【川崎の歯医者】永久歯について知っておこう

人の歯は、乳歯から永久歯へと生え変わります。
永久歯について知ることは、今後生え変わりを迎える子どもを持つ親御さんにとって必要なことです。
もちろん、永久歯を持つ親御さん自身のためにもなります。
今回は、永久歯に関するさまざまな知識について解説します。

永久歯は何本生える?

永久歯の本数は、親知らずを除くと28本、親知らずを含めると最大32本です。
親知らずについては、4本すべて生えてくる方もいれば、1本も生えてこない方もいます。

永久歯はいつ頃生え揃う?

永久歯は、一般的に12〜14歳頃に28本が生え揃います。
親知らずの生える時期についてはかなり個人差があります。

最初に生える永久歯は?

生える順番については、6歳臼歯と呼ばれる奥歯、または下の前歯が最初に生えることが多いです。

乳歯と永久歯の見分け方は?

永久歯は乳歯より一回り大きく、色はやや黄色味を帯びています。
比較してみると、その違いは顕著です。

幼若永久歯とは?

生えたばかりの永久歯のことを幼若永久歯といいます。
こちらは歯の質が未熟で、非常に虫歯になりやすい状態です。

過剰歯とは?

過剰歯は、永久歯が本来の本数(32本)よりも多く生えてくる症状です。
こちらは歯並びに影響が出ることがあります。

先天性欠如とは?

過剰歯とは逆で、先天性欠如は生まれつき永久歯が足りない状態です。
10人に1人程度の割合で発生するとされています。

乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきたら?

乳歯が抜ける前に永久歯が生えてくる現象は、二重歯列と呼ばれます。
この場合、乳歯が自然に抜けることもありますが、状況により抜歯が必要な場合もあります。

永久歯がなかなか生えてこないときは?

乳歯が抜けてから永久歯が生えるまで3ヶ月〜1年程度かかりますが、こちらの時期には個人差があります。
なかなか生えて来ず心配な場合は、レントゲン検査が推奨されます。

生え変わりの順番が左右で違うのは異常?

多少の時期のズレは問題ありませんが、極端な差がある場合は歯科クリニックに相談しましょう。
歯並びや噛み合わせに大きな影響が出てしまう可能性があります。

永久歯が斜めやガタガタに生えてきたら?

永久歯が斜めもしくはガタガタに生えてきた場合、顎の成長とともに改善することもありますが、指しゃぶり等の癖が影響している場合もあります。

上の前歯の間に隙間がある場合は?

上の前歯の間に隙間がある状態は、正中離開と呼ばれるものです。
こちらは横の歯が生えてくるにつれ閉じることも多いです。

永久歯がグラグラするのは普通?

生え変わり時期の乳歯は正常ですが、永久歯が動く場合は歯周病や外傷の可能性があります。
そのため、早急に歯科クリニックに相談しましょう。

乳歯を無理やり抜いても良い?

乳歯は自然に抜けるのが理想ですが、痛みがある場合や永久歯を邪魔している場合は歯科クリニックでの処置が安全です。

生え変わりの時期に痛みを感じることはある?

萌出性歯肉炎など、乳歯から永久歯への生え変わりにおいて、歯茎の腫れで痛みが出ることがあります。

永久歯のブラッシングのコツは?

永久歯をブラッシングする際は、歯ブラシを垂直または45度に当て、軽い力で細かく動かします。

フッ素塗布は永久歯にも効果がある?

代表的な子どもの予防歯科治療であるフッ素塗布ですが、こちらは永久歯にも効果を発揮します。
特に生え始めの幼若永久歯には、歯質を強化するために非常に有効です。

デンタルフロスはいつから使い始める?

デンタルフロスの使用は乳歯の時期から習慣づけるのが理想ですが、永久歯が生え始めたら必須です。

仕上げ磨きはいつまで必要?

親御さんによる子どもの仕上げ磨きについては、小学校卒業(12歳頃)まで、永久歯が生え揃う時期まで続けることが推奨されます。

永久歯の定期検診の頻度は?

永久歯の定期検診の頻度は、3ヶ月に1回程度が推奨されます。
歯科医師の指示によっては、これよりも間隔が短くなる可能性もあります。

永久歯が虫歯になったらどうする?

永久歯は乳歯と違って、二度と生え変わることがありません。
つまり一度失ったら二度と戻ってこないため、歯科クリニックでの早期発見・早期治療が重要です。

永久歯が欠けてしまっても治せる?

永久歯が外傷などによって欠けてしまった場合でも、欠けた大きさにより、レジン充填や被せ物で修復可能です。

親知らずは抜かなければいけない?

永久歯の一つである親知らずは、まっすぐ生えて噛み合っていれば抜く必要はありませんが、痛みやトラブルの原因になる場合は抜歯を検討します。
歯科クリニックで診てもらえば、抜歯すべきかそうでないかはすぐにわかります。

まとめ

永久歯は、乳歯よりもさらに大事にしなければいけない歯だと言えます。
乳歯と比べて歯質が強く、虫歯などのリスクは低いものの、一度失ったり欠けたりすると非常に厄介です。
また永久歯がきちんと生え揃うことは、今後の生活における利便性に大きく関係してきます。
そのため、子どもを持つ親御さんは、問題なく永久歯が生えているかどうか確認しなければいけません。

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