【鶴見・川崎の歯医者】マスクをし続けると虫歯のリスクが高くなる?
コロナ禍以降、特に体調が悪いわけではないにもかかわらず、普段からマスクをつけて生活する方が増えています。 もちろん、マスクには感染対策の効果がありますが、あまりに装着時間が長すぎると虫歯のリスクを高めるとされています。 今回はこちらの理由を中心に解説します。 マスクをしすぎると虫歯のリスクが高まる理由4選 食事や入浴の時間以外常にマスクをしているという方は、以下の理由で虫歯のリスクが高まることが考えられます。 ・唾液の分泌量が減る ・表情筋が衰える ・自律神経が乱れる ・会話の機会が減る 各項目について詳しく説明します。 唾液の分泌量が減る 普段からマスクをし続けることにより、唾液の分泌量が減少します。 こちらが虫歯のリスクを高める一つの理由です。 マスクを装着するときは、基本的に口と鼻をすべて覆います。 このとき、何もつけていない状態と比べると多少息苦しくなるため、鼻呼吸がしづらくなります。 そのため、必然的に口呼吸をする機会が増え、徐々に口内の唾液は少なくなっていきます。 唾液は口内を洗い流してくれる作用があるため、分泌量が減ると細菌やプラークが口内に残りやすく、必然的に虫歯を発症しやすくなります。 表情筋が衰える 表情筋が衰えることも、マスクをし続けることで虫歯のリスクが高まる理由です。 マスクをして生活する方は、いわば顔の下半分が隠れている状態です。 そのため、人とコミュニケーションを取る機会があっても、表情筋をあまり使おうとしません。 コミュニケーションを取るにあたって好ましくない表情であっても、相手に見えなければ無理して顔をつくる必要がないからです。 しかし表情筋をあまり使わなくなると、徐々に筋肉が衰えて口を閉じにくくなります。 こちらは先ほどと同じように、唾液の分泌量が減少して口内が乾き、虫歯のリスクを高めることにつながります。 ちなみに表情筋が衰えると、マスクを外したときに無愛想な表情しかつくれなかったり、ほうれい線が深くなってしまったりするおそれもあります。 自律神経が乱れる マスクを装着し続けていると、自律神経が乱れて虫歯の発症につながることも考えられます。 マスクにはさまざまなタイプがありますが、どれにも共通して言えるのは、耳に紐をかけて固定するということです。 サイズにゆとりのあるものであれば良いですが、小さいサイズのマスクを装着し続けると、紐が耳付近を締め付けてしまうことがあります。 また紐による締め付けは耳の痛みや肩こりだけでなく、自律神経の乱れにもつながります。 自律神経が乱れると、唾液の分泌が減少し、口内が乾燥します。 さらにストレスが免疫力を低下させ、口内細菌に対する抵抗力を弱めることもあります。 ここでいう口内細菌には、当然虫歯菌や歯周病菌も含まれています。 会話の機会が減る マスクを常に装着している方は、「人に顔を見られたくない」「人とあまり関わりたくない」と思うことも多いです。 こちらが会話やコミュニケーションの機会を減らし、虫歯を発症させやすくなることもあります。 会話をしている際は、少なからず口が動いています。 そのため、マスクの装着による口内の乾燥をある程度カバーできますが、会話をしない方はその機会がありません。 つまり、マスクをしている方の中でも、特に口内が乾燥しやすくなるということです。 何度も言うように、口内の乾燥は唾液の自浄作用の低下を意味し、食べカスやプラーク、虫歯菌を洗い流せなくなることにつながります。 マスクをし続けるその他のメリットについて 特に意味もなくマスクをし続けることで、肌荒れや集中力の低下、睡眠の質の低下といったデメリットも引き起こします。 市販のマスクは不織布という布製のものが多く、こちらは装着する際に直接肌に触れることになります。 またマスクは顔が動くたびに少しずれるため、その都度顔に擦れることで、肌荒れにつながることが考えられます。 その他、マスクの中が蒸れることも、肌荒れやニキビの原因になります。 さらに、マスクをし続けると息苦しく酸素不足になりやすいです。 こちらは呼吸が浅くなり、集中力や記憶力の低下、頭痛やめまいといった症状を引き起こすことにつながります。 ちなみに、マスクの紐の締め付けによる自律神経の乱れは、睡眠の質の低下につながる可能性があります。 睡眠の質が下がると、日々のパフォーマンスの低下が顕著になり、イライラしやすくなったり抑うつ状態になったりすることも珍しくありません。 もっと言えば、肥満や糖尿病、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞といった全身疾患のリスクが上昇することも考えられます。 まとめ マスクの装着には、風邪やインフルエンザといった感染症を予防できるという大きなメリットがあります。 また自身の顔をあまり見られたくない方にとっては、自然に顔を隠せるアイテムでもあります。 しかし、装着する時間があまりに長すぎる場合、虫歯のリスクが高まりやすいことは理解しておきましょう。 特に必要ない場面では、適宜外して過ごすことも検討してください。
2025.06.22