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お知らせ

虫歯治療を受ける際の歯科クリニックの選び方

虫歯治療を受けようと考える方の中には、自宅から近い歯科クリニックに通おうとする方もいるかと思います。 もちろん、通いやすさは重要ですが、思惑通りの治療を完了させたいのであれば、他にもさまざまなポイントをチェックしなければいけません。 今回は、虫歯治療を受ける際の歯科クリニックの選び方について解説します。 虫歯治療を受ける際の歯科クリニックの選び方6選 虫歯治療を受ける際には、以下のような特徴を持った歯科クリニックを選ぶことをおすすめします。 ・治療のメリットもデメリットも説明してくれる ・専門用語を使わない ・初診時の診察や検査が丁寧 ・虫歯治療の診療実績が豊富 ・痛みに十分配慮している ・支払い方法が豊富 治療のメリットもデメリットも説明してくれる 虫歯治療だけに限らず、どのような治療であってもメリットとデメリットは付き物です。それぞれの治療に対し、中立的に説明をしてくれる医師は、医療従事者として適切であると考えられます。 そのため、患者さんが何を望んでいるのかをしっかりと傾聴して、どのような選択肢が適切であるのか、しっかりと教えてくれる医師のいる歯科クリニックを選びましょう。 ちなみに、このときには、保険診療と自由診療のメリットやデメリットについても聞いてみることをおすすめします。 専門用語を使わない 患者さんへの説明において、専門用語を多用しない歯科クリニックは、患者さんに寄り添った虫歯治療を行ってくれる可能性が高いです。 逆に、会話の中に、医師にしかわからないような専門用語が多い歯科クリニックでは、虫歯治療のポイントなどを理解できなかったり、その都度用語の意味について質問しなければいけなかったりするため、注意が必要です。 初診時の診察や検査が丁寧 初めて受診する患者さんに対し、丁寧な診察や検査を行う歯科クリニックは、患者さんの口腔内の健康に真摯に向き合っていると言えます。 患者さんの訴えから原因を探り、治療方針を決定するためには、最初が肝心です。 初診時に丁寧に診察すると、おおよそ1時間、長い場合は90分以上時間をかけて診察する歯科クリニックもあります。 ちなみに、初診時の診察の内容の例は、主に以下の通りです。 ・問診 ・レントゲン撮影 ・歯周基本検査 ・口腔内写真撮影 ・磨き残しチェック ・ブラッシング指導 など 患者さんの訴えに耳を傾けず、すぐに治療を終わらせようとする歯科クリニックには注意しましょう。 虫歯治療の診療実績が豊富 良い歯科クリニックの選び方としては、実績も重要なポイントです。 歯科クリニックの中でも、虫歯治療は基本的な治療に分類されますが、進行度によって難易度が大きく変わります。 これまで、重症化した虫歯もしっかり治した経験のある歯科クリニックは、いろいろな症例に対応できるため、仕上がりにも満足できる可能性が高いです。 また、歯を削った後の修復治療や、補綴治療もしっかり行えることも、良い歯科クリニックの選び方としては重要なポイントとなります。 痛みに十分配慮している 麻酔がしっかりと効いた状態で虫歯治療を行うことは、すべての患者さんの願いだと思います。 一方で、痛い思いをして治療を挫折したり、トラウマ、歯科恐怖症になってしまったりした方も少なくありません。 そのため、歯科クリニックを選ぶ際には、麻酔にしっかりと時間をかけ、患者さんの痛みに十分配慮しているところを選ぶべきです。 具体的には、一人一人の患者さんに十分な時間を割く歯科クリニックは、その分麻酔にも時間をかけることができます。 表面麻酔をして、浸潤麻酔の注射針の痛みも軽減し、ゆっくりと麻酔し、その後もしっかりと麻酔が効くまで待ってから治療を開始することで、患者さんの治療中の痛みは最小限で済みます。 支払い方法が豊富 歯科クリニックで行われる虫歯治療は、基本的に保険診療内で行われます。 しかし、虫歯の進行度によっては、天然歯を残すのが難しい場合があり、このような症例ではセラミックやインプラントなど、自由診療の治療で対応することも考えられます。 また、自由診療を受ける患者さんの中には、現金での支払いが難しいという方もいるかと思います。 このような方は、さまざまな支払い方法を取り揃えている歯科クリニックを選ぶべきです。 例えば、クレジットカードやデンタルローンなど、現金以外の決済にも対応している歯科クリニックであれば、自身のライフスタイルに合わせ、無理なく治療を受けることができます。 ちなみに、融通の利く歯科クリニックであれば、保険診療の場合であっても、治療費に関する相談ができる可能性があります。 まとめ ここまで、虫歯治療を受ける際の歯科クリニックの選び方について解説しましたが、いかがでしたでしょうか? どのような歯科クリニックを選ぶかによって、虫歯治療にかかる期間や痛み、治療費などは変わってきます。 そのため、簡単に決定せず、実際に通院した方の口コミなども参考にしながら、複数の歯科クリニックの中からもっとも適していると判断できるところを選びましょう。

2023.11.22

風邪と虫歯治療の関係性について

虫歯を発症したときは、症状が悪化する前に治療を受ける必要があります。 こうすることで、初期段階の虫歯は完治します。 では、風邪を引いてしまい、体調が悪い状態であっても、虫歯治療は受けられるのでしょうか? ここからは、風邪と虫歯治療の関係性について解説したいと思います。 風邪を引いているときに虫歯治療を受けても良い? 結論からいうと、風邪の症状が出ている場合は、基本的に虫歯治療を受けるべきではありません。 なぜなら、感染症のリスクが高くなってしまうからです。 風邪を引いているということは、ウイルスや細菌などに感染しているということであり、このとき身体の免疫力は低くなっています。 また、このような状態で虫歯を削ってしまうと、削った部分から細菌が入り込み、感染するおそれがあります。 つまり、体調が悪い中、わざわざ虫歯を治療するために歯科クリニックを訪れたにもかかわらず、さらに体調が悪化したり、別の病気になってしまったりする可能性があるということです。 風邪を引いていると治療がしにくくなることも 風邪を引いているときは、鼻づまりや咳などで治療中に苦しくなってしまうこともあるかもしれません。 そのため、風邪をしっかり治してから受診したほうが良いです。 また、歯科治療によって、稀ですが口腔内に傷ができてしまうことがあります。 こちらの傷の中に細菌が入り込むと、口内炎ができてしまいやすくなります。 先ほども触れたように、健康時には細菌の繁殖を止められても、風邪のときは体力の低下などで、細菌が繁殖しやすい状態になっています。 風邪による歯の痛みは虫歯が原因ではないこともある 風邪を引いたタイミングで少しずつ歯が痛み出したという場合、虫歯ではなく、副鼻腔炎が原因の可能性もあります。 副鼻腔炎は蓄膿症とも呼ばれ、名前の通り副鼻腔に炎症が起こることです。 副鼻腔とは、鼻の周囲に合計8個ある空洞を指します。 こちらの副鼻腔の粘膜が腫れるのが副鼻腔炎で、風邪のウイルスやアレルギーが原因で発症します。 副鼻腔の炎症が歯の神経に伝わると痛みにつながり、症状が悪化して膿が溜まってしまうと、歯の根を圧迫して歯に痛みが出る場合もあります。 また、過去に重い虫歯にかかったことのある方は、歯科クリニックで根管治療を受けているかと思います。 このように、神経を抜くなどの処置をした虫歯治療の後には、何らかの形で虫歯菌が残ってしまうことがあります。 風邪による体調不良や疲れが溜まって抵抗力が低下している際に、その虫歯菌が炎症を起こすことで、痛みや腫れが出ます。 風邪による発熱で虫歯が痛くなることも 風邪やインフルエンザといった発熱を伴う感染症にかかることで、虫歯の歯痛が誘発されることもあります。 普段は特に痛みを感じていなかったにもかかわらず、風邪で発熱した途端に歯が痛くなってきた場合は要注意です。 なぜなら、風邪の発熱によって虫歯菌の活動が活発になり、歯の神経が強く刺激されている証拠でもあるからです。 虫歯菌の活動が活発になったということは、病態の進行も早くなっていますので、風邪の症状が治まったらできるだけ早く歯科を受診するようにしましょう。 あまりに虫歯の症状がひどい場合はどうする? 風邪を引いている場合でも、虫歯の痛みが強かったり、腫れがひどかったりする場合は、虫歯菌などが顎の骨、血管などにおいて炎症を起こしている可能性があるため、治療を行うことをおすすめします。 自身では受診して良いのか判断できないという場合は、前もって歯科クリニックに電話で相談しましょう。 また、このとき歯科クリニックから、どのような風邪の薬を処方されているのか質問されることがあるため、あらかじめ手元に置いておくとスムーズです。 市販の風邪薬の中には、虫歯治療とあまり相性の良くない成分が含まれている可能性があり、このような状態で治療を行うと、出血が止まらなくなるといったトラブルにつながりかねません。 歯磨きは虫歯予防にも風邪予防にもなる 歯磨きと言えば、虫歯を予防する代表的なセルフケアというイメージがありますが、実はこちらは風邪予防にもつながります。 風邪のウイルスは、咳やくしゃみによって空気中に飛散し、それを吸い込むことによって鼻や喉の粘膜に付着、そして体内へ侵入し感染します。 鼻や喉の粘膜は、ウイルスが付着しないようタンパク質の膜で覆われているのですが、口腔内細菌が増加すると、このタンパク質の膜が破壊されウイルス感染しやすくなってしまいます。 そのため、歯磨きを行い、口腔内細菌の温床となるプラークや歯石を取り除くことが、風邪の予防になります。 まとめ ここまで、風邪と虫歯治療の関係性について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? 一見特に関係ないように見えるこれらの症状ですが、実際はさまざまなところでつながりがあります。 また、風邪を引いているときの虫歯治療はあまりおすすめできませんが、耐えられないほどの痛みがある場合は、少しでも症状を和らげるためにも、歯科クリニックに相談してください。

2023.11.21

虫歯の治療費の目安と変動する要因について

虫歯治療を受けるにあたって、多くの方が気になるポイントが治療費です。 また、虫歯治療にかかる費用は、さまざまな要因によって変わってくるため、前もって目安や変動する要因について把握しておくことが大切です。 今回は、これらのポイントを中心に解説したいと思います。 虫歯の治療費における目安 歯科クリニックで虫歯治療を行う際は、初診の場合、以下の2種類の費用がかかります。 ・初診料 ・治療費 それぞれの目安を見てみましょう。 初診料 歯科クリニックを初めて受診する際は、保険3割負担で約3,500円かかります。 こちらは、初診時に虫歯等の状態を確認するため必要な基本検査やレントゲン写真を撮影して、診断を行うための料金です。 これからの治療計画をたてて、虫歯の進行度を検査するためにも必須の内容になります。 また、初診時にそのまま虫歯治療をする場合は、初診料に治療費が加わって高くなりますので、注意しましょう。 治療費 虫歯治療自体にかかる費用は、保険3割負担で1本あたり約1,000円~10,000円です。 治療費は初診料とは違い、さまざまな要因で金額が変わるため、目安の金額にも幅があります。 虫歯の治療費が変動する要因 虫歯治療そのものにかかる費用は、主に以下のような要因で変動します。 ・虫歯の進行度 ・診療の種類 ・前回の治療からの期間 ・虫歯の発見から通院までの期間 虫歯の進行度 虫歯の進行度は、治療の内容や治療にかかる時間・日数に関わる要素です。 症状がきわめて軽度であれば、表面をほとんど削ることなく詰め物も限られた範囲にとどめられ、銀歯のような被せ物や人工歯を作製、装着する必要がありません。 逆に、虫歯が重度まで進行している場合、根管治療などが必要になるため、保険診療であっても、治療費は高額になりやすいです。 診察の種類 虫歯治療で歯を削ったら、詰め物や被せ物が必要になりますが、その素材が保険診療か自由診療かなのかによって、治療費は大きく変わってきます。 基本的に、保険診療で使う素材は、見た目の美しさには欠けると考えてください。 噛む機能を回復させるためだけの治療なので、基本的には安い素材である銀歯を使います。 自然の白い歯からは浮いて見えるため、気になる方もいるかもしれません。 一方、自由診療では、セラミックなど歯との親和性が高く、見た目も美しい素材を選択できます。 また、これらの素材の中には、耐久性が高いものも多く、虫歯治療した歯であるとばれる恐れが少ないです。 ただし、全額自己負担になるため、治療費は高額です。 前回の治療からの期間 前回の受診から数ヶ月経過している場合、治療費に加え初診料も支払うことになります。 初診料は、初めての受診にのみかかる費用ではありません。 歯科クリニックから、継続的な管理が必要な病状や治療の説明を受けた場合、その日から2ヶ月、他の理由で通院していた方は最後の受診から1ヶ月が経過すると、再び初診料がかかり、トータルの虫歯治療費が高くなります。 虫歯の発見から通院までの期間 虫歯の治療は、なるべく早く始めることを心掛けましょう。 仕事や家事が忙しく、なかなか通う時間がなかったとしても、虫歯治療の開始を後ろ倒しにすると、治療期間も長くなり、治療費以外にさまざまな負担が発生してしまいます。 逆に、虫歯を早く治すことで、治療費だけでなく通院日数や治療時間も抑えることができます。 虫歯治療では対応できない場合の治療費について 虫歯が重度まで進行すると、歯の機能を完全に失い、根だけが残っている状態になります。 また、歯の機能が損なわれるほどの重度の場合、抜歯して代わりになる入れ歯やブリッジ、インプラントを作って埋め込んでいきます。 入れ歯やブリッジは保険診療で1本3,000円ほどかかり、インプラントは自由診療のみで素材にもよりますが、30万円以上の治療費がかかると考えてください。 虫歯の治療費が支払えない場合はどうする? 虫歯が進行しているにもかかわらず、どうしても治療費を用意できないという方は、まず歯科クリニックの受付時に、手持ちが足りない旨を相談してみてください。 ただし、必ず診察前に伝えるようにしましょう。 もし診察や治療を終えてから「支払いができない」と伝えてしまったら、医療費未払いとしてトラブルに発展する可能性もあります。 さらに、支払える日付などを明確に伝えておくと、スムーズに交渉できるかもしれません。 対応してもらえるかどうかはケースバイケースですが、困っている場合はまず相談してみましょう。 また、歯科クリニックによっては、デンタルローンの利用について案内してもらえる可能性もあります。 まとめ ここまで、虫歯の治療費の目安と変動する要因について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? 虫歯の治療費は、皆さんが思っているほどかからないケースもありますし、逆に想定より高くなることも十分考えられます。 一つだけ確実に言えることは、日頃から定期的に歯科クリニックに通い、虫歯を早期発見することで、治療費を大幅に抑えられるということです。

2023.11.15

意外と虫歯になりにくいおやつとは?

虫歯ができる主な原因は、歯の表面に付着したプラークです。 また、食べ物に含まれている糖質は、虫歯菌が酸をつくる材料に使われるため、普段の食事やおやつの内容によっても、虫歯のリスクは高くなります。 ここからは、意外と虫歯になりにくいおやつについて解説したいと思います。 虫歯になりやすいおやつについて 虫歯になりやすいおやつには、糖分が高い、食べるのに時間がかかる、歯に付着しやすいといった特徴があります。 具体的には、以下のようなものが挙げられます。 ・キャラメル ・キャンディー ・ガム ・チョコレート ・ドーナツ ・ケーキ など また、炭酸飲料やスポーツドリンク、オレンジやイチゴなどのフルーツも、酸性が強く歯を溶かすリスクが高くなることから、虫歯につながりやすいとされています。 意外と虫歯になりにくいおやつ6選 以下のようなおやつは、前述したキャラメルやキャンディーなどと比べると、意外と虫歯のリスクが低いです。 ・プリン ・ゼリー ・バニラアイス ・チーズ ・マヌカハニー ・スナック菓子 プリン 意外と虫歯になりにくいおやつとしては、まずプリンが挙げられます。 前述の通り、虫歯の原因は口内に残った食べカスやプラークの糖分であり、歯の表面に砂糖が長くとどまっていればいるほど、虫歯のリスクは高くなります。 逆に、歯にくっつきにくいものは虫歯のリスクが低く、プリンはこちらに該当します。 また、プリンは1,000gあたりの砂糖の量が10g前後であり、ケーキや砂糖入りのチョコレートなどと比べると、それほど砂糖の含有量も多くありません。 ゼリー ゼリーもプリンと同様、歯の表面に付着することが少ないため、砂糖は含まれているものの、比較的虫歯のリスクは低いと言えます。 また、ゼリーはとても柔らかく、それほどしっかり噛まなくても食べることができます。 つまり、短時間で食べ終わることが多いため、よほどダラダラ食べない限りは、口内に砂糖が滞在し続けることもないということです。 バニラアイス バニラアイスも、意外と虫歯になりやすいおやつの一つです。 バニラアイスにも糖分は含まれていますが、キャラメルやキャンディー、チョコレートなどの違いは、口の中での持続時間が挙げられます。 冷凍庫でしっかり冷えて固まっているバニラアイスも、口に入れた瞬間すぐに溶けてしまいます。 つまり、口の中の滞在時間はとても短いということです。 さらに、溶けて液体になるため、歯と歯の隙間に詰まるようなことはありません。 歯の表面にバニラアイスが付着したとしても、通常の歯磨きや口すすぎなどで流すことができます。 だからこそ、虫歯になりにくいおやつとして認められているのです。 ただしアイスであれば何でもOKというわけではありません。 クッキーの入ったアイスや、コーンに盛られたアイスは、クッキーやコーンの欠片が口の中に残る可能性があります。 チーズ チーズは歯にくっつきやすいイメージがありますが、実は虫歯になりにくく、むしろ食べることで虫歯の予防につながります。 通常口の中は、pH値6.7程度の中性を保っています。 しかし、食べ物を食べると酸性に変化し、量が増えると歯のエナメル質が溶けやすくなり、虫歯になります。 一方で、チーズは口内をアルカリ性に変化させることで、虫歯になりにくくさせます。 また、チーズには歯の再石灰化を行う働きもあります。 再石灰化とは、簡単にいうと歯の修復です。 歯の成分の補充を行うことで、初期の虫歯であれば自然治癒もあり得るほどであり、こちらはチーズに歯の成分に含まれているリン酸カルシウムの働きによるものです。 さらに、チーズに含まれるカゼインというタンパク質はしっかりとエナメル質に吸着し、虫歯菌であるミュータンス菌から歯を守ってくれます。 マヌカハニー ハチミツには抗菌作用があるため、虫歯になりにくいという情報もありますが、ハチミツも糖質であるため、虫歯菌が酸を作る原料となり、虫歯の原因になると考えられます。 ただし、マヌカハニーのような強い殺菌成分を持つハチミツが含まれたキャンディーなどの場合は、虫歯の原因にはならないという説もあります。 マヌカハニーとは、ニュージーランドに生息しているマヌカという木の花の蜜が原料となって、採取されたハチミツのことをいいます。 ニュージーランドは夏が短く、12月に4週間ほどしか咲かないため、マヌカハニーはとても希少価値が高く高価なハチミツとして知られています。 スナック菓子 スナック菓子の中には、クラッカーや煎餅、ポテトチップスなど、パリパリと口の中にまとわりつかない商品があります。 パリパリしているということは、口の中や歯に食べかすが付きにくく、虫歯菌のエサが残らないということです。 そのため、虫歯菌が活発になることが少ないです。 まとめ ここまで、意外と虫歯になりにくいおやつをいくつか紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 毎日きちんとブラッシングをすることは前提ですが、前述したようなおやつを積極的に摂取すれば、これまですぐに虫歯ができていた方でも、状況を改善できるかもしれません。 また、子どもを持つ親御さんは、なるべく虫歯になりにくいおやつを食べ与えることをおすすめします。

2023.11.11

虫歯になりやすい人の主な特徴について

虫歯を予防する方法と言えば、何と言っても毎日の歯磨きが挙げられます。 しかし、人によっては、きちんと歯磨きをしているにもかかわらず、すぐに虫歯が再発してしまうというケースもあります。 ここからは、虫歯を発症しやすい方の主な特徴について解説したいと思います。 虫歯になりやすい人の主な特徴8選 虫歯を何度治療してもすぐ再発するという方は、その度に歯科クリニックに通わなければいけませんし、当然治療費もかさんでいきます。 また、このような方は、主に以下のような特徴を持っています。 ・歯磨きの仕方が良くない ・遺伝的に歯質が弱い ・歯並びが悪い ・口呼吸をしている ・食べ方に問題がある ・甘いものや酸っぱいものを好んで食べる ・生活習慣が乱れている ・過去に治療した箇所がたくさんある 歯磨きの仕方が良くない 毎日歯磨きをしていても、磨き残しが多いと、当然虫歯になりやすくなります。 歯並びによる磨きにくさだけではなく、歯並びが良く磨きやすい歯並びだったとしても、歯ブラシはついついルーティーン化してしまうもので、おのずと磨きが甘くなってしまいます。 また、定期的な歯科検診に行っていないと、どこに磨き残しがあるのかは中々気づきにくいため、自分だけでは判断できないところも厄介なポイントです。 遺伝的に歯質が弱い 虫歯になりやすいかどうかは、遺伝的な歯質による影響を受けることもあります。 歯質とは歯を作っている材質のことをいい、弱い歯質であれば虫歯の原因菌に感染したときに、虫歯の症状が起こりやすくなります。 また、歯質は遺伝しやすいとされているため、両親が虫歯になりやすいタイプである場合、その子どもも虫歯になりやすいタイプとなることがあります。 歯並びが悪い 歯を綺麗な状態で保つためには毎日の歯磨きが重要となり、食べかすや汚れを除去することで虫歯予防につながります。 しかし、歯並びが悪いと、どうしても歯と歯の間や重なっている部分に磨き残しができてしまうため、その磨き残しがプラークへ変化し、虫歯の原因となってしまいます。 また、歯並びが綺麗な状態であれば歯と歯がぶつかり合い、プラークが自然に落ちるという事が多々あります。 一方、歯並びが悪いと噛み合わせも悪くなってしまい、プラークが自然に剥がれるという事が起こらないため、口の中の状態を清潔に保ちづらく、虫歯を引き起こす原因となってしまいます。 口呼吸をしている 口の中は常に唾液によって潤いが保たれている状態ですが、普段よく口呼吸をしてしまうという方は注意しなければなりません。 というのも、口呼吸ばかりだと舌の力が自然と衰えてしまい、結果として歯並びの悪さや噛み合わせの悪さにつながってしまうからです。 そうなると、汚れの蓄積やプラークが自然に落ちづらいという状況を引き起こし、虫歯菌の繁殖を助長し、虫歯の増加につながります。 食べ方に問題がある 口の中は、1日のうち何度も中性になったり、酸性になったりを繰り返しています。 ダラダラ食べ続けるということは、お口の中がいつも酸性の状態を保ってしまうということであり、酸性を好む虫歯菌にとって最高の環境になってしまいます。 また、ダラダラ食べの逆で、早食いも虫歯になりやすいと言えます。 早食いし、よく噛まずに飲み込んでしまうと、胃腸の消化に負担がかかり、唾液の分泌も低下してしまいます。 唾液は、口内をキレイにしてくれる役割があるのですが、その働きが弱くなり、細菌や汚れが口の中に残ったままになってしまいます。 甘いものや酸っぱいものを好んで食べる 虫歯の原因菌となるミュータンス菌は、糖分を分解して乳酸を作ることで歯を溶かすため、甘いものを頻繁に食べると虫歯になりやすくなります。 また、口内が酸性に傾くと虫歯菌が活発に働くため、酸っぱい食べ物を頻繁に食べる方も虫歯になるリスクが高くなります。 生活習慣が乱れている 過度な飲酒や喫煙、ダイエット、ストレスなども虫歯を引き起こす原因です。 乱れた生活習慣を続けることで唾液の量が減ってしまい、口の中で菌が増殖します。 その結果、虫歯を引き起こしてしまうのです。 過去に治療した箇所がたくさんある 虫歯治療をすると、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)を装着します。 これらの詰め物、被せ物と天然の歯の間には隙間ができやすく、プラークがたまると細菌が繁殖しやすくなります。 そこにラクトバチルス菌という細菌が棲みつくと、虫歯を悪化させてしまいます。 こちらのラクトバチルス菌は、腸内では善玉菌に分類されるのですが、口の中では虫歯を悪化させる働きをします。 まとめ ここまで、虫歯になりやすい方の主な特徴について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? どれだけ歯磨きをしてもすぐ虫歯ができてしまうという方は、一度自身の習慣や口内状況などを見直してみることをおすすめします。 もちろん、遺伝などなかなか解決するのが難しい問題もありますが、少しでも虫歯のリスクを減らすことは、治療費の負担や将来のリスクを減らすことにもつながります。

2023.11.08

虫歯治療をできるだけ早く終わらせる方法について

歯科クリニックで虫歯治療を受ける方の中には、「何度も痛い思いをしたくない」「時間を確保するのが大変」などの理由により、なるべく早く治療を終わらせたいと考える方も多いです。 では、虫歯治療を早く終わらせるために、患者さんができる工夫とは一体何なのでしょうか? 今回はこちらの点を中心に解説します。 虫歯治療に時間がかかる理由 歯科クリニックで行われる虫歯治療は、基本的に1回では完了しません。 その理由としては、主に以下のことが挙げられます。 ・虫歯の大きさ、進行具合によって治療内容が変わるから ・まとめてできる治療が少ないから ・保険診療の制約があるから ・患者さんの負担が大きくなるから など 虫歯が進行していればいるほど、当然治療の工程は多くなり、治療期間も長引きます。 また、患者さんの負担が大きくなることや、保健診療のルールに従って治療を行わなければいけないことなども、虫歯治療が簡単に終わらない理由としてあります。 虫歯治療をできるだけ早く終わらせる方法6選 虫歯治療をできるだけ早く終わらせたい方は、以下の方法を実践してみましょう。 ・初期虫歯の段階で歯科クリニックに通う ・定期検診でクリーニングを行う ・豊富な医療機器を導入している歯科クリニックを選ぶ ・短期集中歯科治療を受ける ・少しでも時間が空いたら予約する ・歯ぎしりの治療を行う 初期虫歯の段階で歯科クリニックに通う 当然ながら、虫歯は進行状況が重度であるほど、治療期間が長くなります。 反対に、進行状況が浅ければ浅いほど、治療期間が短くなり、初期虫歯であれば1回の通院で治療が終わることもあります。 そのため、少しでも見た目の変化や歯の違和感などがあったら、早めに歯科クリニックを受診しましょう。 定期検診でクリーニングを行う 虫歯治療を早く終わらせるには、定期的に歯科クリニックで検診を受け、クリーニングを行うことも大切です。 クリーニングを行うことにより、虫歯の発生率は大幅に下がりますし、定期検診を受けることで、虫歯の早期発見も可能です。 豊富な医療機器を導入している歯科クリニックを選ぶ 虫歯治療を早く終わらせたい方は、以下のような豊富な医療機器を導入している歯科クリニックを選びましょう。 ・レーザー機器 ・歯科用CT ・CAD/CAMシステム、口腔内スキャナー など レーザーには殺菌、消毒、止血、鎮痛、消炎といった作用があるため、根管治療や抜歯、歯肉の切開に使用することで、治療期間の短縮をはかることができますし、歯科用CTは口全体を立体的に撮影できるため、歯の根の神経や血管の位置、病巣の状態をしっかり把握したうえで根管治療を行うことができます。 治療計画を立てやすく、根管治療の精度を高めることで治療期間の短縮にもつながります。 その他、CAD/CAMシステムはコンピューターで歯の修復物を設計・作製することができます。 口腔内スキャナーで歯型と噛み合わせを撮影するため、印象材を口に含んで歯型を取る必要も、印象材が固まるまで待つ必要もありません。 短期集中歯科治療を受ける 短期集中治療とは、一度の治療時間を長くとり、通院回数を少なくする事でできるだけ治療期間を少なくする方法をいいます。 一般的には、一度の診察時間を2〜3時間確保し、集中的に治療を行います。 患者さんひとりに対して時間をかけ集中して治療するため、より精度の高い治療が可能になります。 もちろん、患者さんの口腔内の状態によりますが、ほとんどの場合数回の通院で済みます。 少しでも時間が空いたら予約する 忙しいことが原因で、なかなか歯科クリニックの予約が取れないという方もいます。 また、そのような方は、自身の休みの日であったとしても、「休みを歯科クリニックに使うのはもったいない」と考え、ついつい予約を先延ばしにしてしまいがちです。 このような状況では、いつまで経っても虫歯治療が終わりませんし、放置している間にも着々と虫歯は進行していきます。 そのため、少しでも時間が空いたら、すぐに歯科クリニックを予約することをおすすめします。 歯ぎしりの治療を行う 虫歯が極端に多い方は、歯ぎしりをしているケースが多いです。 こちらは、歯ぎしりによって犬歯が削れ、独特な形になることで、きちんと歯を磨いていても、虫歯になりやすいことが原因です。 また、虫歯が多くなれば、当然虫歯治療の期間も長くなってしまうため、このような方は、スプリント療法などにより、まず歯ぎしりを改善することをおすすめします。 まとめ ここまで、虫歯治療をできるだけ早く終わらせる方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか? 今回紹介した方法は、必ずしもすべての歯科クリニックで実現できることではありませんが、患者さん自身の工夫で治療期間を短縮することも可能です。 また、そもそも日々のセルフケアや定期検診を徹底していれば、虫歯が発症するリスクは低くなるため、まずはそこに力を入れましょう。

2023.11.02

虫歯が再発してしまう原因や対策について

虫歯を発症した場合、何度か歯科クリニックに継続して通い、治療を受けることで完治します。 初期段階の虫歯であれば、1回で処置が終わることもあります。 しかし、場合によっては、同じ歯で虫歯が再発することも考えられます。 ここからは、虫歯が再発してしまう原因や対策について解説します。 虫歯が再発してしまう主な原因6選 虫歯を治療したにもかかわらず、また同じ箇所が虫歯になってしまう場合、以下のような原因が考えられます。 ・歯の強度が低下している ・虫歯の取り残しがある ・虫歯が再発しないと思い込んでいる ・治療前と同じような生活をしている ・詰め物、被せ物が劣化している ・外れた詰め物、被せ物を放置している 歯の強度が低下している 虫歯治療を行った歯は、少なからず歯を削っていることから、強度が低下している状態です。 歯は大きく表面の硬いエナメル質、やわらかい象牙質、神経を含む歯髄の3つの層で構成されています。 治療に伴い、表面のエナメル質を削ることで、内部のやわらかな象牙質が露出します。 そのため、歯の強度が低下し、虫歯の再発が起こりやすくなるという仕組みです。 虫歯の取り残しがある 虫歯治療の際、虫歯の取り残しがあり、そこから再発してしまうというケースもあります。 特に、歯の根っこの部分を治療する根管治療では、肉眼で確認することが難しいために、細菌を取り切れないことが多いです。 虫歯が再発しないと思い込んでいる 虫歯を一度治療すると、再発することはないと思っている方もいるかと思いますが、決してそのようなことはありません。 また、このような考えを持つ方は、治療後明らかに歯磨きの回数が減ったり、定期的な検診に行かなかったりするようになるため、注意してください。 治療前と同じような生活をしている そもそも、虫歯を発症する原因は、歯磨きなどのセルフケアが不足することだけでなく、ダラダラと食事をすることや、間食が多いことなども挙げられます。 そのため、虫歯を治療した後も、治療する前と同じように、上記のような生活を続けている方は、必然的に虫歯を再発しやすくなりますし、別の歯で新たに虫歯が見つかる可能性も高くなります。 詰め物、被せ物が劣化している 虫歯治療を行う際、治療後には詰め物や被せ物といった補綴物を入れることになります。 補綴物は、一度入れるとずっと持つと考えている方もいるかもしれませんが、口内は唾液や温度変化、咬合による圧力などで、思った以上に過酷な環境のため、時間が経てば経つほど劣化していきます。 また、このように詰め物や被せ物が劣化すると、亀裂や隙間ができ、そこから虫歯菌が侵入しやすくなります。 外れた詰め物、被せ物を放置している 虫歯治療後に埋入、装着する詰め物や被せ物は、接着剤が劣化したり、金属などの素材そのものが破損したりすることにより、外れる可能性があります。 また、詰め物や被せ物が外れると、一度治療した部分に虫歯菌が入り放題の状況になります。 虫歯の再発における対策について せっかく治療したにもかかわらず、虫歯が再発するというのは、非常にもったいないことです。 そのため、以下のような対策を取り、再発を防止しなければいけません。 ・正しいセルフケア ・食生活の改善 ・定期検診 正しいセルフケア 虫歯の再発防止をするにあたって欠かせないのは、やはり正しいセルフケアです。 特に、セルフケアの基本である歯磨きでは、以下のようなポイントを押さえ、虫歯の原因となるプラークを残さず、口内を清潔に保つことが大切です。 ・食後すぐ(30分以内)に歯を磨く ・1本1本丁寧に磨く ・フッ素入り歯磨き粉で磨く ・歯間ブラシ、デンタルフロスを使用する 食生活の改善 食事の後は、虫歯菌が糖を取り込んで分解し、歯を溶かす酸をつくり出します。 そのため、食後の口内は誰もが酸性に傾きやすく、虫歯を再発しやすい環境になります。 以下のような食生活を心掛け、できる限り虫歯を再発しにくい口内環境に戻しましょう。 ・甘いものを摂りすぎない ・ダラダラ食事をしない ・栄養バランスが良い食事を摂る ・よく噛んでゆっくり食べる 定期検診 虫歯治療後は、かかりつけの歯科クリニックなどで、半年に一回は定期検診を受けるようにしましょう。 セルフケアだけでは、磨く癖などもあることから、磨き残しの場所が固定されてしまいます。 また、磨き残した場所にばかりプラークが溜まると、そこに虫歯菌が集中するため、歯科クリニックでの定期検診を受け、プロの力で歯をキレイにしてもらうことが大切です。 まとめ ここまで、虫歯が再発してしまう主な原因や対策について解説しましたが、いかがでしたでしょうか? 虫歯は歯科クリニックでの治療で治すことができますが、完全に虫歯のリスクを取り除くことは基本的にはできません。 そのため、虫歯を治療した後は、患者さん自身が適切な生活を送り、虫歯が再発しないように努めることが重要です。

2023.10.31

虫歯の放置が引き起こす意外な症状について

歯の痛みなど、少しでも虫歯とおぼしき症状が見られる場合は、できるだけ早く歯科クリニックを訪れなければいけません。 もし、自覚症状があるにもかかわらず放置すると、さまざまな症状や全身疾患につながる可能性があります。 今回は、虫歯の放置が引き起こす意外な症状や病気について解説します。 虫歯の放置が引き起こす意外な症状3選 歯科クリニックで虫歯を治療せず、そのままにしていると、以下のような症状につながることがあります。 ・頭痛 ・手のしびれ ・発熱 頭痛 虫歯歯が進行すると、まず歯に痛みが出るようになります。 こちらの状態を放っておくと細菌が歯髄(歯の神経)へ到達し、炎症を起こして激痛がはしるようになります。 また、歯が痛む場合、痛みのある歯をかばう形で、食事のときにほかの歯ばかりを使うようになります。 すると、噛み合わせのバランスが悪くなり、一方の首や肩へ負担がかかります。 その結果、緊張型頭痛と呼ばれる頭痛を引き起こす可能性があります。 ちなみに、頭痛の症状の程度は人によって異なり、数時間で治まるケースもあれば、数日間痛みが続くこともあります。 手のしびれ 先ほども解説したように、虫歯の方は、痛い方の歯を避けてものを噛んでしまいます。 こちらの行動はほぼ無意識であり、知らない間に嚙み合わせが悪化する可能性もゼロではありません。 このような状況が続くと、顎の関節がずれる顎関節症を発症し、ホルモンの乱れや自律神経失調症に見られるものと同じような症状を引き起こすことがあります。 その症状の中に含まれているのが、手のしびれです。 ちなみに、顎関節症によって引き起こされる症状は、手のしびれだけではありません。 以下のような症状が出ることもあるため、注意してください。 ・頭痛 ・肩や首の凝り ・腰の痛み、しびれ ・めまい ・耳鳴り ・胸の痛み ・食欲低下 ・疲労感 など 発熱 虫歯の症状がひどいと、歯の神経の根っこに膿が溜まることがありますが、こちらの炎症が強い場合、発熱につながることも考えられます。 また、風邪などの症状で発熱しているときに歯が痛むという、逆のパターンもあります。 具体的には、熱によって歯の神経の血流が良くなり、神経に通っている血管の内圧が上昇することで、神経を圧迫し、痛みにつながるという仕組みです。 虫歯の放置が引き起こす意外な病気4選 虫歯を放置すると、軽度な症状だけでなく、以下のような病気を引き起こすこともあります。 ・副鼻腔炎 ・肺炎 ・脳炎 ・骨髄炎 副鼻腔炎 鼻の周辺には副鼻腔といういくつかの空洞があり、その中に炎症が起こるのが副鼻腔炎です。 こちらは蓄膿症とも呼ばれ、以下のような症状を引き起こします。 ・膿の混じった鼻水が出る ・鼻が詰まる ・頭痛などの痛みが出る ・匂いを感じにくくなる また、虫歯による炎症は、副鼻腔のひとつである上顎洞まで広がることがあります。 その結果、上顎洞に膿が溜まり、副鼻腔炎の症状が現れます。 肺炎 お年寄りの場合には、単なる風邪でも口の中の細菌が運悪く肺に回ってしまうことで、肺炎を引き起こすことも少なくはありません。 また、日本の高齢者の死亡原因で3番目に多い誤嚥性肺炎は、虫歯菌をはじめとする細菌が、食べたものや寝ている時の唾液と混じり気管から肺に入り起こる病気です。 ちなみに、高齢者の方は、虫歯の放置によって歯を失い、ものを噛む機会が減少することで、脳細胞の動きが鈍くなることも考えられます。 こちらは、アルツハイマー型認知症などのリスクを高める原因になります。 脳炎 脳炎は、脳内に白血球が入り込んで炎症を起こし、障害される症状をいいます。 具体的には感染性脳炎と呼ばれるものであり、その名の通り細菌が脳に感染することが原因です。 主な症状としては、頭痛や発熱などが挙げられますが、意識障害やけいれん、異常な言動や麻痺など、日常生活に支障をきたす症状が出る可能性もゼロではありません。 虫歯を放っておくことで、脳炎を発症するというケースは決して多くありませんが、発症する可能性があるということは覚えておきましょう。 骨髄炎 歯の根元は骨の中に埋まっていますが、虫歯を放置し、細菌がどんどん歯の深い部分を侵していくと、最終的にはあごの骨などにまで達し、骨髄炎という病気になるリスクがあります。 骨髄炎は、骨の中心にある骨髄に細菌が入って、炎症が起きてしまう病気です。 初期症状としては、虫歯の痛みに始まって、あごの骨まで激しく痛む、歯が揺れるなどが挙げられます。 また、治療のためには入院しなければならず、場合によっては手術も必要になることもあります。 まとめ ここまで、虫歯の放置が引き起こす意外な症状や病気について解説しましたが、いかがでしたでしょうか? 今回の記事で皆さんに知っていただきたいのは、虫歯の放置によって発症する症状や病気の概要ではありません。 虫歯がさまざまな病気につながるおそろしい症状であり、早期に歯科クリニックで治療することがいかに大切かということについて、理解していただけると幸いです。

2023.10.31

のど飴が虫歯につながるって本当?

のど飴は、風邪を引いたときや喉がイガイガするときだけでなく、仕事中や休憩中、気分をリフレッシュするために食べるという方も多いです。 しかし、のど飴の摂取は、場合によっては虫歯のリスクを高めることにつながるため、注意してください。 今回は、のど飴と虫歯の関係を中心に解説します。 のど飴が虫歯につながる2つの理由 のど飴を食べることによって虫歯のリスクが高まる理由は、主に以下の2つです。 ・砂糖が多く含まれているから ・長時間口内に滞在するから 砂糖が多く含まれているから のど飴は、喉のケアや気分のリフレッシュに一役買いますが、食べ過ぎると虫歯になりやすくなります。 その理由の一つに、砂糖が多く含まれることが挙げられます。 一般的なのど飴1粒に含まれている砂糖は、およそ5gです。 こちらの数字だけ見ると、それほど多くないように思いますが、5gはシュガースティック1本分に相当する量であり、のど飴のサイズを考えると、非常に多くの砂糖が入っていることがわかります。 長時間口内に滞在するから のど飴は、ゆっくりと舐めていればずっと味わえるため、1粒だけで食べ終わるという方は少ないです。 実際、普段からのど飴を食べる方は、ついつい2粒、3粒と手を伸ばすことも多いかと思います。 しかし、のど飴は1粒食べるまでに、ある程度時間がかかるものです。 いわゆる“だらだら食べ”が必須の食べ物であり、このような食べ方をしていると、口内が常に酸性に傾き、歯が溶ける時間も長くなってしまいます。 また、のど飴は何粒も連続で食べる方が多いため、口内の中和が追い付かず、酸性に傾く時間はさらに長くなります。 のど飴を食べすぎることによるその他の口内トラブル のど飴は虫歯のリスクを高めるだけでなく、食べすぎることにより、以下のような口内トラブルにつながることもあります。 ・細菌、ウイルスに感染しやすくなる ・喉の粘膜を傷める 細菌、ウイルスに感染しやすくなる のど飴を食べすぎると、繊毛運動の働きが低下します。 繊毛運動とは、体内に侵入したウイルスなどの異物を体外に排出する仕組みであり、呼吸によって体内に入ったウイルスは、鼻や喉の表面を覆う粘膜にある粘液に付着し、その下にある繊毛によって体外に排出されます。 しかし、のど飴を食べすぎると、口内に常に食べ物が入っている状態になり、粘膜を保護する作用が不足します。 これにより、侵入したウイルスをうまく排除できず、感染しやすくなります。 喉の粘膜を傷める 医薬品、指定医薬部外品ののど飴に含まれる有効成分は、用量を正しく守ることによって効果を発揮します。 そのため、用量を守らず、1日に4粒も5粒も摂取していると、有効成分の過剰摂取につながり、かえって口内や喉の粘膜を傷めてしまうおそれがあります。 虫歯になりにくいのど飴の選び方 どのようなのど飴を選ぶかによっても、虫歯のリスクは大きく変わってきます。 できるだけ虫歯のリスクを下げたいという方は、以下のようなのど飴を選びましょう。 ・砂糖不使用ののど飴 ・キシリトール配合ののど飴 砂糖不使用ののど飴 のど飴が虫歯につながる大きな原因は、大量の砂糖が含まれていることです。 虫歯菌は、砂糖をエネルギーにして酸を産生し、歯の表面を溶かして虫歯をつくるため、砂糖不使用ののど飴であれば、虫歯のリスクはかなり下げることができます。 砂糖不使用かどうかは、パッケージ裏の成分表を確認するか、表面にシュガーレスもしくはノンシュガーと表示されているかを確認することでわかります。 キシリトール配合ののど飴 キシリトールは、糖アルコールの一種であり、虫歯予防に効果を発揮します。 キシリトールは、唾液分泌の促進と再石灰化の作用があるため、プラーク中の酸の促進を防ぎ、虫歯菌の代謝を阻害します。 また、他の糖アルコールは、口内にある常在菌によって酸をつくりますが、キシリトールは常在菌が利用できないため、酸をつくることがありません。 そのため、のど飴を選ぶ際には、こちらのキシリトールが豊富に含まれているものを選ぶべきです。 トローチも虫歯になる? 一般的なトローチは、喉の炎症を抑える効果の他、口内の殺菌、消毒効果があるため、舐めることで細菌を減少させることができます。 ここでいう細菌には、当然虫歯の原因菌も含まれています。 ただし、甘味料などの添加物が含まれている場合、細菌の減少が期待できるトローチであっても、虫歯を発症する可能性もあります。 つまり、トローチものど飴と同様、どのような製品を選ぶかが大事になってくるということです。 まとめ ここまで、のど飴と虫歯の関係性を中心に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? のど飴を舐めるという習慣は、虫歯予防の観点でいうと、お世辞にも良いことではありません。 もちろん、砂糖不使用のものを選んだり、食べてすぐに歯を磨いたりすることで、虫歯のリスクは低下しますが、1日に何粒も食べていると、このような対策の効果も薄れてしまうため、食べすぎには注意してください。

2023.10.28

虫歯になりやすい飲み物の種類について

虫歯を予防するためには、自宅でのブラッシングや、歯科クリニックでの定期検診など、さまざまな方法を組み合わせる必要があります。 また、食生活についても注意が必要で、虫歯のリスクが高いものはなるべく避けるのが無難です。 今回は、虫歯になりやすい飲み物の種類について解説したいと思います。 虫歯になりやすい飲み物4選 以下のような飲み物は、虫歯のリスクが高いです。 ・炭酸飲料 ・乳酸菌飲料 ・スポーツドリンク ・果汁100%ジュース 炭酸飲料 炭酸飲料について、“歯が溶ける”というイメージを持っている方もいるかと思いますが、こちらは正確にいうと間違っています。 確かに、炭酸飲料の中に長時間歯を浸けていれば歯は溶け出しますが、こちらは4時間以上漬けたときの話です。 実際、飲み物が歯に接する時間は短時間ですし、唾液の性質によって酸性から中性に戻ります。 そのため、炭酸飲料を飲んでも歯が溶けてなくなるということはありません。 ただし、サイダーやコーラといった炭酸飲料には、糖分が多く含まれています。 こちらは、100mlあたりに約10g前後含まれていて、酸性による脱灰よりも、こちらを原因に虫歯にリスクが高くなる可能性の方が高いです。 乳酸菌飲料 近年流行している乳酸菌飲料には、ガセリ菌やシロタ株などが含まれていて、これらの成分にはストレスの緩和、睡眠の質向上といった効果があります。 しかし、乳酸菌飲料には乳脂肪や砂糖が多く含まれていて、炭酸飲料と同じように虫歯のリスクが高くなる傾向にあります。 また、乳酸菌飲料は酸性度をはかるpH値も低く、こちらも虫歯につながりやすい原因の一つです。 スポーツドリンク スポーツドリンクなどのイオン飲料は、身体に吸収されやすく、疲労回復効果があるとされています。 加えて、熱中症対策や発熱時の水分補給にも用いられるため、良いイメージを持っている方も多いかと思いますが、虫歯予防という観点から見ると、決して適した飲み物とは言えません。 スポーツドリンクは、pH値が3.6~4.6と低く、摂取すると口内の水素イオン指数が下がり、虫歯ができやすい環境になってしまいます。 また、スポーツドリンクに含まれている糖分も問題です。 スポーツドリンクは、500mlのペットボトルの中に約30gの砂糖が入っています。 こちらは、スティックシュガー10本分に相当する量であり、この糖分によって、いわゆる虫歯菌が増殖し、酸を産生して虫歯をつくり出します。 果汁100%ジュース 果汁100%ジュースは、前述した炭酸飲料や乳酸菌飲料、スポーツドリンクとは違い、砂糖が含まれていません。 そのため、虫歯の原因にならないと思っている方も多いですが、実際は虫歯のリスクがあります。 果汁100%ジュースには、果汁由来のショ糖と呼ばれる糖分が多く含まれていて、こちらが虫歯を誘発する可能性があります。 また、強い酸性であることから、口に残りやすく、口内が酸性になり、虫歯を引き起こすことも十分に考えられます。 アルコールの摂取にも注意 虫歯になりやすい飲み物としては、通常の飲み物だけでなく、アルコールも挙げられます。 アルコールは、おつまみを食べたり、家族や友人と会話したりしながら、時間をかけてゆっくりと飲むことが多いです。 このような飲み方をしていると、口内が酸性になり、虫歯菌が活発に働きます。 また、アルコールには利尿作用があり、何度もトイレに行くと、身体の水分が抜けきってしまいます。 こちらは、口腔衛生の低下や唾液量の減少につながり、虫歯ができやすい環境をつくり出す原因になります。 特に虫歯のリスクが高いアルコール類 アルコールを摂取するときは、口内が酸性に傾きやすく、唾液の量も減少するため、どのような種類であっても虫歯のリスクはある程度高まります。 また、糖分が多いアルコール類については、さらに虫歯になりやすいため、注意しなければいけません。 具体的には、原料に酵母を加えることで、アルコールを発酵させてつくる醸造酒や、醸造酒等に果実や薬草、香料などの成分を配合した混成酒は、特に糖分が多いため、虫歯予防の観点から、あまり摂取すべきではありません。 ちなみに、醸造酒にはビールやワイン、日本酒などが、混成酒にはリキュールや梅酒、カクテルなどが該当します。 虫歯になりにくい飲み物について 虫歯になりにくい飲み物は、pH値が5.5以上で、なおかつ糖質の含まれていない以下のような飲み物です。 ・水 ・緑茶 水はpH値が7.0前後、緑茶は6.0前後であり、どちらも一切糖質は含まれていません。 ちなみに、紅茶はpH値が5.5程度、コーヒーは5.7程度であり、わずかながら口内が酸性に傾く可能性はあります。 まとめ ここまで、虫歯になりやすい飲み物の種類と特徴について解説しましたが、いかがでしたでしょうか? 徹底的に虫歯を予防したいというのであれば、糖分が多い飲み物や酸性の強い飲み物は、可能な限り口にしないことをおすすめします。 また、アルコールを飲みすぎると、どうしても制御が利かなくなる部分があるため、意識がハッキリあるうちに飲むのをやめ、ブラッシングも丁寧に行うようにしてください。

2023.10.24
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