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【川崎の歯医者で虫歯治療】歯がない方の見た目に関するデメリット

虫歯や歯周病などを発症しているにもかかわらず、治療を受けずにいると、やがて歯の大部分を失ってしまいます。 また歯を失うと、食事や発音などに悪影響が出るだけでなく、見た目も変わってしまうことがあります。 今回は、歯がない方の見た目に関するデメリットについて解説します。 歯がない方の見た目に関するデメリット6選 虫歯や歯周病などで歯のほとんどを失ってしまった方には、以下のような見た目のデメリットが生まれます。 ・不潔なイメージを抱かれる ・顔が歪む ・老けて見える ・自己管理ができないと思われる ・無愛想だと思われる ・太りやすくなる 各デメリットについて詳しく説明します。 不潔なイメージを抱かれる 歯がない状態の方は、場合によっては不潔なイメージを抱かれることがあります。 なぜなら、“歯がない=虫歯だらけ”と捉えられてしまうことがあるからです。 特にそこまで高齢ではないにもかかわらず、ほとんどの歯を失っている方は、このようなイメージを持たれやすいでしょう。 また虫歯や歯周病を放置し、歯がほとんどなくなってしまった後でも、口臭は引き続き出やすくなります。 口臭が出やすいということは、相対した相手に不快な思いをさせやすいということであり、ここでも不潔なイメージを抱かれる可能性が高いです。 もちろん、異性に不潔なイメージを持たれてしまうと、恋愛に関してもかなりのハンディキャップになってしまいます。 顔が歪む 歯がない方は、歯があったときと比べて顔が歪んでしまうことがあります。 こちらは噛み合わせが狂うことにより、頬の筋肉バランスが崩れることや、歯がない部分の筋肉が衰えることなどが原因です。 また顔が歪んでしまうと、顔の印象が大きく変わってしまうため、場合によっては良くないイメージを与えてしまうこともあります。 人相が悪くなってしまうと、対人関係に大きな支障をきたします。 老けて見える 歯の大部分を失ってしまった方は、実年齢よりも老けて見られる可能性があります。 こちらは顎の骨や頬、筋肉などの影響によって引き起こされる現象です。 歯がない状態だと、咀嚼をしたときの刺激が届かなくなるため、顎の骨が徐々に吸収されて縮小します。 骨が痩せると口元のボリュームが減り、口元にシワが寄り始めて老けたような印象になります。 また頬は歯が生えていることで外側に押し出されていますが、歯がないと頬がこけたように見えます。 さらに奥歯を失うと口元の高さが低くなり、ほうれい線が目立ち始めます。 自己管理ができないと思われる 歯がほとんど残っていない方は、“自己管理ができない人”というイメージを抱かれる可能性もあります。 なぜなら、しっかり自己管理ができていれば、歯を失ってしまう前に虫歯や歯周病は治療できるからです。 また自己管理ができないと思われることは、ビジネスパートナーに信用してもらえないことにもつながりかねません。 例えば商談相手などと会う場合、歯がなかったりボロボロだったりする状態を見られると、「この人に任せて大丈夫か?」と不安がられてしまいます。 ちなみにアメリカでは、企業の採用、昇格の基準になるほど、歯のキレイさが重視されています。 無愛想だと思われる 歯のほとんどを虫歯や歯周病で失ってしまった方は、無愛想な印象を持たれることも考えられます。 こちらは、自信のなさから来る表情の喪失が原因です。 歯がない方の多くは、その状態の重大さに気付いていないものの、「あまり人に見られたくない」という感情は持ち合わせているものです。 そのため、会話の際には口元を隠すようになったり、あまり大きな声を出せなくなったりします。 また笑顔を見せると口内の歯が少ないのが見えてしまうため、笑顔も控えめになる傾向にあります。 このように、表情や感情が読み取りにくい状態でコミュニケーションを取っている場合、相手に無愛想なイメージを持たれてしまっても仕方ありません。 太りやすくなる 歯の多くを失っている方は、歯がある方と比べて太りやすくなります。 歯がない方は食べ物を噛みにくいため、やわらかいものや簡単に満足感を得られるものに手が伸びやすくなります。 その結果、高カロリーのものばかり摂取し、太りやすくなることが考えられます。 またある程度は咀嚼できる方であっても、実際はしっかりと噛めていない状態のまま飲み込んでいることが多いです。 このように咀嚼がしっかり行われていないと、満腹感を得にくくなり、食べる量が増えて体重も増加していきます。 その他、食事がしにくく栄養バランスが崩れやすいことも、歯がない方が太りやすい原因の一つです。 まとめ 人は歯がなくても生きていくことができますが、歯がある状態よりも生きづらくなることは明らかです。 また歯がない状態で生活し続けると、見た目で不快感を抱かせるなど、第三者にも良くない影響を与える可能性があります。 もちろん見た目のデメリットは本人の精神的なダメージにもつながるため、歯の大部分を失っている方は、早急に歯科クリニックでクラウンなどの治療を受けましょう。

2025.01.09

【川崎の歯医者で虫歯治療】銀歯で発生するガルバニー電流とは?

虫歯治療後に装着される詰め物として、もっとも一般的なのが保険診療の銀歯です。 しかし、こちらは決して品質が高い詰め物と言えません。 また銀歯を装着することにより、口内でガルバニー電流と呼ばれる現象が起こるケースがあります。 今回は、ガルバニー電流の概要や発生することによるデメリットなどについて解説します。 ガルバニー電流の概要 ガルバニー電流は、口内に装着された詰め物や被せ物の異なる金属が触れ合うことにより、電流が発生する現象です。 アルミホイルや金属製のスプーンなどを噛んだとき、口内がキーンとなった経験がある方もいるかと思います。 ガルバニー電流は、こちらの現象と同じです。 ちなみにガルバニー電流は、金属同士が触れ合うことがなくても発生することがあります。 こちらは口内に唾液が存在するからです。 例えば右上の歯と左下の歯に銀歯がある場合、本来噛み合うことはありませんが、唾液が電流を通すことによりガルバニー電流が起こることがあります。 ガルバニー電流のデメリット 銀歯によって口内でガルバニー電流が発生した場合、以下のようなデメリットが生まれます。 ・金属が錆びやすくなる ・口腔扁平苔癬の原因になる ・神経症状を引き起こす ・虫歯が再発しやすくなる 各項目について詳しく説明します。 金属が錆びやすくなる ガルバニー電流が発生すると、金属でできている銀歯が錆びやすくなります。 こちらは金属イオンが溶け出し、銀歯やそれを固定する接着剤が劣化することが理由です。 また錆びた状態の銀歯は、金属アレルギーやメタルタトゥーなどを引き起こす可能性も高いです。 金属アレルギーを発症すると、歯茎がただれたり口内炎がよくできたりするだけでなく、味覚異常にもつながりかねません。 メタルタトゥーについては、歯茎を黒く変色させてしまうため、口元の審美性が悪くなります。 口腔扁平苔癬の原因になる 銀歯によってガルバニー電流が発生すると、口腔扁平苔癬を発症することも考えられます。 口腔扁平苔癬は、角化異常(皮膚の角質層が厚くなったり剥がれ落ちたりする状態)を伴う慢性炎症疾患です。 歯茎や唇、舌などに光沢のある乳白色の模様が現れるのが特徴です。 また口内炎や舌の痛み、味覚症状などの症状を引き起こすこともあります。 ちなみに口腔扁平苔癬は難治性であり、一度良くなっても再発を繰り返します。 治療法としては、ステロイド軟膏の塗布やビタミンAの摂取などが効果的です。 神経症状を引き起こす 口内でガルバニー電流が発生すると、さまざまな神経症状につながることもあります。 具体的には身体の痛みや疲れ、不眠やイライラといった症状です。 ガルバニー電流が発生することにより、脳からの指令が混乱してしまいます。 こちらは、精密機械が妨害電波で誤作動を起こす現象と似ています。 つまり身体が誤作動を起こしたように、さまざまな不調を引き起こすということです。 また上記の神経症状について、ほとんどの方はガルバニー電流が原因と気付かないまま、病院で自律神経失調症や更年期障害などと診断されます。 口内の銀歯を取り除かない限り、これらの不快な症状がなくなることはありません。 虫歯が再発しやすくなる 虫歯が再発しやすくなるということも、ガルバニー電流におけるデメリットです。 こちらはガルバニー電流が歯と銀歯の間に隙間をつくることが原因です。 ガルバニー電流が生じると、金属イオンが溶け出して銀歯や接着剤などが劣化しますが、これによって歯と銀歯の間には隙間が生じます。 隙間が大きければ大きいほど、虫歯菌が内部に侵入しやすくなり、二次虫歯のリスクも高くなります。 また銀歯は自由診療の詰め物や被せ物などと比べて、汚れを吸収しやすいという特徴があります。 つまり元々高い二次虫歯のリスクが、ガルバニー電流によってさらに高くなってしまうということです。 ガルバニー電流の対策について 口内でガルバニー電流を発生させないようにするには、やはり詰め物や被せ物を非金属素材に交換するメタルフリー治療が必要です。 例えば自由診療のセラミックは、基本的に金属が含まれていないため、ガルバニー電流が発生することはありません。 またセラミックは審美性にも優れていて、耐久性や汚れにくさについても銀歯より高いため、歯を長持ちさせたい方に適しています。 ちなみに、すぐ銀歯を除去してセラミックに交換するのが難しいという方は、口内を清潔にすることで応急処置ができます。 口内が不衛生な状態だと、通常よりもガルバニー電流が発生しやすくなります。 そのため、食後のブラッシングなどは欠かさずに行うことをおすすめします。 まとめ 銀歯はリーズナブルな詰め物であり、知名度も高いため、虫歯治療時には選ばれるケースも多いです。 しかし本当に自身の歯の将来を考えるのであれば、やはり銀歯以外の詰め物、特に自由診療のセラミックを選ぶのがおすすめです。 セラミックであればガルバニー電流のリスクもありませんし、長い間天然歯に近い見た目と機能性を持った歯を使い続けることができます。

2025.01.08

【川崎の歯医者で虫歯治療】噛み合わせが崩壊するとどうなる?

正しい噛み合わせとは、噛む際に筋肉や顎の関節に負担がかからず、自然とバランス良く噛める状態のことを指しています。 しかし虫歯で歯がボロボロの方などは、噛み合わせが崩壊してしまっていることもあります。 今回は、嚙み合わせが崩壊することによる弊害を中心に解説します。 噛み合わせが崩壊することで生じるデメリット 虫歯を治療せずにいると、やがて神経にまで到達し、歯が溶かされていきます。 もちろん他の箇所でも虫歯は発症するため、放置する期間が長ければ長いほど、噛み合わせがぐちゃぐちゃになり、崩壊するリスクは高まります。 また嚙み合わせが崩壊すると、以下のようなデメリットにつながります。 ・顎関節症を発症する ・顔のバランスが崩れる ・虫歯や歯周病を発症する ・胃腸への影響が大きくなる ・脳の機能が低下する 各デメリットについて詳しく説明します。 顎関節症を発症する 噛み合わせが崩壊した状態になると、顎関節症を発症するリスクが高まります。 こちらは噛み合わせがアンバランスになることで、顎関節に異常な負担がかかることが理由です。 顎関節症は、顎の痛みや開口障害、顎を動かしたときの異音といった症状を伴う疾患です。 発症すると硬いものや大きいものが食べにくくなったり、痛みによって眠れなくなったりと、日常生活にさまざまな支障をきたします。 顎関節症は、命に関わるような恐ろしい疾患ではありません。 ただし、めまいや耳鳴りなど全身の不調を引き起こすことがあり、症状が進行すると治療にも時間がかかります。 さらに症状が重度にまで進行すると、最悪の場合は手術が必要になることもあります。 そのため、顎関節症を発症する前に、崩壊した噛み合わせは改善させることが大切です。 顔のバランスが崩れる 崩壊した噛み合わせは、顔のバランスが崩れることにもつながりかねません。 噛み合わせが悪いと、一部の筋肉ばかりが発達してしまいます。 そのため、顔の形に歪みが生じ、特に正面から見たときの違和感が大きくなります。 またエラが張ることにより、顔が角張ったように見えてしまうことも考えられます。 もちろん、顔のバランスが崩れるとコンプレックスになってしまいますし、症状がひどければ人とのコミュニケーションを避ける原因にもなります。 虫歯や歯周病を発症する 虫歯や歯周病によって歯や歯茎がボロボロの方は、噛み合わせが崩壊しやすいですが、こちらには逆のパターンもあります。 つまり嚙み合わせが崩壊することで、虫歯や歯周病のリスクが高まるということです。 噛み合わせのバランスが悪いと、噛める部分と噛めない部分が出てきます。 また食事では当然噛める部分ばかりを使用することになるため、こちらはどうしても食べカスやプラークが溜まりやすくなります。 その結果、よく使う部分のみ虫歯や歯周病のリスクが高まるという仕組みです。 胃腸への影響が大きくなる 嚙み合わせが崩壊すると、口内だけでなく胃腸への影響も大きくなります。 こちらは、大きな食べ物が大きなサイズのまま胃腸に送られることが原因です。 噛み合わせが悪い場合、たとえやわらかいものであっても、しっかりと噛み砕いて小さなサイズにすることは難しくなります。 また大きなサイズのまま胃腸に送られると、うまく消化できずに負担が大きくなる可能性があります。 脳の機能が低下する 脳機能の低下も、噛み合わせの崩壊によるデメリットの一つです。 よく噛むことは、脳への血流を良くし、脳を活性化させる効果があります。 しかし嚙み合わせが崩壊している場合、噛む力が極端に弱くなり、脳にうまく血液が回らなくなる可能性が高いです。 これによって脳機能が低下し、アルツハイマー型認知症のリスクが高まることも考えられます。 アルツハイマー型認知症は、特に65歳以上で発症するリスクが高まりますが、40代など若い段階で発症する可能性も十分にあります。 崩壊した噛み合わせの治療について 虫歯や歯周病などで噛み合わせが崩壊している場合、まずは歯科クリニックに通院し、原因を特定することが大切です。 虫歯なのか歯周病なのか、それとも不正咬合なのかを明確にし、治療の優先順位を決定していきます。 またさまざまな機器を用いた噛み合わせの精密検査を行った上で、理想の噛み合わせの検討、適切な治療を行います。 虫歯や歯周病の治療を中心に、失った歯を補うクラウンなどの装着も実施します。 不良な補綴物がある場合はやり替えなども行い、理想の機能回復とともに審美的かつ予防的な観点で治療を進めていきます。 もちろん、治療後もメンテナンスに通い、適切な噛み合わせを維持することが重要です。 まとめ 虫歯や歯周病、不正咬合などを長年にわたって放置した方は、噛み合わせが崩壊して上記のような弊害が起こりやすいです。 また弊害は口内だけにとどまらず、全身にまで及びます。 そのため、噛み合わせが崩壊している自覚がある方は、できる限り早く歯科クリニックを訪れましょう。 たとえ歯がボロボロであったとしても、歯科クリニックでは患者さんの立場に立った親身な治療を行います。

2025.01.07

【鶴見・川崎の歯医者】根管治療を受ける場合のリスクについて

虫歯治療の内容は、症状がどれだけ進行しているかによって変わってきます。 また重度の場合、根管治療を受けなければいけません。 根管治療は歯がボロボロの方に適していますが、少なからずリスクもある治療法であるため、できればこの段階までに虫歯を治したいところです。 今回は、根管治療のリスクを中心に解説します。 根管治療の概要 根管治療は、歯の神経や血管が感染、壊死を起こした場合に行われる治療です。 歯の根管内にある汚れや細菌を除去し、歯を残すためには重要な治療と位置付けられています。 一般的な流れとしては、まず歯に穴を開け、待ち針のようなリーマーやファイルといった器具で歯髄を取り除きます。 その後、歯の内部をしっかり洗浄・消毒し、ゴムのような薬剤を詰めて根管を塞ぎます。 最後に開けた穴を塞ぎ、咬合が可能な状態にします。 ちなみに、根管治療は非常に高度な技術が必要な治療であるため、特に豊富な実績を持つ歯科医師に行ってもらうことが望ましいです。 根管治療のリスクについて 根管治療は優れた治療ではありますが、以下のようなリスクが存在します。 ・治療時の痛み ・治療後の痛み ・歯の破折 ・通院の負担増加 ・費用の負担増加 各項目について詳しく説明します。 治療時の痛み 根管治療は神経を除去する治療であるため、治療時の痛みについては気になっている方も多いかと思います。 結論からいうと、根管治療中は一般的な虫歯治療と同じく麻酔を使用するため、ほとんど痛みは出ません。 ただし治療箇所が深い場合、十分に麻酔を施しても多少痛みが出る可能性があります。 また痛みがなかったとしても、治療に伴う圧力や振動が伝わり、不快感を覚えることが考えられます。 治療後の痛み 根管治療では、治療を行った後に痛みが出てくるというケースもよく見られます。 こちらの主な原因としては、残隨炎や膿の萌出、フェネストレーションなどが挙げられます。 残隨炎は、根管治療を行ったとき、神経が取り切れず歯の中に残ってしまうことで起こる炎症です。 根管治療は難易度が高い治療であるため、あまり経験のない歯科医師などが行うと、このようなトラブルにつながることがあります。 また根管治療によって細菌量が急激に減少すると、免疫が強く働き、歯槽骨などに蓄積された膿を外部に出そうとします。 こちらの働きによって、一時的な腫れや痛みが生じることがあります。 ちなみに歯根は歯槽骨という骨で覆われていますが、歯根の先が骨から飛び出す現象をフェネストレーションといいます。 このような特殊な歯の根管治療を行った後は、根の先辺りの歯茎に触れることで、痛みや違和感を覚える可能性があります。 歯の破折 根管治療を行うためには、どうしても歯を大きく削らなければいけません。 そのため、治療後には歯が破折しやすいです。 根管治療は、しっかりと根管内を見ながら行う必要があります。 そのため、根管口という歯の根っこの入り口部分がきちんと見えるように、大きく歯を削る必要があります。 歯を大きく削るということは、その歯の密度が薄くなるということであるため、必然的に強度は下がります。 もちろん削った状態のまま治療が終わるわけではありませんが、健康な天然歯と比べると、どうしても咀嚼時に割れたり折れたりしやすくなります。 通院の負担増加 根管治療を受けることになった場合、一般的な虫歯治療よりも通院の負担が増加します。 こちらは、平均で3~4回は通院しなければいけないからです。 治療する歯の箇所や症状の進行度、歯の構造の複雑さなどによっては、さらに通院の回数が増える可能性もあります。 そのため、歯科治療が苦手な方にとっては非常に負担が大きくなります。 もちろん、自宅から歯科クリニックまでの距離が遠いという場合は、単純に行き帰りの負担もかかりやすくなります。 また電車やバスなどの公共交通機関で通院する場合は、その費用も負担しなければいけません。 費用の負担増加 根管治療を行う場合、費用の負担が大きくなるリスクもあります。 根管治療は保険が適用されるケースがほとんどであり、3割負担の場合で歯1本あたり2,000~3,000円程度かかります。 ただしこちらは1本治療する場合の金額であり、歯がボロボロの方は何本も根管治療を受けなければいけません。 そのため、最終的な金額が数万円単位になることも十分あり得ます。 ちなみに、根管治療で用いる被せ物の種類によっても、費用の負担は変わってきます。 保険適用の銀歯やレジンの場合、1本3,000~5,000円程度で済みますが、自由診療のセラミックは1本で数十万円するケースもあります。 まとめ 根管治療自体は、決しておすすめできないような治療ではありません。 むしろ、虫歯で歯がボロボロの方には積極的に受けてもらいたい治療だと言えます。 しかし、根管治療も完璧な治療ではないため、可能であればもっとリスクが少ない初期段階で虫歯を治療することをおすすめします。 もっと言えば、日頃から歯科クリニックの定期検診に通い、削らなければいけなくなる前に初期虫歯を治すことが大切です。

2024.12.27

【鶴見・川崎の歯医者】重度の歯周病における主な症状について

歯周病は、全年齢層のほぼ2人に1人が発症していると言われているほど、発症率の高い疾患です。 特に高齢になるほどその割合は高くなりますが、なんとなく自覚している症状があるものの、治療せず放置している方は多いかと思います。 今回は、重度の歯周病における主な症状について解説します。 重度の歯周病とは? 重度の歯周病とは、具体的には歯周ポケットが6mm以上にまで広がっている状態を指しています。 歯と歯茎の間の溝である歯周ポケットは、健康的な歯茎ではほとんど見られません。 それが2~3mm程度になると歯周病の初期段階、4mm以上になると中程度の歯周病という扱いになります。 このことを考えても、重度の歯周病の歯周ポケットがいかに深いのかがわかります。 ちなみに歯周病は歯肉炎、歯周炎という2つの種類に分かれています。 軽度の歯周病は歯肉炎に該当するのに対し、中程度もしくは重度の歯周病は歯周炎に当てはまります。 重度の歯周病に見られる主な症状 歯周病の発症に気付かなかったり、自覚症状があるにもかかわらず放置してしまったりした場合、重度にまで進行します。 また重度の歯周病には、主に以下のような症状が見られます。 ・歯茎の膿 ・歯茎の出血 ・歯の動揺 ・口臭 ・歯と歯の隙間の拡大 ・歯が長くなる ・合併症 各項目について詳しく説明します。 歯茎の膿 歯周病が重度にまで進行すると、歯茎の腫れや赤みだけでなく、膿が排出されるようになります。 具体的には歯茎が赤黒く腫れ上がり、歯と歯茎の溝が深くなることにより、歯周病菌が大量に繁殖して膿が形成されます。 また詳しくは後述しますが、こちらの膿は強烈なニオイの口臭を引き起こす原因にもなります。 歯茎の出血 歯周病が重症化すると、歯茎から出血する症状も目立つようになります。 歯周病による出血は、歯周病菌に対抗するために白血球などが送られる毛細血管が発達して炎症を起こし、その炎症が破れて起こるものです。 また出血を止めるには、ブラッシングによって歯周病菌の塊であるプラークを除去しなければいけませんが、当然ブラッシングの刺激によっても出血はしやすくなります。 そのため、重度の歯周病における出血を抑えるのは非常に難しいです。 歯の動揺 歯周病が重度にまで進行すると、歯の動揺も見られるようになります。 こちらは、歯を支える歯槽骨の状態が悪くなることが理由です。 歯周病によって歯茎の炎症がひどくなると、歯槽骨が溶けて歯を支えられなくなるため、グラグラと揺れ始めます。 もちろん、歯が動揺している状態では、満足に食事を楽しむこともできなくなります。 口臭 強い口臭も、重度の歯周病における症状の一つです。 こちらの口臭は、歯周ポケットに溜まったプラークや膿が生み出すニオイです。 歯周ポケットに溜まった汚れが原因で歯周病菌が繁殖し、硫化水素やメチルメルカプタンなどニオイのもととなる物質を発生させます。 ちなみに硫化水素は腐った卵のようなニオイ、メチルメルカプタンは腐った野菜のようなニオイがします。 いずれも強烈なニオイであり、周囲の方に気付かれる可能性も極めて高いです。 歯と歯の隙間の拡大 歯周病の症状が重度になると、歯茎が下がって歯と歯の隙間が目立つようになります。 こちらは、歯がグラグラになるのと同じく、歯周病によって歯を支える骨が溶かされてしまうからです。 また歯と歯の隙間が広がると、見た目の印象が悪くなったり、食べ物が隙間に詰まりやすくなったりします。 さらに歯ブラシが届きにくいため、プラークや歯石が溜まりやすく、悪循環に陥ります。 歯が長くなる 重度の歯周病を患っている方は、以前よりも歯が長くなったように感じることがあります。 こちらは、実際歯が長くなっているわけではなく、歯肉退縮によって歯根が露出している状態です。 歯周病菌による炎症によって歯茎が腫れ上がっているため、外からは歯が長くなった状態を確認することはできません。 しかし歯周病が改善すると歯茎の炎症が治まり、外から見ても歯が長くなったように見えてしまいます。 つまり歯周病が改善しても、見た目の違和感は払拭できないということです。 合併症 重度の歯周病は、全身のさまざまな疾患を引き起こす可能性があります。 代表的なものには脳梗塞や心筋梗塞、肺炎や糖尿病などが挙げられます。 歯周病菌が血流に乗って心臓に達すると、炎症を起こして動脈硬化を進行させます。 動脈硬化が進行すると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。 また歯周病菌が誤嚥によって肺に侵入すると肺炎を引き起こしますし、歯周病の病巣から放出される毒素が血糖値を上昇させ、糖尿病の原因になることもあります。 まとめ 歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病気)と呼ばれるほど、初期段階の自覚症状が少ないものです。 特に痛みがほとんどないため、気が付いたらある程度進行していたというケースはよくあります。 また歯がグラグラになるほど重度の歯周病を放置していると、日常生活には大きな支障が出ますし、命に関わる疾患を発症する可能性もあります。 そのため、症状がひどい方でも、まずは歯科医師に相談してください。

2024.12.26

【鶴見・川崎の歯医者】CAD/CAM冠を適用できないケースとは?

CAD/CAM冠は、歯科用のプラスチックにセラミックの粉末を混ぜたブロックを削り出してつくる、白い素材の被せ物です。 保険診療の中では色や形が自然であり、費用も悪化ですが、こちらはすべての患者さんに適用できるものではありません。 今回は、CAD/CAM冠を適用できないケースについて解説します。 CAD/CAM冠を適用できないケース 以下のケースでは、CAD/CAM冠を適用することができません。 ・歯ぎしりや食いしばりがある ・歯の神経が残っている 各項目について詳しく説明します。 歯ぎしりや食いしばりがある 歯ぎしりや食いしばりの症状がある方は、基本的にCAD/CAM冠を適用することができません。 なぜなら、CAD/CAM冠の耐久性に不安があるからです。 CAD/CAM冠にはセラミックの粉末が含まれていますが、歯科用プラスチックのレジンも混合しているため、それほど強度は高くありません。 そのため、自由診療の補綴物などに比べて咬合のダメージがかかりやすく、割れたり欠けたりするリスクがあります。 また歯ぎしりや食いしばりは、体重以上の負荷をかける行為であるため、症状がある方はまずこちらを改善しなければいけません。 ちなみに単純に噛む力が強い方も、CAD/CAM冠の耐久性を考えると、別の治療法を選んだ方が良いと言えます。 歯の神経が残っている CAD/CAM冠は、基本的に神経が残っている歯には適用されません。 こちらは、歯を削る量が多いことが理由です。 CAD/CAM冠は強度があまり高くないため、銀歯やセラミックなどに比べて厚みを持たせなければいけません。 そのため、どうしても歯を削る量は多くなってしまいます。 また神経が残っている歯でこのような治療を行うと、強い痛みが生じることがあります。 特に前歯や下の大臼歯は、CAD/CAM冠を装着するために十分な量を削れない可能性が高いため、別の治療法が適用されるケースが多いです。 CAD/CAM冠の保険適用条件について CAD/CAM冠の治療を受けること自体は可能であっても、条件を満たさなければ保険が適用されず、費用が高額になることがあります。 前歯や小臼歯については、無条件で保険が適用されますが、第一大臼歯の場合は条件をクリアしなければいけません。 具体的には、第二大臼歯がすべて残っていることが条件です。 第二大臼歯は、親知らずの一つ前にある奥歯のことで、上下左右合わせて4本あります。 12歳頃に生えてくることから、12歳臼歯とも呼ばれています。 こちらが1本でも欠損している場合、第一大臼歯にCAD/CAM冠を入れることはできません。 また左右ともに噛み合わせが安定していることや、食いしばり時に咬合圧がかからない歯であることなども条件です。 つまり治療する歯によっては、保険適用のハードルが意外と高いということです。 CAD/CAM冠とセラミックの歯を比較します CAD/CAM冠にはCAD/CAM冠のメリットがありますが、総合的に考えると、自由診療のセラミックの方がおすすめだと言えます。 ここからは、CAD/CAM冠とセラミックにおける以下の特徴について比較したいと思います。 ・費用 ・耐久性 ・審美性 ・素材 ・その他 費用 CAD/CAM冠の治療費については、保険適用の場合で6,000円前後です。 一方、セラミックは全額自己負担であり、場合によっては10万円以上かかることもあります。 そのため、単純に費用を抑えたいと考えている方にとっては、CAD/CAM冠の方が手を出しやすいと言えます。 しかし前述の通り、必ずしもCAD/CAM冠に保険が適用されるとは限りません。 耐久性 CAD/CAM冠はセラミック単体ではなく、プラスチックも含まれているため、耐久性はお世辞にも高いとは言えません。 一方、セラミックは天然歯と同等の耐久性があるのが特徴です。 瞬間的な衝撃には弱い傾向にありますが、簡単にダメージを受けたり擦り減ったりする心配はないため、なるべく補綴物を長持ちさせたい方にはおすすめです。 審美性 審美性についても、CAD/CAM冠よりセラミックの方が優れていると言えます。 CAD/CAM冠も白い素材ではあるため、装着時には銀歯ほど目立つことはありません。 しかし透明感はそれほどないため、天然歯に近い見た目かというと疑問が残ります。 その点、セラミックは天然歯に近い透明感のある白さに仕上げることができます。 機能性だけでなく、審美性も重視したいという方はこちらを選ぶべきです。 素材 CAD/CAM冠は、プラスチックとセラミックを混ぜ合わせたハイブリッド構造です。 一方セラミックには、セラミックのみで構成されているものもあり、こちらが優れた審美性や耐久性などを実現しています。 その他 CAD/CAM冠は金属アレルギーのリスクが一切ありませんが、こちらはセラミックに関しても言えることです。 また二次カリエスのリスク、変色や劣化の程度などについては、すべてセラミックが上回っています。 まとめ CAD/CAM冠は金属アレルギーのリスクがない白い人工歯であり、保険が適用されれば安価で治療を受けることができます。 しかし見た目の良さで言えばセラミックの方が上ですし、銀歯などと違い、必ずしも保険が適用されるとは限りません。 そのため、単純に白い歯や機能性の高い歯を求めているのであれば、自由診療のセラミックインレーやクラウンを選択した方が良いです。

2024.12.25

【鶴見・川崎の歯医者】歯周病の方は認知症になりやすいって本当?

歯周病は歯茎が炎症を起こしたり、歯がグラグラになったりする以外にも、さまざまな症状を引き起こします。 また場合によっては、一見歯周病とは関連がなさそうな病気につながることもあり、その一つに認知症が挙げられます。 今回は、歯周病と認知症の関連性を中心に解説します。 認知症の概要 認知症は、脳の病気や障害などさまざまな原因により、脳の働きが徐々に低下する疾患です。 代表的なものはアルツハイマー型認知症と呼ばれるもので、こちらは神経細胞に障害が発生し、物忘れなどの症状が出やすくなります。 また新しいことを覚えるのも難しくなり、日常生活に支障をきたします。 ちなみに、アルツハイマー型認知症の進行は薬で遅らせることができますが、根本的な治療法はまだ存在しません。 そのため、早いうちから予防することが大切です。 歯周病が認知症につながる仕組み 歯周病を患っている方は、認知症を発症するリスクが高いとされています。 こちらの仕組みとしては、主に以下のことが挙げられます。 ・咀嚼による刺激が少なくなる ・脳に毒素が溜まる 各項目について詳しく説明します。 咀嚼による刺激が少なくなる 歯周病で歯がグラグラの状態になっている方は、うまく食べ物を噛むことができません。 こちらの影響により、認知症のリスクが高まります。 食事は私たち人間にとって、栄養を補給するための大切な行動です。 また食事には栄養補給のほか、咀嚼によって脳に刺激を送る役割もあります。 しかし歯周病でうまく咀嚼ができないと、脳への刺激も減少し、少しずつ脳の機能が衰えていきます。 その結果、認知症を発症してしまうという仕組みです。 脳に毒素が溜まる 歯周病を発症することにより、脳に毒素が溜まることも、認知症につながる原因の一つです。 ブラッシングなどのケアを怠っていると、口内には歯周ポケットが形成されます。 歯周ポケットは、歯と歯茎の間にできる溝であり、こちらを入口として歯周病菌が血液内に入り込むことがあります。 数ある歯周病菌の中でも、特に認知症を発症させやすいのがPg菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス菌)というものです。 Pg菌が血管の中に入り込むと、血流に乗って身体全体に広がります。 こちらは免疫によって死滅しますが、死骸は体内に残ることになります。 またPg菌の死骸は、発熱などの生体反応を示す内毒素を体内に残し、それが脳に溜まることで、アミロイドβという物質が蓄積されます。 アミロイドβは、神経細胞から分泌される物質であり、細菌の研究ではアミロイドβが認知症を進行させることがわかっています。 歯周病の方の認知症のリスクは通常の1.7倍 近年はさまざまな研究により、歯周病が認知症のリスクを高めることが解明されています。 国立長寿医療研究センターの研究によると、歯周病の方はそうでない方よりも認知機能が低下していることが確認されています。 また台湾で実施された長期間に及ぶ調査でも、慢性的な歯周病の方は、認知症の発症リスクが1.7倍も高くなることがわかっています。 このことからも、認知症を発症させないために歯周病を予防することがどれだけ大事かがわかります。 中年以降は特に注意が必要 歯周病と認知症の関係を示すアミロイドβに関する研究は、若年と中年のマウスを使用して行われてきました。 このとき、若年マウスには脳機能の低下が見られず、中年マウスのみに症状が発覚しています。 そのため、人間も中年以降の方が、歯周病による認知症のリスクは高まりやすいです。 もちろん歯周病は年齢に関係なく発症するものですが、中年と位置付けられる40代以降の方は、より徹底した歯周病予防が必要です。 具体的には日々のブラッシングだけでなく、歯科クリニックでの定期検診やスケーリングなどが挙げられます。 虫歯も認知症につながる可能性がある 歯周病は認知症のリスクを高めますが、虫歯が何本もあったり、虫歯で歯がボロボロになっていたりする方も認知症を発症しやすくなります。 こちらは、歯周病と同じく、咀嚼能力が低下することが主な理由です。 虫歯を治療せずに放置していると、徐々に口内の細菌が増加し、歯や歯茎が弱くなります。 それでも頑なに治療せずにいると、歯がボロボロになったり抜けてしまったりして、うまく咀嚼できなくなります。 このように咀嚼機能が低下すると、脳細胞の動きが鈍くなり、結果的に認知症を発症することも少なくありません。 また虫歯で噛み合わせが悪くなることにより、首の角度に変化が生じ、呼吸する状態が悪くなるケースもあります。 こちらは、脳へ送るべき血流量が減少することにつながります。 まとめ すでに歯周病で歯がグラグラの方は、「うまく噛めないくらい我慢すれば良い」と考えているかもしれませんが、それは間違いです。 歯周病の厄介なところは、他の疾患を引き起こす可能性があるところです。 そのため、歯がグラグラでも諦めず、まずは歯科クリニックに相談してください。 正常な咀嚼機能を取り戻したり、認知症など疾患のリスクを軽減したりできる可能性があります。

2024.12.24

【鶴見・川崎の歯医者】虫歯治療費について段階別に解説します

虫歯を発症し、ある程度の段階にまで進行した場合、自然に治ることはありません。 そのため、必ず歯科クリニックで治療を受けなければいけませんが、治療は早ければ早いほど良いです。 なぜなら、進行するほど治療費が高くなるからです。 今回は、虫歯治療費の相場について段階別に解説します。 初期虫歯の治療にかかる費用 初期虫歯は、COと呼ばれるものであり、Oは数字の0ではなく、Observation(観察)の頭文字であるOを取っています。 わかりやすくいうと要観察歯のことであり、虫歯というよりは虫歯になる一歩手前の歯です。 また初期虫歯の場合、歯科クリニックで治療を受けなくても、ブラッシングを丁寧に行うだけで治ることがあります。 このようなケースでは、定期的な経過観察にかかる費用だけで済みます。 また経過観察の費用は、保険適用で安ければ500円程度しかかかりません。 こちらの費用を考えても、いかに虫歯を放置せず、早めに治療を受けることが大事かわかります。 軽度の虫歯治療にかかる費用 軽度の虫歯は、少しずつ歯の表面が溶け始めた状態であり、まだ歯に穴は開いていません。 C1と呼ばれることもあります。 また軽度の虫歯治療にかかる費用は、3割負担で1,500~3,000円程度です。 ごくわずかな病変しか見られない虫歯であれば、1回で治療が完了することもあります。 一般的な治療内容としては、歯を削った部分にレジンなどを詰め、光で固めれば完了します。 中程度の虫歯治療にかかる費用 中程度の虫歯は、虫歯がさらに進行し、エナメル質の下にある象牙質にまで進行している状態です。 象牙質の下には神経が存在するため、これくらいまで進行すると痛みが出るようになり、歯に穴も開きます。 また中程度の虫歯の治療費は、保険適用で3割負担した場合、2,000~10,000円程度が相場です。 細かい治療費は、虫歯の部位や詰め物・被せ物の種類などによって大きく変わってきます。 例えば奥歯の小さな詰め物の場合は2,000円程度ですが、前歯の虫歯で全体に被せる必要がある場合、10,000円程度かかることもあります。 重度の虫歯治療にかかる費用 重度の虫歯は、虫歯菌が神経にまで達している状態です。 痛みが強く、日常生活にも支障をきたす可能性があるため、このようなケースでは神経を取り除く根管治療が必要です。 また治療費については、保険診療の3割負担であっても、7,000~20,000円程度はかかるケースがほとんどです。 ちなみに、根管治療は治療期間が長くなることでも知られていて、長ければ1本の歯の治療で7回ほど通わなければいけないこともあります。 初診の場合は初診料も発生する 歯科クリニックに初めて通院する際は、虫歯の治療費だけでなく初診料も発生します。 こちらは、初診時に虫歯の状態を確認するために必要な基本検査、レントゲン撮影や診断にかかる費用です。 これから治療計画を立て、虫歯の進行度を検査するためにも必須の内容です。 そのため、初診料が発生しない歯科クリニックはありません。 もちろん、初診時にそのまま虫歯を治療する場合、前述した虫歯治療費が上乗せされます。 自覚症状がある方は、当日に虫歯治療を受けるものと考え、ある程度治療費を持参することをおすすめします。 費用相場はあくまで虫歯1本に対してかかる費用 前述した段階別の虫歯治療費は、あくまで虫歯1本を治療する場合にかかる費用の相場です。 そのため、虫歯が複数本ある方は、本数分だけ金額が増えていきます。 例えば、軽度の虫歯であれば保険診療の場合1,500~3,000円で治療できますが、軽度の虫歯が3本ある場合は4,500~9,000円と治療費が跳ね上がります。 また虫歯を放置し、歯がボロボロになってしまっている方は、重度の虫歯が何本もある可能性が高いです。 このようなケースでは、トータルで数十万円の治療費がかかることもあり、1年以上通院しなければいけないことも珍しくありません。 虫歯治療費を節約するには? 虫歯治療費を節約する方法としては、医療費控除を受ける方法や、クレジットカードを利用する方法などがあります。 しかし、これらは実質的に費用負担を軽減できるだけであり、支払金額が減少するというわけではありません。 虫歯治療費を根本的に節約するには、とにかく虫歯にならないことが大切です。 一切虫歯を発症しなければ、当然治療費がかかることはありません。 また虫歯を予防するには、ブラッシングだけでなく定期検診にも通う必要があります。 当然定期検診には費用がかかりますが、後々高額な虫歯治療費がかかる可能性を考えると、定期検診にかかる費用は決して高くないと言えます。 数ヶ月に一度、2,000~3,000円程度の費用でメンテナンスを受けるだけでOKです。 まとめ 虫歯治療を受けたくないからといって、そのまま放置することは何の解決にもなりません。 痛みはある段階から消えてなくなりますが、それは神経が死滅しただけであり、自然に回復することはありません。 また虫歯は放置すればするほど重症化するだけでなく、治療費もかかりやすくなるため、勇気を出して歯科クリニックを訪れていただければ幸いです。

2024.12.23

【鶴見・川崎の歯医者】天然歯で噛むことのメリットとは?

歯が欠損していたり、虫歯でボロボロになったりしている方は、長らく天然歯で噛む感覚を味わっていないかと思います。 もちろん人工歯でも噛むことはできますが、患者さん自身の歯には何にも代えがたいメリットがあります。 今回は、天然歯で噛むことの主なメリットを解説します。 天然歯で噛むことのメリット7選 日々の食事では、自身の歯を使ってしっかりと咀嚼することが大切です。 そうすることにより、以下のようなメリットが生まれます。 ・噛む力が強い ・歯根膜がある ・美味しく食べられる ・炎症のリスクが低い ・消化器官への負担が少ない ・見た目が良い ・経済的な負担が少ない 各メリットについて詳しく説明します。 噛む力が強い 天然歯は噛む力が人工歯に比べて強く、食事においてメリットをもたらしてくれます。 具体的には、20~30代の男性の奥歯で約60kg、女性でも約40kgはあるとされています。 一方部分入れ歯は天然歯の30~40%、総入れ歯に関しては天然歯の10~20%程度しか咬合力がありません。 またブリッジについても、天然歯の約60%程度の力にとどまります。 そのため、天然歯をできるだけ残しておいた方が、制限をかけることなく食事を楽しめるようになります。 さらに食材を選ばないことにより、栄養不足になるリスクも軽減されます。 歯根膜がある 歯根膜が存在するというのは、天然歯における大きなメリットです。 歯根膜は、歯と歯槽骨との間に存在する組織であり、クッションのような役割を果たしています。 そのため、天然歯に強い圧が加わっても、歯の破折や歯周組織へのダメージを軽減してくれます。 また歯根膜には、噛む力を敏感に感じ取る機能も備わっています。 このことから、硬いものややわらかいものなど、さまざまな食材の食感を認識しやすくなります。 さらに歯根膜は歯周組織に対し、酸素や栄養を供給する役割も持っているため、口内の健康を維持するのに天然歯は欠かせません。 美味しく食べられる 人工歯よりも天然歯の方が、食事を美味しく食べることができます。 こちらは先ほども触れた歯根膜の役割だけでなく、温度を感じやすくなるからです。 例えば入れ歯の場合、食べ物の熱さや冷たさが口内に伝わりにくいです。 温度は食事における大きな要素であるため、温度を感じにくければ必然的に美味しさは半減します。 また熱さを感じにくい場合、スープなどを飲んだときに歯茎や頬の裏などの部分を火傷しやすくなります。 天然歯で食事をする場合、入れ歯のように口内が装置で覆われることもないため、しっかり温度を感じながら食事を楽しめます。 炎症のリスクが低い 天然歯が多い状態で食事を摂ることにより、歯茎などの炎症が起こるリスクも下がります。 こちらは血液が供給されているからです。 天然歯は、歯槽骨と歯茎、歯根膜の3つから血液が送られています。 そのため、歯の周囲には血液内に含まれる細菌と戦う好中球が存在します。 好中球は、歯と歯茎の間にある歯周ポケットに細菌が入り込んでも、排除してくれる働きを持っています。 一方人工歯の場合、供給される血液は天然歯によりも少なく、細菌と戦う好中球も少ないため、炎症などのリスクが高まります。 消化器官への負担が少ない 天然歯で噛むことにより、消化器官への負担も最小限に抑えられます。 天然歯は咬合力が強く、しっかり食べ物を細かく砕くことができるからです。 咀嚼した後の食べ物は、その後胃や腸などの消化器官に送られます。 このとき、しっかり咀嚼できておらず食べ物が大きいまま運ばれると、消化器官の負担が大きくなってしまいます。 天然歯で噛む場合、意識して噛むようにすればこのような心配とは無縁です。 見た目が良い 天然歯は、人工歯にはない審美性を持っています。 そのため、なるべく口元がキレイな状態をキープしたい方にとっても、天然歯で噛むことは大切だと言えます。 例えばセラミックなど高品質な人工歯は、“天然歯のような自然な白さ”と評されることがあります。 もちろんこちらは事実ですが、やはり天然歯の色や質感などを完璧に再現するのは簡単ではありません。 経済的な負担が少ない 天然歯で噛むのを意識するということは、虫歯や歯周病をなるべく予防するということでもあります。 また人工歯の作製・装着も避けるということであるため、天然歯が多く残っていればいるほど、経済的な負担は少なくなります。 インプラントなどの場合、治療時だけでなく治療後も定期的なメンテナンスに通わなければいけないため、トータルコストは非常に高くなります。 天然歯の場合、虫歯や歯周病がなければ定期検診に通うだけでOKです。 まとめ 虫歯などで歯を多く欠損している方は、「今さら治療しても遅い」と感じているかもしれませんが、決してそのようなことはありません。 少しでも歯が残っていれば、ブリッジを装着するなどして、咬合力を回復させることができます。 もちろん天然歯だけで噛むのと比べると咬合力は劣りますが、少しでも自身の歯で噛む感覚を得たい方は、早めに通院することをおすすめします。

2024.12.21

【鶴見・川崎の歯医者】歯周病による誤嚥性肺炎のリスクについて

歯周病は主に歯や歯茎に症状が出る疾患として知られていますが、さまざまな全身疾患との関りが深いことも有名です。 また歯周病で歯がグラグラの状態になると、誤嚥性肺炎のリスクが大幅に上昇するため、注意しなければいけません。 今回は、歯周病と関連性のある誤嚥性肺炎のことなどについて解説します。 誤嚥性肺炎の概要 誤嚥性肺炎は、食べ物や唾液などが気管に入ってしまうことで生じる肺炎です。 食べ物や唾液については、本来食道を通って胃まで運ばれます。 また誤って気管に入った場合、反射的にむせて排出できる機能が人間には備わっています。 しかしこちらの機能が低下すると、うまく排出できず気管に入ってしまい、肺炎を起こします。 ちなみに、誤嚥性肺炎は高齢の方に見られやすい疾患として有名です。 特に寝たきりの方は、咳をして異物を排出する機能が弱くなり、嚥下機能も低下しているため、誤嚥性肺炎を発症しやすいです。 歯周病による誤嚥性肺炎のリスク 歯周病が悪化し、歯茎がブヨブヨになっていたり歯がグラグラになっていたりする方は、誤嚥性肺炎のリスクを高めます。 こちらは歯周病菌が肺に入り込んでしまうからです。 口内には多くの細菌が棲息していて、その中には肺炎の原因となる細菌も含まれています。 その一つが歯周病菌です。 また高齢の方の中には、十分なブラッシングなどのセルフケアを行うのが困難であり、歯周病を患っている方が非常に多いです。 つまり高齢の方は、嚥下能力の低下と歯周病菌の侵入により、極めて誤嚥性肺炎のリスクが高まっているということです。 誤嚥性肺炎を発症するとどうなる? 誤嚥性肺炎の初期症状は、熱や息苦しさ、咳など風邪と似ているところがあります。 そのため、風邪と思い込んで自己判断してしまうケースが多いです。 しかし、放置すると重症化し、呼吸困難や低酸素状態を引き起こすことがあります。 また一度誤嚥性肺炎を起こすと、気道粘膜が完全に回復することはなく、最悪の場合死亡することも考えられます。 ちなみに誤嚥性肺炎は、急性疾患の中でも死亡率が非常に高く、20~40%はあるとされています。 発症した方の半数以上が1年以上に死亡するとも言われているため、歯周病の症状がひどい方は要注意です。 歯科クリニックで可能な誤嚥性肺炎の予防法 誤嚥性肺炎を予防するには、まず歯周病の治療を行う必要があります。 代表的な歯周病治療としては、歯ブラシでは除去できない歯石について、特殊な機器を用いたクリーニングでキレイにする方法が挙げられます。 ある臨床検査では、歯科クリニックでのプロケアを定期的に受けている場合、50%以上も肺炎が減少したというデータが発表されています。 また誤嚥性肺炎には免疫力も大きく関係していますが、歯がボロボロだったり歯周病の症状があったりする方は、食事による栄養摂取がうまくできません。 このようなケースでは、歯科クリニックで虫歯治療やセラミック治療、入れ歯の作製などを行い、咀嚼ができる状態にする必要があります。 自宅でできる誤嚥性肺炎の予防法 誤嚥性肺炎を予防するには、自宅でもさまざまな予防法を実践しなければいけません。 歯周病の症状がひどい方こそ、以下の方法を実践すべきです。 ・よく噛んでから飲み込む ・食べてすぐ横にならない ・とろみのある飲み物を飲む ・口内を清潔にする 各項目について詳しく説明します。 よく噛んでから飲み込む 食べるスピードが早いと、どうしても誤嚥性肺炎のリスクは高まります。 そのため、食材の硬さにもよりますが、基本的には1口につき30回程度は咀嚼するようにしましょう。 よく噛むほど食事には時間がかかりますが、特に高齢で歯周病を患っている方などは、これくらい慎重に食事を摂ることが望ましいです。 食べてすぐ横にならない 食事を摂った後は、食べてすぐ横になってはいけません。 なぜなら、胃の中のものが逆流し、誤嚥性肺炎のリスクが高くなってしまうからです。 もちろん、食事の際もしっかり背筋を伸ばし、正しい姿勢で座って食べることをおすすめします。 とろみのある飲み物を飲む 高齢の方は食べ物だけでなく、水やお茶などの水分でも、誤嚥性肺炎が引き起こされることが多くあります。 そのため、濃いフルーツジュースなど、なるべくとろみのある飲み物を飲むことをおすすめします。 とろみがあれば、水分がゆっくり喉を通り、誤嚥のリスクが軽減されるからです。 口内を清潔にする こちらは誤嚥性肺炎というよりは、そのリスクを高める歯周病の対策です。 日頃からきちんとブラッシングを行い、口内を清潔にしましょう。 また歯ブラシだけでは、口内の細菌のうち60%しか除去できないとされているため、デンタルフロスや歯間ブラシも併用してください。 まとめ 誤嚥性肺炎を発症すると、生活には大きな支障が出ますし、命を落としてしまう危険性もあります。 そのため、日頃から咀嚼や嚥下の機能を鍛えておくことは大切です。 また歯周病菌は誤嚥性肺炎のリスクを高めるため、歯がブヨブヨになっている方は決して放置してはいけません。 まずは歯周病の治療について、歯科クリニックに相談してみてください。

2024.12.20
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