虫歯治療を受ける際は、自身の体調についてあらためて確認しなければいけません。
体調が普段と異なる場合、治療に影響を及ぼす可能性があります。
また虫歯治療後にも、体調には変化が出ることがあります。
今回は、虫歯治療と体調に関するよくある質問にお答えします。
風邪気味でも虫歯治療は受けられる?
原則として、風邪のときは無理をせず延期を検討してください。
体調不良時は、虫歯治療に伴う細菌感染のリスクが高まる場合があります。
咳が出ている状態での虫歯治療は可能?
咳が出ている場合、治療中に動くと口腔内を傷つける恐れがあり危険なため、事前に連絡して予約を変更することが推奨されます。
鼻づまりがある場合でも治療を受けられる?
虫歯治療中は口呼吸が難しくなるため、鼻づまりがある場合は呼吸が苦しくなり、治療が困難になることがあります。
そのため、この場合も治療の延期を検討すべきです。
熱がある場合はどうするべき?
熱がある場合、まずは内科やかかりつけ医を受診してください。
熱がある状態での虫歯治療は体に負担が大きいため、通常は延期します。
のどの痛みがあるときは?
のどの痛みがある場合、虫歯治療中の乾燥で悪化する可能性があるため、事前に相談が必要です。
寝不足で虫歯治療を受けても大丈夫?
寝不足は麻酔の副作用や体調不良(血管迷走神経反射)を引き起こしやすくなるため、避けるのが望ましいです。
二日酔いの状態で虫歯治療は受けられる?
二日酔いの場合、血圧への影響や麻酔の効きに関わるため、虫歯治療を受けるのは基本的に避けるべきです。
月経中に虫歯治療は受けられる?
月経中であっても、基本的に虫歯治療は受けられます。
しかし、貧血気味や痛みがある場合はストレスになりやすいため、無理をしないことが大切です。
妊娠中でも虫歯治療は可能?
たとえ妊娠中であっても、安定期(16~27週)であれば多くの治療が可能ですが、必ず歯科医師に相談してください。
持病があっても虫歯治療は受けられる?
糖尿病や高血圧といった持病がある方でも、虫歯治療を受けることは可能です。
ただし、服用中の薬や病状によっては連携が必要なため、必ず申告してください。
虫歯治療中の麻酔で動悸がするのはなぜ?
虫歯治療で使用される麻酔には、エピネフリンというものが含まれています。
こちらが血管に入り、一時的に心拍数が上がることがあります。
虫歯治療中に気分が悪くなった場合は?
虫歯治療中に気分が悪くなった場合、血管迷走神経反射の可能性があります。
緊張や痛みで血圧が下がることがあるため、すぐに挙手して伝えてください。
麻酔後に眠くなるのはなぜ?
虫歯治療に伴い麻酔を注入した後は、緊張状態から解放され、リラックスした反動で眠気を感じることがあります。
麻酔でアレルギーが出ることはある?
虫歯治療の麻酔でアレルギーが出ることは極めて稀です。
しかし、過去に薬や食品でアレルギーが出たことがある場合は、治療前に詳細を伝えてください。
麻酔が効きにくいケースとは?
虫歯の炎症が強い部位や、アルコールの摂取量、体質によって麻酔が効きにくい場合があります。
虫歯治療の麻酔の効果はどれくらい続く?
種類によりますが、局所麻酔であれば通常は数時間程度持続します。
麻酔の効果が残っている間は、原則食事を摂ってはいけません。
また抜歯などをした日は、血行が良くなると痛みや出血の原因になるため、入浴や運動などは控えるのが一般的です。
虫歯治療中に痛みを感じたら?
虫歯治療中に痛みを感じた場合は、遠慮なく左手を挙げて合図してください。
麻酔を追加するなどの対応が可能です。
虫歯治療後に熱は出る?
虫歯治療に伴う抜歯などの外科的処置後は、一時的に発熱やのどの痛みが出ることがあります。
虫歯治療後に頭痛は出る?
虫歯治療後に頭痛が生じた場合、長時間口を開けていたことによる筋肉の緊張や、ストレスが原因の場合があります。
虫歯治療後の肩こりやめまいは?
虫歯治療後に肩こりやめまいが出た場合、虫歯の放置や噛み合わせの変化が原因であり、こちらは慢性的な不調につながるケースもあります。
体調不良時の歯科クリニックへの伝え方は?
体調不良で虫歯治療を延期したい場合は、「体調不良のため」と簡潔に伝えればOKです。
分かった時点で早めに連絡してください。
また自己都合で2~3ヶ月以上空くと、再度初診料が発生する場合があります。
無断キャンセルを繰り返すとどうなる?
体調不良が原因であっても、虫歯治療の無断キャンセルを繰り返すと、歯科クリニック側から治療を拒否される可能性があります。
まとめ
虫歯治療と患者さんの体調は、密接に関係しているものです。
そのため、治療当日は万全の体調で臨み、少しでも体調不良を感じる場合は別日に変更してもらうことをおすすめします。
また虫歯治療後の体調不良があまりにもひどい場合は、歯科クリニックに相談し、原因を解明してもらう必要があります。
もちろん治療の不手際などが原因の場合は、再度詰め物などの修正を受けなければいけません。