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【鶴見・川崎の歯医者】歯磨き粉の使い方におけるよくある間違い

虫歯予防を行う際に使用するものはさまざまですが、やはりメインとなるのは、歯ブラシや歯磨き粉などのデンタルケア製品です。 しかし、これらのアイテムの使い方を間違っていると、十分な虫歯予防効果は得られなくなります。 今回は、歯磨き粉の使い方におけるよくある間違いについて解説します。 歯磨き粉の使い方におけるよくある間違い5選 正しくブラッシングをしているつもりでも、歯磨き粉の使い方において以下のような間違いをしている方は多いため、注意してください。 ・ブラッシング後にうがいをしすぎる ・歯磨き粉をつけすぎる ・研磨剤が入った歯磨き粉を長期使用する ・発泡剤が入った歯磨き粉に依存する ・就寝前のブラッシング後に飲食をする 各項目について詳しく説明します。 ブラッシング後にうがいをしすぎる 歯磨き粉の使い方としてもっとも多い間違いとしては、まずブラッシング後に時間をかけてうがいを行い、歯磨き粉を完全に洗い流すという行動です。 多くの歯磨き粉に含まれるフッ素は、虫歯を予防するにあたって重要な成分です。 具体的には歯の再石灰化を促進したり、虫歯菌の活動を弱めたりしてくれます。 しかし、ブラッシング後に大量の水で何度も口をすすぐと、フッ素が口内にとどまる時間が短くなり、その効果は半減します。 そのため、ブラッシング後は10~15ml程度の少量の水で、1回だけ軽くすすぐのが理想的です。 歯磨き粉をつけすぎる ブラッシングの際、歯ブラシに歯磨き粉をつけすぎるというのもよくある間違いです。 歯磨き粉のつける量を多くすればするほど、虫歯予防効果が高まると考えている方は多いですが、実際はそうではありません。 歯磨き粉をつけすぎると、泡立ちが良くなりすぎてしまい、隅々まで磨けていないにも関わらず磨けた気になります。 つまり、不十分なブラッシングを助長してしまうということです。 成人の場合、歯ブラシの毛先につける歯磨き粉の量は1.5~2cm程度です。 子どもの場合は年齢に応じ、米粒からグリーンピース程度の量が目安と覚えておきましょう。 研磨剤が入った歯磨き粉を長期使用する 歯磨き粉の中には、研磨剤が含まれているものもあります。 こちらは歯の表面の汚れや着色を落とす効果がありますが、研磨剤が含まれた歯磨き粉を長期使用することも、虫歯予防の観点からいうと間違っています。 強すぎる研磨作用のある歯磨き粉を長期間使いすぎると、歯の表面のエナメル質が削れて薄くなってしまうことがあります。 またエナメル質が薄くなると、冷たいものがしみるなどの知覚過敏を引き起こす可能性があります。 さらに、研磨剤によって歯の表面に細かいキズがつくと、かえって着色汚れやプラークが付着しやすくなることも考えられます。 プラークが付着しやすいということは、当然虫歯のリスクも高まるということになります。 ちなみに、海外製の歯磨き粉には、ホワイトニング効果を高める目的で研磨剤が多く使用されているものがよく見られます。 発泡剤が入った歯磨き粉に依存する 発泡剤は、歯磨き粉を口内で泡立てるためのものですが、発泡剤が多く含まれる歯磨き粉に依存するのは良くありません。 確かに、ブラッシングの際の泡立ちが良ければ、口内の爽快感を得られます。 しかし、泡が多すぎる製品を使用すると、かえって丁寧に磨くことの妨げになることもあります。 いわば、歯磨き粉を多くつけすぎた場合と同じような状況になるということです。 また発泡剤の一種であるラウリル硫酸ナトリウムは浸透しやすく、口内の粘膜を刺激して口内炎につながることがあります。 さらに、舌の味蕾に影響を与え、ブラッシング後に食べ物の味が変わってしまうことも考えられます。 もちろん、発泡剤が危険な成分というわけではありませんが、虫歯予防を意識したブラッシングにおいて、発泡剤はそこまで重要なものではありません。 あくまで、しっかり汚れが落とせる歯磨き粉を選ぶことが大切です。 就寝前のブラッシング後に飲食をする 就寝前に歯磨き粉を使用してブラッシングを丁寧に行えば、就寝前に少しくらい飲食をしても良いと考える方がいますが、こちらも正しくありません。 就寝前のブラッシングは、就寝中の唾液分泌量が減る時間帯の虫歯リスクを減らすためにはとても重要です。 しかしフッ素入りの歯磨き粉を使用した後に飲食をすると、フッ素が洗い流されてしまいます。 そのため、ブラッシング後は基本的に水分以外何も口にしてはいけません。 また就寝前のブラッシング後は、そのまますぐに就寝するのも控えるべきです。 ブラッシング後、最低30分程度飲食を控えることで、フッ素の効果を最大限に生かすことができます。 まとめ 歯ブラシの使い方や選び方などについては、比較的意識している方も多いです。 しかし歯磨き粉については、そこまで意識していないというケースも多く見られます。 ブラッシングのメインは確かに歯ブラシですが、基本的に歯ブラシは歯磨き粉とセットで使用するものです。 そのため、どちらも最適なものを選ぶことが、徹底した虫歯予防への近道だと言えます。

2025.10.22

【鶴見・川崎の歯医者】就寝前の飲食を控えるための対策について

虫歯を予防するにあたっては、食事の内容を考慮するだけでなく、食事を摂るタイミングも重要になってきます。 また夜寝る直前に食事を摂ってしまうと、虫歯のリスクが高まるため、注意しなければいけません。 今回は、就寝前の飲食を控えるための主な対策について解説します。 就寝前の飲食が虫歯につながる理由 就寝する直前は、すでに夜のブラッシングを済ませている状態です。 そのため、このタイミングで飲食をすると、当然口内には食べカスやプラークが残りやすくなります。 また就寝中は唾液の分泌量が減少し、口内を洗い流してくれる自浄作用が低下します。 つまり、寝ている間は食べカスやプラークが口内に残ったままになるため、虫歯のリスクが高まるということです。 就寝前の飲食を控えるための対策7選 就寝直前の飲食を控えるための対策としては、主に以下のことが挙げられます。 ・夕食をしっかり取る ・ゆっくり食べる ・生活リズムを整える ・水分をこまめに摂る ・温かい飲み物を飲む ・ガムを噛む ・気分転換をする 各項目について詳しく説明します。 夕食をしっかり取る 寝る直前の飲食を控えるためには、まず夕食をしっかり取ることが大切です。 就寝前最後の食事は夕食になることがほとんどのため、このタイミングである程度お腹を満たしておくことが大切です。 また夕食では炭水化物だけでなく、タンパク質や野菜をバランス良く食べることが大切です。 もちろん、夕食後にはなるべく早くブラッシングを行い、もう何も食べない状況をつくっておくことが重要です。 ブラッシングによって口内がスッキリすると、必然的に食欲は減退します。 ゆっくり食べる 就寝前の飲食を控えるには、夕食をゆっくり食べることも大切です。 よく噛んで食べることにより、唾液の分泌量が増え、口内が洗い流されやすくなります。 夕食後はブラッシングを行いますが、食事の段階で食べカスやプラークが残りにくい環境をつくっておくことが大切です。 生活リズムを整える 生活リズムを整えることも、就寝前の飲食、虫歯を予防するためのポイントです。 具体的には食事時間や睡眠時間を規則正しくすることにより、食欲の乱れを防ぎます。 また先ほど夕食に関することを解説しましたが、就寝前の飲食を防ぐには朝食や昼食についても意識すべきです。 1日の始まりに朝食を欠かさず摂ることで、身体のリズムが整い、夜間の空腹感を防ぎます。 朝食としては卵料理やヨーグルト、全粒粉パンなどがおすすめです。 さらに昼食については、鶏むね肉や豆腐、玄米や野菜などを中心とした低GIの食事を摂ることで、満腹感が持続しやすくなります。 水分をこまめに摂る 就寝前に飲食をしてしまいがちな方は、こまめに水分を摂ることも意識しましょう。 人の脳には、喉の渇きを感知する中枢と、空腹を感知する中枢があります。 これらは極めて近い位置にあるため、たまに喉の渇きを空腹と勘違いすることがあります。 そのため、就寝前に空腹でどうしようもないという状況でも、コップ1杯の水を飲めば食欲が収まることがあります。 ちなみに、夕食後のブラッシングから就寝するまでの間に何も飲まないと、口内は乾燥してしまいます。 就寝中はさらに乾燥するため、寝る前に水分補給をするのはとても大切なことです。 温かい飲み物を飲む 温かい飲み物を飲むことも、就寝前の飲食を控えるための対策です。 飲み物は就寝前の口内の乾きを防ぐという話をしましたが、温かい飲み物は身体を温め、リラックスする効果があります。 そのため、空腹感を紛らわせるのに役立ちます。 またここでいう温かい飲み物とは、白湯や砂糖不使用のハーブティーなどを指しています。 砂糖が入ったコーヒーなどは虫歯のリスクを高めるため、避けるようにしましょう。 ガムを噛む 就寝前にどうしても空腹が我慢できない場合は、ガムを噛むことをおすすめします。 ガムを咀嚼することで、唾液の分泌量は増加しますし、一時的に空腹感も和らぎます。 またこのとき摂取するガムは、キシリトール配合で砂糖不使用のものが望ましいです。 キシリトール配合のガムであれば、唾液の分泌量を増やすだけでなく、歯の再石灰化を促したり、虫歯菌の活動を弱めたりする効果も期待できます。 気分転換をする 就寝前の飲食を控えるには、気分転換をすることも大切です。 例えばストレッチをしたり、音楽を聴いたりすることにより、食べること以外に意識が行き、空腹感が紛れることがあります。 ただしあまりに激しく身体を動かすと、眠れなくなったり身体が水分を失って口内が乾きやすくなったりするため、注意してください。 まとめ 就寝前の飲食は虫歯につながるだけでなく、肥満や生活習慣の乱れなどのリスクも高めます。 そのため、1日3食の食事を充実させ、就寝前は何も口にしないことが望ましいです。 またどうしても空腹に耐えきれないというのであれば、水を飲んだり、別のことに意識を向けたりして対応しましょう。 どれだけ丁寧にブラッシングをしていても、寝る直前に食べてしまっては意味がありません。

2025.10.21

【川崎の歯医者・予防歯科】ブラッシングをしなくなってしまう原因は?

虫歯を予防するにあたって、絶対に怠ってはいけない習慣がブラッシングです。 虫歯菌は歯や歯茎に付着したプラークに潜んでいるため、こちらを除去しないことには常に虫歯のリスクにさらされてしまいます。 しかし、中にはあるタイミングからブラッシングをしなくなってしまう方もいます。 今回はこちらの原因を解説します。 ブラッシングをしなくなってしまう原因5選 ブラッシングを一切しなくなってしまう主な原因としては、以下のことが挙げられます。 ・習慣や環境による原因 ・身体的な原因 ・精神的な原因 ・高齢化 各項目について詳しく説明します。 習慣や環境による原因 毎日仕事や育児などで多忙な生活を送っている方は、ブラッシングが後回しになったり、時間がなくてブラッシングをやめてしまったりしがちです。 また小さい頃から正しいブラッシングの習慣が身についていない場合、大人になってから面倒に感じてしまうことがあります。 ブラッシングが全身の健康に与える影響について深く理解していない場合も、優先順位は低くなります。 さらに歯科クリニックで嫌な思いをすると、それがトラウマになり、ブラッシングに不安や抵抗を感じることがあります。 このような症状は歯科恐怖症とも呼ばれ、大人になってから症状が出ることも十分に考えられます。 身体的な原因 身体的な原因により、ブラッシングをしなくなってしまうというケースもあります。 例えば嘔吐反射がある方は、歯ブラシが喉の奥に触れると吐き気を催すため、それを避けるためにブラッシングから遠ざかってしまいがちです。 また歯周病や知覚過敏、あるいは歯ブラシの刺激が不快なことから、ブラッシングをしなくなることもあります。 さらに歯磨き粉に含まれるメンソールの刺激などに対して過敏になっている場合も、なかなか十分なブラッシングを行うことはできません。 ちなみに一部の抗うつ剤には、口の乾きを引き起こし、口内環境を悪化させる副作用を持つものがあります。 こちら服用している方は、ブラッシングへの意欲を失ってしまうことがあります。 精神的な原因 精神的な原因も、ある日ブラッシングをしなくなってしまう原因として挙げられます。 ここでいう精神的な原因には、うつ病や不安障害、エグゼクティブ・ディスファンクションなどが挙げられます。 うつ病や不安障害を患っている方は、意欲の低下や集中力の欠如が見られやすく、ブラッシングを含むセルフケアも怠ってしまうことがあります。 またエグゼクティブ・ディスファンクションは、思想・感情・行動を管理する認知プロセスに障害が生じている状態です。 この状態は独立した診断名ではありませんが、注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム症などの神経発達症に伴う症状として現れることがあります。 エグゼクティブ・ディスファンクションの方は、計画・整理・意思決定といった認知機能に問題があるため、ブラッシングのような日常的な習慣が難しくなります。 高齢化 単純に高齢化することでも、継続的なブラッシングが難しくなることがあります。 例えば高齢化に伴って認知症になってしまった方は、ブラッシングという行為自体を忘れてしまったり、歯ブラシが何に使うものかわからなくなったりすることがあります。 このような状態で、適切なブラッシングを行うのはほぼ不可能に近いです。 また高齢化によって身体が不自由になってしまった方の中には、介護を受けている方もいるかと思います。 このとき、介護者が急いでブラッシングをしようとすることで不快な経験となり、その後ブラッシングを拒否してしまうことも考えられます。 ちなみに、高齢の方は握力が弱まったり嚥下機能が低下したりすることにより、ブラッシングの難易度が上がることも考えられます。 もちろん体力も落ちるため、疲れやすいブラッシングをやめようとする方も少なくありません。 ブラッシングをしなくなるとどうなる? ブラッシングを一切しなくなると、歯に付着したプラークに潜む虫歯菌は、糖分を栄養にして酸をつくり出します。 この酸が歯の表面を溶かし、虫歯が進行します。 進行度合いによっては冷たいものがしみる、激しい痛みを伴う、最終的には歯が崩壊するという深刻な状態に至ります。 また虫歯だけでなく、同様に歯周病も進行します。 歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け始め、最終的には歯を失うことになります。 さらに口内に繁殖した細菌が、食べカスを分解する際に不快なニオイを発したり、全身の健康リスクが著しく高まったりします。 ここでいう健康リスクとは、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎などのリスクを指しています。 まとめ ブラッシングをしなくなるということは、虫歯や歯周病を防ぐのを諦めることだと言っても過言ではありません。 もちろん、本人がしたくてもできないというケースもありますが、その場合はできる限りブラッシングができる状態に持っていく努力をしましょう。 もし単純にブラッシングという習慣を避けているだけの方がいれば、今すぐにでも考えを改めてください。

2025.10.20

【川崎の歯医者・予防歯科】虫歯につながる”ダラダラ食べ”をしてしまう原因

虫歯を予防するために意識したいことは、ブラッシングだけでなく食事の食べ方にも注意しなければいけません。 ここでいう食べ方とは、主に1回の食事にかかる時間のことを指していて、いわゆる“ダラダラ食べ”と呼ばれるものは虫歯のリスクを高めます。 今回は、虫歯につながるダラダラ食べの原因を中心に解説します。 ダラダラ食べが虫歯につながりやすい理由 ダラダラ食べをしている方は、口内が酸性の時間が長くなります。 酸性の口内は、虫歯菌の働きを活発にしてしまい、歯が溶けやすくなる環境をつくります。 また唾液には酸を中和し、歯を修復する再石灰化の働きがありますが、ダラダラ食べをしているとそのスピードを超えてしまうため、歯が修復されない状態になります。 さらに、ダラダラ食べは口内に食べカスや糖分が残りやすくなり、プラークが増殖して酸の発生源をつくり出します。 ダラダラ食べをしてしまう原因6選 ダラダラ食べをしてしまう原因としては、主に以下のことが挙げられます。 ・エモーショナルイーティング ・口さみしさ ・ながら食べ ・早食い ・朝食を抜く ・身体的な原因 各項目について詳しく説明します。 エモーショナルイーティング ダラダラ食べの原因の一つに、エモーショナルイーティングと呼ばれるものがあります。 こちらは感情的摂食とも呼ばれるもので、空腹ではないにもかかわらずストレスや不安、孤独や退屈といった理由から食事を摂ってしまうことをいいます。 ストレス食い、やけ食いなどとも呼ばれます。 食べることによって一時的に感情的な苦痛を紛らわせたり、気分転換を図ったりすることができますが、根本的な問題は解決されません。 むしろ、過食による罪悪感や後悔の念が、さらなるエモーショナルイーティングを誘発する悪循環に陥ることも考えられます。 またエモーショナルイーティングに陥っている方は、心を満たすために食べるため、満腹になっても食欲が止まらないことがあります。 そのため、必然的にダラダラと長時間食事をしている時間が長くなり、虫歯を引き起こしやすくなります。 口さみしさ 先ほど解説したエモーショナルイーティングと少し似ていますが、口さみしさがダラダラ食べにつながることもあります。 そこまでストレスが溜まっていたり、不安を感じていたりしなくても、口がさみしくなるということはあります。 この場合も、お腹が空いているわけではないにもかかわらず、お菓子などを口に入れてしまいます。 またそこまでお腹が空いているわけではないため、食事が短時間で終わらず、無駄に時間をかけて食べてしまうケースが多く見られます。 ながら食べ ダラダラ食べの原因として、現代人にとても多く見られるのがながら食べです。 ながら食べはテレビを見ながら、スマートフォンを見ながらなど、別のことに集中しながら食事をすることです。 特に一人暮らしの方などは、このような食べ方をしてしまいがちですが、こちらは食べた量や満腹感に意識が向きにくくなります。 その結果、無意識に食べすぎてしまい、食事時間も長くなってダラダラ食べや虫歯の発症につながります。 早食い 早食いとダラダラ食べは対極にあるように思えますが、実際は深い関係性があります。 食事のときよく噛まずに早食いをしてしまうと、満腹中枢が刺激される前に食べ終わってしまい、食べ足りないと感じやすくなります。 また血糖値の急上昇・急降下(血糖値スパイク)を招き、再び空腹感を覚えやすくなることにもつながります。 その結果、何度も食事を摂ってしまい、最終的にはそこまで空腹ではない状態でダラダラと食べてしまうことが考えられます。 朝食を抜く 普段朝食を抜く機会が多いという方は、ダラダラ食べをしやすくなるため、注意が必要です。 朝ある程度お腹を満たしていなければ、昼食時に強い空腹感を覚えてしまい、その反動で一気に昼食を食べすぎてしまうことがあります。 また昼食を摂る量が多ければ多いほど、口内が酸性に傾く時間は長くなります。 もちろん、昼食を抜いてしまったときも同様です。 夕食の時間の食事量が多くなり、ダラダラ食べや虫歯につながりやすくなります。 身体的な原因 睡眠不足に陥ると、食欲を増進させるグレリンというホルモンが増殖し、食欲を抑えるレプチンというホルモンが減少します。 そのため、食欲がコントロールしにくくなり、ダラダラ食べのリスクが高まります。 また女性の場合は月経前など、ホルモンバランスの乱れによって食欲が増し、ダラダラ食べをしやすくなることもあります。 ちなみに菓子パンや清涼飲料水など糖質の多いものを一気に食べると、早食いのときと同様に血糖値スパイクが起こりやすく、ダラダラ食べにつながりやすくなります。 まとめ ダラダラ食べは、あらゆる原因で行ってしまうものであり、虫歯予防をするにあたっては特に注意しなければいけない習慣です。 もし周りに「食べるのが遅い」と言われたことがあるのであれば、一度食事の摂り方について見直してみましょう。 また一人暮らしの方は、ながら食べなど虫歯のリスクが高まる行動を控えるように努力してください。

2025.10.19

【川崎の歯医者で根管治療】根管治療に関する〇×クイズ

根管治療は、虫歯などによって細菌感染した歯の内部にある神経を抜き、根管を清掃・消毒する治療です。 虫歯が重度にまで進行した方は、こちらの治療を受けなければいけませんが、治療を受ける前にある程度知識を持っておくことが望ましいです。 今回は、根管治療に関する〇×クイズをいくつか出題します。 問1:根管治療は痛い治療である 根管治療は歯の奥深くを治療するものであるため、痛みが強いと考えている方もいるかもしれませんが、こちらは×です。 現代の根管治療は、局所麻酔がしっかりと効いた状態で行われるため、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。 かつては痛いというイメージがありましたが、それは間違った情報です。 根管治療は、むしろ歯の内部の感染を取り除き、痛みを除去するための治療です。 そのため、恐怖心があるからといって治療を受けない方が、痛みが強くなるおそれがあります。 ちなみに、重度の虫歯はある程度のところまで進行すると、ある日突然痛みがなくなります。 こちらは虫歯が治ったわけではなく、神経が死滅してしまっただけであるため、痛みが消えても根管治療を受けなければいけないことに変わりはありません。 問2:根管治療を行った歯は二度と虫歯にならない 根管治療は重症化した虫歯に適用されるものですが、根管治療を受けたからといって、その歯が二度と虫歯にならないというわけではありません。 そのため、答えは×です。 根管治療を行った後も、歯の根っこの部分は残存しています。 そのため、歯の根元や詰め物・被せ物の境目から再び虫歯になる可能性があります。 根管治療を受けた方の中には、重度の虫歯が治ったという安心感から、ついついその後のセルフケアをおろそかにしがちです。 しかし、実際は根管治療後も丁寧なブラッシング、定期的な歯科検診を行い、しっかりケアしなければいけません。 問3:根管治療後は歯の神経がなくなるため、その歯は何も感じなくなる 根管治療を行う際は、歯の神経を取り除きますが、それによってその歯が何も感じなくなるというのは×です。 確かに根管治療では、歯の内部にある歯髄(神経、血管)を除去しますが、歯根の周りにある歯根膜には神経が残っています。 歯根膜は、歯の根と顎の骨の間にある薄い膜で、歯を固定し、噛む力をうまく分散させるクッションの役割を持った組織です。 また歯根膜に神経がある限り、根管治療を行った歯でも噛んだときの感覚や痛みは感じることができます。 ただし、熱い・冷たいといった温度刺激はほとんど感じません。 問4:根管治療を行った歯は、最終的に抜歯しなければいけない 根管治療を行った歯は、そのままの状態だと強度が低下しますが、最終的に抜歯しなければいけないという考え方は×です。 適切に治療された根管治療歯は、一生涯にわたって機能する可能性があります。 治療後は、歯を保護するためのクラウンを装着するケースが一般的で、これによって歯の強度と寿命を延ばすことができます。 しかし、根管治療を受けた歯で何度も虫歯が再発してしまった場合、削る部分が徐々になくなってくることがあります。 その結果、抜歯を選択せざるを得ないということは考えられます。 問5:根管治療は数回の通院が必要になる 根管治療を行う場合、数回の通院が必要になるというのは〇です。 歯の内部の複雑な構造をキレイに清掃・消毒する治療であるため、多くの場合、1回の通院では完了しません。 感染の度合いや歯の状態によって異なりますが、数回の通院が必要になります。 また治療の途中には仮の詰め物が入れられ、根管内部の無菌状態を保ちながら治療が進められます。 そのため、仮の詰め物に問題が生じた場合には、また前の段階から根管治療をやり直さなければいけないこともあります。 問6:根管治療は失敗することがある 根管治療はプロフェッショナルである歯科医師によって行われるものですが、失敗することがあるというのは〇です。 ここでいう根管治療の失敗とは、細菌の取り残しや器具の破折、根管外への穿孔(穴が開く)や詰め物・被せ物の不適合などが挙げられます。 東京医科歯科大学による調査では、日本の保険診療における根管治療の成功率は、30~50%ということがわかっています。 こちらの成功率の低さは、熟練の歯科医師であっても複雑な根管構造への対応が難しいことが原因とされます。 ただし、自由診療の根管治療は、成功率が90%以上にまで跳ね上がります。 自由診療の場合、保険診療では使用できないマイクロスコープやラバーダムなどが用いられるため、必然的に成功率は高まります。 まとめ 根管治療に恐怖心を抱いていることにより、重度の虫歯があってもなかなか通院できないという方はいるでしょう。 実際、根管治療は決して痛いものではありませんし、治療時の安全性も十分に考慮されています。 しかし、セルフケアなど患者さん自身の努力がなければ、二次虫歯のリスクが高まることは事実です。 また治療に失敗する可能性もあるため、その点はあらかじめ留意しておきましょう。

2025.10.15

【川崎の歯医者で歯周病治療】歯石をやわらかくすることはできる?

歯石はプラークが硬くなったものであり、自宅でブラッシングをしても基本的には落とすことができません。 では、患者さんが自力で歯石をやわらかくし、除去できるようにすることは可能なのでしょうか? 今回は、歯石をやわらかくするための民間療法を中心に解説します。 歯石をやわらかくする民間療法4選 以下の民間療法を行うことで、歯石がやわらかくなって除去しやすくなる可能性があります。 ・重曹と塩を使う ・酢でうがいをする ・オレンジの皮でこする ・オイルプリング 各項目について詳しく説明します。 重曹と塩を使う こちらは少量の重曹と塩を混ぜ、水で湿らせた歯ブラシにつけて優しく磨くという方法です。 重曹は研磨作用で歯石をやわらかくし、塩は抗菌作用を助けます。 ただし研磨作用が強いため、頻繁な使用は歯のエナメル質を傷つける可能性があります。そのため、多くても週1回程度に留めましょう。 酢でうがいをする ぬるま湯に白酢またはリンゴ酢を少量混ぜ、口に含んでうがいをします。 これにより、酢の酸性が歯石のミネラル分を溶かし、やわらかくする効果があるとされます。 ただし、酸が歯のエナメル質を傷つけないよう、使用後は必ず真水で口をすすぎましょう。 また、口の中に傷がある場合は使用を避けてください。 オレンジの皮でこする オレンジの皮の内側の白い部分で、歯石が付いている部分を数分間こすります。 こうすることで、オレンジの皮に含まれる成分が歯石を分解し、抗菌作用を発揮するといわれています。 しかし、こちらの方法も前述したものと同様、口内に与える刺激は強くなりがちです。 オイルプリング オイルプリングは、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダに由来する口内ケアです。 口内の細菌や老廃物をオイルに吸着させて排出することを目的とします。 具体的な方法としては、食用油(ココナッツオイルなど)を大さじ1杯口に含み、10〜15分間口の中でぐちゅぐちゅと動かして吐き出します。 これにより、油が口内の細菌や汚れを吸着し、歯垢の形成を防ぐのに役立ちます。 歯石をやわらかくする民間療法の注意点 歯石をやわらかくする民間療法には、総じて以下のような注意点があります。 ・硬い歯石は除去できない ・歯のエナメル質を傷つけるリスク ・専門家による治療が必須 各項目について詳しく説明します。 硬い歯石は除去できない 上記の方法は、あくまで歯石になる前の歯垢を予防・除去したり、歯石をわずかにやわらかくしたりする程度の効果しか期待できません。 また歯石の付着量が多い場合も、効果は薄くなりやすいです。 歯のエナメル質を傷つけるリスク 各方法の項目でも少し触れましたが、重曹や酢は研磨作用や酸性によって、エナメル質を傷つけてしまう可能性があります。 特に、過度な力や頻繁な使用は避けるべきです。 専門家による治療が必須 既に硬く形成された歯石は、歯科医院で専門的なスケーリング(歯石除去)を受ける必要があります。 歯周病や虫歯のリスクを避けるためにも、定期的な歯科検診をおすすめします。 歯科クリニックで行われる歯石除去について 歯石は民間療法ではなく、やはり歯科クリニックで行われる歯石除去によって取り除くべきです。 歯科クリニックでは、主にスケーリングやルートプレーニングが行われます。 スケーリングは、歯周病や虫歯の治療を目的とした処置です。 専用器具(スケーラー)を使用し、歯の表面や歯茎の境目にある歯石やプラークを取り除きます。 またスケーラーにはいくつかの種類があり、超音波スケーラーは超音波の振動を利用して硬い歯石を砕いて除去します。 ハンドスケーラーの場合、手動で器具を動かし、歯周ポケットが浅い部分や、歯石の量が少ない部分の歯石を丁寧に取り除きます。 さらにルートプレーニングは、歯周病が進行し、歯茎の奥深くに歯石がたまってしまった場合に行う施術です。 歯茎の中にある歯石を取り除き、歯の根元を滑らかにすることで、歯茎が再び歯に付着するのを促します。 歯石を付着させないための対策 そもそも歯石を付着させないようにするには、丁寧なブラッシングや定期的な歯科検診が必要不可欠です。 プラークが歯石に変わるまでには2日ほどかかると言われているため、毎日丁寧にブラッシングをすることがもっとも重要です。 また歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間のプラークについては、デンタルフロスや歯間ブラシなども使用して除去しましょう。 さらに3~4か月に1回程度、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで、歯石がやわらかいうちに除去でき、歯周病の予防につながります。 まとめ 歯石をやわらかくすることは不可能ではありませんが、そもそもやわらかくして自力で除去しようという考えが間違っています。 患者さん自身で歯石を取り除こうとすると、口内への刺激は強くなりますし、隅々までキレイに除去することも難しいです。 歯科クリニックに通えば、安全な環境で徹底的に歯石を除去してくれるため、気になる方はすぐにでも施術を受けるべきです。

2025.10.14

【川崎の歯医者・予防歯科】しらすの虫歯予防効果について

せっかく虫歯予防をするのであれば、なるべく無理をせずに予防できる方法が良いと考える方が多いでしょう。 また虫歯予防には食生活の改善が必要不可欠ですが、しらすの摂取を意識するだけでもある程度虫歯のリスクは下がります。 今回は、しらすが持つ虫歯予防効果を中心に解説します。 しらすの概要 日本人であれば食べる機会も多いしらすですが、こちらは体に色素が少なく白っぽい稚魚・仔魚の総称です。 特にカタクチイワシやマイワシ、ウルメイワシといったイワシ類の稚魚を指すことが多いですが、イカナゴやアユなどさまざまな魚の稚魚が含まれます。 また、しらすは加工法や乾燥度合いによって呼び名が変わります。 釜揚げしらすは、水揚げしたしらすを塩ゆでにしたもので、ふっくらした食感が特徴です。 しらす干しは、釜揚げしらすを少しだけ乾燥させたもので、ちりめんじゃこしらす干しをさらにしっかりと天日干しして、水分を少なくしたものを指します。 ちなみに生しらすは、獲れたてのしらすを生のまま食べるものであり、鮮度が落ちやすいため、産地でしか味わえない貴重なものです。 しらすの虫歯予防効果 しらすにはさまざまな虫歯予防効果が期待できます。 まず、しらすは歯や骨の形成に必要なカルシウムを多く含んでいるため、虫歯に強い歯をつくることが可能です。 またカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれているため、カルシウムが効率よく身体に利用されます。 さらに歯の形成期にある子どもにとって、歯を強くする栄養素をまとめて摂取できるしらすは非常に良い食材です。 味のクセも少なく、なかなか食べてくれないというケースも非常に稀です。 ちなみに、しらすはそこまで高級な食品ではありませんし、スーパーなどで時期を問わずいつでも購入できます。 そのため、半永久的に継続しなければいけない虫歯予防のお供として摂取するには、とても適しています。 しらすのその他の健康効果 しらすは虫歯予防に効果的なだけでなく、その他にもさまざまな健康効果を発揮する食品です。 しらすは脳の発達を促し、認知機能の維持に役立つDHA・EPAが豊富に含まれています。 さらに脳の神経や細胞の再生を助けるビタミンB12も含まれており、メンタル安定にも効果が期待できます。 またしらすは筋肉や骨、成長ホルモンの材料となるタンパク質が豊富です。 高タンパク・低糖質で、スポーツをする方や体を動かす方のエネルギー補給に適しています。 その他、肌のハリを保つエラスチンが含まれていることから、コラーゲンを結びつけることで美肌効果が期待できます。 ちなみに、しらすに含まれるDHAやEPAには中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにする働きがあります。 セレンには血栓症の予防を助けるほか、がんの発生や転移を抑制する可能性も指摘されています。 虫歯予防の一環としてしらすを摂取する際の注意点 釜揚げしらすやしらす干しには塩分が多く含まれているため、摂りすぎると高血圧などのリスクが高まります。 特に、乳幼児に与える場合は注意しなければいけません。 またしらすには、プリン体やコレステロールも比較的多く含まれているため、食べ過ぎると身体に負担がかかる可能性があります。 さらにしらすは生しらす、釜揚げしらす、しらす干しなど、加工方法によって含まれる栄養素の量や塩分量が異なります。 虫歯予防として摂取する際は、種類ごとの特徴を理解することが大切です。 ちなみに、しらすは非常に傷みやすい食材です。 購入したその日のうちに食べるか、すぐに冷凍保存する必要があります。 虫歯予防としてのしらすの採り入れ方 虫歯予防としてしらすを採り入れる場合、虫歯予防に効果的だからといって過剰に摂取せず、バランスの良い食事の一部として採り入れましょう。 特に離乳食や子どもの食事に使う場合は、熱湯をかけたり水で洗ったりして、塩分を調整することが大切です。 またしらすにはビタミンDが含まれていますが、さらにカルシウムの吸収を高めるためには、よりビタミンDが豊富な食材をあわせて摂ることが望ましいです。 ビタミンDが豊富な食材には、きのこや卵などが挙げられます。 さらに、歯茎の健康を保つビタミンCを含む食材(小松菜、ブロッコリーなど)と一緒に摂るのも効果的です。 ちなみに、しらすには主にご飯に乗せるなどの食べ方がありますが、毎日のように同じ食べ方をしていると飽きてしまいます。 そのためおひたしにかけたり、チャーハンに混ぜたり、卵焼きに入れたりなど、さまざまな料理に活用して飽きないように工夫しましょう。 こちらは、しらす以外の食品にも言えることです。 まとめ しらすは美味しく食べられる上に、虫歯予防につながるカルシウムやビタミンDも含まれる食材です。 焼き魚や煮魚などを食べるのが苦手な方は、簡単に魚類を摂取する方法として、しらすを選ぶのも良いでしょう。 ただし、しらすばかり食べていると健康的な問題が生じやすいため、野菜や肉などの食材もバランス良く摂取すべきです。 そして何より、虫歯予防にはブラッシングがもっとも効果的だということを忘れてはいけません。

2025.10.09

【川崎の歯医者で歯周病治療】歯周病に関する〇×クイズ

歯周病という疾患に対し、なんとなく怖いイメージを持っている方は多いかと思います。 では、皆さんは正しい知識を持って、日頃から歯周病を予防できているでしょうか? 今回は、歯周病に関する〇×クイズをいくつか出題しますので、興味がある方はぜひ全問正解を目指してチャレンジしてみてください。 問1:歯周病は歯茎の出血さえなければ大丈夫 歯周病の代表的な症状の一つに歯茎からの出血が挙げられますが、こちらの症状さえなければ大丈夫という考え方は×です。 歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどなく、出血がないからといって安心はできません。 歯茎が赤くなる、腫れるなどの症状が出ている時点で、歯周病の進行は始まっています。 また気付かないうちに進行することも多い疾患であるため、出血がなくても定期的に歯科クリニックで歯茎をチェックしてもらうことをおすすめします。 問2:歯周病は口内だけの疾患である 歯周病は口内だけの疾患と考えている方もいるかもしれませんが、こちらも×です。 歯周病は、さまざまな全身疾患と関連性が深いことで知られています。 そのため、悪化すればその影響は口内だけにとどまりません。 例えば歯周病菌が血液を介して全身に運ばれると、糖尿病や心臓病、関節炎などを発症するリスクがあります。 問3:歯が長くなったように見えるのは歯周病のサインである ある日鏡を見たとき、以前よりも歯が長くなっているような印象を受けることがあります。 こちらが歯周病のサインだという考え方は〇です。 歯周病がある程度進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまい、歯茎が下がります。 また歯茎が下がると、歯の根元まで見えるようになり、これまでよりも歯が長くなったような見た目になります。 問4:歯周病の最大の原因はプラークである 歯周病の最大の原因がプラークだという考え方は〇です。 歯周病は、歯の表面についた食べカスが細菌と混ざり合って変化したプラークによって引き起こされます。 プラークは、ブラッシングをしなければ口内から除去できず、歯周病のリスクを高めます。 歯周病を治す薬が存在しないのは、このようにプラークを除去しなければ治らない疾患だからです。 問5:歯周病は遺伝的要因によって発症することがある 歯周病に遺伝性があるというのは〇です。 歯周病は、前述した通りプラークが直接的な原因となって引き起こされるものです。 そのため、基本的にはプラークさえ除去していれば予防できます。 しかし、例えば歯並びなどが親から子に遺伝した場合、その子は親と同じくプラークを除去しにくい複雑な歯並びになってしまうことがあります。 このように直接的ではなくても、間接的に遺伝性の要因が歯周病のリスクを高めるケースはあります。 また親の食生活が乱れている場合なども、それを見て育った子の食生活は同じように乱れやすく、歯周病を発症しやすくなります。 問6:歯周病を治すには、歯科クリニックでの治療だけで十分である 歯周病を治すためには、歯科クリニックで治療を受けなければいけませんが、それだけでケアは十分という考え方は×です。 歯科クリニックでの歯石除去など、専門的な治療はもちろん重要ですが、日々の適切なブラッシングや生活習慣の改善も不可欠です。 もっと言えば、歯周病には“治る”という概念がありません。 症状を落ち着かせることはできますが、セルフケアや定期検診をやめてしまうと、またすぐに症状が出始めます。 問7:喫煙は歯周病を悪化させる最大の要因の一つである 喫煙が歯周病を悪化させる最大の要因の一つだという考え方は〇です。 喫煙は、極端にいうと百害あって一利なしの習慣です。 喫煙をすることで血管が収縮し、歯茎への血流が悪くなるため、歯周病が進行しやすくなります。 また歯石除去などの歯周病治療を受けていても、喫煙習慣があると効果が低下してしまいます。 問8:歯周病は一度発症すると元には戻らない 歯周病には“治る”という概念がないという話をしましたが、一度発症すると歯茎などが元に戻らないという認識は×です。 例えば歯周病が重度にまで進行し、完全に溶けてしまった骨などについては、元に戻すのは難しいです。 一方、適切な治療とセルフケアを行っていれば、進行を食い止め、炎症や出血程度の症状であれば元に戻せる可能性があります。 問9:歯周病と歯槽膿漏は同じである 歯周病の他に、歯茎の疾患を指す名称として歯槽膿漏という言葉を聞いたことがあるかと思います。 これらが同じという認識は〇です。 歯槽膿漏は、歯茎が化膿して膿が出ている状態を指す、昔から使われてきた名称です。 近年は、歯茎だけでなく歯を支える骨など、周囲の組織全体に炎症が起きることから、歯周病という名称が使用されています。 まとめ ここまで歯周病に関するあらゆるクイズを出題してきましたが、いかがでしたか? 今回のクイズで多く正解した方は、そのまま継続して歯周病予防をしていただければ大丈夫です。 一方不正解が多かった方は、これをきっかけにケアの方法や意識などを改め、より適切に歯周病を予防していきましょう。 他にもわからないことがあれば、気軽に最寄りの歯科クリニックに相談してみてください。

2025.10.07

【川崎の歯医者で虫歯治療】転院した方が良い歯科クリニックの特徴とは?

歯科クリニックは、一度通い始めたら治療が完了するまで同じところに通い続けるのが望ましいです。 しかし、どうしても通院の継続が難しいと判断される場合、別の歯科クリニックに通い直すこともできます。 今回は、転院した方が良い歯科クリニックの特徴を中心に解説します。 転院した方が良い歯科クリニックの特徴5選 歯科クリニックの多くは、患者さんのために最良の治療を提供してくれます。 しかし、中には以下のような特徴を持つ歯科クリニックも存在し、この場合は転院を検討すべきです。 ・説明なく自由診療を勧めてくる ・診療明細や領収書を発行しない ・治療期間が不自然に長い ・院内が不潔 ・医師が不衛生 各項目について詳しく説明します。 説明なく自由診療を勧めてくる 歯科クリニックで受ける虫歯治療は、通常保険が適用されます。 しかし中にはセラミック治療など、保険が適用されない自由診療のものもあります。 また保険診療で対応可能な治療法があるにもかかわらず、説明が不十分なまま高額な自由診療を勧めてくる歯科クリニックがあります。 こちらは患者さんの意思よりも利益を優先していると考えられるため、転院を検討すべきだと言えます。 診療明細や領収書を発行しない 歯科クリニックで治療を受けた後は、必ず診療明細や領収書が発行されます。 しかし、中にはこれらの書類を発行しないようなところもあります。 診療明細や領収書がなければ、治療内容や費用が不透明なままです。 そのため、患者さんは何のために費用を支払っているのかわかりません。 このような悪質な歯科クリニックはほとんどありませんが、もし当てはまるのであればすぐにでも転院することをおすすめします。 治療期間が不自然に長い 治療期間が不自然に長い歯科クリニックも、転院を検討すべきだと言えます。 虫歯治療は、通常長くても数回程度で完了するものです。 治療が長引くのは、歯の根っこの治療を行う根管治療の場合くらいです。 しかし、ごく一般的な虫歯治療であるにもかかわらず、5回も6回も通院しなければいけない場合、意図的に通院回数を増やしている可能性が疑われます。 院内が不潔 どれだけ腕の良い歯科医師がいる歯科クリニックでも、院内の清潔感が一切ない場合は危険だと言えます。 例えば院内が整理整頓されていなかったり、治療器具が使い回されていたりするような形跡がある場合、院内感染のリスクが高いです。 また患者さんごとにグローブを交換しているか、器具の滅菌処理がされているかなどについても、継続して通うのであればチェックすべきです。 医師が不衛生 歯科医師自体に清潔感がないという場合も、基本的には転院することをおすすめします。 例えば歯科医師の服がひどく汚れていたり、頭髪が乱れていたり、体臭がきつかったりする場合です。 また歯科医師の口からアルコールやタバコのニオイがするような場合、衛生観念に欠けている可能性が高く、継続して通うのには抵抗があります。 歯科クリニックを転院する際の流れ 歯科クリニックの転院は、一般的に以下のような流れで行います。 ・新しい歯科クリニックを探す ・転院の意向を伝える ・診療記録や資料の提供を依頼する ・新しい歯科クリニックを受診する 前述したようなひどい対応の歯科クリニックに当たるケースは稀ですが、もし耐え切れなくなったのであれば、その時点で新しい歯科クリニックを探しましょう。 歯科クリニック探しをする際は、オンラインレビューや知人などの意見を参考にすることをおすすめします。 また現在の歯科クリニックに転院の旨を伝えるのが望ましいですが、こちらはあくまで任意です。 ただし、伝えておいた方が後々転院はスムーズに鳴る可能性が高いです。 新しい歯科クリニックに通う際は、以前の歯科クリニックにこれまでの治療経過がわかる資料、紹介状などの作成を依頼しなければいけません。 もし以前の歯科クリニックとの関係性が悪化し、これらの資料を作成してもらえないというのであれば、無理せずに新しい歯科クリニックに相談しましょう。 その後、新しい歯科クリニックを受診すれば転院は完了です。 転院先の歯科クリニックでは、再度検査やレントゲン撮影などが必要になる場合があります。 そのため治療が長引く場合や、治療の段階からやり直す可能性があることも理解しておきましょう。 ちなみに、新しい歯科クリニックを受診する場合、初診料が発生します。 定期的に同じ歯科クリニックに通う場合、原則初診料は最初の1回しかかかりませんが、転院時は2回目の初診料が発生するため、注意が必要です。 まとめ 冒頭でも触れた通り、歯科クリニックの転院は基本的におすすめできません。 治療の途中で転院した場合、治療のやり直しが必要になることがありますし、本来発生しない費用が発生することもあります。 しかし、一番は患者さんにとって、もっとも適切な治療を受けることです。 何度も言うようにそこまで質の悪い歯科クリニックはほとんどありませんが、適切な治療を受けられないと感じる場合は、転院を検討してください。

2025.10.04

【川崎の歯医者・予防歯科】醤油が口内環境に与えるメリット・デメリット

醤油は塩や砂糖などと同じく、日本人がもっとも多く口にする調味料といっても過言ではありません。 日本食以外でも、醤油を口にするシーンは多々あります。 また醤油を摂取することにより、口内環境に影響が及ぶことが考えられます。 今回は、醤油が口内に与えるメリット・デメリットについて解説します。 醤油が口内環境に与えるメリット 醤油を適度に摂取することにより、口内環境における以下のようなメリットが生まれます。 ・プラークの形成を防ぐ ・口内フローラのバランス改善 ・抗菌作用 各メリットについて詳しく説明します。 プラークの形成を防ぐ 醤油を摂取することにより、虫歯の原因となるプラークの形成が予防できる可能性があります。 こちらは、大豆に含まれるアミノ酸の一種であるアルギニンの働きによるものです。 アルギニンは、成長ホルモンの分泌促進や血流改善、疲労回復などに役立つアミノ酸の一種です。 アルギニンにはプラークを分解する効果以外にも、アルカリ性の生成に寄与するため、虫歯予防を行うにあたってはメリットの大きい成分です。 具体的な流れとしては、口内の特定の細菌によってアルギニンが代謝され、アンモニアを生成します。 このアンモニアが口内のpHをアルカリ性に傾け、酸性環境で増殖する虫歯菌の活動を抑制します。 口内フローラのバランス改善 醬油には、口内フローラのバランスを改善するというメリットもあります。 口内フローラとは、人間の口内に生息している多種多様な細菌の集まりのことをいいます。 顕微鏡で見たとき、お花畑(フローラ)のように見えることから、この名前が付けられました。 口内フローラのバランスが崩れ、悪玉菌ばかりが増えてしまうと、歯茎の炎症や歯周病の進行などにつながります。 ここでいう悪玉菌には、虫歯菌や歯周病菌が含まれています。 醤油は発酵食品の一種であり、こちらに含まれるプロバイオティクスが口内の善玉菌を増やし、虫歯や歯周病の原因菌の増殖を抑えます。 抗菌作用 抗菌作用を発揮することも、醤油が口内環境に与えるメリットの一つです。 醤油には塩分やアルコール、有機酸などが含まれていて、これらは大腸菌などの細菌の増殖を抑える抗菌作用があることで知られています。 これにより、特定の口腔内細菌の繁殖を抑制する可能性があります。 虫歯も歯周病も、口内の細菌の量が減少すれば発症・悪化のリスクは軽減されます。 醤油が口内環境に与えるデメリット 一方、醤油が口内環境に与えるデメリットとしては、主に以下のことが挙げられます。 ・刺激の増加 ・酸性への傾き ・歯の着色 各デメリットについて詳しく説明します。 刺激の増加 醤油は極めて塩分が高く、過剰な摂取は高血圧や心臓病のリスクを高めます。 また口内の健康という観点では、高塩分は口内の粘膜を過度に刺激し、口内炎がある場合は痛みを引き起こすことがあります。 さらに、すでに歯周病などで歯茎が下がり、歯の根元が露出している場合、醤油の塩分や酸味がしみることがあります。 こちらはいわゆる知覚過敏の症状です。 酸性への傾き 醤油には大豆由来のアルギニンが含まれていることから、口内のpHをアルカリ性に傾けるという話をしました。 しかし醤油自体は、pHが5.0程度の酸性です。 そのため、摂取する機会が多い場合、むしろ口内は酸性に傾きやすくなります。 口内が酸性状態になると、歯のエナメル質が溶け出す脱灰が起こりやすくなります。 歯は脱灰と再石灰化を繰り返していますが、酸性に傾いた状態が続くと再石灰化が追い付かず、虫歯のリスクが高まります。 歯の着色 歯の着色も、虫歯が口内環境に与えるデメリットの一つです。 醤油は濃い褐色であるため、歯の表面にあるごく小さな穴にクロモゲンという色素が入り込むと、着色の原因になります。 また醤油の酸がわずかに歯のエナメル質を溶かし、そこに色素が沈着することで歯が変色することもあります。 さらに、醤油の原料である大豆に含まれるイソフラボンは、着色の一因となるポリフェノールの一種です。 醤油を摂取するときのポイント 醬油を摂取する際は、なるべく口内環境に良い影響を与えられるように、適量を摂取しましょう。 摂取量が多すぎると、虫歯や歯周病、口内への刺激といったリスクが高まったり、歯が着色しやすくなったりします。 また醤油を使った料理を食べた後は、口を水ですすいだり、歯を磨いたりして口内に残った色素や塩分を洗い流すことが大切です。 さらに醤油だけでなく、大豆製品全般をバランス良く食事に採り入れることで、虫歯や歯周病予防につながる成分を摂取できます。 まとめ 冒頭で触れたように、醤油は普段口にする機会が非常に多い調味料です。 あまり意識していなくても、日々の食事で醤油を摂っているということは多々あります。 また醤油は発酵食品であり、なおかつ大豆が原料であることから、口内環境に良い影響をもたらすことがあります。 その反面、口内環境が悪化するリスクもあるため、過剰に摂取しすぎないように注意しなければいけません。

2025.10.02
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