。 ちなみに歯科クリニックで処方されるカロナールなどに含まれるアセトアミノフェンは、比較的胃腸への負担が少ないとされています。 そのため、歯科クリニックで処方された痛み止めであれば、上記のような問題は起こりにくくなることが考えられます。 ただし、必ずしも歯科クリニックでカロナールが処方されるとは限りません。 アレルギーを引き起こす アレルギーを引き起こすリスクがあることも、虫歯の痛みに痛み止めで対処し続けるデメリットです。 痛み止めのアレルギーは、主に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で起こりやすいです。 具体的には蕁麻疹や喘息発作、アナフィラキシーなどの症状を引き起こす可能性があります。 蕁麻疹は皮膚のかゆみや発疹、喘息発作は咳や喘鳴、呼吸困難などの症状が見られます。 またアナフィラキシーは、呼吸困難や意識の混濁など、非常に危険な状態になることも考えられます。 ちなみにその他のアレルギー症状には、声のかすれや喉のかゆみ、動悸や腹痛なども挙げられます。 副作用が出やすい方は、痛み止めで虫歯の痛みを鎮めている間、ずっとこのようなリスクにさらされることになります。 眠くなる 痛み止めで虫歯の痛みに対処し続けると、日中常に眠くなる可能性もあります。 解熱鎮痛剤の中には、眠気を引き起こすブロモバレリル尿素やアリルイソプロピルアセチル尿素などが含まれている場合があります。 ちなみに、ドラッグストアでも購入できる痛み止めとして代表的なものにロキソニンSが挙げられますが、こちらには眠くなる成分が含まれていません。 しかし、個人差によって眠気を感じることもあります。 また常に眠気を感じる場合、仕事や学業など日常生活に支障をきたします。 基本的に、車の運転や機械の操作などはできません。 他の薬を服用できなくなる 虫歯の痛みを鎮めるために痛み止めを服用し続けると、他の薬を服用できなくなる可能性があります。 例えばロキソニンSなどの非ステロイド性抗炎症薬は、他の解熱鎮痛剤と併用すると、副作用のリスクが高まることが考えられます。 また痛み止めと風邪薬については、成分が重複する可能性があるため、併用は推奨されていません。 さらに持病により、ワルファリンなどの抗血栓薬を服用している場合、痛み止めとの併用で出血のリスクが高まるため、注意が必要です。 高血圧の薬を服用している場合も、ロキソニンSとの併用で降圧作用が弱まったり、腎臓の機能が低下したりする可能性があります。 まとめ 歯科クリニックが診療時間外の場合などは、通院までの間応急処置として、市販の痛み止めを使用しても構いません。 しかし、痛み止めは虫歯を治療するものではなく、あくまで痛みをやわらげるものです。 長期間服用すると、虫歯はどんどん悪化しますし、その他の副作用のリスクも高くなります。 そのため、虫歯はあくまで歯科クリニックで治療を受け、根本から治さなければいけないものと考えておきましょう。
2025.06.15