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【川崎の歯医者で虫歯治療】注目すべき虫歯予防成分について

虫歯予防を行う際は、歯磨き粉やマウスウォッシュといったデンタルケア製品について、慎重に選ばなければいけません。 またこれらの製品を購入する際は、成分表を確認し、どのような虫歯予防成分が含まれているのかを確認することが望ましいです。 今回は、注目すべき虫歯予防成分をいくつか紹介します。 注目すべき虫歯予防成分15選 以下の成分は、歯磨き粉などを購入する際、含まれているかどうか確認すべきだと言えます。 ・フッ素 ・薬用ハイドロキシアパタイト ・リン酸カルシウム ・塩化セチルピリジニウム ・イソプロピルメチルフェノール ・トリクロサン ・キシリトール ・エリスリトール ・L8020乳酸菌 ・緑茶カテキン ・プロポリス ・重曹 ・ポリアスパラギン酸ナトリウム ・リンゴ酸、クエン酸、 ・グルコシルトランスフェラーゼ阻害物質 各項目について詳しく説明します。 フッ素 フッ素はもっとも一般的で効果的な虫歯予防成分です。 歯のエナメル質に取り込まれ、フルオロアパタイトを形成し、歯質を酸に溶けにくい強い構造にします。 また食事などによる脱灰で溶け出したカルシウムやリン酸を歯に戻す再石灰化を促進したり、虫歯菌の活動を抑制したりする役割もあります。 薬用ハイドロキシアパタイト 薬用ハイドロキシアパタイトは、歯の主成分と同じ成分です。 歯の表面の目に見えないミクロの傷を埋めて修復し、歯垢や着色汚れの付着を防いだり、初期虫歯の再石灰化を促進したりします。 フッ素とは異なるアプローチで歯を強化するため、併用も効果的とされています。 リン酸カルシウム リン酸カルシウムは、カルシウムイオンとリン酸イオンが結合した化合物です。 歯の再石灰化に必要なミネラルを供給し、フッ素の効果を助ける働きも期待されます。 塩化セチルピリジニウム 塩化セチルピリジニウムは、口腔内の細菌を殺菌・抑制する効果がある成分です。 歯磨き粉やマウスウォッシュの多くに配合されています。 イソプロピルメチルフェノール イソプロピルメチルフェノールは、プラーク内部に浸透し、虫歯菌をはじめとする細菌を殺菌する効果があります。 トリクロサン トリクロサンは、フェノール系の抗菌剤の一種です。 歯磨き粉以外で言うと、石鹸や化粧品などにも使用されています。 またこちらは、虫歯菌を含む広範囲の細菌に対し抗菌作用を示します。 キシリトール キシリトールは天然由来の甘味料で、虫歯菌が代謝しても酸を作らないため、虫歯の原因になりません。 こちらはガムなどの食品にも多く含まれています。 もちろん、果物など天然の食材から摂取することもできます。 エリスリトール エリスリトールもキシリトール同様、虫歯菌に利用されにくい糖アルコールで、酸の生成を抑えます。 L8020乳酸菌 L8020乳酸菌は、虫歯菌や歯周病菌の発育を阻止する効果があることが発見された乳酸菌です。 主にタブレットやマウスウォッシュなどに使用されています。 緑茶カテキン 緑茶カテキンは、抗菌作用や抗酸化作用があり、虫歯菌の活動を抑制する効果が期待されます。 もちろん、こちらは緑茶を飲むことでも摂取可能です。 プロポリス プロポリスは、ミツバチが植物の芽や樹皮から集めた樹脂に自身の分泌物を混ぜてつくる、粘り気のある天然物質です。 こちらは天然の抗菌物質として知られ、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑える効果があります。 のど飴などの成分として使用されることもあります。 重曹 重曹は正式には炭酸水素ナトリウムというもので、弱アルカリ性の白い粉末です。 アルカリ性で酸を中和し、口腔内環境を虫歯になりにくい状態に整えます。 また、重曹には研磨剤としての一面もあります。 ポリアスパラギン酸ナトリウム ポリアスパラギン酸ナトリウムは、アスパラギン酸というアミノ酸が重合した高分子化合物です。 保湿剤やヘアコンディショニング剤として、主に化粧品や医薬部外品に配合されています。 またポリアスパラギン酸ナトリウムは、カルシウムイオンと結合し、歯石の沈着を防ぐ効果が期待されます。 リンゴ酸、クエン酸 リンゴ酸とクエン酸は、どちらも果実などに含まれる有機酸です。 摂取することで、乳酸の分解や疲労回復に寄与します。 またこれらの成分自体は酸性ですが、唾液の分泌を促すことで、唾液本来の自浄作用や再石灰化作用を高める効果があります。 グルコシルトランスフェラーゼ阻害物質 グルコシルトランスフェラーゼは、口内のショ糖を基質とし、ネバネバした不溶性グルカンを生み出す成分です。 またこれらを阻害し、ネバネバした物質が歯に付着するのを防ぐのは、グルコシルトランスフェラーゼ阻害物質です。 主にポリフェノール類や植物抽出物(ナツメ葉など)、ペプチドなどが該当します。 まとめ 今後歯磨き粉やマウスウォッシュ、予防歯科用のガムやタブレットなどを購入する際は、前述した成分が含まれているかどうか確認しましょう。 含まれているものが多ければ多いほど、当然虫歯予防効果は高まります。 また前述したような成分は、食事から摂取できる可能性もあるため、虫歯予防をするにあたって食生活の改善は必須です。

2025.11.19

【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯治療における失敗の主な原因

歯科クリニックで虫歯治療を受ける場合、100%成功すると考えている患者さんは少なくないかと思います。 しかし、実際は歯科医師も人間であるため、完全に失敗するリスクを排除するのは難しいと言えます。 今回は、虫歯治療における失敗の主な原因について解説します。 検査、診断の不足 治療前の検査や診断が不十分な場合、虫歯の進行度や範囲、歯根の形状などを正確に把握できず、不適切な治療計画につながる可能性があります。 治療計画の説明不足、不備 患者さんへの十分な説明と同意(インフォームド・コンセント)が行われていない場合、患者さんの理解不足や想定と異なる結果、トラブルに発展することがあります。 治療部位の取り違え 治療部位の取り違えは、抜歯する歯や治療する部位を間違えるという、もっとも基本的な確認ミスです。 思い込みや確認不足が原因となりますが、ある程度の実績を持つ歯科クリニックでは、通常このような失敗は起こりません。 不十分な虫歯の除去 虫歯に侵された部分を完全に除去しきれていない場合、治療後に内部で再び虫歯が進行(二次虫歯)する原因となります。 後述する根管治療では、腕のある歯科医師であってもこのような失敗が起こりやすくなります。 詰め物、被せ物の適合不良 詰め物や被せ物が歯に正確に適合していないと、ミクロの段差や隙間から虫歯菌が侵入し、こちらも二次虫歯や脱落の原因となります。 特に銀歯やレジンといった保険診療の補綴物では、歯との隙間ができやすくなります。 健康な歯質の過剰切削 例えばセラミック治療などでは、セラミックにある程度の厚みを持たせるために、天然歯を削らなければいけません。 しかし必要以上に健康な歯質を削ってしまうと、歯が弱くなったり、神経にダメージを与えてしまったりすることがあります。 神経へのダメージ 切削時の刺激や、虫歯が深すぎた場合などに、治療が原因で歯髄炎や神経の壊死を引き起こすことがあります。 根管治療の技術的難易度と失敗 重度の虫歯には、根管治療が適用されることがあります。 また根管(歯の神経が入っている管)の形は複雑で内部が見えにくいため、治療が難しく、細菌の除去不足や薬の充填不足により失敗することがあります。 ちなみに保険診療の根管治療の場合、プロフェッショナルである歯科医師でも、治療の成功率は50%に満たないと言われています。 治療中の異物誤飲、誤嚥 治療器具や詰め物などの小さな異物を、患者さんが誤って飲み込んだり気管に入れたりする事故が発生することがあります。 こちらが発生した場合、当然虫歯治療は即中止されます。 使用機器の破損や接続不良 虫歯治療中に歯科用機器の一部が破損して口腔内に落下したり、ガス管などの接続ミスにより事故につながったりすることがあります。 麻酔時の合併症や過失 麻酔薬の量や投与方法の間違い、静脈内鎮静法などにおける患者さんの全身状態の急変への対応遅れなどが、重大な事故につながることがあります。 衛生管理の不徹底 歯科クリニックによる器具の滅菌消毒が不十分な場合、患者さんの間での交差感染を引き起こすリスクがあります。 歯科医師の経験不足、技術不足 単純に、歯科医師の経験不足や技術不足が失敗を招くケースもあります。 例えば、特定の難しい症例に対する経験や技術が不足している歯科医師が治療を行う場合などは、ミスのリスクが高まります。 連携・情報共有の不足 歯科クリニックにおいて、複数のスタッフ(歯科医師、歯科衛生士、助手など)間での情報共有や連携が不十分な場合、確認ミスや手順の誤りが生じやすくなります。 患者さんの要因 虫歯治療後も、ブラッシング不十分な部位にはプラークが溜まりやすく、新たな虫歯や治療済み箇所の再発のリスクが高まります。 また治療途中で通院をやめてしまうと、治療が完了していない部分から細菌が侵入し、感染が進行して失敗につながることがあります。 痛みがなくなっても、医師の指示通りに治療を終えることが重要です。 さらに、糖分の多い飲食物を頻繁に摂取するなどの食習慣は、虫歯の発生リスクを高め、治療効果を低下させる可能性があります。 その他、強い噛む力は、詰め物や被せ物に微細なひび割れや隙間を生じさせることがあり、そこから細菌が侵入して二次カリエスの原因となります。 ちなみに、治療後のメンテナンスや定期検診を怠ると、詰め物・被せ物の劣化や新たな虫歯の初期段階を発見できず、結果として治療の失敗につながります。 そのため、虫歯が完治した後も、3ヶ月に1回程度は歯科クリニックを訪れなければいけません。 まとめ 虫歯治療を受けることは簡単ですが、大切なのは最後まで問題なく完了させ、二次虫歯も発症させないことです。 またそのためには、患者さん自身で治療中や治療後のケアを行い、なおかつ信頼できる歯科クリニックを選ぶ必要があります。 多くの歯科クリニックでは、患者さんが期待しているような結果を得られますが、杜撰な治療が行われる可能性もゼロではないため、注意してください。

2025.11.17

【川崎の歯医者・歯周病治療】歯周病治療を受けた方が良い人とは?

歯周病治療では、歯の隅々まで歯石を除去したり、ブラッシング指導を受けたりすることができます。 これにより、ある程度症状が進行している方であっても改善が見込めます。 では、歯周病治療を受けた方が良い方とは、どのような方を指すのでしょうか? 今回はこちらの点を中心に解説します。 歯周病治療を受けた方が良い人10選 以下に該当する方は、歯科クリニックで歯周病治療を受けることをおすすめします。 ・ブラッシングで出血する ・朝起きたとき口の中がネバネバする ・口臭が気になる ・歯茎が腫れている ・歯茎が下がっている ・歯がグラグラする ・硬いものが噛みにくい ・口呼吸をしている ・糖尿病を患っていたり、妊娠したりしている ・喫煙習慣がある 各項目について詳しく説明します。 ブラッシングで出血する 歯周病の初期サインとして、ブラッシングや硬いものを噛んだ際に出血が見られます。 これは歯周病の初期症状である可能性が高いため、歯科クリニックで治療を受けるべきです。 朝起きたとき口の中がネバネバする 就寝中に唾液の分泌が減ることで細菌が増殖しやすくなり、口の中のネバつきや不快感を引き起こします。 こちらも歯周病が進行しているサインの一つであり、歯周病治療を受けることが望ましいです。 口臭が気になる 歯周病菌が発生させる揮発性硫黄化合物は、口臭の原因となります。 また、歯周病が進行するにつれて口臭が強くなる傾向があります。 そのため、以前より明らかに口臭が強くなったという方は、歯科クリニックに相談することをおすすめします。 歯茎が腫れている 歯茎の腫れや押すと膿が出る状態は、歯周ポケットの奥で炎症が起きている証拠であり、中等度から重度の歯周病が疑われます。 こちらは、歯周病治療を受けなければ改善することはありません。 歯茎が下がっている 歯周病によって歯を支える骨が破壊されると、歯茎が下がって歯根が露出します。 これにより、歯が長くなったように見え、歯と歯の間に隙間ができてきます。 このような症状に悩んでいる方も、歯周病治療を受けるべきだと言えます。 歯がグラグラする 歯周病の末期症状として、歯を支える骨が大きく失われ、歯が動揺するようになります。 こちらの症状は、一般的な歯周基本治療では改善させるのが難しく、抜歯が必要になる可能性が高いです。 硬いものが噛みにくい 歯のぐらつきがひどくなると、食べ物をしっかりと噛むことが困難になります。 そのため、以前と比べて噛めるものに制限が出てきたという自覚がある方は、できる限り早急に歯科クリニックを訪れなければいけません。 口呼吸をしている 口呼吸は口の中を乾燥させ、白血球の防御機能を低下させるため、歯周病にかかりやすい環境を作ってしまいます。 そのため普段から口呼吸の癖がある方は、歯周病の症状の有無に限らず、一度歯科クリニックを訪れることをおすすめします。 糖尿病を患っていたり、妊娠したりしている 糖尿病は歯周病を悪化させる危険因子であり、また歯周病は血糖コントロールを難しくする相互関係があります。 また、妊娠中はホルモンバランスの変化により歯周病が進行しやすくなるため、安定期を見計らって歯科クリニックで歯周病治療を受けるべきです。 喫煙習慣がある 喫煙は歯周病の最大のリスク因子の一つです。 ニコチンが血流を悪くするため、歯茎の炎症のサインが現れにくく、気づかないうちに重症化しやすい特徴があります。 実際歯周病が重症化している方の中には、いわゆるヘビースモーカーも多いため、早めの治療が必要です。 歯周病治療を受ける際に注意したい人 出血が止まりにくい病気がある場合、歯石除去や外科処置などによって出血のリスクが高まります。 また血糖コントロールが不良な場合、感染に対する抵抗力が低下していて、歯周病治療後の治癒が遅れる可能性があります。 さらに特定の心臓病や、その治療のための薬(抗凝固薬など)を服用している場合、治療の時期や方法を調整する必要があります。 そのため、発症後一定期間は、歯周病治療を含む一般歯科治療を延期することが推奨される場合もあります。 その他、一部の骨吸収抑制薬は、顎の骨の治癒を妨げる可能性があり、抜歯などの外科処置時に注意が必要です。 免疫抑制剤の使用や、特定の疾患により免疫力が低下している場合も、感染管理に特に注意しなければいけません。 ちなみにがんの既往歴がある場合、歯周組織再生療法(リグロスなど)の一部治療法は組織再生作用が強いため、癌細胞を活性化させる可能性があるとして禁忌とされています。 まとめ 歯周病治療は決して危険なものではありません。 むしろ歯周病治療を受けない方が、口内環境の悪化が進み、口内だけでなく全身まで危険な状態になってしまいます。 そのため、前述したような症状や状況の方は、早めに治療してもらいましょう。 ただし全身疾患などがある方は、歯科医師だけでなくかかりつけの内科医などにも相談しなければいけません。 場合によっては、すぐに歯周病治療を受けられないこともあります。

2025.11.12

【川崎の歯医者・歯周病治療】歯周病治療に関するよくある質問について

歯周病は世界一感染者数が多い感染症であり、日本でもその発症率は極めて高いです。 それにもかかわらず、虫歯と比べて予防や治療の意識が低いのが現状です。 歯周病とおぼしき症状がある方は、必ず歯科クリニックで歯周病治療を受けなければいけません。 今回は、歯周病治療に関するよくある質問にお答えします。 歯周病治療とは? 歯周病治療は、歯周病の進行度に応じて行われる治療です。 一般的には、歯周基本治療のことを指しています。 歯周基本治療は、名前の通り歯周病治療の基本であり、すべての歯周病患者さんに適用されます。 具体的にはスケーリングやルートプレーニング、ブラッシング指導などが該当します。 スケーリングは、歯の表面や歯周ポケットに付着した歯石を、専用の器具で除去します。 ルートプレーニングは、スケーリングだけでは届かない歯周ポケットの深部にある歯石や感染した根面の汚れを取り除き、歯根面を滑らかにします。 さらにブラッシング指導は、患者さん自身が毎日行うセルフケアでプラークを除去できるように、適切なブラッシング方法を指導します。 ちなみに、歯周基本治療では歯周病でグラついた歯の噛み合わせを調整し、歯への負担を減らすこともあります。 歯周病治療に関するよくある質問10選 歯周病治療に関しては、以下のような質問がよくあります。 ・歯周病治療の期間は? ・重度の歯周病でも治せる? ・歯周病治療は痛い? ・歯周病にかかったら治らない? ・歯周病の治療費は? ・歯周病治療を受ければ口臭も改善する? ・セルフケアだけで歯周病は治る? ・歯周病治療を受けないと全身の健康に影響する? ・歯周病治療で抜歯をすることはある? ・歯周病治療後の再発防止策は? 各質問に順番にお答えします。 歯周病治療の期間は? 治療期間は歯周病の進行度合い(歯肉炎、軽度、中等度、重度)によって大きく異なります。 初期段階であれば比較的短期間で済みますが、重度になると数ヶ月以上にわたることもあります。 また痛みが少なく慢性的に進行する病気であるため、1回の治療で終わることは稀で、根気よく通院する必要があります。 重度の歯周病でも治せる? 重度の場合、溶けてしまった顎の骨などを自己治癒力だけで回復させるのは困難です。 しかし、適切な治療(歯周外科治療や再生療法など)によって骨の再生を促すことで、回復の可能性は十分にあります。 歯周病治療は痛い? 歯石除去などの基本的な治療は通常、麻酔なしで行われますが、痛みに敏感な方や処置内容によっては局所麻酔を使用して痛みを最小限に抑えることが可能です。 多くの歯科クリニックでは、痛みの少ない治療を心がけています。 歯周病にかかったら治らない? 歯周病は慢性疾患であるため、完治という完治は存在しません。 しかし適切な治療と日々の正しいセルフケア、定期的な歯科クリニックでのメインテナンスによって進行を止め、健康な状態を維持することは可能です。 歯周病の治療費は? 治療内容の大部分は保険診療でカバーされますが、歯周組織再生療法などの高度な治療や、セラミックなどの審美的な被せ物を選ぶ場合は自費診療となり、費用は異なります。 詳細は各歯科クリニックにご確認ください。 歯周病治療を受ければ口臭も改善する? 口臭の主な原因の一つは、歯周ポケットに溜まったプラーク歯垢や歯石、そこから発生するガスです。 治療によってこれらを取り除き、歯周病を改善することで口臭は大幅に軽減または解消されます。 セルフケアだけで歯周病は治る? 毎日の丁寧なブラッシングは非常に重要ですが、歯周ポケットの奥深くにある歯石やプラークは自分では完全に除去できません。 そのため、歯科クリニックでの専門的なクリーニング(PMTC)が不可欠です。 歯周病治療を受けないと全身の健康に影響する? 歯周病は、全身の健康に強く関連しています。 具体的には歯周病菌が血流に乗って全身に運ばれることで、糖尿病や心疾患、脳梗塞、認知症などのさまざまな全身疾患のリスクを高めることが知られています。 そのため、歯周病治療は必ず受けなければいけません。 歯周病治療で抜歯をすることはある? 歯周病治療では、基本的には歯を残すための治療を最優先に行います。 しかし歯周病が極端に進行して歯を支える骨がほとんどなくなり、保存が不可能と判断された場合は、他の健康な歯への影響を考慮して抜歯が必要になることがあります。 歯周病治療後の再発防止策は? 歯周病治療後も歯周病を再発させないためには、歯科クリニックでの定期的な検診とプロフェッショナルなクリーニングがもっとも重要です。 また定期検診では、正しいブラッシング方法や生活習慣の改善に関するアドバイスも受けられます。 まとめ 歯周病=治療をするという考えがあまりない方は、この機会にぜひ歯周病治療を受けることを検討していただきたいと思います。 また歯周病を発症していない方も、定期的に歯科クリニックに通い、歯茎などの状態を診てもらうことが大切です。 もちろん、定期検診の際には、歯科医師にデンタルケアなどに関する気になることを遠慮せずに質問しましょう。

2025.11.11

【川崎の歯医者・予防歯科】マウスウォッシュを選ぶときにチェックしたい成分

マウスウォッシュは、歯ブラシや歯磨き粉といったデンタルケアグッズとあわせて使用するものです。 こちらを併用することにより、予防歯科効果が一段とアップします。 またマウスウォッシュを選ぶ際は、成分まで細かくチェックすることが望ましいです。 今回は、成分の見方について具体的に解説します。 虫歯予防を目的としたマウスウォッシュで注目すべき成分 予防歯科の中でも、特に虫歯予防を重点的に行いたいという方は、マウスウォッシュを購入する際に以下の成分が入っているかチェックしましょう。 ・フッ素 ・キシリトール ・酵素 各項目について詳しく説明します。 フッ素 フッ素は歯の質を強化し、虫歯を予防するには欠かせない成分の一つです。 虫歯予防を目的としたマウスウォッシュを購入する場合、ほぼ必ずフッ素が含まれていますが、念のため確認しておきましょう。 キシリトール キシリトールは、虫歯の原因菌の働きを抑え、虫歯を予防する効果が期待できます。 ガムなどに含まれている成分として有名です。 こちらも虫歯予防を目的とするマウスウォッシュには含まれているケースが多いです。 酵素 酵素は、虫歯の原因となるプラークを分解・除去し、プラークの付着を防ぎやすくする効果のあるものです。 プラークは虫歯菌などの細菌が集合して形成されるものであるため、マウスウォッシュでできる限り口内から排出することが望ましいです。 歯周病予防を目的としたマウスウォッシュで注目すべき成分 予防歯科と言えば虫歯予防のイメージがあるかと思いますが、こちらには同じ口腔疾患の一つである歯周病予防も含まれています。 また歯周病予防を目的としたマウスウォッシュを選ぶ際は、以下の成分が入っているかどうかに注目しましょう。 ・β-グリチルリチン酸 ・塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール ・グルコン酸クロルヘキシジン ・ビタミンE 各項目について詳しく説明します。 β-グリチルリチン酸 β-グリチルリチン酸は、歯茎の腫れや出血など、歯周病の代表的な症状を抑える抗炎症作用のある成分です。 まだ歯周病の症状が出ていない方、またはすでに軽度の症状が見られる方でも、こちらの成分が入ったマウスウォッシュの使用はおすすめです。 塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール 塩化セチルピリジニウムとイソプロピルメチルフェノールは、それぞれ別の歯周病予防成分です。 これら2種類の殺菌成分が歯周病菌に働きかけることで、歯周病を予防します。 またマウスウォッシュの成分用には、塩化セチルピリジニウムがCPC、イソプロピルメチルフェノールがIPMPと記載されていることがあります。 グルコン酸クロルヘキシジン グルコン酸クロルヘキシジンは、歯周病菌を殺菌し、菌の増殖を抑える効果が高い成分です。 製品によっては、細菌の繁殖を12時間以上も抑制できるものがあり、歯周病予防をするのであればこちらが含まれたマウスウォッシュがおすすめです。 ビタミンE ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一種であり、トコフェロールとも呼ばれています。 食品では、種子類や植物油などに多く含まれています。 またマウスウォッシュにも含まれていることがあるビタミンEは、歯茎の血行を促進し、免疫力を高めることで歯周病を予防します。 口臭予防を目的としたマウスウォッシュで注目すべき成分 予防歯科を行うにあたって忘れてはいけないのが、口臭予防です。 口臭は発している本人だけでなく、周りの方にまで影響を及ぼすものであり、普段から軽減させることを意識しなければいけません。 また口臭予防を目的にマウスウォッシュを選ぶ際は、以下の成分が含まれているかどうかをチェックしましょう。 ・塩化セチルピリジニウム ・マスキング成分 ・タンパク質除去成分 各項目について詳しく説明します。 塩化セチルピリジニウム 歯周病予防効果があることについて解説した塩化セチルピリジニウムですが、こちらには口臭予防効果も期待できます。 殺菌作用により、口内の細菌の増殖を抑えるため、必然的に口臭は軽減されます。 マスキング成分 口臭予防を目的としたマウスウォッシュのほとんどには、マスキング成分が含まれています。 こちらは口臭を覆い隠すことにより、高い口臭ケア効果が期待できるものです。 例えばハーブ系やシトラス系などの香料が該当します。 タンパク質除去成分 タンパク質除去成分は、口臭の主な原因となるタンパク質汚れを固めて洗い流し、口臭を改善してくれるものです。 主にプロテアーゼなどの成分が該当します。 またタンパク質除去成分が含まれるマウスウォッシュの中には、ゆすいだ後に汚れが見える製品もあります。 まとめ マウスウォッシュは、いつでもドラッグストアなどで購入できます。 そのため、目的に合わせた成分のポイントさえ押さえていれば、すぐにでも始めることが可能です。 またより自身に合ったマウスウォッシュを選びたいという方は、一度歯科クリニックの定期検診を受けましょう。 定期検診ではブラッシング指導やクリーニングなどの他、自身に合ったデンタルケアグッズに関する相談にも乗ってもらえます。

2025.11.10

【川崎の歯医者・予防歯科】お昼休みにできる虫歯予防対策について

虫歯予防として代表的なものには、やはり自宅で行う丁寧なブラッシングが挙げられます。 しかし、仕事をしている方は会社や外にいることが多く、時間をかけてブラッシングをするのが難しいです。 今回は、丁寧なブラッシングができないお昼休みにでも実践できる虫歯予防対策について解説します。 お昼休みにできる虫歯予防対策8選 以下の虫歯予防対策を取ることにより、なかなかブラッシングができない状況でも良好な口内環境を維持しやすくなります。 ・口をゆすぐ ・水やお茶を飲む ・シュガーレスガムを噛む ・携帯用マウスウォッシュを使用する ・歯磨きシートを使用する ・デンタルフロス、歯間ブラシを使用する ・マッサージを行う ・食べる順番に注意する 各項目について詳しく説明します。 口をゆすぐ お昼休みにでもできるもっとも簡単な虫歯予防対策としては、やはり口をゆすぐことが挙げられます。 仕事場などでは、いつでも鏡や洗面台を使用できるとは限りません。 そのため、食後すぐに水で口をブクブクとゆすぎ、食べカスやプラークを洗い流すことで、ブラッシングの代わりとします。 水やお茶を飲む 水やお茶を適宜飲むことも、お昼休みにできる虫歯予防対策の一つです。 食後もしくは食事中に水、お茶を飲むことにより、口内の乾燥を防ぐことができます。 また水で口をゆすぐのと同じように、口内の汚れを除去することにもつながります。 ちなみに緑茶などの場合、カテキンが虫歯菌の増殖を抑えたり、酸の産生を抑制してくれたりする効果もあります。 シュガーレスガムを噛む お昼休みだけでなく、仕事中継続してできる虫歯予防対策としては、シュガーレスガムを噛むことも挙げられます。 特にキシリトール入りのシュガーレスガムを噛むことで、唾液の分泌が促進され、口内の自然な洗浄作用が働きます。 またキシリトールには、虫歯の原因菌の働きを抑える効果もあります。 このとき重要なのは、必ずシュガーレスのガムを選ぶということです。 砂糖が含まれているガムの場合、糖分の働きによって虫歯予防効果は減少します。 携帯用マウスウォッシュを使用する 仕事場などで歯ブラシや歯磨き粉を本格的に使用するのは難しいですが、携帯用マウスウォッシュであれば簡単に使用できます。 マウスウォッシュには殺菌効果があり、ブラッシングができないときの補助的なケアとして有効です。 特におすすめなのは、持ち運びがしやすい小さな携帯用ボトルタイプです。 歯磨きシートを使用する マウスウォッシュと同じく、ブラッシングの補助的なケアとして有効なのが歯磨きシートです。 歯磨きシートはオーラルシートとも呼ばれるもので、指に巻いて歯の表面や歯茎を拭くシート状のアイテムです。 水が使用できない場所であっても、手軽に口内をキレイにできます。 デンタルフロス、歯間ブラシを使用する 前述したマウスウォッシュや歯磨きシートと同じく、デンタルフロスや歯間ブラシも昼休みの虫歯予防対策としては最適です。 デンタルフロスや歯間ブラシは、歯ブラシだけでは落としにくい歯間の汚れを除去できるものです。 そのため、他の方法で歯の表面の汚れさえ落とすことができれば、かなり効果的な虫歯予防対策になります。 マッサージを行う お昼休みなど、時間が空いたときにできる虫歯予防対策としては、唾液腺や歯茎のマッサージも挙げられます。 唾液腺のマッサージは、耳下腺・顎下腺・舌下腺という3つの唾液腺のマッサージを指しています。 耳下腺は、耳の前から頬にかけての部分を、指全体で円を描くように優しくマッサージします。 顎下腺は、下顎の骨の内側のやわらか部分を、耳の下から顎の先に向かって数ヶ所、指で押すようにマッサージします。 また舌下腺は顎の真下のくぼみのある部分を、両手の親指で下から上を押し上げるようにほぐします。 ちなみに歯茎のマッサージについては、清潔な指で歯茎の上から歯と歯茎の境目あたりを優しく押したり、円を描くようにマッサージしたりします。 食べる順番に注意する お昼休みを利用して食事を摂る場合には、食べる順番に注意することで虫歯予防対策になります。 具体的には、野菜など歯にくっつきにくいものから食べ始め、最後に甘いものなど歯につきやすいものを食べます。 こうすることで、口内への影響を少なくすることができます。 また食物繊維が豊富な野菜を食事の間に適宜挟むことでも、虫歯予防対策になります。 こちらは、食物繊維が歯の表面を直接清掃してくれることにより、食べカスやプラークが取り除かれるからです。 特にニンジンやゴボウなどの根菜はこちらの作用が強いです。 まとめ お昼休みに一切口内のケアを行わない場合、朝ブラッシングをしてから夜ブラッシングをするまで、口内がそのままになってしまう可能性が高いです。 この間にもプラークは増加しますし、虫歯菌の生み出す酸が歯を溶かしていくため、ある程度はお昼にもケアしておくことが望ましいです。 またブラッシングができなくても、前述したような工夫をすることで虫歯のリスクは軽減されます。

2025.11.07

【川崎の歯医者・予防歯科】ビタミンAの虫歯予防効果と豊富な食材について

虫歯予防を行うにあたって、食生活を改善するのはとても重要です。 また食生活の改善では、食事内容を健康的なものに変えるだけでなく、摂取する栄養素についても意識すべきです。 今回は、ビタミンAが持つ虫歯予防効果と、ビタミンAが多く含まれる食材について解説します。 ビタミンAが持つ虫歯予防効果4選 油脂に溶けやすい脂溶性ビタミンの一種であるビタミンAには、以下のような虫歯予防効果が期待できます。 ・エナメル質の強化 ・口内の健康維持 ・歯茎の健康維持 ・抗酸化作用 各項目について詳しく説明します。 エナメル質の強化 ビタミンAを積極的に摂取することにより、歯の表面にあるエナメル質の強化が期待できます。 具体的には、エナメル質の形成をサポートし、より一層強くしてくれます。 これは、歯が虫歯菌の攻撃に対し抵抗力を高めることを表しています。 エナメル質が弱ければ、虫歯はすぐにその内側の象牙質にまで達してしまい、中程度にまで進行します。 口内の健康維持 口内の健康維持につながることも、ビタミンAが持つ虫歯予防効果の一つです。 ビタミンAには、唾液の分泌量を増加させる働きがあります。 唾液は単純に口内を潤すだけでなく、食べカスなどを洗い流す自浄作用、殺菌作用を持っているものです。 そのため、分泌量が増えれば虫歯の原因物質や細菌の増殖を抑えることができます。 歯茎の健康維持 ビタミンAには、歯だけでなく歯茎の健康維持作用もあります。 歯茎の炎症を抑えることにより、歯周病予防につながるだけでなく、歯をしっかり支える力を維持するのに役立ちます。 抗酸化作用 ビタミンAには、各組織におけるタンパク質と結合して口内を保護し、組織を健康に保つ抗酸化作用があります。 ちなみに同じビタミンでいうと、ビタミンCも強い抗酸化作用があることで知られています。 つまりビタミンA、Cをあわせて摂取することで、より高い抗酸化作用が期待できるようになるということです。 ビタミンAが多く含まれる食材6選 ビタミンAが豊富な食材は、肉類や野菜類、魚類などさまざまなカテゴリに存在します。 特に以下のような食べ物は、虫歯予防としてビタミンAを摂取したい場合におすすめです。 ・レバー ・銀ダラ ・うなぎ ・ニンジン ・ほうれん草 ・カボチャ 各項目について詳しく説明します。 レバー レバーは栄養が豊富な食材の一つであり、虫歯予防に効果的なビタミンAが豊富に含まれていることでも知られています。 ここでいうレバーには、牛・豚・鶏のレバーがすべて含まれています。 レバーはビタミンAの含有量が多い動物性食品の代表格で、さまざまな調理法で食べることができます。 またレバー独特の味が苦手という方も多いですが、鶏レバーは比較的癖が少なく、安価なためおすすめです。 銀ダラ 銀ダラは、脂の乗った身がやわらかい高級魚です。 スズキ目ギンダラ科で、名前に反してタラの仲間ではありません。 銀ダラはビタミンAだけでなく、オメガ3系脂肪酸やタンパク質なども豊富に含んでいます。 そのため、虫歯予防につながるだけでなく、脂肪燃焼の促進や生活習慣病予防の効果も期待できます。 うなぎ 魚類でいうと、うなぎもビタミンAが多く含まれることで知られています。 そのため、口内を含む皮膚や粘膜を健康に保ち、疲労回復にも役立ちます。 また炭水化物の代謝を助けるビタミンB群や、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすDHA・EPA、美肌効果が期待できるコラーゲンも含んでいます。 ニンジン 野菜の中でビタミンAが豊富な食材といえば、やはりニンジンが該当します。 厳密には、ニンジンに含まれるβ-カロテンが、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。 またニンジンは、体内の塩分や水分のバランスを保ち、むくみや高血圧の改善に役立つカリウム、腸内環境を整える食物繊維も豊富です。 ほうれん草 ほうれん草も、ビタミンAをはじめとする栄養素が豊富な野菜の一つです。 ほうれん草にはビタミンA・C・Eなどが含まれているため、強い抗酸化作用を発揮し、虫歯予防に役立ちます。 また赤血球の生成に関与し、貧血予防に効果を発揮する鉄や葉酸、便秘解消や免疫力の向上に寄与する食物繊維などを含んでいるのも特徴です。 かぼちゃ カボチャは、ニンジン同様ビタミンAに変換されるβ-カロテンが豊富に含まれる野菜です。 またビタミンEの持つ作用により、細胞の老化を防止し、生活習慣病の予防にも役立ちます。 ちなみに、かぼちゃは自然な甘みを持つ野菜であり、火を通すとさらに甘みが強くなります。 そのため、砂糖を控えたお菓子などをつくる食材としても優秀です。 まとめ ビタミンAを摂取することで、虫歯に強い歯や口内環境をつくることができます。 ただし、他の栄養素もバランス良く摂取しなければ、そこまで劇的に虫歯予防効果がアップすることはありません。 もちろん、どれだけ食生活に気をつけていても、自宅でのブラッシングや定期検診などを怠けるのはNGです。 あらゆる角度からアプローチして初めて、虫歯を予防するための体制が出来上がります。

2025.11.06

【川崎の歯医者・予防歯科】冬の虫歯対策におけるポイント

今年も早いもので11月に突入し、少しずつ寒い日も増えてきました。 また寒い時期には、寒い時期なりの虫歯対策というものがあります。 これを実践しなければ、年末年始に虫歯を発症して困ってしまう可能性もあるため、注意してください。 今回は、冬の虫歯対策における主なポイントを解説します。 冬の虫歯対策における主なポイント7選 冬に虫歯対策を取る場合、以下のポイントは必ず押さえるべきです。 ・こまめに水分を摂る ・加湿器を使用する ・唾液腺のマッサージをする ・甘いものの摂取頻度を減らす ・適切なオーラルケアをする ・規則正しい生活を送る ・定期検診に通う 各項目について詳しく説明します。 こまめに水分を摂る 冬場の虫歯予防においてもっとも重視しなければいけないのが、乾燥対策です。 冬は空気が乾燥し、暖房も使用で室内の湿度がさらに低下するため、口内も乾きやすくなります。 唾液には、口内の細菌を洗い流し、虫歯を防ぐ自浄作用や抗菌作用があるため、減少すると虫歯のリスクが高まります。 そのため、冬はできる限りこまめに水分を摂ることを意識しましょう。 水で口の中を潤すことで、乾燥対策にも虫歯対策にもなります。 冬は夏とは違ってあまり汗をかかないため、意識しなければ水分を摂る機会は減少してしまいます。 家にいる間も、常に手が届く位置に常温の水などを用意しておけば、知らず知らずのうちに虫歯リスクが高まることを防げます。 加湿器を使用する 先ほど、冬の虫歯予防には乾燥対策が必須という話をしました。 そのため、水分補給とあわせて加湿器の使用も欠かしてはいけません。 加湿器は、乾燥しがちな冬場の部屋の湿度を上げるためのものであり、使用するのとしないのとでは大違いです。 また単純に加湿器を使用するだけでなく、湿度のチェックも行いましょう。 口内が乾燥しないと考えられる部屋の湿度は、40~60%程度です。 これ以上湿度が低いと、乾燥して口の乾きを感じたり、喉がイガイガしてしまったりする原因になります。 唾液腺のマッサージをする 唾液腺のマッサージも、乾燥しがちな冬の虫歯対策としてはおすすめです。 舌や頬を軽く動かしたり、耳下腺・顎下腺・舌下腺という3つの唾液腺をマッサージしたりすることで、唾液の分泌量が増加します。 ちなみに唾液腺のマッサージは、食事前に行うと飲み込みがスムーズになり、誤嚥の防止にもつながります。 また人と話す前に唾液腺のマッサージを行うと、滑舌が良くなる効果もあります。 甘いものの摂取頻度を減らす 冬場は身体を温めるために、温かい飲み物を飲むことが多いです。 また温かい飲み物の中には、カフェオレやミルクティーなども含まれていて、こちらには多くの砂糖が入っていることがあります。 砂糖は虫歯菌の大好物であり、口内にとどまる機会が多ければ多いほど虫歯のリスクを高めます。 そのため、なるべく摂取頻度を減らすか、カフェオレやミルクティーは砂糖不使用のものを飲むようにしましょう。 適切なオーラルケアをする 適切なオーラルケアも、冬の虫歯対策としては重要なポイントです。 ブラッシングなどのオーラルケアは、季節を問わず毎日行わなければいけません。 しかし、冬場は寒いことが多い洗面所などでブラッシングをするのが億劫になり、ついつい適当になったり磨かなかったりする方が出てきます。 そのため、なるべく暖かい場所を選び、習慣的にブラッシングを行えるようにしておかなければいけません。 規則正しい生活を送る 冬の虫歯対策のポイントとしては、規則正しい生活を送ることも挙げられます。 特に年末年始は、夜遅くまでお酒を飲んだり遊んだりして、生活リズムが乱れるケースが多いです。 しかし、虫歯を予防するには十分な睡眠、バランスの良い食事を心掛けなければいけません。 生活が乱れたままだと、身体の免疫力が低下し、虫歯のリスクを高める要因になります。 またお酒を飲んだ場合、そのままブラッシングをせずに寝てしまうケースも多いです。 アルコールは虫歯リスクを高める要因であり、それが口内に残ったまま何時間も眠ってしまうと、当然虫歯は発症しやすくなります。 定期検診に通う 歯科クリニックの定期検診も、冬の虫歯対策において欠かせません。 冬は寒い日が多く、外に出るのが億劫になってしまいがちです。 特に遠方の歯科クリニックの場合、わざわざ定期検診のためだけに通院するのは骨が折れるでしょう。 しかし、口内の汚れはすべて自宅でのブラッシングで除去できるわけではありません。 特に歯石については、歯科クリニックの施術で除去しない限り口内に残り続け、虫歯や歯周病のリスクを高めるため、歯科クリニックで徹底的に除去しましょう。 まとめ 冬場は空気とともに口内が乾燥してしまわないように、なるべく口内を潤すための対策を取らなければいけません。 またお酒や温かいカフェオレなど、虫歯のリスクを高めるものの摂取は過剰にならないように注意してください。 もちろん、他の季節と同じように、ブラッシングや歯科クリニックでの定期検診も継続して行わなければいけません。

2025.11.05

【川崎の歯医者・予防歯科】ガムを噛みすぎることによるデメリットとは?

虫歯予防の方法の一つに、キシリトール配合のガムを噛むことが挙げられます。 キシリトールは、虫歯の発生や進行を防ぎ、なおかつ唾液の分泌も促進してくれます。 しかし、いくら虫歯予防法だからといって、ガムを過剰に噛むのは禁物です。 今回は、ガムを噛みすぎることによる主なデメリットについて解説します。 ガムを嚙みすぎることによるデメリット8選 虫歯予防だからといって、頻繁にガムを噛みすぎてはいけません。 噛みすぎには以下のようなデメリットがあります。 ・顎関節症のリスク増加 ・腹部の膨張感 ・下痢 ・消化酵素の空回り ・詰め物や被せ物の損傷 ・歯のエナメル質の摩耗 ・メタルタトゥー ・消化管の閉塞 各デメリットについて詳しく説明します。 顎関節症のリスク増加 ガムを噛んでばかりいると、顎関節症のリスクが上昇します。 顎関節症は、顎の関節やその周辺の筋肉に異常をきたす疾患です。 主に顎がうまく開閉できなくなったり、開閉時に異常な音が鳴ったりするようになります。 また顎関節症は慢性的な疾患であるため、ナイトガードなどの治療を受けなければ、自然に治癒することはありません。 腹部の膨張感 キシリトールガムを噛みすぎることのデメリットとしては、腹部の膨張感が現れることも挙げられます。 会話をしながら大量のガムを噛むなどしたときには、余分な空気を飲み込むことにより、腹部の膨張感やガスが発生することがあります。 またこちらの影響は、特に過敏性腸症候群の方に現れやすいです。 過敏性腸症候群は、大腸に炎症や潰瘍などの明らかな異常がないにもかかわらず、慢性的な下痢や腹痛が続く疾患です。 つまり、普段よくお腹を壊す方は、ガムを噛みすぎると症状が悪化しやすくなるということです。 下痢 先ほどガムを噛みすぎるデメリットとして、腹部の膨張感について解説しました。 またお腹が緩い方は特にその影響を受けやすいという風に言いましたが、ガムの噛みすぎは単純に下痢を引き起こす可能性も高くなります。 ガムに含まれるキシリトール矢ソルビトールといった糖アルコールを大量に摂取すると、消化不良を引き起こし、下痢の原因となることがあります。 消化酵素の空回り 消化酵素の空回りも、キシリトールガムを噛みすぎることのデメリットです。 ガムを噛むことにより、身体は食べ物が入っていると思い、消化酵素と胃酸を分泌します。 しかし、ガムは他の食べ物とは違い、実際には体内には入ってこない特殊な食べ物です。 そのため、単純に胃に負担がかかりやすいです。 またガムを噛めば噛むほど、消化酵素と胃酸が分泌される回数も多くなり、胃が荒れてしまいます。 詰め物や被せ物の損傷 詰め物や被せ物がある状態でガムを大量に摂取する場合も、デメリットが生じます。 詰め物、被せ物はしっかり歯に密着するように装着されていますが、100%外れないというわけではありません。 特に銀歯などの保険診療の詰め物については、ガムを噛み続けることで緩んだり、損傷したりする可能性が高いです。 歯のエナメル質の摩耗 キシリトールガムだからといって、あまりに大量に噛んだり長時間噛みすぎたりすると、歯のエナメル質が摩耗しやすくなります。 歯の表面には、エナメル質と呼ばれる硬い層があります。 こちらは人の身体の中でもっとも硬い組織ですが、咀嚼時間が長すぎると少しずつ摩耗していきます。 またエナメル質が摩耗した状態だと、歯が熱いものや冷たいものに対して敏感になります。 このような知覚過敏の症状は、食事だけでなくブラッシングなどの習慣にも悪影響を及ぼします。 メタルタトゥー メタルタトゥーも、キシリトールガムを噛みすぎることのデメリットです。 メタルタトゥーは、金属素材の影響により、歯茎が黒く染まってしまう現象です。 黒い着色がタトゥーのように見えることからこう呼ばれています。 口内にアマルガムという水銀を含む歯科用充填剤の詰め物がある場合、ガムを噛むことで水銀が口内や体内に放出されることがあります。 その結果、水銀が歯茎に金属イオンとして流れ出てしまい、メタルタトゥーを引き起こします。 消化管の閉塞 ごく稀なケースではありますが、ガムを噛みすぎると消化管が閉塞する危険性もあります。 消化管の閉塞は、何らかの原因で胃や小腸、大腸などの通過が妨げられる状態です。 発症すると、軽いもしくは強い腹痛が現れたり、吐き気や嘔吐、便秘や発熱などを引き起こしたりすることがあります。 また大量のガムを噛み、誤って飲み込んでしまった場合、それが消化管の閉塞につながることが考えられます。 特に子どもの場合は注意が必要です。 まとめ キシリトールガムを噛むのは、口内の健康を維持するにあたって良いことです。 しかし、何事も適度に行うことが大事だと考えておきましょう。 ちなみにキシリトールガムの摂取量の目安は、1日5~10gです。 こちらを3~4回に分けて食後に噛むことで、虫歯や歯周病の予防効果を最大限に引き出すことができます。 またキシリトールガムを噛むだけでなく、ブラッシングやフッ素の使用も併用すべきです。

2025.11.03

【鶴見・川崎の歯医者】寝起きにするべき虫歯予防対策について

虫歯予防は誰もが行わなければいけないことであり、半永久的に行うことでもあります。 そのため、習慣づけることにより、できる限りスムーズに行えるように工夫をすべきです。 また虫歯予防の方法については、時間帯などによっても微妙に変わってきます。 今回は、寝起きにするべき虫歯予防対策について解説します。 寝起きにするべき虫歯予防対策9選 朝起きてすぐのタイミングから、すでに虫歯予防は始まっています。 寝起きにするべき虫歯予防対策としては、主に以下のことが挙げられます。 ・口をゆすぐ ・舌をブラッシングする ・ブラッシングをする ・コップ1杯の水を飲む ・マウスウォッシュを使用する ・唾液腺マッサージを行う ・バランスの取れた朝食を摂る ・食後もブラッシングをする ・キシリトールガムを噛む 各項目について詳しく説明します。 口をゆすぐ 朝起きたら、最初の虫歯予防対策として水で口をゆすぎましょう。 睡眠中は、口内の唾液量が分泌し、細菌があまり洗い流されません。 特に鼻づまりがある方などは、口呼吸をしている時間が長くなり、口内の細菌が増殖しやすくなります。 寝起きでは、まずこのような細菌や不快な成分を水で洗い流すのが先決です。 舌をブラッシングする 口内を水でしっかり洗い流した後は、歯や歯茎を磨き前に、まず舌をブラッシングするところから始めましょう。 舌の上の白い苔である舌苔は、口臭の原因となるだけでなく、細菌の温床にもなります。 そのため、しっかり除去することが大切です。 またこのときは歯ブラシではなく、舌磨き専用のブラシを使用しましょう。 ブラッシングをする 舌をしっかり磨いた後は、歯や歯茎のブラッシングを行います。 前述の通り、就寝中は口内の細菌が増殖しやすく、寝起きはもっとも口内環境が悪いといっても過言ではありません。 そのため、歯の表面だけでなく歯と歯の間、歯と歯茎の間まで丁寧にブラッシングします。 コップ1杯の水を飲む 寝起きに行うべき虫歯予防対策としては、コップ1杯の水を飲むことも挙げられます。 水を飲むことで、口の中だけでなく身体全体の乾燥を防ぎ、なおかつ唾液の分泌量を増加させる効果があります。 またコップ1杯の水を飲むことを習慣づければ、便秘やむくみの改善効果、脳梗塞や心筋梗塞の予防効果、ダイエット効果なども得られます。 マウスウォッシュを使用する 朝起きてすぐのブラッシングを終えた後は、マウスウォッシュを使用するのもおすすめです。 マウスウォッシュは、殺菌・抗菌作用のあるデンタルケア製品です。 ブラッシング後のサポートアイテムとして使用することで、口内全体を効率的に清潔に保てます。 ただし、マウスウォッシュはあくまでサポートアイテムであるため、マウスウォッシュを使用したからといってブラッシングを怠って良いというわけではありません。 唾液腺マッサージを行う 寝起きの虫歯予防対策としては、唾液腺マッサージも挙げられます。 唾液腺マッサージは、耳下腺・顎下腺・舌下腺という3ヶ所を刺激することにより、唾液の分泌を促す方法です。 耳下腺については、耳たぶの前方、上の奥歯のあたりにあります。 ここに人差し指、中指、薬指の3本を当て、後ろから前に向かって円を描くように優しく回します。 また顎下腺は、顎の骨の内側のやわらかい部分に存在します。 親指を当て、耳の下から顎の先端に向かって、数ヶ所に分けて順番に押していきます。 さらに舌下腺は、顎の先端の真下のくぼんだ部分です。 両手の親指を揃えて顎の真下に当て、舌を突き上げるように優しく上に押します。 バランスの取れた朝食を摂る 朝はバランスの取れた朝食を摂ることにより、歯や歯茎の健康につながります。 バランスの取れた朝食の基本要素は、主食と主菜、副菜を採り入れることです。 主食はご飯や全粒粉パン、オートミールやシリアルなどがおすすめです。 また主菜は卵料理や納豆などの大豆製品、肉や魚などのタンパク質が該当します。 さらに副菜には、野菜サラダやおひたし、具沢山の味噌汁や果物が挙げられます。 食後もブラッシングをする 虫歯予防としては、朝起きてすぐにブラッシングをするのが大切ですが、朝食を食べた後もブラッシングを行うのが望ましいです。 朝食を摂ると、言ってしまえば朝起きてすぐ行ったブラッシングの効果はかなり減少します。 また昼は勤務先などでブラッシングができないケースが多いため、朝食後ももう一度ブラッシングをしておきましょう。 キシリトールガムを噛む 寝起きでできる虫歯予防対策をすべて行った後は、出勤や通学の前にキシリトールガムを噛みましょう。 キシリトールは虫歯菌の活動を抑えるだけでなく、歯の再石灰化も促してくれますし、ガムを噛むことで唾液の量も増加します。 まとめ ここまで本記事をご覧になった方は、「寝起きでここまでしなければいけないのか」と思うかもしれません。 しかし、虫歯は非常に厄介な疾患であり、なおかつ100%予防するということはほぼ不可能に近いです。 そのため、限りなく発症のリスクを減らすためには、朝起きたばかりでもさまざまな虫歯予防対策を取らなければいけません。

2025.10.30
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