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【川崎の歯医者で歯周病治療】歯がグラグラになる原因は?

正常な歯はしっかりと歯茎に固定されていて、指で触ったときや咀嚼時もそれほど動くことはありません。 一方問題を抱える歯はグラグラと揺れやすく、少しの刺激で抜け落ちてしまいそうなほど不安定です。 今回は、歯がグラグラになってしまう主な原因について解説します。 歯がグラグラになる原因5選 歯が常にグラグラしてしまう原因としては、主に以下のことが挙げられます。 ・重度の歯周病 ・歯根破折 ・クラウンや土台の接着剤の劣化 ・歯ぎしり、食いしばり ・外傷 各項目について詳しく説明します。 重度の歯周病 歯がグラグラになる原因としてもっとも多いのが、歯周病が重度にまで進行することです。 歯周病は初期段階の場合、歯茎の腫れが見られる程度で済みますが、進行するにつれて徐々に歯周ポケットが深くなります。 やがて出血が見られるようになり、口臭や膿などの症状も出始めます。 さらに進行すると、歯茎は大きく膨らんで赤紫色になり、歯もグラグラになってしまいます。 ちなみに歯がグラグラになるのは、歯周病による炎症が歯茎の内側にある歯槽骨にまで広がり、歯槽骨が溶けるからです。 歯槽骨は歯を支える土台であることから、大きく溶けると歯がグラグラと動揺するようになります。 歯根破折 歯根破折も、歯がグラグラになる原因の一つです。 歯根破折は、簡単にいうと歯の根っこが割れてしまうというものです。 特に虫歯治療などにより、神経を除去した歯については、歯根破折が起こりやすくなります。 神経が存在しない歯は、健康な歯と違って血液が循環していません。 そのため、栄養が供給されず、必然的に強度が低下します。 またこのような状態の歯で毎日食事をしていると、少しずつダメージが蓄積し、ヒビが入ったり割れたりすることが考えられます。 もちろん歯の根っこが割れると、歯の咀嚼する面などをうまく支えられず、グラグラになってしまいます。 クラウンや土台の接着剤の劣化 過去に装着したクラウンや、その土台に使用される接着剤が劣化することでも、歯はグラグラと動くようになります。 特に歯根より上の部分がよく動く場合、こちらが原因の可能性が高いです。 クラウンやその土台に使用する接着剤は、時間の経過とともに少しずつ劣化していきます。 そのため、接着力が弱まると、クラウンや土台部分がグラグラになることが考えられます。 ちなみに、クラウンを装着してすぐに違和感があったり、上下の歯が噛み合わなかったりといった感覚を覚えることもあります。 このようなケースでは、単純にクラウンが合っていない可能性が高いです。 歯ぎしり、食いしばり 歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、歯がグラグラになるおそれがあります。 歯ぎしりや食いしばりは、歯に想像以上の負荷をかける行動です。 体重の2~3倍の力がかかるとも言われているため、ダメージを受けた歯がグラグラ動くようになる可能性は十分にあります。 また歯ぎしりや食いしばりによって噛み合わせが悪くなると、一部の歯だけに集中的な力が加わります。 このとき力が加わった歯は、グラグラするだけでなく割れやすくなります。 外傷 単純に転倒したり、事故に遭ったりしたときに歯をぶつけた場合も、グラグラになることがあります。 このようなケースでよく見られるのは、前歯の動揺です。 顔から転倒したとき、もっとも早く地面につくのは前歯であるため、どうしても前歯がダメージを受けやすくなります。 また外傷を受けた歯は、パッと見た感じ問題がなかったとしても、よく見るとヒビが入っているというケースがよくあります。 そのため、思い切り口元をぶつけたときには、とりあえず歯科クリニックを受診しなければいけません。 歯がグラグラの状態を放置するとどうなる? グラグラの歯をそのまま放置していると、当然抜け落ちるリスクは高まります。 特に歯周病が重度にまで進行している場合、顎の骨が溶かされ土台である歯茎が安定感を失うため、抜け落ちる可能性は非常に高いです。 また歯がグラグラの状態を放置すると、周囲の歯も次々にグラグラになり、やがてすべての歯を失う可能性もあります。 こちらも歯周病を発症している場合に言えることです。 歯周病は細菌が原因で発症するものであり、放置すると周囲の健康な天然歯にも感染が広がります。 そのため、1本歯を失ってしまう程度では済まなくなります。 もちろん、歯がグラグラのままだと食事も満足にできませんし、全身に悪影響を及ぼすこともあります。 例えば歯がグラグラでうまく咀嚼ができず、食べ物のサイズが大きいまま飲み込んでしまうと、誤嚥性肺炎や消化不良などにつながりやすくなります。 高齢の方などは、誤嚥性肺炎で死亡するリスクも高いです。 まとめ 歯がグラグラになっている方は、一度歯科クリニックを訪れ、その原因を突き止めましょう。 歯周病が原因であれば歯周病治療を受けなければいけませんし、それ以外の場合はクラウンなどを装着しなければいけません。 またクラウンを入れる場合、できるだけ長く使用するためには、セラミックなど品質の高い材料でつくられたものを選ぶべきです。

2024.12.07

【川崎の歯医者・審美歯科】CAD/CAM冠のリスクについて

虫歯治療を受けた歯に装着する詰め物・被せ物は、患者さんが希望に合ったものを選ぶことができます。 また保険診療の被せ物の中には、注目度の高いCAD/CAM冠というものが存在します。 しかし、こちらはリスクが大きいことから、当院としてはあまりおすすめしていません。 今回は、CAD/CAM冠の概要やリスクを中心に解説します。 CAD/CAM冠の概要 CAD/CAM冠(キャドキャムかん)は、コンピューターで歯を設計し、設計データをもとに歯を削って作製する被せ物です。 以前は自由診療の被せ物として提供されていましたが、2020年からは前歯~第一大臼歯までは保険適用(条件あり)になりました。 CAD/CAM冠は、レジンにセラミックの粉末を混ぜてつくったブロックを削り出してつくる被せ物で、白い見た目が特徴です。 そのため、銀歯よりも審美性が高く、金属アレルギーが起こる心配もありません。 また金属不使用であることから、メタルタトゥーのリスクも排除されています。 メタルタトゥーは、金属イオンが口内に溶け出し、歯茎が黒ずんでしまう現象です。 CAD/CAM冠のリスク CAD/CAM冠は、保険診療で白い歯を手に入れられるとして注目を集めていますが、治療に際しては以下のようなリスクがあります。 ・変色のリスク ・歯を多く削るリスク ・破損のリスク ・脱離のリスク ・希望通りの見た目にならないリスク ・虫歯のリスク ・全額自己負担のリスク 各項目について詳しく説明します。 変色のリスク CAD/CAM冠は確かに白さが売りの被せ物ですが、セラミックと比較するとレジンが含まれていることから、お世辞にも天然歯に近い見た目とは言えません。 また経年劣化によって変色が見られるため、審美性は下がってしまいます。 特に着色しやすいものなどを頻繁に食べている方は、CAD/CAM冠の変色リスクが高まるため、注意しなければいけません。 歯を多く削るリスク CAD/CAM冠はそれほど強度が高くないため、セラミックや同じ保険診療の銀歯と比べて、歯を多く削らなければいけません。 また歯を多く削るということは、患者さんの負担が増えるということであり、天然歯の部分の耐久性も下がることになります。 さらに、歯を削る量が多いと、歯髄炎のリスクも高まります。 歯髄炎は、歯を削るとき神経に強い刺激が加わり、炎症を起こすというものです。 歯髄炎を発症すると、冷たいものや温かいものを食べたとき、知覚過敏の症状が出ます。 破損のリスク CAD/CAM冠は耐久性や強度に関して、セラミックや銀歯よりも劣っています。 そのため、使用しているうちに欠けたり割れたりすることがあります。 もちろん装着している期間が長いほど、劣化によって破損のリスクは高くなります。 中でも、歯ぎしりや食いしばりがある方は極めて破損のリスクが高く、装着するのには向いていません。 歯ぎしりや食いしばりは、通常の咬合の数倍の力が加わるため、事前に治療しておく必要があります。 脱離のリスク CAD/CAM冠は材料として接着しづらいため、金属である銀歯よりも脱離のリスクが高いです。 もちろん、一度外れたものは再度つけ直すことができますが、外れやすいということは補綴物としての使い勝手があまり良くないことを意味しています。 希望通りの見た目にならないリスク CAD/CAM冠は、希望通りの見た目にならないリスクもあります。 セラミックの場合、さまざまな色のバリエーションから患者さんの好きなものを選択できます。 そのため、希望通りの色に限りなく近づけます。 一方、CAD/CAM冠の色調やおよそ5色から選ぶ形であり、そもそも選択肢がそれほど多くありません。 また細かい色調のオーダーができないことから、想像していたものと違う仕上がりになることも考えられます。 虫歯のリスク CAD/CAM冠はセラミックに比べて、虫歯を発症するリスクも高いです。 こちらはプラスチックが配合されていることから、表面にプラークが付着しやすいことが理由です。 セラミックは表面が滑らかであるため、プラークが付着しにくく、虫歯を予防しやすいです。 CAD/CAM冠の場合、より丁寧にブラッシングをしなければ、虫歯を発症してすぐに再治療を受けなければいけないことも考えられます。 全額自己負担のリスク ここまで再三CAD/CAM冠は保険診療だという話をしてきましたが、治療後すぐに破損した場合のつくり直しは全額自己負担になります。 こちらは保険診療の被せ物におけるルールです。 保険診療の被せ物が2年以内に割れたり外れたりした場合、保険診療では同じ箇所の治療ができません。 そのため、患者さんは再治療費の10割を支払うことになり、経済的な負担は非常に大きくなります。 ちなみに費用相場は、保険診療の3割負担で1本6,000~10,000円程度です。 つまり自由診療になった場合、安くても20,000円以上の費用はかかるということです。 まとめ 白い歯を求めている方は、CAD/CAM冠よりもセラミッククラウンを選ぶべきだと言えます。 セラミックは自由診療であるため、歯科クリニックによって金額に差がありますが、各院を比較すればお得な価格で治療を受けられる可能性もあります。 またセラミックは色調が豊富であり、患者さんの理想とする白さを実現しやすく、なおかつ治療後のトラブルも比較的起こりにくいです。

2024.12.06

【川崎の歯医者・審美歯科】歯が欠けた状態を放置するデメリットとは?

何らかの原因により、歯の一部が欠けてしまうということは、年齢を問わず起こり得ることです。 また特に痛みなどがないことを理由に、そのまま放置してしまう方もいますが、こちらは必ず歯科クリニックで修復しなければいけません。 今回は、歯が欠けた状態を放置するデメリットについて解説します。 歯が欠ける主な原因 歯が欠ける主な原因としては、歯ぎしり・食いしばりや外傷、虫歯などが挙げられます。 歯ぎしりや食いしばりをしているときは、歯に対して体重の2~3倍もの圧力がかかっていると言われています。 例えば体重が60kgの方であれば、120~180kもの力が歯にかかり続けます。 そのため、長時間歯ぎしりや食いしばりが続くと、ダメージが蓄積して歯が欠けることがあります。 またスポーツや事故、転倒などによって歯を強く打ちつけた場合も、歯などが欠けてしまうことが考えられます。 外傷の場合、特に前歯を損傷するケースが多く見られます。 ちなみに虫歯が歯の内部にまで進行すると、内部が空洞状になり、少しの衝撃でも欠けやすくなります。 歯が欠けた状態を放置するデメリット6選 歯が欠けた状態をそのままにすると、以下のようなデメリットが生まれます。 ・審美性が悪くなる ・咀嚼がしにくい ・強い痛みが出る ・発音に支障が出る ・虫歯になりやすい ・粘膜を傷つけるおそれがある 各デメリットについて詳しく解説します。 審美性が悪くなる 歯が欠けたままの状態にしておくと、当然口元の審美性は悪くなります。 特に外傷などによって前歯が欠けてしまった場合、外から欠けている部分が見えるため、みすぼらしい見た目になってしまいます。 また前歯以外であっても、欠けた歯があると噛み合わせが悪くなり、次第に歯並びも悪化するおそれがあります。 ちなみに、欠けた歯がある状態で矯正治療を行っても、再び噛み合わせの悪化によって歯並びが悪くなる可能性が高いです。 咀嚼がしにくい 欠けた歯が前歯や奥歯などの場合は、咀嚼にも大きな影響を与えます。 前歯はものを噛み切るため、奥歯はすり潰すために使用するものです。 そのため、いずれかが欠けていると、食べられるものが制限されてしまう可能性があります。 また歯が欠けたことにより、噛み合わせが悪化して、これまでのように咀嚼できなくなることも考えられます。 強い痛みが出る 歯が欠けた部分が大きい場合は、放置することで強い痛みにつながることもあります。 歯の一部がわずかに欠けた程度では、歯そのものの痛みはほとんど感じませんが、欠けた拍子に神経が露出してしまった場合、話は別です。 神経が常に剥き出しの状態になると、食事やブラッシングなどにおいて、耐え難いほどの強い痛みが出る可能性が高いです。 発音に支障が出る 発音に支障が出ることも、歯が欠けた状態を放置するデメリットです。 例えばマ行や“ン”などの音は、口を閉じなければ正しく発音できません。 しかし前歯の一部などが欠けていると、そこから空気が漏れてしまい、発音に影響が出る可能性があります。 もちろん、うまく発音できなければ、話し相手から聞き返される機会も多くなります。 あまりにも発音への影響がひどい場合は、人とコミュニケーションを取るのも億劫になることがあります。 虫歯になりやすい 歯が欠けた状態を放置すると、虫歯を発症するリスクも高まります。 こちらは欠けた歯の表面が不規則な形状になることが理由です。 歯が欠けるといっても、真横にキレイに欠けたり割れたりするとは限りません。 斜めに割れてしまった場合などは、歯の表面がいびつな形になります。 このような状態では、食べカスやプラークが溜まりやすく、虫歯を発症しやすくなります。 またいびつな形状の歯は、歯ブラシをしっかり当てるのが難しいです。 そのため、一度歯に付着してしまった汚れを十分に除去できず、虫歯につながりやすくなります。 もちろんプラークが残りやすいということは、虫歯だけでなく歯周病もリスクも高まるということになります。 粘膜を傷つけるおそれがある 欠けた歯を放置している場合、その周囲の粘膜を傷つけてしまうおそれもあります。 例えば、転倒などで欠けた歯が尖っている場合、近くの歯茎に当たることで炎症を起こす可能性があります。 また歯が欠けて尖っている状態のままでいると、再び外傷などで同じ箇所をぶつけたとき、口内が裂傷してしまうリスクも高まります。 もちろん、大量の出血を伴う裂傷を負うことになれば、歯の治療だけでなく歯茎や唇などの治療も必要になってきます。 これらの治療は患者さんの身体の負担が大きくなりますし、コストもかかります。 まとめ 歯が欠けている方は、なるべく早く歯科クリニックを訪れましょう。 時間が経過してしまうと、欠けた部分を修復するだけでは済まなくなる可能性があります。 また欠けた歯を修復するには、なるべく審美性の高い素材を適用するべきです。 セラミックなどは自由診療ですが、その分見た目は良くなりますし、機能性についても保険診療の補綴物より高くなっています。

2024.12.05

【川崎の歯医者で虫歯治療】歯がボロボロの状態を放置するデメリット

長年歯科クリニックに通っていない方の中には、至る所で虫歯を発症し、歯がボロボロになっている方もいるでしょう。 しかしこのような状態になっても、放置し続けるのは良くありません。 すぐに歯科クリニックを訪れれば、まだ間に合う可能性があります。 今回は、歯がボロボロの状態を放置するデメリットを中心に解説します。 歯がボロボロの状態を放置してしまう理由 虫歯で歯がボロボロにもかかわらず、放置してしまう理由としては、主に以下の2つが挙げられます。 ・見せるのが恥ずかしい ・怒られそうで怖い ボロボロの歯を歯科医師に見せるということは、十分なセルフケアをしてこなかったことを明確にするのと同じことです。 特にある程度年齢を重ねている方は、このような状態を診られるのが恥ずかしいと感じ、なかなか重い腰が上がらないことが多いです。 しかし、実際歯科医師は多くの患者さんを診てきていますし、その中には当然歯がボロボロの方もいます。 そのため、恥ずかしがる必要はありません。 また歯科医師に歯を見せたとき、「怒られそうで怖い」という理由から、歯科クリニックへの通院を敬遠する方もいます。 「どうしてこのようになるまで放っておいたのですか?」などと言われると、患者さんは委縮してしまいます。 実際は、このように患者さんに対して怒りをあらわにする歯科医師はまずいないため、安心してください。 ボロボロの状態でも、勇気を出して通院してくれた患者さんに対し、歯科医師は適切な治療計画を提案します。 歯がボロボロの状態を放置するデメリット4選 至る所で虫歯が進行している状態を放置すると、以下のようなデメリットにつながります。 ・歯をすべて失う ・治療費が高額になる ・虫歯以外の症状につながる ・生活の質が下がる 各デメリットについて詳しく説明します。 歯をすべて失う 歯がボロボロの状態をそのままにしておくと、やがて歯をすべて失うことになります。 虫歯を放置している限り、自然に回復することはありません。 流れとしては、まず初期虫歯を発症し、C1と呼ばれる歯の表面の虫歯に進行します。 その後、歯の内部にある象牙質にまで虫歯菌が侵入し(C2)、さらには神経にまで達します(C3)。 さらに、最終的にはC4と呼ばれる歯の根っこの虫歯を発症します。 歯根にまで達した虫歯は、歯の大部分を溶かしてしまうため、すべての歯が同じ状態になれば歯はどんどん失われていきます。 治療費が高額になる 歯がボロボロの状態を放置すればするほど、治療費は高額になっていきます。 初期虫歯は痛みがないため、歯を削らずに治療できる可能性があり、治療費も節約できます。 一方重度の虫歯は根管治療を受ける必要があり、こちらは保険診療でも多くの費用と時間を費やします。 さらに歯を支える骨が損傷すると、修復はより専門的なものになり、治療費は跳ね上がります。 虫歯以外の症状につながる 虫歯を放置していると、虫歯以外の症状が出始めることもあります。 代表的な症状が副鼻腔炎です。 副鼻腔炎は、鼻の周辺にある副鼻腔という空洞の粘膜が炎症を起こす疾患です。 上顎の奥歯の根は副鼻腔に近接しているため、奥歯付近が虫歯になっていると感染が広がりやすく、副鼻腔炎につながります。 また副鼻腔炎を発症すると、炎症から来る頭痛や鼻水などの症状を伴い、治療するには長期間の抗生物質の服用が必要になります。 生活の質が下がる 歯がボロボロのままだと、生活の質が著しく低下します。 具体的には、食事や発音の制限が多くなったり、困難になったりします。 歯がボロボロの状態では、硬いものをうまく噛めません。 そのため、栄養バランスの悪化や咀嚼機能の低下、消化不良などにつながります。 またサ行やタ行などの音は、前歯がなければ発音できません。 つまり歯がボロボロの状態だと、会話やコミュニケーションにも支障が出てしまうということです。 歯がボロボロになった方の一般的な治療の進め方 全体的に歯がボロボロになっている場合、口内の衛生状態も悪化しています。 そのため、まずはプラークや歯石を除去し、口内環境を整えます。 その後、重度の虫歯は根管治療で対応します。 こちらは汚染された歯の神経を除去し、根管内をキレイに殺菌・消毒する治療です。 上記の治療で歯や歯茎が健全な状態に近づいたら、被せ物を作製します。 このとき自由診療のセラミックを選ぶことで、天然歯の色調や光沢、透明度や質感を忠実に再現することができます。 ちなみに、歯が健全な状態に戻ったとしても、数ヶ月に1回は歯科クリニックでメンテナンスを受けなければいけません。 まとめ 歯がボロボロになっている方は、「今さら治療を受けても…」と思うかもしれませんが、虫歯治療に遅いも早いもありません。 どれだけ進行していようと、いつかは必ず治療を受ける必要があります。 また通院するのが嫌だからといって、先延ばしにしていても何も良いことはありません。 どんどん通いにくくなる一方であるため、どこかのタイミングで勇気を出して歯科クリニックに相談してみましょう。

2024.12.04

【川崎の歯医者で虫歯治療】銀歯の主なリスクについて

歯科クリニックで虫歯治療を受けた後は、治療箇所を塞ぐために詰め物や被せ物を装着します。 このとき、保険診療の治療では銀歯が使用されるのが一般的ですが、銀歯はさまざまなリスクを抱える材料であることを理解していただきたいです。 今回は、銀歯の概要と主なリスクについて解説します。 銀歯の概要 保険診療で使用される銀歯は、金銀パラジウム合金と呼ばれるもので、12%の金に銀や銅、パラジウムといった混ぜたものです。 主に詰め物や被せ物に使用され、型取りをして模型上で作製したものを虫歯の治療箇所に装着します。 銀歯のメリットとしては、治療費が安くなることや、ある程度の耐久性を持っていることなどが挙げられます。 またもっとも一般的な虫歯治療の補綴物であるため、症例数が多いというのもメリットです。 しかし実際は装着することによって生じるリスクが多く、当院を含め多くの歯科クリニックでは積極的に勧められることはありません。 銀歯の主なリスク5選 歯科クリニックで使用する銀歯には、主に以下のようなリスクがあります。 ・二次虫歯のリスク ・見た目が悪化するリスク ・経年劣化のリスク ・金属アレルギーのリスク ・メタルタトゥーのリスク 各項目について詳しく説明します。 二次虫歯のリスク 銀歯を装着する場合、二次虫歯のリスクが高まる可能性があります。 二次虫歯は二次カリエスとも呼ばれるもので、一度治療した箇所が再び虫歯になってしまうというものです。 銀歯で二次虫歯が起こりやすい理由としては、金属の特性が関係しています。 銀歯は金属でできているため、毎日咀嚼することによって少しずつ変形していきます。 変形してできた隙間にはプラークが溜まりやすくなりますが、銀歯の下がどうなっているかはなかなか確認できません。 そのため、いつの間にか虫歯になってしまいます。 また銀歯は合金であり、どれだけ研磨しても表面には粗面になっていることが多いです。 さらに金属であることから静電気を発し、その静電気に吸い寄せられるようにプラークが付着しやすいとされています。 こちらも銀歯の二次虫歯リスクが高い理由です。 見た目が悪化するリスク 銀歯を装着すると、見た目が以前より悪化してしまうリスクも高まります。 なぜなら、天然歯の色とまったく異なる色をしているからです。 銀歯を詰めた部分は銀色をしているため、明らかに虫歯治療を行ったことがわかります。 そのため、治療の跡がコンプレックスになってしまうこともあります。 特に銀歯を装着した状態で会話をしたり、大きく口を開けて笑ったりした場合、ほぼ確実に銀歯を入れていることに気付かれます。 もちろん銀歯の本数が多ければ多いほど目立ちやすく、“何本も虫歯を治療している=不潔”というイメージを持たれる可能性もあります。 経年劣化のリスク 銀歯は自由診療の補綴物などと比べて、経年劣化のリスクも高いです。 銀歯は金属素材であることから、食事の際などには温度の影響を受けやすく、腐食する可能性があります。 もちろん、腐食した状態で、そのまま銀歯を使用し続けることはできません。 また長い間使用すると、歯に接着するためのセメントが流出し、銀歯の脱離を引き起こしてしまうこともあります。 このとき外れてしまった銀歯も、あらためて装着するために再治療を受けなければいけません。 金属アレルギーのリスク 金属アレルギーも、銀歯を語るにあたっては欠かせないリスクの一つです。 銀歯には複数の種類の金属が含まれていますが、これらは長期間口内に入れておくことで、金属イオンが溶け出す可能性があります。 このとき溶け出した金属イオンは、体内に少しずつ蓄積されていき、やがて金属アレルギーを引き起こします。 また金属アレルギーを発症すると、口内炎や舌炎といった口腔内の炎症だけでなく、口腔扁平苔癬という口内に線状や網目状の白い模様が現れる疾患も引き起こします。 さらに舌の味を感知する部分がアレルギーを起こすと、味がわかりにくくなり、食事の楽しみが半減することも考えられます。 メタルタトゥーのリスク メタルタトゥーは、金属の詰め物や被せ物から溶け出した金属イオンが歯茎に付着し、変色させてしまうというものです。 具体的な症状は、歯茎の黒っぽい変色のみであり、金属アレルギーとは違って腫れや痛みなどの炎症症状は伴いません。 しかし、歯茎が黒くなることにより、口元の審美性は著しく低下します。 また一度色素が沈着してしまった歯茎は、自然にその色を回復させることがありません。 メタルタトゥーの原因となっている銀歯を口内から除去したとしても、変色部分はそのまま残ります。 まとめ 銀歯は多くの方に知られている補綴物ですが、虫歯治療後のリスクを考えると、決しておすめできるものではありません。 当院としては、やはり審美性・機能性ともに高いセラミックのインレーやクラウンをおすすめします。 もちろんセラミックの方が銀歯より費用は高額になりますが、コストパフォーマンスという点でいうと、決して治療費は高くないと言えます。

2024.12.03

【川崎の歯医者・矯正歯科】MTM(部分矯正)の意外なメリットとは?

MTMは部分矯正とも呼ばれるもので、歯列全体ではなく、問題がある一部のみを矯正するという方法です。 こちらは気になる部分だけを気軽に矯正できる点や、費用がリーズナブルな点などがメリットですが、他にも特筆すべき点があります。 今回は、MTMの意外なメリットをいくつか解説します。 MTM(部分矯正)の意外なメリット6選 MTMの意外なメリットは、主に以下の通りです。 ・効果を実感するまでが早い ・メンテナンスが楽 ・治療プランが豊富 ・モチベーションを保ちやすい ・特別なイベントに合わせて行いやすい ・歯へのダメージが少ない 各項目について詳しく説明します。 効果を実感するまでが早い MTMは、全体矯正と比べて効果を実感するまでの期間が短いです。 なぜなら、気になる一部しか矯正しないからです。 全体矯正の場合、歯列全体が少しずつ移動していくため、効果を実感するまでにはある程度時間がかかります。 一方、MTMは移動する歯が少ないため、その部分だけに注目していればすぐに効果を実感できます。 特に前歯など、目立つ部分をMTMで改善する場合、即効性は非常に高いです。 メンテナンスが楽 MTMには、全体矯正よりもメンテナンスがしやすいというメリットもあります。 なぜなら、矯正器具を装着する範囲が狭いからです。 例えばワイヤー矯正で全体矯正を行う場合、上下の歯列全体がワイヤーで覆われるため、メンテナンスには時間も手間もかかります。 一方MTMの場合、重視しなければいけないのは、前歯など移動させる部分周辺のメンテナンスのみであるため、負担は軽減されます。 メンテナンスがおろそかになると、矯正治療中に虫歯や歯周病を発症し、矯正治療を中断しなければいけなくなる可能性もあるため、こちらは大きなメリットです。 治療プランが豊富 歯科クリニックによって取り扱うものは変わってきますが、MTMは治療プランも全体矯正並みに豊富です。 例えばワイヤー矯正には表側矯正と裏側矯正がありますし、その他にもマウスピース矯正やインプラントなどの方法があります。 つまり一部の矯正治療でありながら、患者さん一人ひとりに合った治療法を選択できるということです。 モチベーションを保ちやすい MTMの意外なメリットとしては、モチベーションを保ちやすいということも挙げられます。 こちらは全体矯正よりも治療期間が短く、なおかつ痛みも出にくいことが主な理由です。 矯正治療は、一度開始したら最後まで必ずやり遂げなければいけません。 途中でやめてしまうとこれまでの苦労は水の泡になりますし、逆に中途半端なところで歯の移動が止まり、歯並びが悪化する可能性もあります。 MTMは、わずかな治療期間でわずかな痛みしか出ないということが最初からわかっているため、治療完了までモチベーションを維持しやすいです。 特別なイベントに合わせて行いやすい MTMは、結婚式や面接などの特別なイベントに合わせて行いやすいです。 こちらは即効性が高く、なおかつ費用もリーズナブルであることが理由です。 例えば結婚式を控えている場合、できる限り歯をキレイにして臨みたいという方は多いでしょう。 結婚式の写真や動画はずっと残り続けるため、歯並びが悪い状態だと後悔が残る可能性があります。 こういった場合に、気軽な気持ちで始められるのがMTMの良いところです。 ちなみにイベントの前には、MTMとあわせてホワイトニングが実施されることも多いです。 歯へのダメージが少ない こちらはセラミック治療と比較した場合に言えることですが、MTMは歯に与えるダメージが少ないです。 なぜなら、基本的には歯を削ることがないからです。 一部の歯をキレイにする治療と言えば、代表的なのはセラミック治療ですが、こちらは天然歯をある程度削らなければいけません。 そのため、削られた部分は他の天然歯と比べて脆くなってしまいます。 MTMの場合、一切歯を削らず、セラミック治療と同じように一部の歯列だけを矯正できます。 MTM(部分矯正)の注意点 MTMは、残念ながらすべての症例に対応するわけではありません。 例えば出っ歯や叢生など、症状が強すぎる場合や、骨格に問題がある場合などは適用できない可能性があります。 その他、歯の向きを変えなければいけない症状にもあまり向いていません。 またMTMには、噛み合わせの問題を調整できないというデメリットもあります。 MTMは、あくまで見た目を重視して歯の一部だけを動かすというものです。 噛み合わせは歯列全体に関わる問題であるため、一部を移動させただけでは改善されません。 さらにMTMによって移動させた歯は、後戻りがしやすいです。 こちらは、歯並びが悪くなった根本的な原因が解決できていない場合に起こることです。 まとめ MTMには、全体矯正にはない数々のメリットがあります。 そのため、もし興味があるのであれば、取り扱いのある最寄りの歯科クリニックに相談してみましょう。 もちろん、その際にはMTMのメリットだけでなく、デメリットについてもきちんと質問してください。 良い点と悪い点を総合的に確認し、治療を受けるかどうか判断するのが重要です。

2024.11.26

【川崎の歯医者・予防歯科】フッ素を含む食べ物を摂取しよう

フッ素は、歯のカルシウムなどの脱灰を抑制し、再石灰化を促進します。 さらに虫歯菌の活動を抑える効果もあるため、予防歯科には欠かせない成分だと言えます。 またフッ素は自然界にも存在する成分であり、食べ物から摂取することが可能です。 今回は、フッ素を含むおすすめの食べ物について解説します。 フッ素を含むおすすめの食べ物6選 食事によって効率的にフッ素を摂取したいという方には、主に以下の食べ物がおすすめです。 ・ワカメ ・めざし ・海苔 ・牛肉 ・緑茶 ・紅茶 各項目について詳しく説明します。 ワカメ フッ素は海産物に多く含まれる成分であり、中でも豊富な食品にワカメが挙げられます。 ワカメはフッ素が豊富なだけでなく、歯を丈夫にするカルシウムも豊富です。 カルシウムが不足すると、歯の再石灰化がスムーズに進まなくなり、虫歯のリスクを高める原因になります。 そういう観点からも、ワカメは積極的に摂取すべきだと言えます。 また、ワカメには水溶性食物繊維であるアルギン酸も含まれています。 水溶性食物繊維とは、水に溶ける食物繊維のことをいい、腸内で水分を含みヌルヌルとしたゲル状になって有害な成分を排出させます。 こちらは、歯周病とも関連性の深い糖尿病を予防する効果があります。 めざし カタクチイワシ、ウルメイワシなどの小魚を塩漬けにし、乾燥させた保存食であるめざしにも、フッ素が含まれています。 含有量は非常に多く、数ある食べ物の中でもトップクラスです。 まためざしには、カルシウムやビタミンDなど、骨や歯の健康に役立つ栄養素も含まれています。 さらにめざしには鉄分も含まれていて、こちらは血液の健康維持に寄与するだけでなく、歯周病の予防にも役立ちます。 具体的には、免疫機能のサポートや炎症反応の調節、コラーゲンの合成といった効果が期待できます。 海苔 海苔は海の牛肉とも呼ばれるほど、豊富なタンパク質を含んでいる食べ物です。 海苔に含まれるフッ素も、めざしと同じく非常に含有量が多いです。 またカルシウムも多く含んでいるため、フッ素とともに歯質を強化し、虫歯菌を寄せ付けにくくしてくれます。 さらに海苔には線維があるため、よく噛んで食べることで唾液の分泌が促進され、食べカスや細菌を洗い流す効果もあります。 虫歯や歯周病の直接的な原因は、プラークに含まれる細菌であるため、こちらをある程度落とせる効果のある食品は非常にメリットが大きいです。 牛肉 あまり知られていませんが、牛肉にもフッ素は含まれています。 海産物と比べると少量ではありますが、1kgあたり0.07ppmのフッ素が含まれているため、肉類を摂取するときは牛肉がおすすめです。 また牛肉に含まれる良質なタンパク質は、免疫細胞や免疫に関わる酵素の材料となるため、免疫力の向上が期待できます。 免疫力がアップすれば、身体が細菌の影響を受けにくくなります。 またビタミンKは、骨の中にあるタンパク質を活性化し、骨の形成を促す栄養素です。 こちらは歯についても同じような効果が得られます。 緑茶 フッ素を多く含む飲み物としては、緑茶が挙げられます。 一般的な緑茶のフッ素含有量は、1リットルあたり0.2~0.5mg程度です。 そのため、コップ1杯(150ml)の緑茶には、およそ0.03~0.0075mgのフッ素が含まれています。 また緑茶に含まれるカテキンには、強力な抗菌・抗ウイルス作用があり、こちらは虫歯菌や歯周病菌に対しても効果を発揮します。 具体的には、カテキンが口内を抗菌し、プラークをつくる酵素の働きを抑制するという仕組みです。 ちなみにカテキンは臭い成分と科学的に結合するため、口臭を除去するなどの消臭効果も期待できます。 紅茶 緑茶に近いもので言うと、同じお茶である紅茶にもフッ素が含まれています。 そのため、紅茶を飲む習慣をつけることにより、予防歯科効果は高まります。 また紅茶には、緑茶と同じくカテキンが含まれているため、虫歯予防にはうってつけです。 さらにタンニンをはじめとするポリフェノールは、虫歯菌が歯に付着したり、繁殖したりすることを防止します。 ただしポリフェノールは着色の原因になりやすいため、歯をホワイトニングしたばかりの方などは、あまり摂取すべきではありません。 食事以外でのフッ素の摂り方 食事以外でフッ素を採り入れる場合は、フッ素入り歯磨き粉やマウスウォッシュがおすすめです。 高濃度のフッ素入り歯磨き粉であれば、より多くのフッ素で虫歯が予防できます。 このとき、水でのすすぎを少なめにして、口内にフッ素を残すのがポイントです。 またブラッシング後や日中のケアには、フッ素入りのマウスウォッシュが有効です。 1日1回すすぐだけで、口内の隅々までフッ素を行き渡らせることができます。 まとめ 日頃からフッ素を摂取しているかいないかは、予防歯科の効果に大きく関わってきます。 どれだけ丁寧にブラッシングをしていても、栄養素が不足していれば、虫歯や歯周病のリスクは高まります。 またフッ素入りの食品を摂取するのであれば、なるべく栄養が逃げないような調理法や、ある程度咀嚼ができる硬さなども考慮しなければいけません。

2024.11.25

【川崎の歯医者で歯周病治療】歯周病が腰痛を引き起こすって本当?

歯周病は歯茎の腫れや赤み、出血などを伴う口内を中心とした疾患で、腰痛は腰のズキズキとした痛みが生じる疾患です。 一見、これらの疾患には何の因果関係もないように思いますが、実際は関連性があるとされています。 今回は、歯周病が腰痛を引き起こす原因などについて解説します。 歯周病と腰痛の関連性について 歯周病と腰痛の関連性は、つい最近のデータで明らかになったものです。 歯周病を発症している方は、そうでない方に比べて1.5倍も腰痛を発症しやすいということがわかっています。 歯周病は口内のトラブルを中心とした疾患ですが、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病などさまざまな全身疾患とも関連性があることで知られています。 また頭痛や肩こりといった身体の不調を引き起こすこともあり、このような歯周病が引き起こす症状の一つに腰痛も含まれています。 ちなみに、肉体労働やデスクワークなどを行っている方は、歯周病を発症したときの腰痛のリスクがさらに上昇します。 歯周病が腰痛につながる原因 歯周病の方が腰痛を発症しやすい原因としては、主に以下のことが挙げられます。 ・噛み合わせの悪化 ・姿勢の悪化 ・体内への細菌の侵入 各項目について詳しく説明します。 噛み合わせの悪化 歯周病を発症すると、噛み合わせが悪化して腰痛を引き起こすことがあります。 歯周病の方は歯茎がブヨブヨになっていて、重度にまで進行すると歯が動揺することもあります。 さらに放置すると歯が抜け落ちることも考えられ、そうなると当然口内の噛み合わせは悪化します。 また噛み合わせが悪くなると、全身のバランスは悪くなり、肩こりや頭痛などとほぼ同じメカニズムで腰痛を発症することがあります。 姿勢の悪化 歯周病から来る姿勢の悪化により、腰痛を発症するケースもあります。 こちらは歯並びの悪化が前傾姿勢を引き起こし、腰にも影響を及ぼすという仕組みです。 歯周病によって噛み合わせや歯並びが悪くなると、舌のスペースを確保しにくくなることがあります。 このような場合、舌が落ちて気道を塞いでしまう可能性があるため、上を向いて気道確保を行います。 また前を見るときにも、首を曲げた状態で見るようになり、次第に頸椎に歪みが生じます。 頸椎がゆがむと、少しずつ腰に負担がかかるようになり、最終的には腰痛を発症します。 体内への細菌の侵入 先ほど歯周病はさまざまな全身疾患と関連性があるという話をしましたが、こちらは腫れた歯茎を通じ、全身を巡る血管内に侵入する可能性があるからです。 全身疾患の多くは、体内に悪い細菌が侵入することによって生じます。 また歯周病菌が全身に回ると、血管を詰まらせたり、炎症を引き起こしたりするため、腰痛のリスクも高くなります。 腰痛を発症することのデメリット 腰痛を発症すると、単純に痛みに悩まされるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。 例えば、慢性的な腰痛は睡眠障害やストレスなどにつながり、全身の不調を招くことも考えられます。 また腰痛が慢性化すると、日常生活の動作が制限されることもあります。 持ち上げ作業、長時間の座位などが苦痛になり、生活の質は大きく低下します。 さらに、腰痛や趣味にも悪影響を与えます。 全身を使う作業の多くが難しくなり、生産性や楽しみが減少する可能性があります。 歯周病が治れば腰痛も治るのか? 歯周病の治療を受ければ腰痛も治るのかどうかは、ハッキリと断言することができません。 どういう経緯で腰痛を発症したのかについては、患者さんによって異なるからです。 例えば歯周病が原因で噛み合わせが悪化し、そこから腰痛を発症している場合、矯正治療など別の治療も必要になる可能性があります。 また体内を歯周病菌が巡り、疾患を発症したことで腰痛が出ている場合は、全身疾患の治療を受けなければいけないことも考えられます。 歯科と整形外科のどちらを受診すべき? 歯茎の赤みや腫れ、出血などの症状と、腰痛をほぼ同時期に発症したという場合は、基本的に整形外科よりも歯科クリニックへの通院を優先しましょう。 歯周病をはじめとする自覚症状がある場合、腰痛の有無に限らず、まずそちらを改善しなければいけません。 もちろん、歯科治療中もずっと腰痛に悩まされているという場合は、整形外科への受診を並行しても構いません。 ちなみにどちらのクリニックに通う場合でも、医師にはいつから症状が続いているのか、どのような症状が出ているのかをハッキリ説明しましょう。 歯周病を発症したからといって、必ずしも腰痛につながるとは限りません。 身体の筋肉や神経の異常など、まったく別の原因で発症していることも考えられます。 まとめ 腰痛を発症した方は、まさか歯周病が原因で発症しているなんて思いもしないでしょう。 しかし、歯周病が腰痛につながりやすいことは事実であり、実際に症例も存在します。 もちろん、腰痛の主な原因はもっと他にありますが、これらの関連性があることについては理解しておくべきだと言えます。 前もって把握しておくだけでも、初期対応を早くすることにつながります。

2024.11.23

【川崎の歯医者・口腔外科】親知らずを残すことのメリットとは?

親知らずに対し、“抜歯するもの”というイメージを持っている方は多いかと思います。 しかし実際はそうとは限らず、状態によっては抜歯がされないこともあります。 また親知らずを口内に残すことには、いくつかのメリットもあります。 今回は、こちらのメリットの内容を中心に解説します。 親知らずを残すメリット6選 正常に生えている親知らずは、基本的に抜歯せず残すという選択肢が取られます。 また親知らずを残すことには、以下のようなメリットがあります。 ・ブリッジの支台に使える ・部分入れ歯をかけられる ・歯のない部分に移植できる ・自然な噛み合わせを維持できる ・手術のリスクを回避できる ・痛みを回避できる 各メリットについて詳しく説明します。 ブリッジの支台に使える 状態の良い親知らずを残しておけば、ブリッジの支台として使用することができます。 ブリッジは、入れ歯やインプラントなどと同じく、歯を欠損した部分を補う治療の一つです。 欠損部の両サイドに生えている天然歯を支えにして、ダミーの歯を入れて審美性や機能性を回復させます。 このとき支えになる天然歯が支台と呼ばれるものです。 親知らずの手前の歯が何らかの理由で欠損した場合、欠損部の隣にある親知らずと、逆側の隣にある歯を支台として用います。 ただし、親知らずから離れた部分の歯を失った場合、親知らずの状態が良くても支台として使うことはできません。 部分入れ歯をかけられる 正常な萌出が見られる親知らずは、部分入れ歯のバネをかける歯としても使用できます。 総入れ歯の場合、歯茎に床と呼ばれる部分を吸着させ、口内に固定します。 一方、部分入れ歯はクラスプと呼ばれるバネを天然歯に引っかけて固定されるため、適用するには健康な天然歯を残しておく必要があります。 親知らずは、まっすぐ生えてさえいれば基本的に通常の天然歯と同じであるため、部分入れ歯を支えるための十分な強度を持っています。 歯の無い部分に移植できる 何らかの理由で歯を失ってしまった場合、その部分はカバーしなければいけません。 またこのとき用いられるのが入れ歯やブリッジ、インプラントなどの人工歯ですが、親知らずが残っていればそれを移植できる可能性があります。 具体的には患者さんの年齢が若く、失った部分の歯と親知らずの形状が近い場合で、なおかつ顎の骨などに問題がなければ、移植が可能になります。 親知らずを含む天然歯は、圧倒的な強度と機能性を持っています。 補綴物で言えばインプラントもかなりの高性能ですが、あくまでも人工歯であるため、天然歯よりは強度も機能性も劣ります。 つまり、天然歯を失った部分に天然歯を移植できれば、患者さんの口腔状態にはほとんど影響を及ぼさないということです。 親知らずは一番奥の奥歯のさらに奥に生えるため、失っても大きく歯並びや噛み合わせが乱れないケースが多いです。 自然な噛み合わせを維持できる 先ほど親知らずは、失っても歯並びや噛み合わせに影響を与えにくいという話をしました。 そうは言っても、やはり残っている方が自然な噛み合わせは維持しやすくなります。 また自然な噛み合わせを維持できるということは、口元の審美性がアップするだけでなく、食事を効率的に咀嚼することにもつながります。 美味しいものを食べるときの幸福感はとても強いと言われているため、よりその幸福感を大きくするためにも、状態の良い親知らずは残しておくべきです。 手術のリスクを回避できる 当然のことですが、親知らずを残すということは抜歯をしないということであり、手術に関するリスクを回避できます。 例えば親知らずを抜歯することにより、傷口から細菌が侵入し、感染症を起こしてしまう可能性があります。 また抜歯の際、親知らずの状態によっては、骨の内部の神経や血管を傷つけてしまうことも考えられます。 親知らずを残す場合、これらのトラブルが起こる心配は一切ありません。 痛みを回避できる 親知らずを抜歯する際は、局所麻酔が使用されますが、中には麻酔の効果が出にくい方もいます。 このような方は、治療中徐々に麻酔の効果が薄れ、痛みを感じるようになってしまう可能性があります。 逆に親知らずを残す場合、そもそも治療は行われませんし、麻酔の効果に関しても気にする必要はありません。 親知らずを残すデメリットは? 正常な親知らずを残すことにこれといったデメリットはありませんが、唯一懸念されるのはブラッシングが難しいという点です。 親知らずは口腔のもっとも奥に位置するため、適切なブラッシングを行うのが難しいです。 ケアが不十分だと、親知らずやその周囲において虫歯、歯周病のリスクが高まります。 まとめ 親知らずに対し邪魔な歯だという認識を持っている方は、すぐにでも抜歯をしたいと考えるでしょう。 しかし実際はブリッジや部分入れ歯、歯の移植などの際に重宝する可能性があるため、簡単に抜歯を選択すべきではありません。 特に他の歯を押したり、歯茎に炎症を起こしたりしていない親知らずは、基本的に残しておく必要があります。

2024.11.22

【川崎の歯医者でインプラント】インプラント治療後の歯磨き粉の選び方について

インプラント治療を受けた後は、これまで歯を失っていた方の生活が一変します。 咀嚼はしやすくなりますし、発音にも良い影響が出るほか、何より口元の審美性が格段にアップします。 しかし、自宅で行うアフターケアには注意を払わなければいけません。 今回は、インプラント治療後に使用する歯磨き粉の選び方を解説します。 インプラント治療後におすすめの歯磨き粉4選 インプラント治療後は、インプラントに関するトラブルを予防するために、以下のような歯磨き粉を選ぶべきです。 ・フッ素配合のもの ・研磨剤不使用のもの ・歯周病予防ができるもの ・医薬部外品 各項目について詳しく説明します。 フッ素配合のもの フッ素が含まれている歯磨き粉は、インプラント治療後に使用する歯磨き粉としては非常におすすめです。 フッ素は自然界に広く存在するミネラルの一種で、歯質の強化や虫歯菌の活動抑制、唾液の再石灰化の促進といった効果があります。 そのため、口内を虫歯になりにくい環境に整えることが可能です。 ちなみにインプラントに使用されるチタンは、フッ素に触れると腐食してしまうことがありますが、市販のフッ素入り歯磨き粉はこのようなリスクとは無縁です。 市販の歯磨き粉に含まれるフッ素はあくまで低濃度であるため、安全が確保されています。 ただし、海外製の歯磨き粉はそのあたりの安全性が不明瞭であるため、使用しないことをおすすめします。 研磨剤不使用のもの インプラント治療後に使用するのであれば、研磨剤が含まれていない歯磨き粉もおすすめです。 なぜなら、研磨剤や顆粒が含まれている歯磨き粉の場合、歯の表面やインプラントにキズをつけてしまう可能性があるからです。 また研磨剤や顆粒が歯周ポケットに入り込むと、インプラント周囲炎のリスクが高まります。 インプラント周囲炎は歯周病に似た疾患であり、名前の通りインプラント周囲の炎症や腫れなどを引き起こします。 歯周病予防ができるもの インプラント治療後の歯磨き粉を選ぶ際には、歯周病予防ができるかどうかもチェックしましょう。 こちらも、インプラント周囲炎を予防するにあたっては重要なことです。 インプラント周囲炎の主な原因は、歯周病菌に感染することです。 そのため、歯周病予防成分が入っている歯磨き粉を選べば、必然的に治療後の腫れや赤みといった症状は回避しやすくなります。 ちなみに歯周病予防効果のある成分とは、具体的には抗菌剤のことを指しています。 成分表にクロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノールなどの記載がある場合、抗菌剤が含まれている歯磨き粉だということがわかります。 医薬部外品 歯磨き粉には、有効成分が配合されている医薬部外品と、有効成分が含まれていない化粧品の大きく2種類があります。 基本的にはどちらを選んでも問題はありませんが、可能であれば、インプラント治療後は医薬部外品の歯磨き粉を選択しましょう。 化粧品に分類される歯磨き粉には研磨剤が含まれています。 先ほども解説したように、研磨剤は歯の表面やインプラントにダメージを与える原因になるため、避けなければいけません。 歯科クリニックで販売されているものを選ぶのもおすすめ 「自分で歯磨き粉を選ぶのが面倒臭い」「結局どれが良いかわからない」という方は、歯科クリニックで販売されている歯磨き粉を購入するという選択肢もあります。 こうすることで、専門家の推薦により、インプラントに対して安全かつ効果的な清掃を促進する歯磨き粉を選べます。 そのためインプラント治療を受けた直後や、治療後のメンテナンスの際に歯科医師に相談し、適した製品を手に入れましょう。 ちなみに、歯科クリニックで販売されている歯磨き粉の中には、ドラッグストアなどでも取り扱っている製品もあります。 そのような場合は、もちろんドラッグストアで購入しても構いません。 インプラント治療後のブラッシングにおけるコツ 時間をかけて歯磨き粉を選んだとしても、ブラッシングの方法が間違っていると、インプラントにダメージを与えてしまう可能性があります。 そのため、ブラッシングの際は傷口に刺激を与えないよう、毛がやわらかい歯ブラシを使用しましょう。 もし治療後に歯科クリニックで歯ブラシが提供されたのであれば、そちらを使用してください。 またうがいも頻繁には行わず、強くすすぐことは避けましょう。 口をすすぐときには、優しく水を口に含み、そっと吐き出すようにするのがポイントです。 ちなみにインプラント治療から数日の間は、治療箇所が非常に敏感になっているため、必ず歯科医師の指示に従ってブラッシングやうがいをしてください。 まとめ インプラントは非常に利便性が高い補綴物ではありますが、決して治療が簡単に終わるわけではありません。 時間をかけてゆっくり人工歯根と骨を結合させ、問題なく使用できるように仕上げていきます。 そのため、治療後のトラブルが起こるのは非常にもったいないことだと言えます。 少し面倒かもしれませんが、長く使用するためには歯磨き粉選びを怠ってはいけません。

2024.11.21
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