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【川崎の歯医者・予防歯科】歯がボロボロになる酸蝕歯を招く食べ物とは?

歯がボロボロになる原因は、虫歯や歯周病を治療せず放置することだけではありません。 あまり知られていないかもしれませんが、酸蝕歯という症状も歯を溶かし、ボロボロにする原因の一つです。 今回は酸蝕歯の概要や、酸蝕歯を招きやすい食べ物・飲み物などについて解説します。 酸蝕歯の概要 酸蝕歯は、酸によって表面のエナメル質が溶けてしまった歯です。 エナメル質は人間が持つ組織の中でもっとも硬いですが、酸性の強い飲食物などの作用によって溶けてしまいます。 この現象を脱灰といい、通常は口内が中性に戻ると、歯にミネラル成分が吸収されて溶けた部分が元に戻る再石灰化が起こります。 しかし口内が酸性の時間が長いと、再石灰化が追い付かず徐々に歯は溶けていきます。 ちなみに、2015年に行われた調査によると、約4人に1人が酸蝕歯であることがわかっています。 近年では、虫歯や歯周病に次ぐ第3の歯科疾患として問題視されています。 酸蝕歯を招きやすい飲食物について 酸蝕歯を招きやすい食べ物や飲み物には、主に以下のものが挙げられます。 ・柑橘類 ・お酢 ・炭酸飲料 ・ワイン それぞれ詳しく説明します。 柑橘類 柑橘類をよく食べるという方は、酸蝕歯のリスクが高まるため注意が必要です。 通常、口内はpH7.0前後の中性に保たれていますが、エナメル質はpH5.5以下になると溶けてしまいます。 柑橘類のレモンはpH2.1、グレープフルーツは3.2、オレンジやミカンは3.5~3.6と、いずれも酸蝕歯のリスクが高い数値です。 もちろん、こちらは柑橘類の果物をそのまま食べた場合だけでなく、ジュースにしたものを飲んだ場合にも言えることです。 特にオレンジジュースは、朝食などで毎日のように摂取している方も多いため、注意しなければいけません。 お酢 お酢も酸蝕歯のリスクが高い飲食物として知られています。 お酢をそのままの状態で摂取することはそれほど多くないかもしれませんが、特に注意したいのはドレッシングです。 サラダには必ずドレッシングをかけるという方もいるかと思いますが、ドレッシングにはほぼ100%お酢が使用されています。 ちなみに食べ物でいうと、お酢の味が大部分を占める酢の物、もずく酢などには注意が必要です。 もちろん、健康のために黒酢ドリンクなどを飲んでいる方も、知らず知らずのうちに酸蝕歯のリスクは高くなっています。 炭酸飲料 炭酸飲料も、毎日のように摂取すると酸蝕歯を引き起こし、歯がボロボロになる可能性があります。 例えば炭酸飲料の中でも人気のコーラは、pH2.0と極めて低いです。 「コーラを飲むと歯が溶ける」と小さい頃に言われた経験がある方もいるかと思いますが、こちらはあながち間違ってはいません。 実際、コーラの中に抜いた歯をそのまま2日ほど放置すると、歯はゴムのようにやわらかくなります。 また栄養ドリンクもpH3.0と酸性が強いため、たとえ健康的なものでも摂取のし過ぎは良くありません。 ちなみに炭酸水はそれほど酸性が強くありませんが、それでも市販されている商品の多くはpH5.0前後です。 たまに飲む程度であれば問題ありませんが、毎食水やお茶の代わりに飲んでいるという方は、酸蝕歯を招く可能性が高まります。 ワイン アルコール類の中でいうと、ワインは酸蝕歯のリスクが高いです。 ワインはブドウに含まれる酒石酸、リンゴ酸などの酸によって酸性を示します。 赤ワインと白ワインのpHはどちらもそれほど変わらず、3.0~3.5程度と非常に低いです。 またワインはただでさえ酸性が強い上に、ゆっくりと飲む機会が多い飲み物です。 いわゆるダラダラ飲みは、口内を酸性状態にする時間を長くするため、酸によって歯が溶かされていくのを止められません。 ワイン以外でいうと、ビールや日本酒、チューハイやワインなどもpHが低く、酸蝕歯を引き起こしやすいです。 ちなみにアルコールには利尿作用があり、体内の水分を減少させるため、口腔乾燥を引き起こすこともあります。 口腔乾燥は、虫歯や歯周病のリスクも高めるため、酸蝕歯とは違う原因で歯がボロボロになってしまうことも考えられます。 摂食障害が酸蝕歯を引き起こすことも 飲食物だけでなく、摂食障害という疾患が酸蝕歯を招くこともあります。 こちらは摂食障害により、胃酸の逆流が起こることが原因です。 摂食障害は、食事の量や食べ方などの食行動における異常が続き、心と身体の両方に影響が及ぶ疾患です。 特に多いのは、必要な量の食事を食べられず、極度に痩せてしまうという症状です。 また摂食障害による嘔吐は、胃酸を逆流させるため、酸蝕歯の原因になります。 特に前歯の裏はダメージを受けやすく、知らないうちに歯の厚みが極端になくなっていることもあります。 まとめ 酸蝕歯は歯の先端が薄く透けて見えたり、歯の表面がくぼんだり、歯の角が丸みを帯びたりといった症状を伴います。 また熱いものや冷たいものがしみることもあるため、歯に違和感が出た場合はすぐ歯科クリニックに相談しましょう。 症状があるにもかかわらず、放置して現在の食生活を続けていると、口内環境は著しく劣化するおそれがあります。

2025.02.06

【川崎の歯医者で虫歯治療】虫歯につながりやすい生活習慣について

虫歯は早い段階で治療を受けることにより、重大なトラブルにつながることなく完治させられます。 しかし何度治療しても虫歯になるという方は、ブラッシング不足や甘いものの過剰摂取など以外にも、生活習慣に問題がある可能性が高いです。 今回は、虫歯につながりやすい生活習慣について解説します。 虫歯につながりやすい生活習慣7選 以下の生活習慣に当てはまる数が多いほど、何回治療をしても虫歯を再発しやすくなります。 ・間食が多い ・早食いをする ・口呼吸をする ・運動不足 ・睡眠不足 ・飲酒 ・喫煙 各項目について詳しく説明します。 間食が多い 食事関連の習慣でいうと、間食が多い方は虫歯を引き起こしやすくなります。 具体的には糖分を多く含む間食を摂取することで、口内に糖分が長時間滞在し、虫歯菌が酸をつくり出すからです。 また間食の回数が多い場合、脱灰が何度も繰り返されて再石灰化が追い付かなくなるため、歯のミネラル分がどんどん溶けて穴が開き、虫歯を発症します。 特に糖分が多く歯にくっつきやすい食べ物は、間食によるデメリットをさらに大きくする可能性があります。 早食いをする 早食いも、虫歯のリスクを高める生活習慣の一つです。 早食いをしている方は、あまり食べ物を噛まずに飲み込んでいます。 このように咀嚼回数が少ない場合、唾液の分泌量が減り、口内の洗浄力が低下して虫歯菌が増えやすくなります。 ちなみに早食いは歯周病や口臭のリスクも高める上に、胃腸に負担がかかったり、満腹感を得られず太りやすくなったりする原因にもなります。 また咀嚼回数が少ないことから、脳の働きも鈍くなり、仕事や学業にも影響が出やすいです。 口呼吸をする 普段無意識に口で呼吸をしているという方も、虫歯のリスクは高まりやすいです。 本来呼吸を行う器官は鼻ですが、慢性的な鼻炎を患う方などは、口で呼吸する機会が多くなります。 また口呼吸は口内を乾燥させるため、早食いと同じように唾液の分泌量が減少し、虫歯菌が口内に残りやすくなる原因となります。 特に睡眠中に口呼吸をしている場合、より口内が乾燥している時間が長くなるため、虫歯を引き起こす可能性は極めて高いです。 運動不足 意外だと思われる方もいるかもしれませんが、実は運動不足も虫歯のリスクを高める要因です。 こちらは運動をしないことにより、免疫力が低下するからです。 運動不足によって免疫力が下がると、口内で虫歯菌が繁殖しやすくなります。 また発症した虫歯は、免疫力が低下した身体を早いスピードで蝕んでいきます。 ちなみにすでに虫歯を発症している方は、痛みと戦いながら生活することになるため、なかなか身体を動かす気が起きません。 そのため、さらに運動不足になり、虫歯のリスクが高まるという悪循環に陥ります。 睡眠不足 睡眠不足も、虫歯の発症リスクを高める生活習慣です。 睡眠不足になるとストレスホルモンが増加し、唾液の分泌を阻害します。 その結果、口内の抗菌作用や再石灰化作用、自浄作用が弱くなり、最終的には虫歯を引き起こします。 また睡眠不足は運動不足と同じく、身体の免疫力も低下させます。 このことから、虫歯だけでなく風邪など他の疾患のリスクも高くなります。 ちなみに、虫歯は夜寝る前に痛みが強くなりやすいという特徴があります。 そのためすでに発症している虫歯を放置している方は、夜深い眠りにつくことが難しくなり、睡眠不足に陥りやすいです。 飲酒 日頃頻繁にお酒を飲むという方も、虫歯を発症するリスクが高まるため、注意が必要です。 アルコールそのものは虫歯の原因にはなりませんが、アルコール飲料に含まれる糖分や酸は虫歯菌の大好物です。 また飲酒後はブラッシングが面倒になることも多く、磨かなかったり適当になったりしがちなため、虫歯菌が活動して歯を溶かすリスクが高まります。 さらにアルコールには利尿作用があり、長い時間摂取していればいるほど口内から水分が抜けていきます。 すると口内が乾燥し、虫歯を発症する可能性はさらに高くなります。 喫煙 百害あって一利なしと言われることも多い喫煙ですが、こちらは虫歯のリスクを高める生活習慣でもあります。 タバコにはさまざまな有害物質が含まれていて、特に虫歯と関連性が深いのはニコチンや一酸化炭素です。 これらの物質は唾液の分泌量を減少させ、口内環境を悪化させる原因になります。 また喫煙をしている方は、歯周ポケットに菌が繁殖しやすい環境になるため、歯周病のリスクも高まります。 ちなみに、タバコのニコチンやタールは口臭の原因になりますし、味覚障害を引き起こすことも考えられます。 まとめ 虫歯と関連性のある生活習慣として、ブラッシングや食事の内容については認識している方も多いかと思います。 しかし、実際はそれだけでなく食べ方や運動、睡眠など、虫歯と関連性の深い生活習慣は数多くあります。 これまで節制せずに生活してきた方は、すべての生活習慣を一度に改善するのが難しいかもしれませんが、虫歯のリスクを高めるものはできる限り生活から排除すべきです。

2025.02.05

【川崎の歯医者で虫歯治療】銀歯が口臭を引き起こしやすい理由

銀歯はほぼすべての歯科クリニックで取り扱っている補綴物で、正式には金銀パラジウム合金と呼ばれるものです。 特にこだわりがない方は、虫歯治療時の詰め物として銀歯を選択することも多いですが、こちらは口臭を引き起こしやすいというデメリットがあります。 今回は、銀歯が口臭を発する原因や特徴などを解説します。 銀歯が口臭を発生させやすい理由4選 以下の理由により、銀歯は口臭を発するケースが多くなっています。 ・二次虫歯になりやすい ・キズがつきやすい ・銀歯と歯の間に汚れが溜まりやすい ・セメントが溶ける 各項目について詳しく説明します。 二次虫歯になりやすい 銀歯は二次虫歯になりやすく、こちらが口臭を引き起こしやすい理由でもあります。 二次虫歯は、虫歯治療を行った箇所が再び虫歯になる現象です。 銀歯は金属でつくられているため、飲食の温度によって収縮と膨張を繰り返すことにより、歯との間に隙間ができ、虫歯菌が入り込みやすくなります。 また自由診療のセラミックなどと比べて、補綴物そのものの精度がそれほど高くない銀歯は、歯との間に隙間ができやすいです。 こちらも二次虫歯のリスクが高くなる原因です。 二次虫歯を発症すると、銀歯の下で知らず知らずのうちに虫歯ができ、症状が進行していきます。 虫歯菌が繁殖する過程においては、代謝産物が放出されるため、それが口臭となって口から発せられることがあります。 キズがつきやすい 銀歯は保険診療の詰め物であり、お世辞にも高品質とは言えません。 そのため、使用していると徐々に表面にキズがつきます。 また他の補綴物よりも銀歯はキズがつきやすく、それも口臭を引き起こしやすい理由の一つです。 銀歯は金属製のため、耐久性に関してはある程度備わっています。 しかしキズが付きやすいことから、表面に食べカスやプラークがたまりやすく、細菌の働きによって口臭が出やすくなります。 もちろん銀歯を使用している期間が長ければ長いほど、キズは増えていきますし、それと比例するように口臭もひどくなっていきます。 銀歯と歯の間に汚れが溜まりやすい 先ほども少し触れましたが、銀歯は歯との境目に隙間ができやすいです。 またここから内部に細菌が入りやすいということは、境目には汚れが付着しやすいということでもあります。 この部分で蓄積された汚れが原因で、口臭を発することも考えられます。 もちろん、銀歯の精度は歯科クリニックによって異なります。 腕の良い歯科医師や歯科技工士がいる歯科クリニックの方が、当然銀歯の精度も高いですが、どれほど精密でも一切歯との隙間をなくすことは難しいです。 セメントが溶ける 装着時に使用する歯科用セメントが溶けることも、銀歯が口臭につながりやすい理由です。 銀歯を歯に装着する際には、歯科用のセメントが使用されますが、こちらは唾液の影響などで少しずつ溶けることがあります。 セメントが溶けると、これまで固定されていた銀歯と歯の間の隙間が大きくなり、口臭を引き起こすリスクは高まります。 銀歯が引き起こす口臭はどのようなニオイ? 銀歯が原因で発せられる口臭は、食べカスによる汚れが腐敗したニオイ、銀歯の内部で繁殖する細菌から発生するニオイが混ざったものです。 身近なものでいうと、ゆで卵や生ごみのニオイに例えられることがあります。 そのため、銀歯から口臭を引き起こしている場合、かなり強烈なニオイを発していることが考えられます。 近距離で会話をする際、相手方のほとんどはそのニオイに気付くレベルです。 ちなみに歯周病から来る口臭は、腐った肉のニオイや便のニオイ、魚の血なまぐさいニオイなどに例えられることが多いです。 これらのニオイがいずれも確認できる場合、銀歯の劣化だけでなく歯周病も発症している可能性があります。 銀歯が原因の口臭を防ぐ方法 銀歯が発する口臭を防ぐには、毎日歯の間にデンタルフロスや歯間ブラシを通すことが大切です。 ブラッシングの際、歯ブラシだけを使用しているという方は多いかと思いますが、銀歯のメンテナンスはそれだけでは不十分です。 デンタルフロスや歯間ブラシを使用し、しっかり銀歯に溜まった汚れを絡め取ることが大切です。 またどれだけセルフケアを行っても口臭が改善されない場合は、自由診療のセラミックに交換する方法もおすすめです。 セラミックはツルツルとして滑らかな素材であり、キズも付きにくいため、汚れやプラークから来る口臭が起こりにくいという特徴があります。 さらに歯との密着性も良く、二次虫歯から来る口臭を予防しやすいというのも、セラミックならではのメリットです。 まとめ 虫歯治療を受ける際、なんとなく銀歯を選んでいるという方は、一度考えを改めることをおすすめします。 確かに銀歯はポピュラーな詰め物ですが、よく使用されるからといってもっとも品質が優れているわけではありません。 やはり自由診療の素材を選ぶ方が、後々口臭や虫歯、歯周病といった口内トラブルを防ぎやすくなります。 特に品質も良く、寿命も長いセラミックのインレーやクラウンはおすすめです。

2025.02.04

【鶴見・川崎の歯医者】銀歯で金属アレルギーが起こるとどうなる?

銀歯は金属製の素材であるため、金属アレルギーを発症する可能性があります。 仕組みとしては、唾液と常に触れていることから金属イオンが発生し、それが体内に蓄積されてアレルギー症状を引き起こします。 では、銀歯で金属アレルギーが起こった場合、具体的にどのような症状が出るのでしょうか? 銀歯による金属アレルギーの症状6選 銀歯を装着したことにより、金属アレルギーを発症すると、以下のような症状が出る可能性があります。 ・口内炎、舌炎 ・皮膚の湿疹 ・掌蹠膿疱症 ・味覚異常 ・頭痛、肩こり ・自律神経失調症 各項目について詳しく説明します。 口内炎、舌炎 銀歯で金属アレルギーを発症した場合、まず口周りの症状が目立ち始めることが多いです。 具体的には、口内炎が頻繁にできるようになったり、舌がピリピリと痛くなったりする症状です。 これらの症状が慢性化すると、食事や仕事、睡眠など日常生活におけるあらゆる行動に影響が及びます。 また口唇炎や口角炎など、口の周りや顔面に炎症が生じることもあり、炎症がひどければ顔貌にもある程度の変化が出ます。 皮膚の湿疹 銀歯による金属アレルギーが引き起こす症状は、口内をはじめとする口周りだけにとどまりません。 身体中にアトピー性皮膚炎のような症状が出ることもあります。 アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が慢性的に良くなったり、悪くなったりを繰り返すというものです。 また病変の特徴としては、皮膚が赤くなってブツブツができたり、カサカサと乾燥して皮膚が剥けたりすることが挙げられます。 掌蹠膿疱症 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)も、銀歯による金属アレルギーが引き起こす疾患の一つです。 こちらは手のひらや足の裏に水ぶくれ、膿が繰り返し形成される疾患です。 また手のひらや足の裏以外にも、脛や肘、頭などに症状が現れることがあります。 さらに爪が変形したり、骨や関節や痛んだりすることも考えられます。 骨や関節が痛むものは掌蹠膿疱症性骨関節炎というもので、胸骨と鎖骨、胸骨と一番上の肋骨、上下の胸骨の結合部によく見られます。 首の付け根から胸に突然の激痛が走るため、心筋梗塞や狭心症と間違えられることもあります。 場合によっては背骨や腰の骨、手足の骨にも炎症を生じることがあり、患者さん自身はただの腰痛と勘違いしているケースも珍しくありません。 味覚異常 金属アレルギーを発症すると、味覚にも影響が出ることがあります。 こちらは味覚異常と呼ばれるもので、味覚の低下や異常によりさまざまな味の異変を感じるようになるものです。 例えば何を食べても美味しくないと感じたり、何も食べていないにもかかわらず口の中に苦みや塩味などを感じたりします。 また他の味は感じることができるものの、甘味だけ感じないなど特殊なケースもあります。 ちなみに味覚異常の状態が続くと、食欲不振や栄養不足、塩分や糖分の過剰摂取といった健康問題につながるおそれもあります。 味がわからない状態では食事を摂る気が失せますし、大量の糖分や塩分を摂っていても、なかなか気付くことができないからです。 頭痛、肩こり 銀歯が引き起こす金属アレルギーにより、慢性的な頭痛や肩こりに悩まされることもあります。 常に頭痛や肩こりがある状態だと、当然仕事や家事には集中できませんし、睡眠の質も低下します。 また頭痛や肩こりがひどくなると、首や肩の筋肉が緊張して血流が悪化し、頭蓋骨の筋膜に影響を及ぼすことがあります。 さらに、肩回りの筋肉が圧迫されることで、腕や手のしびれを引き起こすことも考えられます。 ちなみに後述する自律神経失調症は、このような頭痛や肩こりの延長線上にある疾患として知られています。 そのため、頭痛や肩こりは自律神経失調症の予兆と捉えて問題ありません。 自律神経失調症 自律神経失調症は、銀歯が原因で発症する金属アレルギーの合併症です。 こちらを発症すると、脳のストレスや遺伝、環境の変化などによって自律神経のバランスが崩れ、心身の不調を引き起こします。 金属アレルギーは、発症することであらゆる痛みや見た目・身体の機能の変化に襲われるため、そのストレスは計り知れません。 そのため、自律神経のバランスが崩れやすくなります。 また自律神経は全身の臓器とつながっているため、動悸や立ちくらみ、下痢や便秘といったさまざまな症状が現れます。 前述の通り、頭痛や肩こりから引き起こされることも多く、発症後もこれらの症状は継続します。 ちなみに自律神経失調症では、怒りっぽくなったりすぐに悲しくなって落ち込んだりと、うつ病に近い症状が現れることもあります。 まとめ 銀歯に金属アレルギーが発症するリスクがあるということは、言い換えると前述したようなリスクがすべてあるということになります。 そのため、安価でメジャーな補綴物だからといって、安易に選んではいけません。 もし虫歯や欠損した歯の治療を受けたいというのであれば、多少コストがかかってでも、銀歯より自由診療のセラミックなどを選ぶ方が良いと言えます。

2025.01.31

【鶴見・川崎の歯医者】歯が抜けたときにやってはいけないこととは?

大人になってから歯が抜ける原因はさまざまです。 例えば虫歯や歯周病が重度にまで進行したとき、外傷があったときなどは、歯が抜け落ちる可能性があります。 もし歯が抜けてしまったのであれば、適切な対処をしなければいけません。 今回は、歯が抜けたときにやってはいけない行動について解説します。 歯が抜けたときにやってはいけない行動7選 何らかの理由で歯が抜けてしまったとき、やってはいけない行動としては以下のことが挙げられます。 ・そのまま放置する ・歯を乾燥させる ・歯の根っこに触れる ・歯の根っこを持って拾う ・ゴシゴシ洗う ・歯が抜けた側で食事を摂る ・接着剤でくっつける 各項目について詳しく説明します。 そのまま放置する 歯が抜け落ちたときにもっともやってはいけないことは、やはりそのまま放置することです。 歯が1本でも抜けたままになっていると、周囲の歯や顎関節、日常生活などにさまざまな悪影響を及ぼします。 例えば、他の歯が移動して歯並びが悪くなったり、噛む力が低下したりすることが予想されます。 さらにシワやほうれい線も目立ちやすくなりますし、認知症や糖尿病など、生活習慣病のリスクも高まります。 そのため、痛みなどの症状がなかったとしても、必ず歯科クリニックに通わなければいけません。 歯を乾燥させる 歯が抜け落ちてしまったとき、歯に付着した唾液を取るために、乾燥させた方が良いと考える方がいますが、こちらは間違った考え方です。 一度抜けた歯は乾燥にとても弱く、乾燥した場所に30分以上放置した場合、そのまま口内に戻すことはとても難しくなります。 そのため外傷による脱落の場合、砂などの汚れを取るのは良いですが、水分まで除去しないように注意してください。 歯の根っこに触れる 歯が脱落した場合、治療を受けるときまで保管しておかなければいけませんが、このときなるべく歯の根っこには触れないようにしましょう。 歯の根っこには、口内に歯を戻すために重要な歯根膜という組織があります。 歯根膜は歯の根っこを覆う薄い膜であり、歯を歯槽骨に固定し、噛んだときの衝撃を和らげる役割があります。 また歯根膜がある歯の根っこ部分に触れてしまうと、細菌感染のリスクが高まります。 具体的には、歯を戻したときに歯茎が炎症を起こし、予後不良になってしまうことが考えられます。 歯の根っこを持って拾う 先ほど、歯の根っこにはなるべく触れない方が良いという話をしましたが、こちらは落ちてしまった歯を拾い上げるときも同様です。 歯の根っこを持って拾うと、歯根膜にダメージを与えてしまいます。 そのため拾う際には、外から見える歯の上部分である歯冠部を持つようにしてください。 とにかく急いで拾おうとパニックになると、歯根部を持ってしまう可能性が高まるため、冷静に対処しましょう。 ゴシゴシ洗う 抜け落ちた歯は乾燥させてはいけませんが、逆に水でゴシゴシと洗ってもいけません。 力を入れて洗ってしまうと、歯にキズがついたり、歯根膜が剥がれたりするおそれがあります。 また少しでも清潔な状態にしようと、消毒液に浸けて保管する方もいますが、こちらもおすすめできません。 このような対処法は、歯根膜を死滅させてしまう可能性があります。 歯が抜けた側で食事を摂る 歯が抜けてしまっても、その日のうちにすぐ歯科クリニックで治療できるとは限りません。 このことから、歯がない状態で何日か食事を摂らなければいけなくなることもあります。 しかし歯が抜けた側で食事を摂ってしまうと、食べカスが穴の中に入り、炎症を起こすことが考えられます。 そのため、なるべく患部に影響を及ぼさないように、歯が抜けた側と逆側の歯で咀嚼するようにしましょう。 また歯が抜けた側で噛んでいなかったとしても、香辛料など刺激のある食べ物は控えるのが無難です。 刺激性のある成分が口内全体に行き渡ってしまい、歯が抜けた部分の痛みにつながります。 接着剤でくっつける 患者さんの中には、抜け落ちた歯を何とか自力で元に戻すために、接着剤でくっつけようとする方もいます。 こちらは非常に稀なケースですが、当然やってはいけないことです。 たとえ接着剤で歯が元の位置に戻ったとしても、隙間が生じたり、噛み合わせが狂ったりする可能性は極めて高いです。 また歯科クリニックで使用する接着剤は、歯科用に開発された生体に安全な材料です。 一方、市販の接着剤は口腔用の用途で開発されていない上に、身体に有害な成分も含まれています。 つまり接着剤で元に戻しても、見た目以外は何も改善しないどころか、むしろ危険因子が増えるということです。 まとめ 歯が抜けてしまった方はパニックになる可能性がありますが、前もって対処法を知っていれば、ミスなく対処できる可能性が高くなります。 逆に気が動転してやってはいけないことばかりしてしまうと、歯が元に戻せないだけでなく、さらなる口腔トラブルのリスクも高まります。 また、歯が脱落する場合は重度の虫歯や歯周病なども疑われるため、できる限り早急に歯科クリニックを訪れてください。

2025.01.30

【鶴見・川崎の歯医者】虫歯治療を中断してしまう主な原因

虫歯治療に通っていたにもかかわらず、ある日急に治療を中断してしまう方がいます。 治療を最後まで行わなければ、症状が悪化したり、治療期間が延びてしまったりといったデメリットにつながるため、避けなければいけません。 今回は、虫歯治療を中断してしまう主な原因について解説します。 虫歯治療を中断してしまう原因7選 一度勇気を出して虫歯治療を受けた方の中には、以下のようなことが原因で治療を中断してしまうことがあります。 ・痛みや腫れが引いた ・仕事が忙しくなった ・治療がひと段落した ・予約をキャンセルしてしまった ・ライフスタイルが変化した ・治療費の支払いが困難になった ・精神的ストレスが大きくなった 各項目について詳しく説明します。 痛みや腫れが引いた 虫歯治療を受けたことにより、痛みや腫れなどの症状はほとんどなくなります。 しかし、詰め物の型取りや装着までしっかり行わなければ、虫歯治療は完了しません。 それにもかかわらず、「もう痛くないから」という理由により、独断で歯科クリニックに通わなくなってしまう方がいます。 詰め物を装着しなければ、歯に穴が開いたままの状態になり、そこに汚れが入り込んで再び腫れや痛みが出る可能性が極めて高いです。 仕事が忙しくなった 仕事が忙しくなったことが原因で、虫歯治療を中断してしまう方も少なくありません。 歯科クリニックの診療時間は主に日中であり、多くの方が仕事をしている時間とかぶるため、忙しいとどうしても通院時間を確保できなくなります。 また通院時間を確保できる場合でも、仕事で疲れ切っている方は、「自由な時間を虫歯治療に充てたくない」と考えるようになります。 治療がひと段落した 例えば、虫歯を2本発症している方が虫歯治療を受ける場合、1本ずつ順番に治療していきます。 このとき、1本目の治療が終わったら次の歯の治療に取り掛かりますが、1本目が終わったタイミングで歯科クリニックに通わなくなってしまうケースが見られます。 こちらは治療がひと段落ついたことにより、通院のモチベーションを失ってしまうことが原因です。 予約をキャンセルしてしまった 歯科クリニックで虫歯治療を受ける際は、原則事前予約が必要です。 歯科医師は少しでも多くの患者さんを治療するために、緻密なスケジュールを組んでいるため、飛び込みで対応してもらうのは難しくなっています。 しかし、患者さんの中には一度予約したにもかかわらず、都合が悪くなってやむを得ず予約をキャンセルする方もいます。 キャンセル自体は仕方のないことですが、このような方は通院するのが気まずくなり、歯科クリニックから足が遠のいてしまうことがあります。 ライフスタイルが変化した 就職や進学、出産などのイベントにより、ライフスタイルが変化した方も、虫歯治療を途中でやめがちです。 例えば就職や進学をした方は、それに伴って転居することも多いです。 そのため、今まで通っていた歯科クリニックが遠くなってしまい、通院するのが面倒になってしまうことがあります。 また出産によって新しい家族が増えた方は、育児などの対応に追われ、通院時間を確保できなくなることが考えられます。 治療費の支払いが困難になった 虫歯治療は、基本的に保険診療の対象になります。 そのため、そこまで治療費が高額になる心配はありません。 しかし何本も虫歯が生えている場合や、重度にまで進行している場合などは、治療費が高くなってしまうこともあります。 またこちらの治療費を支払うのが難しくなったことにより、急に歯科クリニックに通わなくなるというケースも珍しくありません。 精神的ストレスが大きくなった これまで虫歯治療をためらっていた方の中には、過去の治療にトラウマを抱えていたり、そもそも歯科クリニック独特の雰囲気が苦手だったりすることが多いです。 またこのような方が思い切って虫歯治療を開始した場合、精神的ストレスが大きくなり、治療を中断してしまうことがあります。 さらに選んだ歯科クリニックの歯科医師、従業員の対応が悪かったり、性格が合わなかったりする場合も、同様に治療をやめてしまいがちです。 虫歯治療を途中でやめるとどうなる? 冒頭でも少し触れた通り、虫歯治療を中断すると、かえって症状が悪化したり、治療期間が延びてしまったりする可能性があります。 また一度治療を中断した方は、そこから再び歯科クリニックに通い出す可能性が極めて低いです。 そのため、症状がどんどん悪化してしまい、最終的には歯がボロボロになってしまうことも考えられます。 ちなみに治療途中の虫歯は補綴も十分に行われていないため、虫歯などのトラブルが起こりやすいです。 まとめ 虫歯治療を中断するのは簡単ですが、再開するのは決して簡単ではありません。 また再開するとなると、前回行った治療はやり直しになる可能性が高いため、患者さんはさらに苦しむことになります。 治療を途中でやめないようにするには、初診時に歯科医師としっかりコミュニケーションを取り、治療計画についての理解を深めることが大切です。

2025.01.28

【鶴見・川崎の歯医者】歯周病が原因の口臭を放置するデメリット

歯周病の症状としてよく知られているのは、歯茎の腫れや出血です。 これらの症状が頻繁に見られる場合、歯周病を発症している可能性が高いです。 また歯周病に罹患すると、慢性的な口臭を発することも考えられます。 今回は、歯周病が原因の口臭を放置することのデメリットを中心に解説します。 歯周病から来る口臭の特徴 歯周病が原因で発生する口臭には、腐敗臭がするという大きな特徴があります。 こちらはさまざまな物質によって引き起こされるもので、具体的には硫化水素やメチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどが挙げられます。 硫化水素は腐った卵のような強い刺激臭があるもので、目や皮膚、粘膜などを刺激します。 メチルメルカプタンは、腐ったタマネギのようなニオイがあり、歯周病の進行を促進する働きも持っている成分です。 さらにジメチルサルファイドは、生ゴミもしくはキャベツが腐ったようなニオイが特徴で、海苔のニオイに例えられることもあります。 ちなみにこれらの歯周病から来る口臭のニオイについては、基本的に歯周病に罹患している方の口から四六時中出続けています。 ブラッシングをしたり、うがいをしたりすればある程度軽減されますが、それでもわずかな時間しか改善されません。 歯周病から来る口臭を放置するデメリット 歯周病によって強い口臭が出ているにもかかわらず、治療せずに放置していると、以下のようなデメリットにつながります。 ・周囲の人に迷惑をかける ・孤立する可能性がある ・歯を失う可能性がある ・口臭恐怖症になる可能性がある 各デメリットについて詳しく説明します。 周囲の人に迷惑をかける 歯周病が原因で発生する強い口臭は、歯周病にかかっている本人さえ良ければいいという問題ではありません。 口臭が出ているにもかかわらず放置すると、周囲の家族や友人、同僚などにも不快な思いをさせることになります。 また親しい関係の人物であれば、ある程度問題ないかもしれませんが、気を付けたいのは主に職場で起きるスメルハラスメントです。 スメルハラスメントはスメハラとも呼ばれるもので、ニオイに関して周囲の同僚などに不快感を与える行為です。 近年はセクハラやパワハラをはじめ、多様な種類のハラスメントが社会的に問題になっています。 その中で、悪臭に関連して、スメハラもハラスメントの一種として指摘されるようになりました。 スメハラの原因となるのは、口臭だけでなく体臭やタバコのニオイ、強烈な香水や柔軟性のニオイなどです。 つまり歯周病かつ喫煙をしている方などは、より職場の同僚に迷惑をかけやすくなるということです。 孤立する可能性がある 先ほどのスメルハラスメントの続きになりますが、歯周病から来る口臭を放置していると、周囲の方たちから孤立してしまう可能性があります。 こちらは口臭の問題が改善しない場合、友人や同僚が交流を避けるようになるからです。 たとえ性格に問題がなかったとしても、常に強い口臭が出ている相手と会話をしたり、一緒に食事をしたりするのは抵抗があります。 そのため、これまで交友関係があった方でも、徐々に友人や同僚との関係が希薄になることが考えられます。 またこのようなパターンでもっとも辛いのは、「口臭がするから嫌だ」とハッキリ伝えられるケースが少ないということです。 口臭はセンシティブな問題ですし、重篤な疾患によって引き起こされている可能性もあります。 このことから、周囲の方は明確に口臭を指摘することなく、徐々に離れていくケースが多くなっています。 歯を失う可能性がある 歯周病が原因の口臭を放置していると、最終的には歯を失ってしまう可能性があります。 なぜなら、口臭が出続けている間、歯周病の症状は進行し続けているからです。 歯周病の口臭は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間に溜まった細菌が分解されることで発生します。 また症状がさらに悪化すると、歯周ポケットから膿が出てしまい、膿の塊が破れるとさらに強烈な口臭を放つようになります。 口臭がこのような流れで悪化していくように、歯や歯茎の状態も悪化していき、最悪の場合歯の動揺や脱落につながります。 口臭恐怖症になる可能性がある いくらセンシティブとはいえ、歯周病から来る口臭を長期間放置し続けると、いずれは友人などから指摘されることもあります。 このとき、指摘されたことによって、口臭恐怖症になることも考えられます。 口臭恐怖症は、実際口臭が出ていないにもかかわらず、本人は口臭があると思い込んでしまう病気です。 一度発症すると、たとえ歯周病の症状が改善し、口臭がほとんどなくなったとしても、口臭を過剰に気にして対人関係や社会生活に支障をきたします。 まとめ 歯周病は静かなる病気と呼ばれるくらい、発症していることに気付きにくい疾患です。 また歯茎の腫れや出血などについては、適切なセルフケアをしていればある程度気付けますが、口臭は一切気付かない可能性が高いです。 強い刺激臭であっても、常にそのニオイを嗅いでいる本人は馴れてしまっているからです。 そのため、歯周病を少しでも早く発見・治療するために、歯科クリニックには定期的に通わなければいけません。

2025.01.27

【鶴見・川崎の歯医者】歯がないことによる発音への影響について

虫歯で歯がボロボロになった方、歯周病の症状が末期にまで進行した方は、ほとんどの天然歯を失ってしまう可能性があります。 また歯がなくなると、食事が摂りづらくなるだけでなく、発音も満足にできないようになります。 今回は、歯がないことによる発音への影響について解説します。 歯がないことによる発音への影響6選 天然歯のほとんどを失ってしまうと、以下のような発音への影響が出るようになります。 ・サ行が発音しにくくなる ・ラ行が発音しにくくなる ・バ行、パ行が発音しにくくなる ・歯茎音が発音しにくくなる ・全体的な滑舌が悪くなる ・コミュニケーションが取りづらくなる 各項目について詳しく説明します。 サ行が発音しにくくなる 歯がない方は、サ行の発音が以前より悪くなるケースが多いです。 特に前歯がほとんどない方は、サ行を発音するときに隙間から空気が漏れてしまい、正しい発音ができません。 具体的には、シュッという音がサ行に混ざり、他の音に聞こえてしまうことが考えられます。 ちなみにこのような現象は、前歯の中心にある中切歯だけでなく、側切歯や犬歯を失った場合でも起こり得ます。 ラ行が発音しにくくなる 奥歯を失ってしまった方に多く見られるのは、ラ行が発音しにくくなるという現象です。 こちらはサ行の発音が不明瞭になるのと同じで、発音する際に息が漏れてしまうことが原因です。 また奥歯がない場合、ラ行だけでなく“キ”や“シ”、“チ”なども発音しにくくなります。 具体的には、これらの音がすべて同じように聞こえることが多いです。 ちなみにキは“木”、シは“詩”、チは“血”など単体の言葉として伝えなければいけないことも多いため、発音しづらいと非常に苦労します。 バ行、パ行が発音しにくくなる バ行やパ行など、濁音・半濁音がある音についても、歯を失っている方は発音しづらくなります。 これらの音を出す際は、必ず上下の唇が触れることになります。 しかし歯がない場合、うまく唇を閉じることができず、隙間から音が漏れてしまうことがあります。 その結果、“ハ”や“ファ”など別の音として相手に届いてしまうことが考えられます。 歯茎音が発音しにくくなる ほとんどの歯を失ってしまった場合、歯茎音はすべて発音しにくくなる可能性が高いです。 歯茎音(しけいおん)は、名前の通り歯茎との関連性が深い音です。 歯茎から硬口蓋の粘膜と舌が接触することにより、こちらの音を出すことができます。 具体的には“タ”や“ダ”、“ナ”などが該当します。 歯がない方は、これまで歯があったときのように舌を歯茎に当てると、歯茎音をうまく発せられないことがあります。 なぜなら、舌を当てる部分には歯茎だけでなく、歯の裏側も含まれているからです。 つまり舌を当てる部分の一部が欠損していることから、これまで出していた音とは違う音になってしまうということです。 全体的な滑舌が悪くなる 歯の大部分を失うことにより、全体的に滑舌が悪化することも考えられます。 こちらは歯がないことが原因で、うまく舌を動かせなくなるからです。 すべて歯を失っていれば、逆に舌の障害となるものがないため、舌を動かすこと自体には特に問題が生じません。 しかし一部の天然歯だけ残っている場合、それらが傷害となって舌の動きを阻害します。 特に歯を失って歯並びが大幅に悪化した方は、舌の動かしにくさを感じやすく、滑舌も悪化しがちです。 コミュニケーションが取りづらくなる 歯を失ったことによって発音や滑舌が悪くなると、相手とのコミュニケーションが取りづらくなります。 例えば自身が伝えたい言葉とは違う言葉として伝わってしまったり、相手に何度も聞き返されたりすることが考えられます。 またこのような状況が続くと、会話の際に自信がなくなり、声が小さくなってさらにコミュニケーションには支障が出やすくなります。 最終的に人と会話をするのが億劫になり、自分から話しかけることをやめてしまったり、話しかけられても冷たい態度で接してしまったりする可能性があります。 入れ歯を装着してもすぐ発音は良くならない 歯がない方が入れ歯を装着したとしても、すぐに発音が良くなるとは限りません。 入れ歯を装着したばかりの頃は、その状態に慣れていないことから、装着前と同じように発音に影響が出る可能性が高いです。 また分厚い入れ歯を装着している場合や、入れ歯と天然歯との間に不要な隙間がある場合も、発音はしづらくなります。 逆にセラミックなどのクラウンで歯を失った部分をカバーすれば、歯がない状態よりは発音が良くなる可能性が高いです。 まとめ 歯を失うことでデメリットはたくさん生まれますが、メリットは何一つとしてありません。 食事はしにくい上に発音も不明瞭になるため、通常通りの生活を送ることは非常に難しいと言えます。 また虫歯や歯周病の悪化は、歯の欠損など口内トラブルだけでなく、全身疾患にもつながるおそれがあります。 そのため、治療が億劫であっても、なるべく早いタイミングで歯科クリニックを訪れなければいけません。

2025.01.25

【鶴見・川崎の歯医者】前歯をすべて失うことのデメリットとは?

歯に違和感や痛みがあるにもかかわらず、歯科治療への恐怖や通院の面倒臭さを感じ、放置している方は少なくありません。 またこのような状態が続くと、虫歯が重度にまで進行し、いずれ多くの歯を失ってしまいます。 今回は、前歯をすべて失うことのデメリットについて解説します。 前歯の概要 前歯と聞くと、上下の中心にある計4本の歯をイメージする方も多いかと思いますが、実際はそうではありません。 前歯は、正面から左右の犬歯までの6本を指すため、正確には上下合わせて12本あります。 また前歯の名称については前から1番目が中切歯、2番目が側切歯、3番目を犬歯といいます。 犬歯は八重歯と呼ばれることもありますが、八重歯は歯列の外に犬歯がはみ出てしまっている場合であるため、正常な歯並びのものはすべて犬歯と呼ぶのが正解です。 前歯は数ある歯の中でも、非常に多くの役割を担っています。 そのため、すべて失うとなると日常生活に多大な影響が出ることが考えられます。 前歯をすべて失うデメリット6選 虫歯の放置によって前歯をすべて失ってしまった場合、以下のようなデメリットが生じます。 ・大きく口を開けられない ・食事がしづらい ・発音がしづらい ・噛み合わせが悪くなる ・顔の輪郭が変化する ・シワやたるみが増える 各デメリットについて詳しく説明します。 大きく口を開けられない 前歯をすべて失うと、口を大きく開けて話したり、食事をしたりすることが難しくなります。 なぜなら、多くの方は前歯がない状態を人に見られたくないと感じるからです。 前歯は人の第一印象を決めると言われているほど、歯の中でも大事な部分です。 またキレイに並んだ歯は爽やかな印象を与えますが、逆に前歯が1本もない場合、不潔あるいは自己管理ができないというイメージを与えかねません。 そのため、前歯をすべて失った方はコンプレックスを抱き、徐々に外部とのコミュニケーションも遮断しがちになります。 食事がしづらい 前歯をすべて失った場合、食事におけるデメリットも生じます。 正面から見るとあまりわかりませんが、実は前歯はスコップのような形状をしています。 そのため、食べ物を切り裂くのに適しています。 また前歯のうち側切歯は、食べ物を切り分ける役割もありますが、前歯が1本もなければこれらの機能はすべて失われます。 ちなみに、本来前歯で行うべき食事の動作を他の歯で行う場合、不便さを感じたり一部の歯ばかりに負担が集中したりすることが考えられます。 発音がしづらい 前歯をすべて失うことのデメリットとしては、発音がしづらくなることも挙げられます。 具体的には、サ行やバ行、パ行などの発音が不明瞭になりやすいです。 サ行は歯の間から空気を押し出すようにして発音しますが、前歯がないと通常よりも空気が漏れやすくなります。 そのため、サ行に“シュッ”という音が混ざりやすくなり、相手は聞き取りにくくなります。 またバ行やパ行については、発音の際必ず上下の唇をくっつけなければいけませんが、前歯がないと正確に唇を閉じられません。 このことから、ハ行など別の音と聞き間違えられることが考えられます。 噛み合わせが悪くなる 虫歯で前歯をすべて失った状態が続くと、次第に噛み合わせは悪くなっていきます。 こちらは前歯が抜けたことにより、本来使わない歯を使用するようになることが主な理由です。 また欠けていない歯だけで咀嚼することから、顎の筋肉にかかる負荷が偏り、噛み合わせが悪化することも考えられます。 ちなみに噛み合わせが悪くなった場合、食事への影響が出るだけでなく、肩こりや頭痛など全身症状につながる可能性もあります。 さらに顎関節症や消化器疾患、認知症などの疾病リスクも高まります。 顔の輪郭が変化する 前歯をすべて失ったことにより、顔の輪郭が変化してしまう可能性があります。 こちらは、歯の喪失によって顎の骨が吸収され、口元が凹んだり頬がこけたりするからです。 またこのような輪郭の変化は、みすぼらしい顔貌をつくり上げてしまう原因になります。 そのため、顔を見た方には「体調が悪そう」「元気がない」といったイメージを抱かれやすくなります。 シワやたるみが増える シワやたるみが増えたり、ほうれい線が深くなったりすることも、前歯をすべて失うことによって生じる弊害です。 前歯がすべてなくなると、口の内部のハリが失われ、歯を支えていた骨が痩せてきます。 これにより、今まで張っていた皮膚が収縮してシワやたるみ、ほうれい線が多く見られるようになります。 またシワやたるみが増えれば、実年齢よりも老けて見られる可能性が高くなります。 まとめ 前歯をすべて失うまでの間には、強烈な痛みを伴う期間もあります。 そのため、すべて失うまでに歯科クリニックを訪れる方がほとんどかと思います。 しかし冒頭でも少し触れたように、患者さんの中には意地でも通院しないというような方もいます。 痛みに耐えたところで、待っている未来は治療しかありませんので、早めに決断することをおすすめします。

2025.01.24

【鶴見・川崎の歯医者】銀歯の寿命はなぜ短いのか?

これまで虫歯治療を受けたことがある方は、保険が適用される入れ歯を装着した経験もあるかと思います。 しかし、銀歯は他の補綴物と比べて寿命が短く、寿命が訪れたものについては速やかに交換しなければいけません。 今回は、なぜ銀歯の寿命が短いのかを中心に解説します。 銀歯の一般的な寿命 銀歯は一般的に、装着してから5~7年程度問題なく使用できるケースが多いです。 もちろんより長く使用できるケースもありますが、それでも他の補綴物に比べて寿命は短いと言えます。 例えば自由診療のセラミックは、平均10~15年使用することが可能です。 適切なケアをすれば、銀歯の倍以上の20年ほど使用できることもあります。 そのため、銀歯の方が治療費は安いですが、コストパフォーマンスで言うとお世辞にも優れているとは言えません。 銀歯の寿命が短い理由4選 他の補綴物より銀歯の寿命が短い理由としては、主に以下のことが挙げられます。 ・素材が劣化しやすい ・セメントが劣化しやすい ・二次虫歯になりやすい ・治療の制約が多い 各項目について詳しく説明します。 素材が劣化しやすい 銀歯は安価な分、素材自体が劣化しやすいため、寿命がそれほど長くありません。 銀歯は金属でつくられていて、口内に滞在している期間が長ければ長いほど、少しずつ溶け出していきます。 そのため、形が変形するなどして劣化していきます。 また形が変形した銀歯は、徐々に患者さんの歯に合わなくなってしまい、噛み合わせの悪化や破損のリスクなどにつながってしまいます。 実際これらの問題が起きてからでは、その後の対処が複雑になってしまうため、普段から歯科クリニックに通い、なるべく早い段階で修正することが求められます。 セメントが劣化しやすい 銀歯を歯に装着する際は、専用のセメントが使用されますが、こちらも時間が経つにつれて徐々に劣化していきます。 またセメントも決して高品質のものとは言えないため、どうしても銀歯は寿命が短くなります。 ちなみにセメントの劣化によって銀歯が外れてしまった場合、特に虫歯などを発症していなければ、そのままつけ直すことも不可能ではありません。 しかしセメントの部分を修正しないと、隙間が空いた部分に菌が入り込み、虫歯のリスクが高まります。 二次虫歯になりやすい 銀歯は歯との間に隙間や段差がでやすいため、二次虫歯を発症しやすいです。 二次虫歯は、文字通り通常の虫歯を治療した部分の下で再び発症する虫歯です。 通常の虫歯と違って患部を視認しづらく、症状が悪化するまでなかなか気付けないのが特徴です。 また銀歯の下で二次虫歯を発症した場合は、その部分を削り取って新しい詰め物をつくらなければいけません。 歯を大きく削らなければいけない場合は、詰め物ではなく被せ物になります。 さらに歯を削る際の痛みが強い場合、神経を除去する治療が必要になり、通院回数が増えて治療期間も長くなります。 治療の制約が多い 治療の制約が多いことも、銀歯の寿命が短い理由の一つです。 こちらは銀歯だけに限ったことではありませんが、保険診療の補綴物については、使用できる素材や治療の内容などが限定されています。 そのため、どうしても自由診療と比べると質が低下してしまい、寿命も短くなります。 一方自由診療のセラミックなどは使用可能な素材や器具、薬剤などが豊富であり、1回の治療でも十分な治療時間を確保できます。 このことから、高品質でトラブルが起こりにくく、寿命も長い補綴物を完成させられます。 寿命が訪れた銀歯を放置するとどうなる? すでに劣化が激しく、寿命が訪れた銀歯をそのままにしていると、虫歯のリスクが高まります。 銀歯が擦り減ったり錆びたりすると、歯と銀歯の間に隙間が生まれ、知らず知らずのうちに虫歯菌が入り込んでしまうおそれがあります。 ただでさえ二次虫歯になりやすい銀歯ですから、劣化した場合は早急に歯科クリニックに相談しなければいけません。 また劣化した銀歯の隙間にプラークが形成されると、歯周病や口臭にもつながります。 歯茎の腫れや出血が目立つ方、口臭を指摘されたことがある方などは、劣化した銀歯が原因かもしれません。 さらに寿命を迎えた銀歯を長い間使用していると、歯茎が黒ずむリスクも高まります。 こちらは、銀歯が劣化したことで生じた金属イオンが歯茎に沈着したもので、メタルタトゥーと呼ばれます。 メタルタトゥーは、口元の審美性を損なうだけでなく、金属アレルギーを発症するリスクも高まります。 ちなみに、メタルタトゥーは文字通りタトゥーと同じように、自然に消えることはありません。 レーザー治療などで除去するとともに、金属を使用しない素材に交換する必要があります。 まとめ 少しでも費用を抑えながら虫歯治療を受けたいという方にとって、銀歯はうってつけの補綴物だと言えます。 しかし治療後のトラブルを防ぎたい方や、コストパフォーマンスを重視したい方は、自由診療のセラミックを選びましょう。 虫歯治療は安く終わらせることではなく、今後の二次虫歯やその他の歯、歯茎の問題を防ぐことを強く意識しなければいけません。

2025.01.23
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