電話044-211-5511

Web予約Web予約

Web予約LINE予約

お知らせ医院ブログ

【鶴見・川崎の歯医者】キシリトールの摂取方法について

キシリトールは、白樺やイチゴなどに含まれる天然の甘味料です。 あまり触れてきていない方であっても、名前は聞いたことがあるかと思います。 またキシリトールには、さまざまな虫歯予防効果が期待できるため、できる限り日々の生活に摂り入れたいところです。 今回は、キシリトールの摂取方法を中心に解説します。 キシリトールの虫歯予防効果 キシリトールには、以下のような虫歯予防効果があります。 ・ミュータンス菌の抑制 ・唾液の分泌促進 ・歯の再石灰化の促進 ・プラークの付着抑制 キシリトールは、虫歯の原因菌であるミュータンス菌に利用されないため、歯を溶かす酸がつくられません。 そのため、菌が増殖することを抑制できます。 またキシリトールは糖アルコールの一種であり、甘味があります。 こちらが味覚を刺激し、ガムの場合は咀嚼によって唾液の分泌が促進されます。 唾液には、口内を中和して酸性を抑える働きがあります。 さらに唾液の分泌量が増えてカルシウム濃度が上がると、虫歯の初期段階で溶け出したエナメル質が修復されます。 これは再石灰化という現象です。 ちなみに、キシリトールを適宜摂取することによってプラークが歯に付きにくくなり、剥がれ落ちやすくなる効果も期待できます。 キシリトールの摂取方法について キシリトールは、主にガムやタブレットなどから摂取できます。 こちらの摂取方法のポイントとしては、主に以下のことが挙げられます。 ・適量を複数回に分けて摂取する ・3ヶ月以上の継続を目指す ・キシリトール含有率50%以上の製品を選ぶ 各項目について詳しく説明します。 適量を複数回に分けて摂取する キシリトール配合のガムやタブレットを摂取する際は、適量を複数回に分けて摂取しなければいけません。 目安としては1日に3~4回、食後や寝る前などのタイミングで摂取すると効果的です。 また1回あたり5~15分程度、味がなくなっても噛み続けることで、唾液の分泌が促進されます。 ちなみにキシリトールは、小腸で吸収されにくいという性質があります。 そのため大量に摂取すると、頑張って吸収しようとして腸内に大量の水が出されます。 結果、便はとても緩くなり、浸透圧性の下痢を起こします。 さらに脱水状態にもなるため、注意してください。 3ヶ月以上の継続を目指す 虫歯予防の一環としてキシリトールを摂取するのであれば、最低でも3ヶ月以上は継続したいところです。 キシリトールの摂取を長期間続けることで、口内の虫歯菌を弱らせ、虫歯になりにくい口内環境ができあがります。 逆に短期間で終わってしまうと、キシリトールが効果を十分に発揮できず、気付いた頃にはまた虫歯菌が増殖してしまいます。 キシリトールの摂取だけでなく、虫歯予防は一生涯行わなければいけないため、実践する前にはそれなりの覚悟が必要です。 キシリトール含有率50%以上の製品を選ぶ ガムやタブレットからキシリトールを摂取する場合、キシリトール含有率50%以上の製品を選ぶべきです。 具体的には甘味料の50%以上がキシリトールで、砂糖など虫歯の原因となる糖類を含まない製品が適しています。 キシリトールの含有率については、製品のパッケージやホームページの製品情報のページなどに記載されているケースが多いです。 ちなみに、歯科クリニックではキシリトール配合のガムやタブレットを扱っていることもあります。 こちらの中には、キシリトール100%など、より高濃度な製品も多いです。 キシリトールは食品からも摂取できる? カルシウムやビタミンなど、虫歯予防効果のある成分の多くは、野菜や果物などの食品から摂取することが可能です。 では、キシリトールも食品から摂取することは可能なのでしょうか? 結論からいうと、キシリトールが含まれている食品は数多くあります。 例えば果物でいうとラズベリーやプラム、イチゴやバナナなどから摂取可能です。 また野菜でいうとホウレンソウやカリフラワー、ニンジンやナスなどにキシリトールが含まれています。 しかし、食品からキシリトールを摂取するという方法は、あまりおすすめできません。 なぜなら、自然食品に含まれるキシリトールの量はごくわずかだからです。 虫歯を予防するためには、1日5~10g程度のキシリトールを摂取しなければいけないとされています。 前述した食品には確かにキシリトールが含まれていますが、多いものでもラズベリーが100gあたり1.0g程度含まれている程度です。 つまり、ラズベリーの場合は1日に500g以上食べないと、十分なキシリトールを摂取できないということになります。 こちらはあまり現実的な選択肢ではないため、ぜひガムやタブレットを摂取してください。 まとめ 虫歯を予防するには、ブラッシングさえ徹底していれば良いと思っている方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。 キシリトールを含む虫歯予防成分を摂取することにより、さらにブラッシングの効果が際立ち、虫歯を発症しにくくなります。 またキシリトールについては、他の栄養素のように食品から摂取することが難しいため、キシリトールの摂取に特化したガムやタブレットがおすすめです。

2025.09.19

【鶴見・川崎の歯医者】ブラッシングを一切しないとどうなるのか?

ブラッシングは、口内環境を整える習慣として、もっとも重視しなければいけないものの一つです。 しかし中には「面倒臭い」という理由により、ブラッシングを放棄してしまっている方もいます。 では、一切ブラッシングを行わなかった場合、人はどうなってしまうのでしょうか? 今回は、少しずつ現れる変化を解説します。 短期間ブラッシングをしなかった場合に現れる変化 数日もしくは1週間程度ブラッシングをしなかった場合でも、口内環境には以下のような変化が現れます。 ・細菌の増殖とプラークの形成 ・口臭の発生 ・歯茎の炎症 各項目について詳しく説明します。 細菌の増殖とプラークの形成 口内には元々多くの細菌が存在しますが、一切ブラッシングをしなかった場合、爆発的に増加します。 また食後の食べカスが溜まり、増加した細菌と合わさることで、虫歯や歯周病などの原因となるプラークが歯に付着し始めます。 口臭の発生 数日~1週間程度ブラッシングをしなかった場合、口臭はかなり強くなります。 こちらは多くの細菌が食べカスを分解する過程において、不快なニオイが発生し、それが口から口臭となって現れるからです。 歯茎の炎症 一切ブラッシングをしないでいると、歯と歯茎の間にもプラークが溜まっていきます。 すると、次第に歯茎が炎症を起こして赤く腫れ、出血しやすくなります。 こちらは歯肉炎という軽度の歯周病であり、ブラッシングをしていない期間がわずかでも発症します。 中期間ブラッシングをしなかった場合に現れる変化 1ヶ月以上一切ブラッシングをせずにいると、口内では以下のようなより深刻な変化が起こります。 ・歯石の形成 ・歯周病の進行 ・虫歯の多発 各項目について詳しく説明します。 歯石の形成 数ヶ月一切口内のケアをしなかった場合、プラークが唾液中のミネラルと結びつき、歯石を形成します。 歯石は歯ブラシでは除去することができず、歯科クリニックでの専門的なクリーニングが必要になります。 つまりこの時点で、患者さんだけの力で口内環境が元に戻ることはないということです。 歯周病の進行 ブラッシングを放棄している期間が数ヶ月に及ぶと、歯肉炎はさらに進行し、歯を支える骨が溶け始める歯周病になります。 歯周病は初期の自覚症状が少ないため、気付いたときにはかなり進行していることもあります。 虫歯の多発 数ヶ月ブラッシングをしないでいると、虫歯を何本も発症することになります。 こちらは、細菌がつくり出す酸によって歯の表面にあるエナメル質が溶け始め、虫歯につながるという仕組みです。 長期間ブラッシングをしなかった場合に現れる変化 ブラッシングが嫌いな方、面倒に感じる方の中には、年単位で一切ブラッシングをしていないという方もいます。 このようなケースでは、以下のような変化が現れることがあります。 ・重度の歯周病と歯の喪失 ・見た目の変化 各項目について詳しく説明します。 重度の歯周病と歯の喪失 1年以上一切ブラッシングをしないと、口内環境はかなり壊滅的な状態になります。 まず歯周病が重症化し、歯茎が歯から剥がれて隙間ができます。 また歯を支えている骨はどんどん溶けていき、最終的には歯がグラグラになって抜け落ちます。 もちろん虫歯もかなり進行し、神経にまで達するものも出始めます。 見た目の変化 1年以上ブラッシングをしなかった場合、歯のほとんどが黄ばんだり茶色く変色したりしたものになり、見た目の審美性は低下します。 また歯が抜け落ちることにより、見た目には大きな変化が出ます。 このような歯の見た目は、周りの方から「不潔」「だらしない」という目で見られることにつながります。 全身の健康への影響も懸念される 一切ブラッシングをしなかった場合、その期間が長ければ長いほど、全身の健康に影響が出る可能性が高まります。 まず、歯周病菌が血管に入り込むことで動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇します。 また歯周病が悪化するとインスリンの働きを妨げ、血糖値のコントロールを難しくします。 さらに、口内の細菌が唾液と一緒に誤って肺に入ると、肺炎を引き起こします。 こちらは誤嚥性肺炎というもので、特に高齢の方に多く見られます。 その他、歯周病菌がアルツハイマー型認知症の発症や進行を早める可能性も指摘されています。 ちなみに妊娠中は悪阻(つわり)などの影響により、口内に異物を入れるのが気持ち悪くなってしまい、ついついブラッシングをせずに過ごしがちです。 しかし妊娠中の女性が歯周病にかかると、早産や低体重児出産の原因になることがあるため、ある程度は口内ケアを行わなければいけません。 まとめ 一度ブラッシングをしなくなると、徐々に口内の気持ち悪さや違和感が気にならなくなっていき、一切行わなくなるケースも少なくありません。 特に虫歯をそこまで危険視していない方は、ブラッシングに対する意識も低いことが多いです。 しかし実際は口内環境を著しく悪化させますし、全身の健康にも影響するため、当然ですが毎日ブラッシングは行わなければいけません。

2025.09.17

【鶴見・川崎の歯医者】あまり知られていない虫歯の症状について

虫歯の症状と言えば、やはり歯がズキズキと痛むことが挙げられます。 強い痛みが出たことにより、虫歯ができていると気づくケースは非常に多いです。 またその他にも、虫歯はさまざまな症状を引き起こすことがあります。 今回は、あまり知られていない虫歯の症状について解説します。 あまり知られていない虫歯の症状5選 虫歯を発症している場合、以下のような症状が出ることもあります。 ・歯の表面が白く濁る ・ざらつきや引っかかりを感じる ・デンタルフロスが引っかかる ・特定の場所に食べ物が詰まる ・倦怠感、疲労感 各項目について詳しく説明します。 歯の表面が白く濁る 虫歯のあまり知られていない症状としては、まず歯の表面が白く濁ることが挙げられます。 虫歯と言えば歯が黒くなるイメージが強いですが、初期虫歯の場合は白く変色します。 具体的には、歯の表面にあるエナメル質からカルシウムが溶け出す脱灰が起こり、歯の表面や歯と歯茎の境目がチョークのように白く濁って見えることがあります。 初期虫歯であれば、まだ歯に穴が開いていないため、歯科クリニックでブラッシング指導などを受けることで自然に治る可能性があります。 しかし、上記の変色にすぐ気付けるケースは少ないです。 また初期虫歯の場合は痛みもほとんどないため、少し歯が白く濁っていても見過ごされることが多々あります。 ざらつきや引っかかりを感じる 舌で歯を触ったとき、ざらつきや引っかかりを感じる場合も、虫歯の症状である可能性が高いです。 ある程度進行した虫歯は、目に見えない小さな穴が開いていたり、表面が削れていたりすることがあります。 普段よく使用する歯であれば、ものを噛んだときに痛みが出るためすぐにわかりますが、あまり使わない歯でこのような症状が出ることも考えられます。 また小さな穴や表面が削れている部分がある歯は、舌で触ったときにザラザラしていたり、舌先が引っかかったりすることがあります。 デンタルフロスが引っかかる 普段のブラッシングにおいて、歯ブラシだけでなくデンタルフロスも使用している方は多いかと思います。 しかし、デンタルフロスが頻繁に引っかかる場合、虫歯を発症している可能性が高いです。 デンタルフロスは、主に歯と歯の間などの歯ブラシが届きにくい部分の汚れを除去するためのアイテムです。 歯と歯の間は目視で確認しにくいため、フロスがよく引っかかることで虫歯に気付くケースがあります。 またひどい場合、デンタルフロスが引っかかってほつれたり、切れたりすることも考えられます。 特に高強度ポリエチレンなど強度の高いフロスではなく、ナイロンでできているタイプなどを使用する場合、このようなトラブルにつながりやすいです。 通常通りフロスを使用していれば、比較的安価なナイロン製のものであっても、そこまで簡単に切れるということはありません。 特定の場所に食べ物が詰まる あまり知られていない虫歯の症状としては、特定の場所にばかり食べ物が詰まるということも挙げられます。 虫歯ができると患部に穴が開くということについては、周知の事実です。 こちらの穴は大小さまざまですが、視認できる程度の大きさである場合、食べ物が以前よりも詰まりやすくなります。 また虫歯に食べ物が詰まると当然痛みは増しますし、頻繁に詰まるとブラッシングも面倒になります。 倦怠感、疲労感 虫歯のあまり知られていない症状としては、倦怠感や疲労感が強くなることも挙げられます。 虫歯の痛みがそれほど強くない場合、治療を受けずにしばらく放置するという方も少なくありません。 しかし、虫歯によって歯が溶かされていくと、少しずつ全体的な噛み合わせが悪くなっていきます。 また噛み合わせの悪化が長期間続くと、顎や首、肩の筋肉に過度な緊張が生じます。 さらに、この筋緊張が血行不良を引き起こし、全身の倦怠感や疲労感につながります。 虫歯の一般的な症状について 虫歯には痛みが出るという一般的な症状がありますが、他にも一般的とされる症状はいくつかあります。 例えば歯の変色については、黒だけでなく茶色っぽく変色することも多いです。 また虫歯が進行すると、口臭が強くなることもあります。 特に重度の虫歯の場合、近くにいる方が必ず気付くくらい、強烈な口臭を発することも考えられます。 さらに神経まで進行した虫歯は、歯茎の腫れや膿、顔の腫れなども引き起こします。 ちなみに、重度になるまで放置された虫歯では、ある日突然痛みがなくなることもあります。 こちらは神経が死滅して痛みを感じなくなっただけであり、決して虫歯が完治したわけではありません。 まとめ 「痛みさえなければ、虫歯は発症していない」という考えを持つ方は意外と多いです。 確かに、虫歯の代表的な症状は痛みですが、それ以外にも発症のサインはいくつかあります。 そのため、一つでも症状を把握しておくことで、虫歯の重症化を防げる可能性が高いです。 ちなみに、初期虫歯を患者さん自身が発見するのは難しいため、普段から定期的に歯科クリニックに通う習慣をつけておきましょう。

2025.09.16

【川崎の歯医者・予防歯科】辛いものが口内環境に与えるデメリットとは?

世の中には、さまざまな辛いものがあります。 例えば中華料理や韓国料理、タイやインドなどのアジア料理には辛い料理が多いですし、日本食にも辛いものは存在します。 しかし、辛いものは口内環境にさまざまな悪影響を及ぼします。 今回はこちらの内容を中心に解説します。 辛いものが口内環境に与えるデメリット6選 辛いものばかり食べていると、口内環境には以下のようなデメリットを与えることになります。 ・粘膜や歯茎の炎症 ・味覚の機能低下 ・虫歯、酸蝕症のリスク ・知覚過敏の悪化 ・口内炎の発生 ・口臭の悪化 各デメリットについて詳しく説明します。 粘膜や歯茎の炎症 辛いものばかりを頻繁に食べていると、口内の粘膜や歯茎の炎症を引き起こします。 こちらは主に、唐辛子に含まれる辛味成分であるカプサイシンの効果です。 口内の粘膜は敏感であり、辛いものが触れる機会が多いと、ヒリヒリとした痛みや炎症を引き起こす可能性が高まります。 特に元々歯周病などで歯茎に炎症がある場合、症状が悪化しやすくなるため、注意しなければいけません。 味覚の機能低下 辛いものを食べることにより、味覚の機能低下につながるケースもあります。 辛いものの過剰な摂取は、舌にある味を感じる器官である味蕾を傷つける可能性があります。 これにより、味覚の機能が低下し、味を感じにくくなることが考えられます。 また味を感じにくくなった場合、食事の美味しさが半減するだけでなく、塩分を摂りすぎてしまうリスクも高まります。 塩分の摂取量が多い場合、口内が乾きやすくなり、さらに口内環境は悪化します。 虫歯、酸蝕症のリスク 虫歯や酸蝕症のリスクが高まることも、辛いものを食べすぎることによる口内環境のデメリットです。 辛い料理の中には、お酢やトマト、タバスコなど酸性の調味料が含まれていることも多いです。 特にアジア料理の中には、辛みと酸味の両方が味わえるものが数多くあります。 これらの酸は、歯の表面のエナメル質を溶かす酸蝕症の原因となり、虫歯を悪化させるリスクを高めます。 また辛いものが原因で胃酸が逆流する逆流性食道炎が起こりやすい方は、口内が酸性に傾きやすくなります。 つまり、食べ物の酸が原因で起こる酸蝕症と同じようなことが起こりやすいと言えます。 知覚過敏の悪化 辛いものが口内環境に与えるデメリットとしては、知覚過敏の悪化も挙げられます。 知覚過敏は、口内の組織に冷たいものや熱いものなどが触れたとき、ズキッとした痛みを感じるようになる状態です。 場合によっては、ブラッシングによる刺激が知覚過敏の痛みを引き起こすこともあります。 また知覚過敏を発症する主な原因は、歯周病などで歯茎が下がることです。 歯周病によって歯茎が下がっている場合、象牙質という組織が露出します。 この部分に辛いものが触れると、非常に強い痛みを引き起こしたり、知覚過敏の症状を悪化させたりすることがあります。 口内炎の発生 辛いものを過剰に摂取することは、口内炎の発生にもつながります。 口内への強い刺激は口内の粘膜を傷つけるだけでなく、口内炎を形成する原因にもなります。 口内炎は、一度発症するとすぐに治るケースが少なく、主に食事のときに痛みを出現させます。 もちろん、すでに口内炎ができている場合、辛みによって痛みが強くなるため、辛いものは控えるべきです。 口臭の悪化 ニンニクやタマネギといった辛味成分のあるものを頻繁に食べると、口臭が悪化することも考えられます。 ニンニクやタマネギ、ネギなどに含まれるアリシンや硫黄化合物といった成分は、体内で分解されると悪臭を放つ揮発性有機化合物になります。 こちらは消化吸収され、血液に乗って肺に運ばれた後、息として排出されます。 そのため、必然的に口臭は強くなります。 ちなみに、加熱するとこれらの成分のニオイが緩和されることがありますが、体内に吸収されたニオイは食後数時間から半日以上続くことが考えられます。 つまり、食べるときのニオイを軽減できても、口内から発するニオイはなかなか軽減できないということです。 辛いものを食べるときのポイント 辛いものを食べる場合、適量を守ることが大切です。 唐辛子などの香辛料には食欲増進などのメリットがありますが、あくまで食べすぎないようにしましょう。 また辛いものを食べているときは、カプサイシンを洗い流すためにこまめな水分補給を心掛けましょう。 牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、辛さを和らげるのに効果的です。 さらに、食後は丁寧なブラッシングを行い、口内の刺激物や細菌をキレイに除去することが望ましいです。 まとめ 辛いものが好きな方は、毎日のように唐辛子を摂取したり、味がわからなくなるくらい大量に香辛料をかけたりすることもあるかと思います。 しかし、これらは口内環境にとって良くない習慣であり、全身の健康を損なうことにもつながります。 もちろん一切食べない方が良いとまでは言いませんが、少しの刺激を楽しむ程度にしておかなければ、知らず知らずのうちに摂取量が増えるおそれがあります。

2025.09.15

【川崎の歯医者・予防歯科】紅茶と虫歯の関係性について

普段嗜好品として、よくコーヒーを飲むという方は多いかと思います。 一方、コーヒーの苦味が苦手な方は、紅茶を飲んでリラックスするというケースもあるでしょう。 では紅茶と虫歯予防、または虫歯の発症には、一体どのような関係性があるのでしょうか? 今回はこちらの点について解説したいと思います。 紅茶における虫歯予防効果3選 紅茶を習慣的に飲むことにより、以下のような虫歯予防効果が期待できます。 ・フッ素の働き ・ポリフェノールの働き ・殺菌作用 各項目について詳しく説明します。 フッ素の働き 紅茶にはフッ素が含まれていて、こちらが虫歯予防効果を発揮してくれます。 具体的には、歯の表面にある硬い層であるエナメル質を強くし、虫歯菌に侵食されにくい歯を形成します。 また食事などによって歯の成分が溶け出してしまうことを脱灰といいますが、フッ素にはこちらを元に戻す再石灰化の促進作用があります。 そのため、摂取することで、完全に歯が溶ける前に元に戻してくれます。 ポリフェノールの働き 紅茶に含まれるポリフェノールも、虫歯予防効果を持っている成分です。 ポリフェノールは、植物が生成する成分の総称で、紅茶以外にもワインなどに含まれています。 また紅茶に含まれるテアフラビン、テアルビジンといったポリフェノールには抗菌作用があり、虫歯菌の増殖抑制やプラークの形成抑制につながります。 プラークは口内に残存するとやがて歯石に変わり、ブラッシングでは取り除けなくなるため、未然に形成を抑えることが求められます。 殺菌作用 殺菌作用があることも、紅茶が虫歯予防に効果的な理由です。 先ほど紅茶にはポリフェノールが含まれているという話をしましたが、その一つにタンニンがあります。 タンニンは、植物が自身を守るために生成する渋み成分です。 またタンニンには殺菌作用があり、虫歯菌や歯周病菌など、口内の疾患を引き起こす細菌の増殖を抑えてくれます。 紅茶が虫歯のリスクを高める原因 紅茶にはさまざまな虫歯予防成分が含まれていますが、以下の理由により逆に虫歯のリスクを高めてしまうことも考えられます。 ・糖分の添加 ・酸性であること 各項目について詳しく説明します。 糖分の添加 紅茶が虫歯を発症しやすくさせる原因としては、まず糖分の添加が挙げられます。 紅茶はコーヒーなどと同じように、飲むときに砂糖が入れられることがあります。 砂糖は虫歯菌の大好物であるため、摂取することで細菌の活動が活発になり、酸が生成されて歯が溶けやすくなります。 また紅茶にミルクを入れてミルクティーにする方もいますが、このときは砂糖とミルクが添加されます。 ミルクそのものはそこまで甘いものではありませんが、糖分を含んでいるため、より虫歯のリスクを高めてしまいます。 酸性であること 紅茶が酸性の飲み物であることも、虫歯のリスクを高める原因です。 紅茶はタンニンや有機酸などを含むことから、一般的にpH4.9~5.5程度の弱酸性であることが多いです。 人の歯は、pH5.5を下回ると溶け始めるため、紅茶を頻繁に飲みすぎると徐々に歯のエナメル質が溶けていきます。 このような症状は酸蝕症と呼ばれるもので、酸蝕症が進行した場合、エナメル質が侵されて薄くなった部分については、虫歯菌が定着しやすくなります。 さらに酸蝕症によって歯が脆くなり、同時に虫歯菌の酸によって歯が溶けるという悪循環が生まれることもあります。 虫歯を予防するための紅茶の飲み方 紅茶の虫歯リスクを減らし、逆に虫歯予防効果を得るためには、まず無糖で飲むことが大切です。 具体的には、砂糖もミルクも一切含んでいないストレートティーがおすすめです。 これはもちろん、ホットで飲むときもアイスで飲むときも同じです。 またミルクティーは砂糖とミルクが入っているため、虫歯のリスクが高まりやすいという話をしました。 それだけでなく、レモンティーも酸性が強いため、できれば避けるのが無難です。 もしどうしても甘いミルクティー、レモンティーなどを飲みたいのであれば、そのときはアイスティーをストローで飲むようにしましょう。 ストローを深めにくわえ込み、歯に当たる部分を減らすように飲むことで、多少は虫歯のリスクが軽減されます。 さらに虫歯予防として紅茶を飲むのであれば、食後や就寝前がおすすめです。 なぜなら、このタイミングは虫歯菌が活発になる時間帯であり、紅茶が持つ虫歯予防効果が発揮されやすいからです。 ちなみに、紅茶には歯の着色を引き起こすというデメリットもあります。 虫歯予防だけでなく、口元の審美性もキープしたいというのであれば、紅茶を飲んだ後はすぐに水で口内をすすぐことが大切です。 まとめ 普段何気なく紅茶を飲んでいる方は、知らない間に虫歯予防効果を得ています。 逆に、いつの間にか虫歯のリスクを高めていることも考えられます。 もちろん、紅茶以外にも虫歯の原因になる飲食物は数多くありますが、まずは身近なものにどのようなメリット・デメリットがあるのかを把握することが大切です。 また問題がある飲み方をしている場合は、可能な限り改善しましょう。

2025.09.11

【川崎の歯医者で虫歯治療】歯科クリニックに嫌われる患者さんの行動について

歯科クリニックに通う患者さんは、ただ単に治療を受けるだけでなく、できる限り歯科クリニックとの関係を良好に保つことが望ましいです。 しかし身勝手な行動をすることにより、関係が悪化してしまう可能性があります。 今回は、歯科クリニックに嫌われる患者さんの行動について解説します。 歯科クリニックに嫌われる患者さんの行動5選 以下のような行動は、歯科クリニックとの関係悪化を招く可能性があるため、控えるようにしましょう。 ・無断キャンセルや遅刻が多い ・途中で通院しなくなる ・歯科医師の指示を聞かない ・痛いところだけ治療を希望する ・処方された薬を飲まない 各項目について詳しく説明します。 無断キャンセルや遅刻が多い 歯科クリニックでの治療は基本的に予約制ですが、予約の無断キャンセルや遅刻が多い患者さんは、歯科クリニックに嫌われやすいです。 歯科クリニックでは、予約された患者さんのためにしっかり時間を確保しています。 また治療内容に応じて、必要な道具も前もって準備しています。 そうしなければ、1日に何人もの患者さんを診ることができないからです。 しかし何度も無断キャンセルを行うと、そのような歯科クリニック側の準備が無駄になってしまいます。 もちろん、遅刻が多ければその分治療の開始時間がずれ込み、その後に予約している別の患者さんにも迷惑がかかってしまいます。 途中で通院しなくなる 途中で通院しなくなる患者さんも、歯科クリニックから良いイメージを持たれません。 虫歯治療は、1~10まで完了して初めて意味のある治療になります。 例えば5の段階でやめてしまった場合、1~4の処置についてはすべて意味がなくなります。 つまり、一切治療を受けていないのと同じということです。 また虫歯治療を途中で中断することにより、かえって虫歯のリスクが高まる可能性もあります。 虫歯を削った部分に詰め物や被せ物を装着する場合、それが完成するまでの間は仮の補綴物を装着します。 しかしこちらはあくまで仮であるため、本来の詰め物や被せ物ほど精度が高くありません。 そのため、放置していると隙間から細菌や食べカスが入り込んだり、外れて穴が開いた部分に食べカスが詰まりやすくなったりします。 歯科医師の指示を聞かない 歯科医師の指示を聞かない患者さんも、歯科クリニックから嫌われる可能性が高いです。 例えば虫歯治療で仮の詰め物を入れた直後は、粘着性の高いものを食べないように指示されることがあります。 こちらは当然、詰め物が外れるリスクが高まるからです。 しかしこのような指示を聞かず、粘着性のあるものを食べてしまった場合、同じ治療をもう一度やり直さなければいけない可能性があります。 歯科医師は仕事で治療を行っているため、当然患者さんが指示を聞かなかったことが原因でも、しっかり適切な処置をしてくれます。 だからといって、患者さん側がまったく協力しないという場合、歯科医師の心象は決して良くありません。 痛いところだけ治療を希望する 患者さんの中には、歯科クリニックを訪れたとき、痛みがある歯だけの治療を希望する方もいます。 しかしこのような行動は、歯科クリニックに嫌われる原因になります。 痛みのある歯が1本だからといって、全体に虫歯や歯周病がないとは限りません。 そのため、必ず口の中全体を検査することになります。 それにもかかわらず、治療期間や費用をなるべく減らしたいがために、痛みのある部分だけの治療を希望するのは良くありません。 処方された薬を飲まない 虫歯治療で意外と多いのは、患者さんが歯科クリニックで処方された薬を飲まないというケースです。 例えば根管治療の後には、患部の痛みや腫れ、感染などを抑えるための薬が処方されることがあります。 しかし、患者さんの中には自己判断で薬を飲むのをやめてしまい、症状が再発する方もいます。 歯科クリニックで処方される薬は毒薬ではありません。 必要があるから処方されているものであり、服用していなければ症状が改善しないのは当然です。 またこのような行動を繰り返していると、歯科クリニックの印象はとても悪くなります。 歯科クリニックに嫌われることのデメリット 患者さんが歯科クリニックから悪い印象を持たれてしまうと、通院が継続しづらくなります。 特に無断での予約キャンセルなど、歯科クリニックに迷惑をかけてしまった自覚がある行動については、次回通院するときの気まずさにつながります。 またこのような通いづらさがさらなる無断キャンセルを生み、最終的には通うのをやめてしまうことにもつながりかねません。 まとめ 歯科クリニックは、たとえどれだけ虫歯を放置していた患者さんであっても、真摯に対応します。 しかし迷惑がかかる行動や、治療の進行を妨げる行動などを取る患者さんに対しては、適切な治療を提供することができません。 そのため、これから歯科クリニックに通うおうとしている患者さんは、どのような行動を心掛ければ良いのか、前もって理解しておくことが大切です。

2025.09.10

【川崎の歯医者で予防歯科】虫歯が引き起こすメタボリックドミノとは?

虫歯は治療を受けない限り基本的には治らない疾患であり、進行するとその影響は全身に広がります。 また虫歯が引き起こすものの一つに、メタボリックドミノというものが挙げられます。 こちらは、最終的におそろしい身体の状態を引き起こす現象です。 今回は、メタボリックドミノと虫歯の関係性を中心に解説します。 メタボリックドミノの概要 メタボリックドミノは、身体がメタボリックシンドロームの状態になり、最終的に重篤な臓器疾患などに至る一連の病態です。 メタボリックシンドロームは高血圧や高血糖、脂質異常という危険因子が連鎖したもので、内臓脂肪症候群とも呼ばれます。 メタボリックドミノについては、慶応義塾大学の教授が2003年に提唱したものです。 この過程を食い止めるには、肥満の予防や改善だけでなく、さらにその上流にある不適切な生活習慣を改善することも重要とされています。 メタボリックドミノと虫歯の関係性 メタボリックドミノは、ドミノが倒れていくように、さまざまな症状が次々に現れることが名前の由来です。 虫歯については、このドミノが倒れる最初の1枚に含まれます。 具体的には、まず虫歯や歯周病、過食や運動不足といった生活習慣の乱れが引き金になります。 その後、生活習慣の乱れによって内臓脂肪が蓄積し、肥満になります。 また内臓脂肪から出る悪いホルモンの影響により、高血圧や高血糖、脂質異常といった危険因子が複合的に発生・進行します。 これがメタボリックシンドロームの状態です。 さらに危険因子が重なることで、動脈硬化が進行し、心臓や脳、腎臓などの臓器に障害が起こり始めます。 つまり、虫歯を予防することができれば、ここまで重篤な症状にはつながらない可能性が高いということです。 虫歯の放置がメタボリックドミノを引き起こす メタボリックシンドローム自体は、ほとんど自覚症状がありません。 特に痛みなどが出るわけではないため、ついつい放置してしまいがちになり、気付いたときには動脈硬化を急速に進め、疾患を引き起こす原因になります。 一方、虫歯はある程度症状が進行している場合、強い痛みにおそわれます。 特に神経にまで到達しているような虫歯は、何もしていなくても激痛を覚える可能性が高いです。 もちろん、この段階になるまでに治療できれば良いのですが、中には痛みがあるにもかかわらず虫歯を放置する方もいます。 メタボリックシンドロームに自覚症状がない分、虫歯の段階で治療できていれば、メタボリックドミノは防げる可能性が高いです。 つまり、虫歯を放置するのは非常にもったいないということです。 メタボリックドミノが引き起こす致命的な合併症 虫歯などが原因で引き起こされるメタボリックドミノは、最終的に致命的な合併症をいくつも引き起こします。 主な合併症としては、以下のものが挙げられます。 ・脳卒中 ・失明 ・下肢切断 ・認知症 各項目について詳しく説明します。 脳卒中 メタボリックドミノの最終段階の一つに、脳卒中があります。 メタボリックシンドロームによる動脈硬化の進行は、脳の血管にも影響を与え、脳梗塞や脳出血を引き起こすリスクを高めます。 また脳卒中を発症すると、手足の麻痺や言語障害、高次脳機能障害や感覚障害、嚥下障害などさまざまな後遺症が見られるようになります。 失明 虫歯から端を発したメタボリックドミノにより、視力を失ってしまうことも考えられます。 メタボリックシンドロームの状態が続くと、糖尿病も発症しやすくなります。 進行した糖尿病によって血糖値が高い状態が続くと、目の網膜の血管がダメージを受け、糖尿病性網膜腫を発症します。 糖尿病性網膜症は、初期は自覚症状が少ないものの、進行すると網膜の血管が破れて出血したり、網膜剥離を起こしたりして、失明に至る可能性があります。 下肢切断 メタボリックドミノは、下肢切断のリスクも高めます。 下肢切断は、骨盤から先の足の一部を切断する手術です。 メタボリックシンドロームによる動脈硬化が進行すると、足の動脈が狭くなったり、詰まったりします。 これにより、血流が悪くなり、足の痛みや壊死を引き起こす閉塞性動脈硬化症につながります。 閉塞性動脈硬化症を引き起こした部分については、切断しなければいけない可能性が高いです。 認知症 メタボリックシンドロームの状態の方は、アルツハイマー型認知症の進行が早まることが報告されています。 こちらは、メタボリックシンドロームが神経の保護作用を弱めたり、脳細胞に悪影響を与えたりするためと考えられています。 特に中年期のメタボリックシンドロームは、将来的な認知症の発症リスクを高めます。 まとめ メタボリックシンドローム自体は、多くの方がご存知の症状かと思います。 しかし、それがあらゆる疾患を引き起こすメタボリックドミノについては、それほど広く認知されていません。 また虫歯や歯周病がメタボリックドミノの入口になることについても、知らなかったという方は多いでしょう。 命を脅かすような症状につながる前に、しっかりセルフケアは行わなければいけません。

2025.09.09

【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯の影響を受けやすい職業について

これは誰しもに言えることですが、虫歯を発症すると確実に生活の質は低下します。 なぜなら、痛みなどの症状によって集中力が途切れたり、十分な睡眠を取れなかったりするからです。 また職業によっては、さらに虫歯の影響を受けやすくなることも考えられます。 今回は、虫歯の影響を受けやすい職業をいくつか紹介します。 虫歯の影響を受けやすい職業6選 以下の職業に就く方は、虫歯の影響を特に受けやすく、発症している場合は早急に治療すべきだと言えます。 ・パイロット ・宇宙飛行士 ・潜水士 ・医療従事者 ・料理人 ・ドライバー 各項目について詳しく説明します。 パイロット 虫歯の影響を受けやすい代表的な職業の一つに、パイロットが挙げられます。 パイロットは、飛行機や貨物機、ヘリコプターなどの航空機を操縦する専門職です。 一般的には、飛行機の操縦士を指すことが多いです。 またパイロットは、虫歯を発症していると痛みがかなり強くなることがあります。 飛行機は上空で気圧が低下するため、虫歯があると歯の内部にできた空洞の空気が膨張し、歯の神経を刺激して激しい痛みを引き起こします。 こちらは航空性歯痛と呼ばれるものです。 もし航空性歯痛が起こったら、パイロットの集中力が低下し、判断ミスを招いて重大な事故につながるかもしれません。 その場合、もちろん乗客の命も危険にさらすことになります。 ちなみに、パイロットは航空法において“口腔および歯牙に航空業務に支障をきたすおそれのある疾患または機能障害がないこと”が求められています。 つまり、そもそも虫歯を発症している時点で、パイロットの仕事はできないということです。 宇宙飛行士 宇宙飛行士も、虫歯の影響を受けやすい職業だと言えます。 宇宙飛行士は、宇宙船や国際宇宙ステーションに搭乗し、宇宙空間での実験や観測、ISSの保守や修理、船外活動などを行う職業です。 地上では宇宙飛行士のサポート、実験装置の開発、そして宇宙活動の魅力を伝える役割も担います。 非常にスケールの大きい職業ですが、宇宙飛行士もパイロットと同じように虫歯の影響を大きく受けます。 宇宙服の中は減圧されているため、虫歯の空洞があると内部の空気が膨張し、歯を内側から圧迫して激しい痛みを引き起こす可能性があります。 また宇宙空間では、歯を削るなどの治療ができる設備がなく、水分や削った粉が飛び散るため、治療は極めて困難です。 そのため、宇宙飛行士は打ち上げ前に必ず歯科クリニックを訪れ、外れそうな詰め物や進行しそうな虫歯がないかを確認しなければいけません。 潜水士 潜水士は、潜水機を身に付けての水中での工事や調査、災害救助や船舶の修理などを行う職業です。 こちらの職業に就くには、国家資格である潜水士免許が必要です。 また潜水士は立派な職業ではありますが、こちらも虫歯の影響を受けやすいです。 潜水士は水の深いところに潜ることも多いですが、潜降時には水圧の上昇により、虫歯の部分にある空洞内の空気が圧縮され、歯の神経を刺激して痛みが出ます。 仕組みとしては、航空性歯痛とほぼ同じです。 また潜水士は、水中でレギュレーターという装置を使用します。 レギュレーターは、水中のタンクに入った圧縮空気を、ダイバーが呼吸できる圧力まで減圧する装置です。 こちらがないと水中で息ができませんが、虫歯の痛みがある場合はレギュレーターをしっかり咥えられず、口が緩んで水が入ってくる可能性があります。 医療従事者 医療従事者の方は、慢性的な人手不足の環境で働いていることが多いです。 これによる疲労から、口腔ケアの頻度が低下したり、食事が不規則になったりする傾向があります。 そのため、虫歯を発症している場合は悪化しやすくなります。 ちなみにここでいう医療従事者には、介護士なども含まれます。 料理人 料理人の方も、虫歯の影響を受けやすい傾向にあります。 料理人は普段試食をする機会が多く、常に口内が酸性に傾いている可能性があります。 酸性の口内は、虫歯菌が活発に動いてしまうため、虫歯のリスクを高めますし、すでに発症している虫歯も痛みやすくなります。 ドライバー 虫歯の影響を受けやすい職業としては、ドライバーも挙げられます。 ここでいうドライバーには、トラックなどの長距離ドライバー、タクシードライバーなどが含まれます。 これらの職業に就いている方は、長時間の運転や拘束時間により、食事が不規則になりやすく、口腔ケアの時間も不足しやすいです。 またパイロットのように制限はありませんが、虫歯が痛む場合の長距離運転は非常に危険であり、事故につながる可能性が高いです。 まとめ 職業によって、虫歯の影響を受けやすいかどうかは変わってきます。 しかし、前述した職業に該当しないからといって、治療を受けなくても良いと考えるのは間違っています。 たとえどのような職業であっても、少なからず影響を及ぼすのが虫歯です。 また虫歯は放置していても基本的には治らないため、取り返しのつかないことになる前に、早い段階で治療を受けるのが鉄則です。

2025.09.05

【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯が引き起こす蜂窩織炎とは?

虫歯は歯の痛みや変色、変形や穴の形成といった症状を伴うものです。 これらの症状については多くの方に知られていますが、虫歯から引き起こされる疾患に関しては、あまりご存知ではない方も多いかと思います。 今回は、虫歯が原因で発症する可能性のある蜂窩織炎という疾患について解説します。 蜂窩織炎の概要 蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌といった組織が皮膚や皮下の組織に侵入して起こる急性感染症です。 一般的には手足のキズや水虫、切り傷や火傷などにより、皮膚のバリア機能が壊れて細菌が侵入しやすくなることが主な原因です。 また免疫力の低下や、猫・犬といった動物に噛まれた際に発症することもあります。 一見そこまで虫歯と関係のなさそうな疾患ですが、実は虫歯が進行すると蜂窩織炎のリスクが高まります。 虫歯が蜂窩織炎につながる仕組み 虫歯には段階があり、初期段階ではそれほど症状がなく、中程度くらいから歯に痛みを感じるようになります。 これが重度にまで進行すると、歯の根の奥にまで感染が広がります。 またこの感染時には、細菌が顎の周囲や皮膚、皮下組織にまで波及することがあります。 つまり、虫歯菌は口内だけで活動する細菌ではないということです。 他の組織にまで虫歯菌が波及した場合、急性の化膿性炎症である蜂窩織炎を引き起こす可能性があります。 ちなみに、虫歯と蜂窩織炎の関係は、歯科業界では有名です。 虫歯や歯周病、抜歯後の感染などによって起こるため、歯性感染症というものの一つに数えられています。 蜂窩織炎のデメリット 虫歯が重度にまで悪化し、蜂窩織炎を発症してしまった場合、以下のようなデメリットにつながります。 ・重症化のおそれがある ・再発の可能性がある ・後遺症の可能性がある 各デメリットについて詳しく説明します。 重症化のおそれがある 蜂窩織炎は、重症化する可能性のある疾患です。 一度発症すると、細菌が血流に乗って全身に広がり、臓器に機能不全を引き起こすことも考えられます。 このような状況は敗血症といって、命を落とす危険性もあります。 また皮膚や脂肪、筋膜にまで感染が広がった場合、壊死性筋膜炎を発症することもあります。 こちらは上記の各組織が急速に壊死する危険な疾患で、進行すると四肢の切断が必要になることもあります。 再発の可能性がある 虫歯によって発症した蜂窩織炎は、一度治っても再発する可能性があります。 また蜂窩織炎が繰り返し発生し、同じ部位のリンパ管が傷つくことで、組織が慢性的に腫れたままになることがあります。 こちらは、特に脚で見られることの多い症状です。 ちなみに水虫や肥満、静脈不全といった危険因子を持っている方は、蜂窩織炎を再発しやすいとされています。 後遺症の可能性がある 後遺症の可能性があることも、蜂窩織炎の大きなデメリットです。 先ほど少し触れたように、蜂窩織炎は繰り返し発生し、組織を慢性的に腫れさせてしまうことがあります。 こちらは慢性リンパ浮腫というもので、後遺症の一つとして挙げられます。 また蜂窩織炎の治療を行った後、一時的に皮膚が乾燥したり、硬く感じたりすることもああります。 蜂窩織炎の主な症状 蜂窩織炎の症状としては、患部の急激な赤みや痛み、熱感などが挙げられます。 赤みは虫刺されのように赤くブツブツが広がるケースや、急に紅斑が広がるケースなどがあります。 その他腫れやむくみなども現れるため、普段よく目にする部位であれば、発症していることにまったく気付かないということは考えにくいです。 腫れている場合は患部を中心に症状が出現し、太くなったり水ぶくれや点状出血が出たりすることもあります。 また発熱や悪寒、倦怠感など、風邪と似たような全身症状が現れるのも特徴です。 倦怠感を覚えるのは、身体が細菌が戦うことによって疲労しているからです。 口内に悪影響を及ぼすことも 虫歯を原因とする蜂窩織炎では、主に顔や首、口腔底といった部分に前述したような症状が出ます。 また口腔底にまで炎症が及んだ場合、舌が腫れて口を開けにくくなったり、物が飲み込みにくくなったり、言葉をうまく話せなくなったりすることも考えられます。 さらに炎症が喉の奥に進むと気道が狭くなり、呼吸困難を引き起こすこともあります。 虫歯の治療が遅れると、感染が広がって重症化するリスクが高まります。 虫歯も蜂窩織炎も、放置して治るようなものではないため、少しでも痛みや違和感があったらすぐに歯科クリニックを受診しましょう。 ちなみに症状が重い場合は、口腔外科の専門医が在籍する歯科クリニックでの治療が必要な場合もあります。 まとめ 蜂窩織炎はとても重い疾患であり、さまざまな身体の不調を引き起こすものです。 また蜂窩織炎を発症している場合、虫歯もかなり深刻な状態にまで発展していることがわかります。 そのため、虫歯を放置している方は、命の危険が訪れる前に勇気を出して歯科クリニックに通院しましょう。 もちろん、虫歯そのものを発症させないために、セルフケアやプロフェッショナルケアを怠らないのも大切です。

2025.09.04

【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯治療費を抑えるための工夫

虫歯治療費は、通常そこまで高額になるものではありません。 そのため、経済的な余裕がなくても、治療を受けることは可能です。 しかし治療を受ける方の中には、「少しでも費用を抑えたい」と考える方もいるかと思います。 今回はそのような方に向けて、虫歯治療費を抑えるための工夫について解説します。 虫歯治療費の相場 そもそも、虫歯治療費は一般的にどれくらいかかるのでしょうか? 虫歯治療費は、保険診療で患者さんが全体の3割を負担する場合、初期段階で1,500~3,000円程度かかります。 また中程度の虫歯で2,000~10,000円程度、神経を抜く場合で7,000~20,000円程度が相場です。 もちろん、虫歯治療の内容や使用する材料、虫歯の本数によっても治療費は変わってきます。 ちなみに自由診療の場合、歯科クリニックによって設定金額が異なり、かなり費用が変わってきます。 虫歯治療費を抑えるための工夫5選 虫歯治療費をなるべく抑えるためには、以下のような工夫をすることをおすすめします。 ・保険診療を選択する ・予防を徹底する ・治療方法や素材を検討する ・歯科クリニックを比較検討する ・支払い方法を検討する 各項目について詳しく説明します。 保険診療を選択する 少しでも虫歯治療費を抑えたいという場合、保険診療を選択すれば当然自由診療よりも費用は安くなります。 自由診療は、患者さんが治療費の10割を負担しなければいけません。 一方、保険診療は一般的に3割負担で済むため、非常に経済的です。 例えば虫歯治療後に詰める補綴物の場合、銀歯やレジンなどの素材は保険が適用されるため、安価で装着可能です。 これに対し、セラミックなどは審美性が重視されているため自由診療になり、高ければ保険診療の補綴物の10倍以上の金額になることもあります。 もちろん金額がすべてではありませんが、安さを重視したい場合に保険診療を選ぶのは鉄則と言えます。 予防を徹底する 虫歯治療費を安く抑えるには、そもそも虫歯を発症させないことが大切です。 虫歯ができてしまうと、たとえ痛みのない初期虫歯であっても、歯科クリニックで処置を受けるための費用はかかってしまいます。 また虫歯を発症させないようにするには、日々のブラッシングやデンタルフロスの使用に加え、3~6ヶ月に1回の定期検診を受けることが重要です。 定期検診を受けていれば、患者さん自身では発見できない虫歯も発見でき、早期治療につながる可能性があります。 ちなみにもし虫歯を発症してしまったとしても、早期の治療であれば治療範囲は狭く、治療回数も少なく済むため、トータルの費用を抑えられます。 治療方法や素材を検討する 治療方法や素材を検討することも、虫歯治療費を抑えるには必要なことです。 先ほど、自由診療の治療や素材を選択した場合、治療費は高くなるという話をしました。 また保険診療の中でも、硬質レジン前装冠やCAD/CAM冠など、通常の銀歯やレジンを詰める治療とは違うものがあります。 これらは当然治療内容だけでなく、費用も異なるため、それぞれの金額を把握しつつ適切なものを選ぶことが求められます。 歯科クリニックを比較検討する どうしても自由診療を選択しなければいけない場合、歯科クリニックを比較検討し、少しでも費用を抑えられるようにしなければいけません。 前述の通り、自由診療は歯科クリニックによって設定金額が異なります。 そのため、極端にいうと歯科クリニックAで10,000円だった治療が、歯科クリニックBでは50,000円かかるということもあり得ます。 実際は自由診療にもある程度相場があるため、ここまで開くことは考えにくいですが、それでも金額に差が出ることは確かです。 ちなみに歯科クリニックのホームページに自由診療の金額が記載されていない場合、直接問い合わせれば教えてもらえることもあります。 支払い方法を検討する 虫歯治療で自由診療を選択する場合、歯科クリニックによってはクレジットカード払いができる可能性があります。 また現金で支払うより、クレジットカードで治療費を支払った方が安くなることが考えられます。 現金の場合、その場で虫歯治療費の全額を支払わなければいけません。 一方、クレジットカード払いの場合、分割払いを利用できる可能性があります。 分割払いであれば、月々の支払い負担を軽減できるため、実質お得に治療を受けられることになります。 ちなみに、クレジットカードを使用する場合、そのカードと連携しているポイントが貯まることがあります。 このとき溜まったポイントは、実店舗やネットショップで商品を購入するときに伝えたり、マイルに交換で来たりするため、その分お得になります。 まとめ 冒頭でも触れた通り、虫歯治療でそこまで出費が多くなるケースは稀です。 しかし、せっかく治療を受けるのであれば、費用面でも納得のいく歯科クリニックを選ぶことを意識しましょう。 ちなみに費用以外で重視すべきポイントとしては、立地やアクセス環境、治療内容の豊富さや実績、医師の人柄などが挙げられます。 これらのポイントを満たした歯科クリニックであれば、適切な治療が受けられる可能性が高いです。

2025.09.03
前のページ|次のページ

【当日予約受付中】お電話にてご連絡ください!