【川崎の歯医者・予防歯科】ビタミンAの虫歯予防効果と豊富な食材について
虫歯予防を行うにあたって、食生活を改善するのはとても重要です。 また食生活の改善では、食事内容を健康的なものに変えるだけでなく、摂取する栄養素についても意識すべきです。 今回は、ビタミンAが持つ虫歯予防効果と、ビタミンAが多く含まれる食材について解説します。 ビタミンAが持つ虫歯予防効果4選 油脂に溶けやすい脂溶性ビタミンの一種であるビタミンAには、以下のような虫歯予防効果が期待できます。 ・エナメル質の強化 ・口内の健康維持 ・歯茎の健康維持 ・抗酸化作用 各項目について詳しく説明します。 エナメル質の強化 ビタミンAを積極的に摂取することにより、歯の表面にあるエナメル質の強化が期待できます。 具体的には、エナメル質の形成をサポートし、より一層強くしてくれます。 これは、歯が虫歯菌の攻撃に対し抵抗力を高めることを表しています。 エナメル質が弱ければ、虫歯はすぐにその内側の象牙質にまで達してしまい、中程度にまで進行します。 口内の健康維持 口内の健康維持につながることも、ビタミンAが持つ虫歯予防効果の一つです。 ビタミンAには、唾液の分泌量を増加させる働きがあります。 唾液は単純に口内を潤すだけでなく、食べカスなどを洗い流す自浄作用、殺菌作用を持っているものです。 そのため、分泌量が増えれば虫歯の原因物質や細菌の増殖を抑えることができます。 歯茎の健康維持 ビタミンAには、歯だけでなく歯茎の健康維持作用もあります。 歯茎の炎症を抑えることにより、歯周病予防につながるだけでなく、歯をしっかり支える力を維持するのに役立ちます。 抗酸化作用 ビタミンAには、各組織におけるタンパク質と結合して口内を保護し、組織を健康に保つ抗酸化作用があります。 ちなみに同じビタミンでいうと、ビタミンCも強い抗酸化作用があることで知られています。 つまりビタミンA、Cをあわせて摂取することで、より高い抗酸化作用が期待できるようになるということです。 ビタミンAが多く含まれる食材6選 ビタミンAが豊富な食材は、肉類や野菜類、魚類などさまざまなカテゴリに存在します。 特に以下のような食べ物は、虫歯予防としてビタミンAを摂取したい場合におすすめです。 ・レバー ・銀ダラ ・うなぎ ・ニンジン ・ほうれん草 ・カボチャ 各項目について詳しく説明します。 レバー レバーは栄養が豊富な食材の一つであり、虫歯予防に効果的なビタミンAが豊富に含まれていることでも知られています。 ここでいうレバーには、牛・豚・鶏のレバーがすべて含まれています。 レバーはビタミンAの含有量が多い動物性食品の代表格で、さまざまな調理法で食べることができます。 またレバー独特の味が苦手という方も多いですが、鶏レバーは比較的癖が少なく、安価なためおすすめです。 銀ダラ 銀ダラは、脂の乗った身がやわらかい高級魚です。 スズキ目ギンダラ科で、名前に反してタラの仲間ではありません。 銀ダラはビタミンAだけでなく、オメガ3系脂肪酸やタンパク質なども豊富に含んでいます。 そのため、虫歯予防につながるだけでなく、脂肪燃焼の促進や生活習慣病予防の効果も期待できます。 うなぎ 魚類でいうと、うなぎもビタミンAが多く含まれることで知られています。 そのため、口内を含む皮膚や粘膜を健康に保ち、疲労回復にも役立ちます。 また炭水化物の代謝を助けるビタミンB群や、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすDHA・EPA、美肌効果が期待できるコラーゲンも含んでいます。 ニンジン 野菜の中でビタミンAが豊富な食材といえば、やはりニンジンが該当します。 厳密には、ニンジンに含まれるβ-カロテンが、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。 またニンジンは、体内の塩分や水分のバランスを保ち、むくみや高血圧の改善に役立つカリウム、腸内環境を整える食物繊維も豊富です。 ほうれん草 ほうれん草も、ビタミンAをはじめとする栄養素が豊富な野菜の一つです。 ほうれん草にはビタミンA・C・Eなどが含まれているため、強い抗酸化作用を発揮し、虫歯予防に役立ちます。 また赤血球の生成に関与し、貧血予防に効果を発揮する鉄や葉酸、便秘解消や免疫力の向上に寄与する食物繊維などを含んでいるのも特徴です。 かぼちゃ カボチャは、ニンジン同様ビタミンAに変換されるβ-カロテンが豊富に含まれる野菜です。 またビタミンEの持つ作用により、細胞の老化を防止し、生活習慣病の予防にも役立ちます。 ちなみに、かぼちゃは自然な甘みを持つ野菜であり、火を通すとさらに甘みが強くなります。 そのため、砂糖を控えたお菓子などをつくる食材としても優秀です。 まとめ ビタミンAを摂取することで、虫歯に強い歯や口内環境をつくることができます。 ただし、他の栄養素もバランス良く摂取しなければ、そこまで劇的に虫歯予防効果がアップすることはありません。 もちろん、どれだけ食生活に気をつけていても、自宅でのブラッシングや定期検診などを怠けるのはNGです。 あらゆる角度からアプローチして初めて、虫歯を予防するための体制が出来上がります。
2025.11.06