意外と虫歯になりにくいおやつとは?
虫歯ができる主な原因は、歯の表面に付着したプラークです。 また、食べ物に含まれている糖質は、虫歯菌が酸をつくる材料に使われるため、普段の食事やおやつの内容によっても、虫歯のリスクは高くなります。 ここからは、意外と虫歯になりにくいおやつについて解説したいと思います。 虫歯になりやすいおやつについて 虫歯になりやすいおやつには、糖分が高い、食べるのに時間がかかる、歯に付着しやすいといった特徴があります。 具体的には、以下のようなものが挙げられます。 ・キャラメル ・キャンディー ・ガム ・チョコレート ・ドーナツ ・ケーキ など また、炭酸飲料やスポーツドリンク、オレンジやイチゴなどのフルーツも、酸性が強く歯を溶かすリスクが高くなることから、虫歯につながりやすいとされています。 意外と虫歯になりにくいおやつ6選 以下のようなおやつは、前述したキャラメルやキャンディーなどと比べると、意外と虫歯のリスクが低いです。 ・プリン ・ゼリー ・バニラアイス ・チーズ ・マヌカハニー ・スナック菓子 プリン 意外と虫歯になりにくいおやつとしては、まずプリンが挙げられます。 前述の通り、虫歯の原因は口内に残った食べカスやプラークの糖分であり、歯の表面に砂糖が長くとどまっていればいるほど、虫歯のリスクは高くなります。 逆に、歯にくっつきにくいものは虫歯のリスクが低く、プリンはこちらに該当します。 また、プリンは1,000gあたりの砂糖の量が10g前後であり、ケーキや砂糖入りのチョコレートなどと比べると、それほど砂糖の含有量も多くありません。 ゼリー ゼリーもプリンと同様、歯の表面に付着することが少ないため、砂糖は含まれているものの、比較的虫歯のリスクは低いと言えます。 また、ゼリーはとても柔らかく、それほどしっかり噛まなくても食べることができます。 つまり、短時間で食べ終わることが多いため、よほどダラダラ食べない限りは、口内に砂糖が滞在し続けることもないということです。 バニラアイス バニラアイスも、意外と虫歯になりやすいおやつの一つです。 バニラアイスにも糖分は含まれていますが、キャラメルやキャンディー、チョコレートなどの違いは、口の中での持続時間が挙げられます。 冷凍庫でしっかり冷えて固まっているバニラアイスも、口に入れた瞬間すぐに溶けてしまいます。 つまり、口の中の滞在時間はとても短いということです。 さらに、溶けて液体になるため、歯と歯の隙間に詰まるようなことはありません。 歯の表面にバニラアイスが付着したとしても、通常の歯磨きや口すすぎなどで流すことができます。 だからこそ、虫歯になりにくいおやつとして認められているのです。 ただしアイスであれば何でもOKというわけではありません。 クッキーの入ったアイスや、コーンに盛られたアイスは、クッキーやコーンの欠片が口の中に残る可能性があります。 チーズ チーズは歯にくっつきやすいイメージがありますが、実は虫歯になりにくく、むしろ食べることで虫歯の予防につながります。 通常口の中は、pH値6.7程度の中性を保っています。 しかし、食べ物を食べると酸性に変化し、量が増えると歯のエナメル質が溶けやすくなり、虫歯になります。 一方で、チーズは口内をアルカリ性に変化させることで、虫歯になりにくくさせます。 また、チーズには歯の再石灰化を行う働きもあります。 再石灰化とは、簡単にいうと歯の修復です。 歯の成分の補充を行うことで、初期の虫歯であれば自然治癒もあり得るほどであり、こちらはチーズに歯の成分に含まれているリン酸カルシウムの働きによるものです。 さらに、チーズに含まれるカゼインというタンパク質はしっかりとエナメル質に吸着し、虫歯菌であるミュータンス菌から歯を守ってくれます。 マヌカハニー ハチミツには抗菌作用があるため、虫歯になりにくいという情報もありますが、ハチミツも糖質であるため、虫歯菌が酸を作る原料となり、虫歯の原因になると考えられます。 ただし、マヌカハニーのような強い殺菌成分を持つハチミツが含まれたキャンディーなどの場合は、虫歯の原因にはならないという説もあります。 マヌカハニーとは、ニュージーランドに生息しているマヌカという木の花の蜜が原料となって、採取されたハチミツのことをいいます。 ニュージーランドは夏が短く、12月に4週間ほどしか咲かないため、マヌカハニーはとても希少価値が高く高価なハチミツとして知られています。 スナック菓子 スナック菓子の中には、クラッカーや煎餅、ポテトチップスなど、パリパリと口の中にまとわりつかない商品があります。 パリパリしているということは、口の中や歯に食べかすが付きにくく、虫歯菌のエサが残らないということです。 そのため、虫歯菌が活発になることが少ないです。 まとめ ここまで、意外と虫歯になりにくいおやつをいくつか紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 毎日きちんとブラッシングをすることは前提ですが、前述したようなおやつを積極的に摂取すれば、これまですぐに虫歯ができていた方でも、状況を改善できるかもしれません。 また、子どもを持つ親御さんは、なるべく虫歯になりにくいおやつを食べ与えることをおすすめします。
2023.11.11