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【川崎の歯医者】歯周病が原因で死亡することがあるって本当?

歯周病は主に歯茎に症状が出る疾患であり、重度の場合は歯がグラグラになって抜け落ちることもあります。 また歯周病を治療しないまま放置すると、それが原因で死亡するリスクも高まると言われています。 今回は、歯周病が死亡につながる可能性のある理由について解説します。 歯周病で死亡する原因4選 歯周病の死亡リスクといっても、歯周病が死に直結するというわけではありません。 死亡につながる可能性があるのは、歯周病の合併症である全身疾患です。 歯周病が重度にまで進行すると、さまざまな全身疾患を引き起こします。 中でも以下の症状は、死亡のリスクが高いです。 ・糖尿病 ・敗血症 ・脳疾患 ・誤嚥性肺炎 各項目について詳しく説明します。 糖尿病 糖尿病は代表的な生活習慣病の一つで、インスリンの働きが不十分であることから、血糖値が高くなってしまう疾患です。 インスリンは膵臓から分泌されるホルモンであり、血糖値を一定の範囲内に保ってくれます。 しかし糖尿病の方はこちらのコントロールが効かず、ひどい場合は心臓病や腎不全などによって死亡することも考えられます。 また歯周病を発症している方は、糖尿病の症状を加速させやすくなります。 具体的には、歯周病によってつくられる物質がインスリンの力を弱め、どんどん血糖値のコントロールが難しくなるという仕組みです。 ちなみに糖尿病が悪化すると、失明や足の切断など、死亡にまで至らなくとも深刻な症状につながることも考えられます。 敗血症 歯周病が原因で敗血症を発症した場合も、死亡のリスクは高まります。 敗血症は、感染症を起こしている細菌が増殖して炎症を引き起こすことにより、臓器に障害が生まれる疾患です。 ここでいう感染症には、当然歯周病も含まれています。 歯周病を発症しているということは、口内が不潔であり、プラークや歯石が蓄積している状態を表しています。 このような状態で咀嚼やブラッシングを行うと、口腔細菌が血管内に入り、菌血症を発症することがあります。 また高齢の方はこちらが敗血症に移行することも多く、重症化すると腎不全や敗血症ショックなどにより、命を落とす危険性が高まります。 ちなみに敗血症の初期症状としては、悪寒や発熱、全身の震えや発汗などがあります。 こちらの症状が見られる場合、早急に治療を行う必要があります。 脳疾患 歯周病が脳疾患につながり、死亡するというケースもあります。 脳疾患は、脳内の血管が詰まって血液が滞り、栄養や酸素が十分に運ばれなくなるという疾患です。 代表的なものには脳梗塞があり、この他にもさまざまな種類があります。 また歯周病の原因菌は、動脈硬化を誘発する物質をつくり出し、血管の内部のプラークを沈着させます。 それがはがれることによって血管が詰まり、脳梗塞を引き起こすという仕組みです。 ちなみに、脳梗塞での死亡者は年間11万人にも上るため、歯周病の合併症としては極めて危険性が高いと言えます。 誤嚥性肺炎 歯周病が誤嚥性肺炎を引き起こし、死亡するというケースは、特に高齢の方によく見られます。 誤嚥性肺炎は、通常食道に届くはずの飲食物が誤って気管に入り、口内の細菌が肺に感染して炎症を起こす疾患です。 歯周病を患っている方は、誤嚥の際に歯周病菌が肺に侵入し、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高いです。 また気管の入口に飲食物が近づくと、通常はむせることで反射する機能が働きますが、高齢の方はこちらの機能が低下しています。 そのため、飲食物や唾液と一緒に肺へ歯周病菌が入り込み、炎症を生じさせます。 近年は高齢化社会により、誤嚥性肺炎にかかる高齢の方が増加傾向にあり、これによって肺炎で死亡するケースも増加しています。 歯周病によって転倒するリスクも高くなる? 歯周病を患っている方は、転倒のリスクが高くなり、このとき打ちどころが悪いと死亡することも考えられます。 人の頭は、全身の中でも非常に重い部分です。 こちらの頭部におけるバランスをキープすることで、口の筋肉やその他の組織は機能しています。 しかし歯周病によって歯がグラグラになっていたり、歯を失っていたりすると、バランスが悪くなり転倒しやすくなります。 ちなみに、歯周病が原因で転倒してしまった場合、死亡を免れたとしても寝たきりになってしまう可能性があります。 こちらは大腿骨骨折のリスクが高まるからです。 大腿骨骨折は、太ももの骨の骨折であり、非常に重症の部類に入ります。 またある調査では、歯を10~19本失っている場合、大腿骨骨折につながる可能性が2.3倍、20本以上失っている場合は5.2倍に上昇することがわかっています。 まとめ 歯周病を単に「歯茎が腫れる病気」「歯茎から血が出る病気」と侮っていてはいけません。 症状が悪化すると、歯の大部分を失ってしまうだけでなく、合併症などによって命を落とす危険性もあります。 また歯周病の怖いところは、発症していることになかなか気付けないというところです。 そのため、他の日頃から歯科クリニックの定期検診に通い、歯周病だけでなく全身疾患も未然に防ぎましょう。

2024.11.06

【川崎の歯医者】コバルトクロム床義歯のメリットとは?

歯科クリニックで作製される入れ歯は、大きく保険診療のものと自由診療のものに分かれます。 また自由診療の入れ歯には、口内に触れる床部分に金属が採用されるものがあり、その中でも一般的なのがコバルトクロム床義歯です。 今回は、コバルトクロム床義歯の概要やメリットなどについて解説します。 コバルトクロム床義歯の概要 コバルトクロム床義歯は、コバルトとクロムの金属合金であり、入れ歯以外ではインプラントでも採用されることがあります。 また医療分野だけでなく、工業分野でも使用されるケースが多いです。 航空宇宙工業では、ジェットエンジン内にある羽根のような部品のダービンブレードなどにも使用されています。 非常に高い硬度と優れた耐食性・耐摩耗性・耐熱性を誇り、過酷な環境下でもその性能を維持できるという特徴があります。 コバルトクロム床義歯のメリット 金属床義歯の中でももっとも古い歴史を持つコバルトクロム義歯には、以下のようなメリットがあります。 ・違和感が少ない ・壊れにくい ・食事がしやすくなる ・清潔に保ちやすい 各メリットについて詳しく説明します。 違和感が少ない コバルトクロム床義歯は頑丈であるため、レジン床義歯に比べて土台部分の厚みを1/3程度に薄くできます。 そのため、装着したときの違和感が少ないです。 口内は髪の毛が1本入っただけでも違和感を覚えるほど敏感です。 髪の毛の太さは0.1mm前後であり、レジン床義歯の土台部分は2~3mmであるため、いかにレジンの違和感が大きいかということがわかります。 一方、コバルトクロム床義歯はこの厚さが1/3程度になるため、比較的快適に利用できます。 壊れにくい コバルトクロム床義歯は耐久性が高く、壊れにくいというメリットもあります。 レジンで作製した入れ歯は過剰な負荷や衝撃に弱く、強い力で咀嚼したり、落としたりすると割れてしまうことがあります。 これに対し、コバルトクロム床義歯は頑丈なため、破損などのリスクが少ないです。 一度破損した入れ歯は、基本的にそのまま使用することができないため、修理や再作製を行う必要があります。 つまりコバルトクロム床義歯は、修理や再作製の手間、費用を削減できる入れ歯だということです。 食事がしやすくなる 食事がしやすくなるという点も、コバルトクロム床義歯の大きなメリットです。 コバルトクロム床義歯は土台部分が薄いことから、口の中が広く感じます。 このことから舌を動かしやすく、食事の際の不便さは大幅に軽減されます。 また金属が使用されているコバルトクロム床義歯は、熱伝導率が高いです。 熱伝導率が高ければ、熱いものを熱く、冷たいものを冷たく感じやすくなるため、必然的に食事の美味しさはアップします。 ちなみに熱伝導率の高さは、熱さを正確に感知し、火傷を防止することにもつながります。 清潔に保ちやすい コバルトクロム床義歯は、レジン床義歯と比較すると清潔に保ちやすいです。 なぜなら、ブラッシングや洗浄がしやすいからです。 レジンはプラスチックであるため、ある程度汚れや細菌が付着しやすく、毎日メンテナンスしていても徐々に劣化は大きくなります。 一方、コバルトクロム床義歯は金属であり、レジンよりも汚れが付着しにくいです。 そのため、毎日欠かさずメンテナンスを継続していれば、大きな劣化が見られる心配は少ないです。 ちなみに最低限のメンテナンスで清潔さを保てるということは、入れ歯を使用する方の手間を減らすことにもつながります。 コバルトクロム床義歯の注意点 コバルトクロム床義歯は、原則保険の対象外になります。 こちらは製作するのに熟練した技術が必要なこと、高価な材料を使用していることなどが理由です。 さらに作製の難易度が高いことから、万が一破損してしまった場合は修理が難しくなります。 破損の程度がひどい場合、一から作製し直さなければいけないこともあります。 またコバルトクロム床義歯には、レジン床義歯にはない金属アレルギーのリスクがあります。 金属アレルギーを発症すると、入れ歯が接触する粘膜や舌が白く変色したり、違和感を覚えたりします。 場合によっては、舌に激しい痛みや灼熱感をおぼえることも考えられます。 そのため、コバルトクロム床義歯を作製する前には、事前に皮膚科でパッチテストなどの検査を受けることをおすすめします。 ちなみに、コバルトクロム床義歯のバネ部分は小さく目立ちにくいですが、全体的な目立ちやすさはレジン床義歯より高いと言えます。 目立ちにくいような設計で金属を使用するため、極端に見た目が悪くなることはありませんが、ピンク色をした入れ歯よりは目立ちやすいです。 まとめ 入れ歯を選ぶ際には保険が適用されるかどうか、部分入れ歯か総入れ歯かなど、さまざまな点を種類ごとに比較する必要があります。 そうしなければ、オーダーメイドだったとしても患者さん自身が求める入れ歯はなかなか手に入りません。 またレジンやコバルトクロム、チタンなど、いくつかある素材のメリットやデメリットを把握し、比較検討することも大切です。

2024.11.05

【川崎の歯医者】インプラント治療で使用するCTスキャンとは?

現在歯科クリニックで行われているインプラント治療は、60年近い歴史を誇ります。 こちらは患者さんの歯を失った部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せるというものですが、治療の前にはCTスキャンが用いられます。 今回は、インプラント治療で使用するCTスキャンについて解説します。 CTスキャンの概要 CTスキャンとは、歯科用CTと呼ばれる機器によって行われる検査のことをいいます。 歯科用CTは、さまざまな方向からX線を照射し、口内もしくは口腔周辺を撮影する機器です。 インプラント治療だけでなく、歯周病の進行具合をチェックしたり、親知らずを抜歯する前の診断を行ったりするときにも使用されます。 またCTには歯科用と医科用がありますが、これらは異なるものです。 医科用CTは寝台に患者さんが横たわった状態で撮影しますが、歯科用CTは立ったままもしくは座ったままの状態で撮影します。 さらに、歯科用CTは歯科用レントゲンとも異なるものです。 レントゲンの撮影は2次元の平面画像ですが、歯科用CTは3D画像であるため、よりリアルな患者さんの口内状況を把握できます。 なぜインプラント治療ではCTスキャンが必要なのか? インプラント治療の安全性を確保するにあたって、CTスキャンはなくてはならない工程です。 なぜなら、CTスキャンによって顎の骨の状態を把握できるからです。 インプラント治療では、顎の骨に直接人工歯根を埋め込んで固定します。 そのため、骨の状態が悪いと人工歯根が安定せず、治療が失敗に終わってしまう可能性があります。 事前にCTスキャンを行っていれば、顎の骨の立体的な形、神経の位置や骨密度などの詳細なデータが取得できます。 こちらはインプラント治療の成功率や安全性を飛躍的に高めます。 ちなみに、CTスキャンはインプラント治療の前だけでなく、後にも行われるのが一般的です。 治療後のCTスキャンは、術前と術後における顎の骨の状態を比較するために行われます。 術後も骨に問題がないことが確認されれば、そのまま人工歯根が定着し、天然歯に近い歯を手に入れることができます。 歯科用CTには患者さんの負担が少ないというメリットも 歯科用CTによるCTスキャンには、インプラント治療の精度を高めることだけでなく、患者さんの身体の負担が少ないというメリットもあります。 直接切開をして骨の状態をチェックする場合とは違い、CTスキャンの照射時間はわずか数秒程度であり、痛みなどの心配もありません。 撮影された画像からインプラントの形状も決定できるため、トータルの通院時間を減らし、患者さんの体力的な負担を軽減します。 またCTスキャンではX線が使用されますが、歯科用CTは医科用CTと比べて被ばく量が少ないです。 具体的には、年間の被ばく限度量が医科用CTの1/10~1/100に抑えられています。 つまりCTスキャンは、安全な治療を提供したい歯科クリニック側、安全な治療を受けたい患者さん側の両方にメリットがあるということです。 CTスキャンを行わずにインプラント治療を受けるとどうなる? もし事前にCTスキャンを行わず、インプラント治療を受けてしまうと、口腔周辺の組織においてさまざまなトラブルが発生します。 具体的には骨や神経、血管などにおけるトラブルです。 インプラント治療において非常に重要なのは、顎の骨のどの位置に人工歯根を埋入するかです。 埋め込む位置が悪いと、骨の中にある神経に触れてしまい、治療後の痛みや麻痺などが生じることがあります。 もちろん血管を傷つけてしまった場合、大量出血のリスクもあります。 前もってCTスキャンを行っていなければ、このようなトラブルが現実的に起こり得ます。 そのため、必ずCTスキャンを行った上でインプラント治療を行わなければいけません。 ちなみに、歯科クリニック側からCTスキャンを受けないことを勧められることはありませんが、自院に歯科用CTを導入していないところは存在します。 こういった歯科クリニックは、基本的に歯科用CTを完備している病院と連携を取っていることが多いです。 サージカルガイドを併用している歯科クリニックがおすすめ 歯科クリニックでインプラント治療を受けるのであれば、CTスキャンとサージカルガイドを併用しているところがおすすめです。 サージカルガイドは、人工歯根の角度や位置をより正確に再現するためシミュレーションをしたものをもとにマウスピースを作製し、ドリル位置を決定するというものです。 こちらはインプラント治療のアシストに用いられるもので、治療中もガイドの通りにドリルが使用できるため、迷うことなく人工歯根を埋入できます。 つまり治療の安全性、効率性を同時に高められるということです。 まとめ インプラント治療を受ける歯科クリニックを決定する際、費用を重視するという方は多いかと思います。 もちろん、費用も重要な判断材料ではありますが、安さだけを求めてインプラント治療を受けるのは危険です。 やはりCTスキャンやサージカルガイドなど、治療の安全性を高めるための取り組みが充実していなければ、思い通りの仕上がりにならないことがあります。

2024.11.02

【川崎の歯医者】PMTCのメリットや注意点について

歯科クリニックは虫歯や歯周病など、口内疾患を治療するだけの場所ではありません。 口内で発生するトラブルを防ぐために、日頃から定期検診を受ける場所でもあります。 また歯科クリニックの定期検診では、PMTCというメニューを受けることが可能です。 今回はPMTCの概要やメリット、注意点について解説します。 PMTCの概要 PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は、文字通りプロフェッショナルによって行われる歯の清掃です。 自宅でのブラッシングだけでは、どうしても取り切れない汚れが出てきます。 PMTCでは、このような汚れを歯科医師や歯科衛生士の特殊な技術と器具によって取り除きます。 クリーニングのため痛みはほとんどなく、歯科クリニックでの施術が苦手な方でも比較的受けやすいです。 PMTCのメリット PMTCには主に以下のようなメリットがあります。 ・虫歯予防につながる ・審美性の高い歯が手に入る ・口臭を軽減できる 各メリットについて詳しく説明します。 虫歯予防につながる PMTCを受けることにより、ブラッシングでは落とせない虫歯の原因となる細菌の塊を除去できます。 そのため、虫歯予防につながります。 またPMTCには、歯の表面に形成された微細なキズをなめらかにする効果もあります。 これによって歯の表面がツルツルになり、プラークが付着しにくくなるため、ブラッシングとあわせれば簡単に虫歯ができることはありません。 審美性の高い歯が手に入る PMTCを定期的に受けることにより、審美性の高い歯が手に入ります。 毎日欠かさずブラッシングをしていても、歯には少しずつ汚れや黄ばみが蓄積していくものです。 PMTCを受ければ、自然な歯の輝きを取り戻すことが可能です。 そのため歯の汚れが気になってうまく笑えなかったり、コミュニケーションを取る機会が減ったりしている方でも、自信を持って毎日を過ごすことができます。 口臭を軽減できる PMTCには、口臭を軽減できるというメリットもあります。 こちらは口内の細菌の数を大幅に減らせることが理由です。 口臭を発する原因は、主に口内の細菌がつくりだす揮発性のガスです。 PMTCにより、細菌をくまなく除去することにより、ガスの発生を抑えて口臭を予防することができます。 そのため、口臭の自覚症状がある方や、周囲に指摘されたことのある方にはおすすめです。 PMTCの注意点 非常に高精度な歯のクリーニングであるPMTCですが、実際受ける際には以下のような注意点があることを理解しておきましょう。 ・費用は患者さんの自己負担になる ・施術後に痛みが出ることがある ・施術に時間がかかる 各項目について詳しく説明します。 費用は患者さんの自己負担になる 残念ながら、PMTCは保険が適用されない自由診療の施術です。 歯科クリニックで保険が適用されるのは、あくまで疾患を治療した場合のみです。 PMTCは治療ではなく予防が目的のため、保険の適用外になります。 また自由診療ということは、患者さんが費用を全額負担しなければいけないということです。 歯科クリニックによって金額に違いはありますが、一般的には5,000~15,000円程度はかかると考えておきましょう。 もちろん、複数回通う場合はさらに費用が高額になります。 施術後に痛みが出ることがある PMTCは、施術中の痛みがほとんどないことがメリットです。 しかし、施術後には歯がしみるような症状が出ることがあります。 こちらは、PMTCによって歯の表面からプラークや歯石が取り除かれ、露出した歯質が一時的に敏感になることが理由です。 特に冷たいものや甘いものについてはしみる可能性が高いため、摂取する際には注意しなければいけません。 ただし、知覚過敏の症状が永遠に続くわけではありません。 一般的には、PMTCを受けてから2~3日経過すれば、自然と症状は軽くなっていきます。 施術に時間がかかる PMTCは高精度のクリーニングではありますが、施術にはある程度の時間を要します。 なぜなら、1本1本の歯を丁寧にクリーニングしていく施術であるからです。 具体的には1回の施術で30~60分程度かかるケースが多く、歯科クリニックに通う時間をなかなか確保できない方は、面倒に感じることがあります。 さらに歯科クリニックに苦手意識を持っている方は、精神的な負担が大きくなりますし、単純に長い間口を開け続けるのは体力の消耗にもつながります。 特に喫煙をしている方や色の濃いものを頻繁に食べる方、セルフケアが不十分な方などは、施術の時間がかかりやすい傾向にあります。 場合によっては、60分以上かかることも少なくありません。 またPMTCは、一度の施術だけでは完全にキレイにならないことも多いです。 もし一度の施術で十分な効果が得られなかったのであれば、その後も継続して歯科クリニックに通う必要があります。 まとめ PMTCによる歯の清掃は、患者さんのセルフケアとあわせて行うことにより、さらに大きな効果を発揮します。 また虫歯や口臭の予防だけでなく、歯の見た目をキレイにすることにもつながるため、審美歯科治療としても魅力的です。 一方、費用や施術に関する問題がないわけではないため、あらかじめ理解した上で施術を受けるようにしてください。

2024.10.31

【川崎の歯医者】根管治療の難易度が高いのはなぜ?

根管治療は、歯の内部に侵入した虫歯菌を除去する治療であり、重度にまで進行してしまった虫歯に適用されます。 しかし根管治療は難易度が高く、一度治療を受けても再びトラブルが生じ、治療を受け直さなければいけないこともあります。 今回は、なぜ難易度が高いのかを中心に解説します。 根管治療の成功率について 日本における根管治療の成功率は、30~50%程度と言われています。 言い換えると、50~70%は失敗するということです。 根管治療では虫歯菌に侵された神経などを除去し、キレイに消毒をしていきますが、虫歯菌の取り残しなどが生じると、再び感染を引き起こしてしまいます。 また失敗した場合は再根管治療が必要になりますが、こちらは初回の治療よりもさらに成功率が低いというデータがあります。 熟練の技術を持つ歯科医師をもってしても、これほどまでに難しい治療はなかなかありません。 根管治療の難易度が高い理由 根管治療のおよそ半分が失敗してしまう理由としては、主に以下のことが挙げられます。 ・歯の内部の構造が複雑だから ・人によって根管の構造が違うから ・日本の専門性が低いから 各項目について詳しく説明します。 歯の内部の構造が複雑だから 歯の内部は非常に複雑な構造をしていて、こちらが根管治療の難易度が高めています。 歯髄(歯の神経)がある歯髄腔は、髄室と根管という2つの部分に分けられます。 髄室は歯冠部(歯の頭の部分)、根管は歯茎の中の根っこの部分にあります。 また髄室から根管孔という根管に通じる入口があり、そこからおよそ12mmにわたってトンネルのような構造が続きます。 そしてその先に、歯髄の歯への出入口である根尖孔があります。 さらにトンネルの部分については、右に左に曲がりくねっていることも少なくありません。 このような構造であることから、歯冠部から根尖孔まで器具を入れて到達させるには、相当な技術と時間を要します。 人によって根管の構造が違うから 先ほど歯の内部の複雑な構造について解説しましたが、こちらはどの患者さんも同じというわけではありません。 人によって構造が違うことも、根管治療の難易度を高めている理由の一つです。 歯の根の形状は、緩やかに曲がっていることもあれば、大きくクネクネと曲がっていることもあります。 そのため、歯科医師は毎回難易度の異なる治療を行わなければいけません。 特に難しい症例ばかりを経験している歯科医師であれば、対応力は高いことが予想されますが、そうでなければ経験を積んでいる歯科医師でも失敗する可能性は十分にあります。 日本の専門性が低いから 日本は海外諸国に比べて、根管治療の専門性が低いです。 つまり専門医や認定医が不足していることから、難易度が高くなっているということです。 根管治療自体は決して特殊な治療ではありません。 基本的には、どこの歯科クリニックでも受けることができます。 しかし、歯科先進国の一つであるアメリカと比較すると、日本の根管治療の技術は遅れを取っていると言われています。 例えばアメリカの歯科クリニックには根管治療の専門医が在籍し、治療は主治医と連携して行うのが一般的です。 また根管治療の精度をアップさせるマイクロスコープ、ラバーダムなどについても、導入率が極めて高いです。 一方日本の根管治療は、専門技術や専門の器具などの環境がそれほど整っていないため、失敗するケースも多く見られます。 根管治療が失敗するとどうなる? 根管治療が失敗すると、強い歯の痛みに襲われることがあります。 最初は何となく痛みを感じる程度であり、徐々に何もしていなくても強い痛みを感じる状態にまで進行していきます。 また他にも顔が腫れたり、細菌が取り切れなかったことによって膿が出てきたりすることも考えられます。 ちなみに治療後の痛みを感じなかったとしても、根管に膿が溜まって炎症が起こると、歯が浮いたような違和感を覚えることがあります。 それでも根管治療を受けるべき理由とは? 根管治療の成功率は決して高くありませんが、虫歯が重度にまで達している場合、必要性はとても高くなります。 なぜなら、抜歯を回避できるからです。 根管治療では神経を除去しますが、天然歯はそのまま残すことができます。 現在では失った歯をカバーする治療として、インプラントやブリッジなど質の良いものが増えていますが、いずれも天然歯に勝るものではありません。 また根管治療を受けなかったとしても、痛みを我慢し続け、いずれは抜歯をするしかありません。 残せる歯は残した方が良いというのが一般的な考えであるため、多くの歯科クリニックは安易に抜歯をせず、根管治療を推奨します。 まとめ 虫歯は発症させないことが一番ですが、一度発症してしまったものについては、初期段階でない限り治療を受けなければ治りません。 また虫歯の自覚症状があるにもかかわらず放置していると、なおさら治療の必要性は高くなります。 そのため何らかの理由で虫歯が進行してしまった方は、根管治療を受けて症状を改善させ、場合によっては再根管治療も受ける必要があります。

2024.10.30

【川崎の歯医者】「哺乳瓶むし歯」の特徴について

歯が生えたばかりであっても虫歯になることがあることをご存じでしょうか? 歯が生えたばかりの頃から2~3歳頃までの間になるむし歯のことを、哺乳瓶むし歯やボトルカリエスといいます。 まるで哺乳瓶が原因でなるむし歯のような名前です。 哺乳瓶むし歯は果たして哺乳瓶が原因でなるのでしょうか? 哺乳瓶むし歯の原因と対策を解説します。 哺乳瓶むし歯とは? 乳児を育てる際に、母乳だけではなく粉ミルクを哺乳瓶で飲ませているという方は少なくありません。 また、麦茶をはじめ子ども用の飲み物を飲ませるときも、最初の頃は哺乳瓶を使用することが多いでしょう。 歯が生える前ならともかく、歯が生えてきてから哺乳瓶を使用して、就寝前に糖分が含まれる飲み物を与える場合には注意してください。 歯を磨かずに寝かせてしまうと、むし歯になるリスクが高くなるからです。 哺乳瓶で飲み物を飲ませ、歯磨きをせず寝てしまったためにむし歯になるケースを、哺乳瓶むし歯といいます。 哺乳瓶むし歯になる主な原因として、哺乳瓶でミルクを飲むため、口内に長時間ミルクが溜まってしまうということが挙げられます。 また、ミルクや糖分の入った飲み物を飲み、長時間歯に触れると、歯に糖分が付着しやすくなってしまうのです。 哺乳瓶は何かを飲むときだけくわえるものですが、なかにはずっと哺乳瓶をくわえたままで過ごしている子どももいます。 このようなケースはむし歯のリスクを高めることがあるため、注意が必要です。 子どもを寝かしつける際に、哺乳瓶でミルクをあげている場合も、むし歯になるリスクが高くなります。 哺乳瓶であげているのがミルクだけではなく、スポーツドリンクや乳酸菌飲料等でも、むし歯になるリスクは高くなってしまうでしょう。 哺乳瓶は、ミルクを飲む赤ちゃんが使用するのであれば非常に合理的であり、むし歯のリスクがあっても使い続けるべきです。 ただ、問題となるのは哺乳瓶を使用した後です。 口内ケアをきちんと行わずに放置すればむし歯のリスクが増大しますが、きちんとケアすればリスクを抑えることができます。 母乳の場合も、授乳しながら寝かしつけたり長時間飲ませ続けたりすると、哺乳瓶むし歯になる可能性があるため、注意しましょう。 以上のとおり、哺乳瓶を使うことが歯に悪いわけではありません。 使った後に歯磨きせずにいることが原因でむし歯になってしまうため、問題は使用後のケアにあるといえるでしょう。 子どもが少し大きくなると、飲み物を飲むための容器は、哺乳瓶からストローマグに移行するでしょう。 ストローマグでも、糖分を含む飲み物を長時間飲んでいる場合には、哺乳瓶むし歯になってしまうことがあります。 むし歯が進行しやすいのは睡眠中です。 甘い飲み物は哺乳瓶で飲んだ方がコップやストローよりも糖分が口内に残りやすく、歯に触れ続けてしまいます。 その結果、口内が酸性になり、長く続くとむし歯の原因菌が好む環境になってしまうため、むし歯になるリスクが高まってしまうのです。 ストローマグを使用した場合も、時間をかけて飲んでいる場合には、虫歯になるリスクは哺乳瓶と変わりません。 そのため、哺乳瓶を卒業してからも注意が必要です。 哺乳瓶むし歯は、前歯にできて歯を全体的に溶かしたり、裏側の神経に近い部分で広がったりするため、重度のむし歯になりやすいという特徴があります。 哺乳瓶むし歯になる兆候として、歯と歯茎との境目の一部が白くなるというものがあります。 白くなっているのを見つけた場合、すぐに歯科医院を受診すれば、むし歯の重症化を防ぐことが可能です。 むし歯になったとき、通常であれば唾液によって再石灰化が起こり、歯が回復して自然に治ることもあります。 しかし、哺乳瓶でミルク等を飲みながら寝ていると、再石灰化が阻害されてしまうのです。 再石灰化が起こらなければエナメル質がどんどん溶けてむし歯が進行していくため、幼くても歯がボロボロになってしまうでしょう。 子どもの口内を確認し、歯と歯茎との境目の一部が白くなっているのを見つけたら、早いうちに歯科医院に行きましょう。 放っておくと、せっかく生えた歯が徐々に欠けるだけでなく、神経も死んでしまうため、失活歯になる恐れがあります。 哺乳瓶むし歯を予防するには? 哺乳瓶むし歯は口内に糖分が長時間残留することで起こるため、うがいをして糖分を洗い流すことができれば予防できます。 しかし、赤ちゃんにうがいをさせるのは無理であるため、水やお茶など糖分が含まれない飲み物を飲ませることで口内を洗浄するという方法をおすすめします。 寝かしつけにミルクを与えている場合には、水やお茶に替えてみるなど糖分が含まれないものに交換するようチャレンジしてみましょう。 なお、哺乳瓶むし歯の治療は可能ではありますが、子どもの性格や歯科医院の設備によっては、治療が難しいケースも少なくありません。 治療ができない場合には、薬品でむし歯の進行を止めて様子を見ることになります。 既述したとおり、哺乳瓶むし歯になると口内に兆候が表れます。 すぐに異変に気付くことができるようにするためにも、定期的に子どもの口内を観察してください。 まとめ 哺乳瓶を使用していて、歯が生え始めた頃にかかるむし歯のことを、哺乳瓶むし歯といいます。 哺乳瓶でミルクや甘い飲み物を飲んだとき、飲み物に含まれる糖分が口内に長く残り、歯に付着し続けることで発症するむし歯です。 甘いものを飲んだ後は水やお茶で洗い流したり、口内を定期的にチェックしたりすることで、予防できるでしょう。 まずは、寝かしつけでミルクなどを飲ませるのを止めてみることをおすすめします。

2024.10.29

【川崎の歯医者】歯質を強くする食べ物

毎日の歯磨きを丁寧にすることで歯を大切にすることができます。 それだけでなく、歯質を強くすることも歯を大切にするための方法の1つです。 歯質はいくつかの方法で強くすることができますが、最も手軽に取り組むことができる方法は、毎日の食事の内容に気を使うことです。 どのような食べ物が歯質の強化に適しているのか解説します。 歯質を強くするための成分は? 歯質を強くしたいのであれば、適した成分が豊富に含まれている食べ物が必要です。 どのような成分が歯質の強化に効果的なのでしょうか? 歯質を強くすることができる成分としてまず思い浮かぶのが、骨を丈夫にできるカルシウムです。 歯質を強くするための栄養素として最も重要といえますが、単体で摂取するのではなく、他の栄養素も同時に摂らなければ十分とはいえません。 カルシウムの摂取には注意すべき点があります。 歯がきちんと出来上がっている大人が摂取し過ぎた場合は、異所性石灰化が起こる可能性があります。 石灰化してしまった歯石が歯の表面に付着している場合、放置していると歯周病の原因になるかもしれません。 また、マグネシウムを歯質の強化に役立つ栄養素です。 歯や骨の働きを強化するのはもとより、酵素の働きを手助けする、神経情報を伝達するなどの働きがあるのです。 マグネシウムは身体の代謝に大きく関わっている栄養素でもあります。 体内にはさまざまなミネラルがありますが、マグネシウムは7番目に多く存在しています。 半分以上が歯や骨に含まれていて、残りは脳や神経、筋肉に含まれるのです。 カルシウムが過剰に摂取された場合は細胞外に排出するという働きがありますが、あまりに多すぎるとマグネシウムが不足するため、注意してください。 マグネシウムが不足すると、歯ぐきに起こるさまざまな病気が悪化したり、体調を崩しやすくなったりすることもあります。 リンも歯質を強くするのに必要な栄養素です。 歯に含まれている栄養素ですが、過剰に摂取するとカルシウムの吸収を阻害して流出させてしまうため、気をつけなくてはいけません。 ビタミンAは、摂取することで歯の表面を覆うエナメル質を強くする働きがあるため、必ず摂取するべき栄養素です。 ビタミンAはレチノールやレチノイン酸とも呼ばれていて、油に溶けやすい栄養素でもあるため、調理方法には注意しましょう。 また、βカロチンも歯の強化を担う栄養素です。 摂取すると、体内で変化してビタミンAになるため、同じく積極的に摂取するとよいでしょう。 象牙質の形成にはビタミンCが必要ですが、食事に含まれる栄養素が少なく、2~3ヶ月続けると大幅に不足してしまうため、歯周病の原因になってしまう可能性があります。 ビタミンCは、炎症を抑えたり、コラーゲンが傷ついたときに修復したりする働きもある栄養素であるため、コラーゲン繊維が歯周病によって破壊された場合の修復に最適といえます。 ビタミンDは、歯や骨の石灰質、ならびにカルシウムに大きく影響がある栄養素です。 ほかに、代謝の調整や骨の沈着を促すという効果もあります。 体内で生成できる栄養素で、紫外線を浴びることで生成されますが、食事からも摂取した方が確実でしょう。 カルシウムを食べたものから吸収することを促す働きもあり、血液のカルシウム濃度を調整して一定に保ちます。 また、歯の基礎を形成するためには良質なたんぱく質も必要となるため、豊富に含まれるものを必ず食べましょう。 歯質を強化できる食べ物は? 歯質を強化するためにはさまざま栄養素が必要です。 必要な栄養素はどのような食べ物から摂取できるのでしょうか? まず大切なのは牛乳です。 カルシウムや良質なたんぱく質が豊富に含まれていて、さらにビタミンBも摂取できる理想的な食べ物といえます。 牛乳が苦手な場合には、チーズなどの牛乳を加工した製品を選ぶとよいでしょう。 牛乳を加工しても、含まれる栄養素は大きく変わらないため、食べられるものを選んで食べましょう。 また、日本人は昔から牛乳を分解するのが得意ではないといわれているため、小魚などを食べた方がカルシウムを摂取しやすい人もいるでしょう。 マグネシウムなどのミネラルは、わかめをはじめとした海藻類や大豆などの豆類、その他の植物性食品を食べることで摂取できます。 海藻類は唾液の性質にも影響があります。 唾液を虫歯や歯周病の原因となる細菌を繁殖させにくい性質に変化させることができるのです。 リンは加工食品や清涼飲料水などに、保存性や食感をよくするためにリン酸として含まれていることが多いため、加工食品や飲料には気をつけましょう。 ただし、現代では加工食品を一切食べないということは難しいため、できるだけ減らすように心がけることが必要です。 ビタミンAを摂取したい場合は豚や鳥などのレバーやウナギ、乳製品、パセリ、人参などを摂取しましょう。 βカロチンが豊富に含まれている人参は貧血予防や造血作用もある野菜で、歯ごたえがあって歯の表面の汚れを落としてくれる効果にも期待できるため、おすすめです。 ビタミンCは柑橘類をはじめとした果物に多く含まれていますが、ジャガイモやカボチャなどの根菜類にも含まれています。 ビタミンDは体内でも生成されますが、きくらげや干し椎茸、卵、いくら、サンマ、マグロなどにも含まれている栄養素です。 まとめ 歯質を強くしたいのであれば、歯質を強くするために必要な成分が含まれた食べ物を選んで食べるという方法があります。 歯の成分といえばカルシウムが真っ先に思い浮かぶものの、他にもたんぱく質やマグネシウム、リン、ビタミン類などが必要です。 当然、1つの食べ物だけでは必要なすべての栄養素を摂取することができないため、食材を組み合わせて摂取してください。

2024.10.28

【川崎の歯医者】親知らずの治療について

多くの人は、虫歯や歯周病になった時に歯医者に行きますが、中にはほかのことが理由というケースもあります。 その一つが親知らずです。 しかし、親知らずが生えてきたからといって、治療が必要とは限りません。 中には治療が必要なケースもありますが、具体的な治療内容を知らない人も多いでしょう。 親知らずの治療について解説します。 親知らずとは? 通常、歯は上下に14本ずつ、合計で28本生えるものだと思っている人は多いのではないでしょうか。 実は、親知らずと呼ばれる歯がさらに生えてくることもあるのです。 親知らずは、4つの奥歯のさらに奥に生える歯です。 第二大臼歯の奥に生えてくるため第三大臼歯とも呼ばれています。 本来は親知らずが生えてくる人が多かったため、4本すべてが生えてこない場合は先天性欠如という、生まれつき歯が欠けているという扱いになっていたのです。 しかし、近年は数本が生えてこない、あるいは4本とも生えてこないという人が増えてきたため、先天性欠如としては扱われません。 また、親知らずが生えてくる場合は他の歯と同じようにまっすぐ生えてくることは珍しく、斜めに生えて来たり横向きに生えたりすることが多いのです。 親知らずは高校生になった頃から大学生の間に生えてくることが多い歯です。 親にいちいち相談しないことも多い年代であることも盛り込んで、親知らずや智歯と呼ばれるようになりました。 親知らずは必ずしも歯茎の上に萌出するとは限りません。 生えてきても歯肉の内側に収まって出てこないことや、一部だけ萌出することもあるのです。 歯肉の中にある歯は、歯を磨こうとしても歯ブラシが届かないため、汚れが溜まって虫歯になるリスクもあります。 また、炎症が起きて智歯周囲炎になってしまうリスクもあるため、もし発症した場合は炎症を鎮める必要があるでしょう。 うがい薬でうがいをしたり、抗菌薬を服用したりすることで、炎症をしずめることができますが、繰り返し発症する場合は根本的な治療が必要となります。 親知らずの治療内容 親知らずが生えてきた場合、特に何の問題も起こっていなければわわざわざ治療する必要はないのですが、生え方によっては大きなリスクとなることもあるのです。 歯を磨きにくい状態に生えてしまうと、汚れが溜まって虫歯や歯周病の原因となってしまうことがあります。 まっすぐ生えてこなければ、歯磨きをしても汚れが落としにくいためリスクも高くなるのですが、虫歯や歯周病は他の歯にも感染してしまうことがあるのです。 親知らずを治療する場合は、他の歯とは違ってまず抜歯することが多いのですが、何も問題がなければわざわざ抜く必要はありません。 抜く必要がない条件としては、上下とも親知らずが生ええていて、向きが正常で他の歯と同じように噛み合う場合です。 片側しか生えていない場合や噛みあわない場合は、歯ぐきに歯がぶつかってしまい歯ぐきが傷ついてしまうリスクが高いため、条件が設定されています。 また、歯ぐきの内側に収まっていて、他の歯に影響を与えることがない状態であれば、放置して様子を見ることになるでしょう。 親知らずが虫歯になった場合は、最も奥にある歯に治療器具が届きにくいたです。 したがってめ、タービンで削ったりせずに抜歯をすることを勧められるでしょう。 また、親知らずの隣にある奥歯が虫歯になったときは、治療をするのに親知らずが邪魔になることが多いため、抜歯することしかありません。 斜めや横向きで、他の歯を押してしまう場合に、押されている歯に痛みが生じてしまうため、抜歯をする必要があるでしょう。 親知らずが一部だけ萌出している場合は、歯肉の中に隠れている部分にも汚れが届いてしまい、虫歯や歯周病になるリスクも高くなります。 隠れている部分が虫歯になった場合は、治療ができないため抜歯をしなくてはいけないケースが多いでしょう。 親知らずの歯根が複雑な形状をしていることも多いため、抜歯をする場合は最初にレントゲンを撮り、どのような形状か確認します。 まっすぐ生えている場合は直接抜くことができるかもしれませんが、生えている場所が悪かったり複雑な形状をしていたりする場合には、別の治療を行います。 まっすぐ抜けない場合は、まず麻酔をかけて親知らずの頭部分と歯根を分割する脱臼を行い、歯ぐきを切開して残された歯根を摘出します。 親知らずの抜歯は、通常は15分から30分ほどで終わります。 しかし、歯根が複雑な形状になっていると抜歯にかかる時間も長くなるでしょう。 また、親知らずを活用して他の歯の治療を行うこともあります。 主にブリッジや部分入れ歯の支えとして用いられます。 歯が失われた時は、形状が適しているなどの条件を満たすことができれば、移植されることもあるのです。 親知らずは抜歯することも珍しくありませんが、特に問題が起こらない限りは抜歯をせずに放置するケースも珍しくありません。 親知らずが生えてきた場合は、他の歯に影響がないかを確認するために歯科医院を受診してみたほうがよいでしょう。 まとめ 親知らずが生えてきたときは、まず抜歯が必要どうかかをチェックする必要があります。 生え方によっては、他の歯を押していたり他の歯に影響を与える位置に生えていたりすることがあるため、一度チェックしなければなりません。 必ずしも治療する必要はありませんが、虫歯や歯周病の原因になった場合などは、治療するよりも抜歯を選びます。 奥に生えている親知らずの治療は難しいでしょう。

2024.10.26

【川崎の歯医者】歯を矯正するメリット

歯並びが悪くても、長い間治療せずに過ごしていた人であれば慣れてしまいますが、放置しているとデメリットがあります。 歯並びが悪いときは、歯を矯正することでデメリットが解消されます。 歯を矯正するメリットについて解説します。 矯正治療による機能面のメリット 歯並びを矯正すると、見た目がよくなるのは当然ですが、口や歯の機能に関してもメリットがあります。 歯並びが悪い状態だと、上下の歯がしっかりと嚙み合わないことがよくあります。 食べ物を上下の歯でしっかりと挟むことができなくなってしまい、食べづらくなってしまうのです。 また、ものを食べるために顎を動かす際に不自然になってしまい、食べにくく感じます。顎の筋肉もバランスよく動かすことができないでしょう。 歯並びがよくなれば、歯が正しい位置に移動することで噛み合わせもよくなり、顎も正常な範囲で動くようになるため、食事がしやすくなります。 奥歯がズレて接する面積が少なくなってしまった場合や、奥歯が少なくなった場合、咀嚼効率が低下してしまうでしょう。 咀嚼効率とは物をかみ砕くことができる割合を示す数値であり、高いほど噛みやすいということを示しています。 噛み合わせが正常な場合と歯並びが悪い場合の接触面積を比較すると、歯並びが悪い場合は接触面積小さくなるのです。 接触面積が小さくなり咀嚼効率が落ちてしまえば、食べ物をしっかりと噛むことができず大きな塊のまま飲み込むケースが増えるでしょう。 歯並びを整えることで奥歯でしっかりと噛むことができるようになり、接触面積も増えて咀嚼効率も高まります。 また、歯並びは発音にも大きな影響を与えます。 特に前歯は大きな関係があり、うまく嚙み合わなければ発音がしづらくなるのです。 前歯の噛み合わせが悪くなる不正咬合には、開咬や上顎前突、下顎前突や反対咬合などがあります。 特に、サ行は発音が難しくなってしまうでしょう。 歯を矯正することで前歯の歯並びがよくなると、発音も改善され、どの言葉も明確に発音できてはっきりと伝えられるようになります。 子どものときに歯並びが悪いまま放置していると、顎も正常に発育できません。 その結果、顎の形が左右非対称になったり、前方に十分成長しなくなったりします。 子どもの歯並びを矯正する際は、成長してから悪影響が出ないようにすることも考えたうえで、顎の発育を促し、形や大きさもコントロールしていく必要があるのです。 矯正治療による口内の病気へのメリット 歯を矯正することは、口内の病気を予防してリスクを軽減するというメリットもありますが、具体的にはどのような病気を予防できるのでしょうか? まず挙げられるのが虫歯です。 口の病気の中でも代表的な虫歯の原因となるプラークは、歯並びが悪いとコンタクトポイントが広くなるため、増えやすくなります。 歯並びを整えることでコンタクトポイントが狭くなり、プラークも減少して虫歯になるリスクを抑えることができるのです。 歯周病も、虫歯と同様にプラークがあると原因となる細菌が増えやすくなるため、歯並びが高いと発症するリスクが高くなります。 また、噛み合わせが悪いために一部の歯に強い負荷がかかると、歯周病を悪化させる原因にもなります。 歯並びを整えることで歯磨きがしやすくなってプラークも減少し、噛み合わせも改善されて一部の歯にだけ負荷がかかることがなくなるのです。 噛み合わせが悪いために顎にかかる負荷のバランスが崩れると、顎関節症になるリスクも高くなってしまうでしょう。 噛み合わせが悪いと、顎の動かし方や顎を動かすための筋肉の動きにもずれが生じます。 長く続くと顎関節症が起こるかもしれません。 顎の筋肉が痛むこともありますが、歯並びを整えることで顎の関節が正常な動きに戻り、筋肉の痛みも和らぐでしょう。 前歯が前方に傾いていたり、犬歯がはみ出していたりすると、転んでぶつけたときなどに折れる可能性が高まります。 歯並びを整えておくと、特定の歯だけが折れやすいという問題が解消され、衝撃を他の歯に分散して受け止められるでしょう。 歯並びが悪い場合は、虫歯の治療をする際に他の歯が邪魔になることが多く、歯を削る量も増えてしまいます。 矯正治療を受けて歯並びを整えることで治療がしやすくなり、歯を削る量も抑えることが可能です。 その結果、歯の寿命を守ることができます。 歯並びがよくないことを気にして、人前であまり笑わないという人もいますが、笑顔のほうが人に与える印象はよくなるため、歯並びを整えて自信をもって笑顔になりましょう。 まとめ 歯並びが悪いまま過ごしていると、歯の機能を妨げてしまうため、食べ物を上手く噛めなくなったり、発音が悪くなったり、顎の成長を邪魔したりすることがあるでしょう。 また、虫歯や歯周病のリスクも高くなり、顎関節症になる可能性も高くなってしまいます。 歯並びを整えることで、しっかりと噛むことができるようになって発音もよくなり、虫歯や歯周病になるリスクも抑えることができるでしょう。

2024.10.25

【川崎の歯医者でセラミック治療】セラミック治療で選ぶべきではない歯科クリニックとは?

セラミック治療は高品質の補綴物を手に入れることができる治療ですが、必ずしも最後までスムーズに進むとは限りません。 特に歯科クリニックの技量や環境などは、治療の成否を大きく左右します。 今回は、セラミック治療を受けるにあたり、選ぶべきではない歯科クリニックの特徴について解説します。 セラミック治療で選ぶべきではない歯科クリニックの特徴7選 以下の特徴に当てはまる歯科クリニックは、セラミック治療を受ける際に選ばない方が良いと言えます。 ・経験や症例数が少ない ・きちんと説明をしてくれない ・しつこくセラミック治療を勧めてくる ・治療費が明らかに安い ・料金体系がわかりにくい ・保証がない ・設備や減菌対策が不十分 各項目について詳しく説明します。 経験や症例数が少ない セラミック治療の経験、症例数が明らかに少ない歯科クリニックは、選択肢から外すことをおすすめします。 なぜなら、セラミック治療の仕上がりは治療の症例数にほぼ比例するからです。 経験が豊富だからこそ、歯科医師は「患者さんに満足してほしい」「もっと良い治療を提供したい」と思えるようになります。 そのため、実績に乏しい歯科クリニックでは、満足な治療が受けられない可能性が高いです。 きちんと説明をしてくれない セラミック治療は精度の高い補綴物を口内に装着し、審美性や機能性をアップさせる治療です。 しかし、治療後の破損や二次虫歯など、ある程度のリスクは存在します。 これらのリスクについてきちんと説明してくれない歯科クリニックは、患者さんの立場になっていないと言えます。 また患者さんが質問したときにはぐらかすような回答をする場合も、信用に足るとは言えないため、別の歯科クリニックの受診をおすすめします。 しつこくセラミック治療を勧めてくる セラミック治療は、主に大きな虫歯を治療したときに行われる治療です。 このとき、他にも保険診療のクラウンを装着するなどの選択肢がありますが、やたらとセラミック治療を勧めてくる歯科クリニックには注意しましょう。 このような歯科クリニックは、自由診療のセラミック治療を患者さんに受けてもらい、少しでも利益を上げることしか考えていない可能性があります。 またセラミック治療を勧められる理由に納得できない場合は、別の歯科クリニックでセカンドオピニオンを受けましょう。 治療費が明らかに安い セラミック治療の費用相場は、詰め物の場合で4~8万円程度、被せ物の場合で8~18万円程度です。 こちらの相場よりも明らかに安い価格でセラミック治療を提供している歯科クリニックは、何か裏があると考えるのが自然です。 またセラミック治療が高額な理由の一つに、使用する素材が高額であることが挙げられます。 そのため、明らかに格安の歯科クリニックでは、オールセラミックと偽ってハイブリッドセラミックなどが使用されていることも考えられます。 料金体系がわかりにくい セラミック治療の金額が適切であったとしても、料金体系が複雑でわかりにくい歯科クリニックは選ばないようにしましょう。 例えば、“セラミック治療:○○円~”という表記の場合、追加で費用がかかる可能性が高いです。 また治療費の内訳を公開していない場合も、予想外の費用が発生することがあるため、注意が必要です。 信頼できる歯科クリニックであれば、通常は治療を受ける前の段階で、セラミック治療の費用に関することを事細かに説明してくれます。 保証がない セラミック治療の保証が設けられていない歯科クリニックは、治療後のことを考えても選ぶべきではありません。 保証がない場合、万が一治療後にセラミックが欠けたり割れたりして再治療が必要になっても、その費用はすべて患者さんが負担することになります。 特にセラミックを一からつくり直す場合、高額な費用がかかることが予想されます。 そのため、カウンセリングの時点で保証があるかどうかは必ず確認しておきましょう。 設備や減菌対策が不十分 セラミック治療を問題なく行うには、院内設備や減菌対策が必要不可欠です。 そのため、これらの内容に問題がある歯科クリニックは選ばないのが賢明です。 セラミック治療は高い精度が求められるため、先進的な設備や安全性を高めるための精密な検査を行える設備を完備している場合、より高度な治療が受けられます。 また、衛生管理が徹底されていることも大事なポイントです。 例えば減菌のための装置を導入していたり、患者さんごとにハンドピース(歯を削る道具)を交換していたりする歯科クリニックは、信頼性が高いと言えます。 まとめ どのような治療を受ける場合でも、やはり歯科クリニック選びには多くの時間を費やすべきです。 特にセラミック治療などの自由診療では、慎重に歯科クリニックの良し悪しを見極めなければいけません。 また「安く治療を受けたい」と考え、費用が格安の歯科クリニックを選ぶ方もいますが、こちらはもっとも危険な考え方だと言えます。

2024.10.23
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