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2024.10.17

【川崎の歯医者】妊娠中のインプラント治療について

妊娠した女性は、今までと変わってしまうことも多くデリケートになる時期なので、今まで気にしていなかったことも気になると思います。

歯を失った状態で妊娠したときは、インプラント治療を受けることができるのかというのも気になる人がいるでしょう。

妊娠中のインプラント治療は可能かどうか、解説します。

妊娠中のインプラント治療

妊娠中は非常にデリケートなので、普段ならできることでもできなくなることが多いのですが、インプラント治療を受けることはできるのでしょうか?

結論から言ってしまうと、妊娠中にインプラント治療を受けるのはおすすめできないため、出産後に落ち着いてから治療を受けてください

歯科医院で治療を受ける際は倒れる椅子に座り、仰向けになって治療を受けることになるというのは誰もが知っているでしょう。

仰向けになるというのは通常なら特に問題のない姿勢ですが、妊婦の場合はお腹が大きくなっていると内臓にお腹の赤ちゃんの重みがのしかかります。

長時間仰向けのままでいると、血流が悪くなってしまい吐き気を催すことも少なくないのです。

インプラント治療は、虫歯の治療と比べて長い時間がかかるため、妊娠中に治療を受けると苦しい思いをすることになり、お腹の赤ちゃんにも悪影響があるかもしれません。

また、治療を受ける際は神経や顎の骨、血管などを把握するためにレントゲン撮影やCT画像の撮影なども行う必要があるのですが、撮影の際は微量ですが放射線が出るのです。

放射線は200mSV以上の被ばく量で影響が出るといわれていて、レントゲンは0.06mSvの被ばく量しかないため、ほぼ影響はありません。

しかし、妊娠中はわずかな放射線でも不安になってしまうという人もいるため、なるべくレントゲンやCT撮影は避けた方が良いでしょう。

ちなみに、レントゲンよりもCTの方が放射線は多いといわれているものの、わずかな差しかないためあまり違いはありません。

インプラント治療では麻酔も使用するのですが、虫歯の治療と比べると使用する量は多くなってしまうでしょう。

虫歯の治療で使用する量の麻酔は妊娠中でも母子ともに影響はないといわれているのですが、大量に使用する場合は大丈夫か不安になってしまうかもしれません。

量が増えると、影響もやはり大きくなってしまうため、安心して使用できるとは言い難いでしょう。

また、インプラント治療では歯茎に穴を開けたり切開したりするため、痛み止めを服用したり抗生物質で細菌感染を防いだりすることになります。

痛み止めや抗生物質も、麻酔と同じく胎児には影響がないといわれてはいるものの、全くリスクがないというわけではないのです。

インプラントを埋入してから、歯槽骨と結合して固定されたら上部構造を被せることになるため、治療には手術が終わってからも半年から1年ほどかかります。

治療を終える前での間は定期的に歯科医院へと通う必要があり、場合によっては出産までに終わらない可能性もあるでしょう。

出産した後も忙しいため、なかなか通院することができなくなる人も多く、体調も崩しやすくなっています。

安定して通院することができるようになることを考えると、出産して落ち着いてから治療を受けた方が良いでしょう。

また、インプラント体を埋入するための外科手術には出血が伴うため、早産の原因になってしまうこともあります。

妊娠して悪阻が起こっているときは、口の中に物を入れるのが辛く気持ち悪くなることがあるので、歯磨きもあまりできないこともあるでしょう。

インプラント治療では、口内を清潔に保つ必要もあるのですが、悪阻が起こっている間は難しいと思われます。

妊娠中にインプラント治療を受けることには多くのリスクがあるため、あまりお勧めすることはできないのです。

妊娠しているとわかったときは、無事に出産することを優先してインプラント治療は後回しにするべきでしょう。

治療を始めてから妊娠がわかった場合

インプラント治療はすぐには終わらず、年単位で治療をすることもあるため、治療中に妊娠が発覚するかもしれません。

治療を始めてから妊娠していることがわかった場合は、まず歯科医に妊娠していることを伝えることが重要です。

産婦人科の医師にも、インプラント治療を受けていることを伝えて、どうすればいいかを話し合ってください。

治療がどこまで進んでいるかで対処方法も異なるのですが、治療を進めるのが困難と判断された場合は中断することもあるでしょう。

治療を中断した場合は、しばらく歯がない状態が続くため、歯が動いてしまうことが気になるかもしれません。

中断する場合は仮歯を入れて対応することになるため、歯が動くのを防いで見た目もカバーすることができるでしょう。

治療を中断することになった場合は、口内を清潔に保つことを第一に考えて、すぐにでも再開できるようにしておきましょう。

中断することになると不安になってしまうかもしれませんが、まずは出産することに集中して、無理をしないようにすることが大切です。

まとめ

妊娠中の女性の体は、非常にデリケートなので、今までできていたことができなくなるかもしれません。

インプラント治療も、妊娠中に受けると様々なリスクがあるため、避けた方が良いのです。

妊娠中にインプラント治療を受けた場合は、胎児の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

また、治療中に妊娠したことがわかった場合は、歯科医と産婦人科医に相談してください。

まずは、無事に出産することを第一に考えるべきです。

この記事を監修した人

ふたば歯科クリニック 理事長 大木 烈

ふたば歯科クリニック 川崎本院 
理事長 大木 烈

昭和大学歯学部卒業後、昭和大学附属病院での臨床研修を経て歯科医師としてのキャリアをスタート。現在は医療法人社団雙葉会ふたば歯科クリニックの理事長として、医院を統括する。
インプラント治療においては国際インプラント学会専門医の資格を持ち、米インディアナ大学インプラント科客員講師として海外での学術活動にも従事。矯正・補綴など多岐にわたる分野の認定資格を有し、さらに歯学博士の学位を取得するなど、臨床・研究の両面で高い専門性を発揮している。また、厚生労働省認定の臨床研修医指導医として後進の育成にも力を入れており、昭和大学歯科病院および歯学部解剖学教室にも所属し、大学との連携も継続している。
患者一人ひとりに最善の医療を届けるため、年中無休・通し診療という体制を実践。「患者様の生活の質の向上を使命とする」という姿勢のもと、予防から高度な専門治療まで幅広く対応している。

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