歯科クリニックに来院したとき、場合によっては少し待ち時間が発生することがあります。
待ち時間は暇になりますし、これから治療を受ける方は緊張感が徐々に強くなることもあるため、なるべく減らしたいところです。
今回は、歯科クリニックの待ち時間を減らすための対策を中心に解説します。
歯科クリニックの待ち時間を減らすべき理由
歯科クリニックでなるべく待ち時間を避けるべき理由としては、暇になることや緊張感が増すことなども挙げられますが、やはり何と言ってもストレスになるからです。
あとどれくらい待てば良いのかわからないという不確実性は、待ち時間をさらに長く感じさせ、ストレスを増大させます。
また先ほど暇になるという話をしましたが、やることがなく刺激が少ない場合も、待ち時間が長くなる原因になります。
さらに、歯科クリニックの待合室が混雑している場合などは、よりストレスを増幅させます。
歯科クリニックの待ち時間を減らすための対策4選
歯科クリニックの待ち時間を減らすには、以下のような対策をするのがおすすめです。
・完全予約制の歯科クリニックを選ぶ
・オンライン予約システムがあるところを選ぶ
・予約が取りやすい時間帯や曜日を確認する
・口コミや評判をチェックする
各項目について詳しく説明します。
完全予約制の歯科クリニックを選ぶ
待ち時間を減らしたい場合は、まず完全予約制の歯科クリニックを選ぶことを考えましょう。
多くの歯科クリニックは完全予約制であり、こちらは診療時間が細かく管理されているため、待ち時間が大幅に短縮される傾向にあります。
また歯科クリニックの中には、急患に対応しているところもありますが、このようなケースでも急患の方の診療が優先されることは基本的にはありません。
オンライン予約システムがあるところを選ぶ
オンライン予約システムがある歯科クリニックを選ぶことも、待ち時間を減らすための対策の一つです。
Webサイトやアプリから予約できる歯科クリニックは、予約管理が効率化されているため、待ち時間軽減が期待できます。
また受診のリマインド通知が届く場合もあり、予約していた日を忘れたり、間違えたりするリスクも少なくなります。
予約が取りやすい時間帯や曜日を確認する
歯科クリニックでの待ち時間をなるべく減らしたい方は、予約が取りやすい時間帯や曜日をあらかじめ確認しておくことが望ましいです。
仮に予約が取れたとしても、混雑する時間帯や曜日の場合は常に診療を行っているため、前の患者さんの診療が遅れて待ち時間が発生する可能性があります。
逆に比較的空いている時間帯や曜日は、自身の前後に患者さんがいないこともあり、むしろ早く着きすぎたときなどもすぐに診てもらえることがあります。
一般的に、歯科クリニックは平日の午前中や診療開始直後・終了間際などが空いている傾向にあります。
詳しく把握しておきたい場合は、直接歯科クリニックに問い合わせてみましょう。
口コミや評判をチェックする
口コミサイトなどで歯科クリニックの評判をチェックすることでも、待ち時間を減らせる可能性があります。
口コミサイトには、実際その歯科クリニックを利用した方のさまざまな口コミが記載されています。
このとき「すぐに治療してもらえた」「待ち時間がほとんどなかった」といった口コミが多い場合は、ストレスなく施術を受けられる可能性が高いです。
また比較的空いている時間帯などの情報も、口コミサイトから得られる可能性があります。
受診当日にできる待ち時間対策
歯科クリニックを訪れる当日にできる待ち時間対策としては、まず予約時間を守って来院することが挙げられます。
完全予約制の歯科クリニックでも、患者さんが遅刻してしまうと、どうしても予定がずれてしまうことがあります。
もちろん、遅刻は他の患者さんの待ち時間を長くすることにもつながるため、必ず遅れずに来院しましょう。
また来院時には、歯科クリニックの受付で待ち時間の目安を聞いておきましょう。
受付で「あとどれくらいかかりますか?」と尋ね、おおよその目安を確認しておくことで、待ち時間のストレスが軽減される場合があります。
さらに、ある程度待ち時間が発生することは想定しておき、待ち時間を快適に過ごすための準備をしていくのもおすすめです。
例えば本や雑誌を持ち込んだり、音楽やラジオなどを聴くためにイヤホンを持参したりするのが有効です。
ちなみに歯科クリニックの予約時には、なるべくオンライン予約システムを利用し、症状などについて細かく記載しておきましょう。
こうすることで、問診票に記入する時間を短縮できる可能性があります。
まとめ
予約さえしておけば、一切待ち時間なく診療を受けられると考えている方もいるかもしれませんが、実際はそうとは限りません。
歯科医師も人間ですし、混雑する日はどうしても診療に遅れが生じることもあります。
それでも患者さんが待ち時間を減らすための工夫をすることで、スムーズに診療してもらえますし、通常そこまで大幅に診療時間がずれ込むということはありません。
