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【鶴見・川崎の歯医者】お酢が虫歯予防の妨げになる理由とは?

虫歯予防効果については、毎日のセルフケアが正しくできているかだけでなく、どのような食品を摂取しているかによっても変わってきます。 また虫歯予防を行うには当然歯に良い食べ物を摂取すべきですが、中には虫歯予防を妨げるものもあります。 今回は、お酢が虫歯予防の妨げになる理由について解説します。 お酢が虫歯予防の妨げになる理由4選 虫歯予防を意識する際、お酢をあまり摂取すべきではない理由としては、主に以下のことが挙げられます。 ・酸蝕症のリスクが高まる ・虫歯を悪化させる可能性がある ・歯の着色を促す ・詰め物や被せ物の劣化 各項目について詳しく説明します。 酸蝕症のリスクが高まる お酢を頻繁に摂取することで、酸蝕症のリスクが高まります。 こちらは間接的に虫歯のリスクも高めることになります。 お酢は強い酸性であるため、摂取量が多かったり長時間口に含んだりすると、歯の表面にあるエナメル質が溶けてしまいます。 またエナメル質が失われると、その下にある象牙質という組織が剥き出しになり、虫歯がしみやすくなったり、知覚過敏を引き起こしたりします。 特に健康志向の方の中には、毎日のようにお酢ドリンクを飲んでいる方も多いかと思います。 このような方は、必然的に酸蝕症のリスクが高まります。 虫歯を悪化させる可能性がある お酢を摂取する機会が多いと、虫歯を悪化させてしまうおそれがあります。 先ほど、お酢は酸蝕症のリスクを高めるという話をしました。 このようにエナメル質が溶かされた歯は、虫歯菌がつくり出す酸にも弱くなります。 つまり酸蝕症によって歯が脆くなると、通常の虫歯が進行しやすい状態になるということです。 虫歯を予防するにあたって、歯のエナメル質を強化することは必須であるため、その逆を行くお酢は虫歯予防を妨げると言って差し支えありません。 歯の着色を促す お酢の強い酸によって歯の表面が溶けることにより、飲食物の色素が沈着しやすくなります。 特に醤油やソースなどが加わると、着色が進む可能性が高まります。 また歯の着色については、直接虫歯とは関係ありませんが、着色によって歯の見た目が悪くなると、周りの人のイメージが悪くなります。 具体的には「不潔」「だらしない」というイメージを与えてしまいがちです。 こちらは、虫歯で歯が欠けたり、歯の色が黒くなったりした方と同じような印象だと言えます。 詰め物や被せ物の劣化 詰め物や被せ物の劣化につながることも、虫歯予防の観点から見たお酢のデメリットです。 銀歯などの金属製の詰め物や被せ物は、酸性の飲食物に触れることで金属イオンが溶け出し、劣化が早まることがあります。 つまり虫歯を治療した後も、極力お酢は摂取しない方が良いということです。 ちなみに、口内で金属イオンが溶け出した場合、金属アレルギーのリスクが高まります。 金属アレルギーは、口内だけでなく身体中の皮膚に湿疹などの症状をもたらすことがあります。 また歯茎に金属イオンが溶け出した場合、それが着色して歯茎が黒くなってしまうことも考えられます。 こちらはメタルタトゥーと呼ばれるもので、本物のタトゥーのように簡単には除去できません。 お酢には虫歯予防に関するメリットがあるのか? お酢は健康食品として摂取されることも多いですが、虫歯予防に関してはデメリットしかないのでしょうか? 結論を言うとメリットもありますが、デメリットを上回るほどではありません。 お酢に含まれる酢酸には抗菌作用があり、短期的には口内細菌の増殖を抑える可能性が示されています。 しかしこちらの効果を期待して安易に使用することは、前述したようなデメリットにつながるため、注意しなければいけません。 またお酢には、歯の表面に付着するネバネバした細菌の塊であるバイオフィルムの形成を阻害する可能性も報告されています。 ただし、成熟したバイオフィルムへの効果については、さらなる研究が必要と結論付けられています。 お酢の健康効果について お酢は虫歯予防を妨げる可能性があるものですが、健康効果については非常に多くのものを持っています。 例えば血糖値と血中脂質を改善したり、肥満や生活習慣病の予防をしたりすることができます。 酢酸には炭水化物の消化酵素の働きを妨げ、糖の吸収を穏やかにする作用があります。 これにより、食後の急激な血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。 また継続して摂取することで、内臓脂肪が減少したという研究結果が報告されている上に、満腹感が増して摂取カロリーを抑えられる効果もあります。 その他腸内環境の改善や疲労回復、肝機能のサポートなどにおいても、お酢は優れた効果を発揮します。 まとめ 勘違いをしないでいただきたいのは、お酢は決して健康に良くないものではないという点です。 むしろ健康的な身体づくりには、お酢の摂取が必須だと言えます。 しかし虫歯予防を行うにあたっては、お酢がその妨げになることは事実です。 そのため、摂取量を抑えて別の食材などで虫歯予防効果を補うか、もしくはブラッシングなどのセルフケアを徹底してお酢のデメリットを減らすことが望ましいです。

2025.10.24

【鶴見・川崎の歯医者】野菜を使った虫歯予防レシピ

虫歯予防を徹底したい場合、食生活では野菜を摂ることを意識しなければいけません。 野菜には、虫歯予防効果が期待できる栄養素が数多く含まれていて、種類も豊富です。 今回は、虫歯予防におすすめの野菜と栄養素について、それらの野菜を使用した虫歯予防レシピについて解説します。 虫歯予防におすすめの野菜と栄養素 虫歯予防をするにあたっておすすめなのは、食物繊維やビタミンA、ビタミンCやカルシウムを多く含む野菜です。 食物繊維が豊富な野菜は、よく噛むことで唾液の分泌を促し、口内をキレイに保ちます。 具体的にはゴボウやレンコン、ニンジンやキノコ類などが該当します。 またニンジンやホウレンソウといったビタミンAが豊富な野菜は、口内の粘膜を健康に保つ効果があります。 さらにピーマンや小松菜、ブロッコリーなどのビタミンCが豊富な野菜については、歯茎の炎症を抑え、コラーゲンの生成を助けてくれます。 ちなみに歯の再石灰化を助け、強い歯をつくるのに欠かせない栄養素であるカルシウムも、小松菜やブロッコリーなどの野菜から摂取できます。 野菜を使った虫歯予防レシピ5選 ここからは、虫歯予防に効果的な野菜を使ったレシピをいくつか紹介します。 ・かみかみごぼうつくね ・たっぷり春野菜のスープパスタ ・根菜たっぷりきんぴら ・小松菜とチーズのおひたし ・歯応えを楽しむ野菜スティック かみかみごぼうつくね かみかみごぼうつくねは、食物繊維が豊富なゴボウをたっぷり入れた、よく噛んでたべるつくねです。 材料(2人分) ・ごぼう 1/2本 ・鶏ひき肉 200g ・片栗粉 大さじ1 ・しょうゆ 大さじ1 ・みりん 大さじ1 作り方 ① ゴボウをささがきにして、水にさらしてアクを抜きます。 ② ボウルに鶏ひき肉、水を切ったゴボウ、片栗粉を入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。 ③ 小判形に丸めて、フライパンで焼きます。 ④ しょうゆとみりんを加えて煮詰めれば完成です。 たっぷり春野菜のスープパスタ たっぷり春野菜のスープパスタは、アルカリ性の野菜をふんだんに使用した、口内環境を整えるのにおすすめのスープパスタです。 材料(2人分) ・パスタ 100g ・キャベツ、タマネギ、ニンジン 各適量 ・ベーコン 2枚 ・コンソメスープ 2カップ ・塩コショウ 少々 作り方 ① 野菜とベーコンを食べやすい大きさに切ります。 ② 鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンとタマネギを炒めます。 ③ ニンジンとキャベツを加えて炒め、コンソメスープを入れます。 ④ 野菜がやわらかくなったら、茹でたパスタを加えて混ぜ、塩コショウで味を調えたら完成です。 根菜たっぷりきんぴら 根菜たっぷりきんぴらは、ゴボウやレンコンなどの歯応えのある根菜を使用したきんぴらで、唾液の分泌を促します。 材料(2人分) ・ゴボウ 1/2本 ・レンコン 1/2節 ・ニンジン 1/3本 ・ゴマ油 大さじ1 ・しょうゆ、みりん、砂糖 各適量 ・いりごま 少々 作り方 ① ゴボウ、レンコン、ニンジンを千切りにします。 ② フライパンにゴマ油を熱し、野菜を炒めます。 ③ しんなりしたらしょうゆ、みりん、砂糖を加え、水分がなくなるまで炒めます。 ④ 火を止めて、いりごまを混ぜれば完成です。 小松菜とチーズのおひたし 小松菜とチーズのおひたしは、小松菜のビタミンC、チーズのカルシウムで歯を丈夫にする献立です。 材料(2人分) ・小松菜 1/2束 ・プロセスチーズ 2個 ・だし汁 大さじ2 ・しょうゆ 小さじ1 作り方 ① 小松菜は茹でて水気を絞り、3mm幅に切ります。 ② プロセスチーズは1cm角に切ります。 ③ ボウルに小松菜、チーズ、だし汁、しょうゆを混ぜ合わせれば完成です。 歯応えを楽しむ野菜スティック 歯応えを楽しむ野菜スティックは、シンプルながら虫歯予防効果の高い献立です。 よく噛むことで唾液の分泌量が増え、口の中をキレイに保つ効果が期待できます。 材料 ・ニンジン、キュウリ、セロリ、大根などの野菜 ・A:味噌、マヨネーズ 適量 ・B:プレーンヨーグルト、味噌、粉チーズ 適量 作り方 ① 野菜をスティック状に切ります。 ② AとBそれぞれの材料を混ぜ合わせ、ディップソースをつくります。 ③ スティック野菜を添えて完成です。 野菜以外の虫歯予防効果がある食材 先程のレシピにも度々登場しましたが、チーズやヨーグルトなどの乳製品には、歯のエナメル質を強化するカルシウムが豊富に含まれています。 またフッ素が豊富なワカメや海苔などは、歯の耐酸性を高め、初期虫歯の再石灰化を助けます。 飲み物でいうと、緑茶や紅茶からもフッ素の効果を得ることが可能です。 さらに、サケやサンマなどのビタミンDを含む食品は、虫歯予防において重要な栄養素であるカルシウムも吸収をサポートします。 まとめ 虫歯予防には野菜の摂取が大切だという話をしましたが、野菜だけ摂取していれば良いというわけではありません。 正確には野菜を採り入れつつ、肉や野菜、果物などのバランス良く摂取することが求められます。 また前述したようなレシピで料理を作ることで、栄養バランスが良くなり、虫歯を予防できる可能性は高まります。 もちろん、適切なブラッシングや定期検診と合わせることで、虫歯予防効果はさらに高まります。

2025.10.23

【鶴見・川崎の歯医者】電動歯ブラシの使用時にやってはいけないこと

電動歯ブラシは、手磨きより効率的にプラークを除去できる上に、誰でも使いやすいというメリットがあります。 また強い力でブラッシングするのを防いでくれる効果もあります。 しかし、使用するのであれば、正しい使い方を実践しなければいけません。 今回は、電動歯ブラシの使用時にやってはいけないことを解説します。 電動歯ブラシの使用時にやってはいけないこと10選 電動歯ブラシを使用する方は、以下の行動を取らないように注意してください。 ・力を入れすぎる ・歯ブラシをゴシゴシと動かす ・適切な時間磨かない ・替えブラシを交換しない ・歯磨き粉を大量に使う ・ブラシを洗わずに放置する ・本体に水を侵入させる ・歯磨き粉をつけてから電源を入れる ・充電器を濡れた場所に置く ・歯だけを磨く 各項目について詳しく説明します。 力を入れすぎる 電動歯ブラシを使用する際、力を入れすぎるのはNGです。 先端を強く押し当てると歯や歯茎を傷つけてしまい、知覚過敏や歯肉退縮の原因になります。 電動歯ブラシは微細な振動で汚れを除去するため、歯に軽く当てるだけで十分です。 歯ブラシをゴシゴシと動かす 手磨きのときと同じようにゴシゴシと動かすのも、電動歯ブラシでやってはいけない行動です。 手磨きと同じように磨くと、せっかくの振動効果を妨げ、清掃性が低下してしまいます。 ブラシを歯に当て、ゆっくりと隣の歯に移動させることで、効率的に汚れが除去できます。 適切な時間磨かない 適切な時間磨かないことも、電動歯ブラシの使用時にやってはいけない行動です。 多くの電動歯ブラシには、ブラッシング時間の目安として2分間のタイマー機能がついています。 こちらは2分が近づいたり、2分を経過したりしたときに音や光で知らせてくれるというものです。 この時間を守らず早めにブラッシングを終えてしまうと、歯全体を均一に磨くことができません。 替えブラシを交換しない 電動歯ブラシの使用時には、替えブラシの交換も怠ってはいけません。 ブラシの毛先が開いたり弾力がなくなったりすると、プラークの除去効果が低下し、細菌が繁殖する原因になります。 そのため、替えブラシは3~4ヶ月に1回程度の頻度で交換しましょう。 歯磨き粉を大量に使う 電動歯ブラシを使用するときは、歯磨き粉を大量に使用してはいけません。 特に研磨剤や発泡剤の多い歯磨き粉を大量に使うと、歯や歯茎を傷つけたり、泡立ちすぎて磨き残しにつながったりすることがあります。 メーカーによっては、電動歯ブラシ専用の歯磨き粉も販売されているため、そちらを使用するのが望ましいです。 ブラシを洗わずに放置する 電動歯ブラシのブラシ部分は、使用後に水洗いしなければいけません。 水洗いを行わずに放置すると、歯磨き粉や唾液が固まってしまい、雑菌が繁殖します。 またメンテナンスの具体的な方法は、本体からブラシを取り外し、それぞれ水洗いをして水気を拭き取ります。 本体に水を侵入させる 電動歯ブラシを使用する際、本体に水を侵入させてはいけません。 電動歯ブラシの多くは、防水加工が施されていますが、場合によっては水の侵入によって故障することがあります。 歯磨き粉をつけてから電源を入れる 電動歯ブラシの使用時にやってはいけないこととしては、歯磨き粉をつけてから口に入れる前に電源を入れることも挙げられます。 手磨きの場合、歯磨き粉をつけてから口に入れるという流れが習慣化されています。 しかし電動歯ブラシでも同じように行うと、歯磨き粉が飛び散って周囲が汚れる可能性があります。 そのため、歯磨き粉をつけた状態で口の中に入れてから電源をオンにしましょう。 充電器を濡れた場所に置く 先ほども触れたように、電源歯ブラシの多くは防水加工が施されています。 しかしこちらはあくまで本体に言えることであり、充電器は防水ではないケースが多いです。 そのため、濡れた場所や湿度の高い場所に充電器を置くと、感電や故障のリスクが高まります。 歯ブラシは洗面所に保管している方が多いかと思いますが、電動歯ブラシはこのようなリスクを回避するため、少し離れた場所で保管すべきです。 歯だけを磨く 電動歯ブラシを使用する際、歯だけを磨くという行動もNGです。 電動歯ブラシは、歯周ポケットや歯と歯茎の境目にも優しく当てて磨くことで、歯周病予防にも効果を発揮します。 そのため、歯茎全体も丁寧にブラッシングしましょう。 初めて電動歯ブラシを使用する場合、高速で振動するブラシを歯茎に当てるのは少し怖いかもしれませんが、適切な方法であれば痛みが出たり傷ついたりすることはありません。 まとめ 電動歯ブラシは非常に便利なデンタルケアグッズですが、ポイントを押さえて使用しなければ口内にダメージが及んだり、清掃性が低下したりします。 また電動歯ブラシと一口に言っても、ついている機能や価格帯などは製品によってさまざまです。 自身にもっとも向いている電動歯ブラシを購入したいというのであれば、事前に歯科クリニックの医師に相談することをおすすめします。

2025.10.22

【鶴見・川崎の歯医者】山型の歯ブラシにおけるメリット・デメリット

歯ブラシにはさまざまな種類があり、それぞれ毛の形や硬さ、柄の部分の形状などが異なります。 また一般的な歯ブラシの毛は横から見たときにまっすぐになっていますが、もう一つの種類に山型というものがあります。 今回は、山型の歯ブラシにおけるメリット・デメリットを中心に解説します。 山型の歯ブラシの概要 山型の歯ブラシは、毛先がギザギザの山のようにカットされているタイプの歯ブラシです。 1980年代にライオン株式会社が発売した“ビトイーンライオン”が山型の歯ブラシの元祖とされています。 ビトイーンライオンは、毛束の長さを不揃いにすることで山型にカットされ、歯間に毛先が入り込みやすいように設計されています。 発売当初は平型の歯ブラシが主流でしたが、こちらの商品の登場以降、徐々に市場に定着し始めました。 山型の歯ブラシのメリット 山型の歯ブラシには、主に以下のようなメリットがあります。 ・歯間のプラークが除去しやすい ・歯のくぼみに対応しやすい 各メリットについて詳しく説明します。 歯間のプラークが除去しやすい 山型の歯ブラシには、歯間のプラークが除去しやすくなるという大きなメリットがあります。 毛先が山型にカットされていることにより、毛が歯と歯の間に密着するため、歯間の汚れは落としやすいです。 歯間の汚れの除去といえば、歯間ブラシやデンタルフロスなどで行うイメージがありますが、丁寧にブラッシングをすれば山型の歯ブラシでも除去できる可能性があります。 歯のくぼみに対応しやすい 歯のくぼみに対応しやすいという点も、山型の歯ブラシにおけるメリットです。 細かい山状の毛先が、歯の表面にある小さなくぼみにも届き、プラークをかき出しやすくなります。 また着色成分がくぼみに残ったままだと歯が黄ばんでしまいますが、食後すぐ山型の歯ブラシでブラッシングをすればそのような心配も少なくなります。 山型の歯ブラシのデメリット 一方で、山型の歯ブラシには以下のようなデメリットもあります。 ・磨き残しが生じる可能性がある ・毛先が傷みやすい ・フロスや歯間ブラシよりも清掃性は劣る 各デメリットについて詳しく説明します。 磨き残しが生じる可能性がある 実は歯科医師の多くは、山型の歯ブラシの使用をあまり推奨していません。 なぜなら、磨き残しが生じる可能性があるからです。 毛先を歯に垂直に当てて磨くと、毛先が当たる面積が狭くなるため、平らな歯ブラシに比べてプラーク除去の効率が下がるという仕組みです。 毛先が傷みやすい 毛先が傷みやすいという点も、山型の歯ブラシのデメリットです。 山型は平型に比べて毛先が倒れやすいため、長く使用していると毛先が寝てしまい、さらにプラークの除去効率が低下するおそれがあります。 もちろん、毛先が倒れやすいということは、それだけ頻繁に交換しなければいけないということでもあります。 フロスや歯間ブラシよりも清掃性は劣る 先ほど、歯間をブラッシングする際には、フロスや歯間ブラシではなく山型の歯ブラシも使用できるという話をしました。 もちろんこちらは事実ですが、清掃性の高さを比較した場合、山型の歯ブラシの清掃性はフロスや歯間ブラシよりも劣ります。 そのため基本的なセルフケアについては、平型の歯ブラシとフロス、歯間ブラシで行うべきです。 山型の歯ブラシが向いている人 山型の歯ブラシの使用が向いているのは、歯と歯の間に汚れが残りやすいと感じる方です。 例えば歯と歯の間に隙間がある方などは、食べカスが詰まりやすいため、山型の歯ブラシを使用して汚れを除去することが求められます。 また歯並びがデコボコしていて、平型の歯ブラシではブラッシングがしにくいと感じる方も、一度山型の歯ブラシを試してみる価値はあります。 特に不正咬合により、歯が重なっている部分がある方などは、その部分にだけでも山型の歯ブラシを使用することが望ましいです。 山型の歯ブラシの代替となる製品 山型の歯ブラシは、歯間や歯周ポケットの清掃に向いていますが、単体で使用する場合、総合的な清掃力は少し低いです。 そのため、同じようなメリットを得ることができる代替品を使用することも検討しましょう。 例えばタフトブラシやダブル植毛歯ブラシなどの製品です。 タフトブラシは、歯ブラシの毛が1束だけになっているタイプで、歯と歯の間や奥歯のさらに奥など、通常の歯ブラシでは届きにくい箇所をピンポイントで磨けます。 またダブル植毛ブラシは、歯ブラシの毛が2段植毛になっているタイプです。 こちらは長い毛先が歯周ポケットに入り込み、短い毛先が歯の表面の汚れを落とすように設計されています。 まとめ 山型の歯ブラシは、ドラッグストアなどで多数の種類が販売されています。 もし興味があるのであれば、一度使ってみて使用感などを確かめてみましょう。 実際使ってみれば、歯間の汚れが取りやすい反面、総合的な清掃力や毛の耐久性に少し不安があることがわかるかと思います。 また山型の歯ブラシを使う際は、平型の歯ブラシとの使い心地を比較することをおすすめします。

2025.10.22

【鶴見・川崎の歯医者】歯磨き粉の使い方におけるよくある間違い

虫歯予防を行う際に使用するものはさまざまですが、やはりメインとなるのは、歯ブラシや歯磨き粉などのデンタルケア製品です。 しかし、これらのアイテムの使い方を間違っていると、十分な虫歯予防効果は得られなくなります。 今回は、歯磨き粉の使い方におけるよくある間違いについて解説します。 歯磨き粉の使い方におけるよくある間違い5選 正しくブラッシングをしているつもりでも、歯磨き粉の使い方において以下のような間違いをしている方は多いため、注意してください。 ・ブラッシング後にうがいをしすぎる ・歯磨き粉をつけすぎる ・研磨剤が入った歯磨き粉を長期使用する ・発泡剤が入った歯磨き粉に依存する ・就寝前のブラッシング後に飲食をする 各項目について詳しく説明します。 ブラッシング後にうがいをしすぎる 歯磨き粉の使い方としてもっとも多い間違いとしては、まずブラッシング後に時間をかけてうがいを行い、歯磨き粉を完全に洗い流すという行動です。 多くの歯磨き粉に含まれるフッ素は、虫歯を予防するにあたって重要な成分です。 具体的には歯の再石灰化を促進したり、虫歯菌の活動を弱めたりしてくれます。 しかし、ブラッシング後に大量の水で何度も口をすすぐと、フッ素が口内にとどまる時間が短くなり、その効果は半減します。 そのため、ブラッシング後は10~15ml程度の少量の水で、1回だけ軽くすすぐのが理想的です。 歯磨き粉をつけすぎる ブラッシングの際、歯ブラシに歯磨き粉をつけすぎるというのもよくある間違いです。 歯磨き粉のつける量を多くすればするほど、虫歯予防効果が高まると考えている方は多いですが、実際はそうではありません。 歯磨き粉をつけすぎると、泡立ちが良くなりすぎてしまい、隅々まで磨けていないにも関わらず磨けた気になります。 つまり、不十分なブラッシングを助長してしまうということです。 成人の場合、歯ブラシの毛先につける歯磨き粉の量は1.5~2cm程度です。 子どもの場合は年齢に応じ、米粒からグリーンピース程度の量が目安と覚えておきましょう。 研磨剤が入った歯磨き粉を長期使用する 歯磨き粉の中には、研磨剤が含まれているものもあります。 こちらは歯の表面の汚れや着色を落とす効果がありますが、研磨剤が含まれた歯磨き粉を長期使用することも、虫歯予防の観点からいうと間違っています。 強すぎる研磨作用のある歯磨き粉を長期間使いすぎると、歯の表面のエナメル質が削れて薄くなってしまうことがあります。 またエナメル質が薄くなると、冷たいものがしみるなどの知覚過敏を引き起こす可能性があります。 さらに、研磨剤によって歯の表面に細かいキズがつくと、かえって着色汚れやプラークが付着しやすくなることも考えられます。 プラークが付着しやすいということは、当然虫歯のリスクも高まるということになります。 ちなみに、海外製の歯磨き粉には、ホワイトニング効果を高める目的で研磨剤が多く使用されているものがよく見られます。 発泡剤が入った歯磨き粉に依存する 発泡剤は、歯磨き粉を口内で泡立てるためのものですが、発泡剤が多く含まれる歯磨き粉に依存するのは良くありません。 確かに、ブラッシングの際の泡立ちが良ければ、口内の爽快感を得られます。 しかし、泡が多すぎる製品を使用すると、かえって丁寧に磨くことの妨げになることもあります。 いわば、歯磨き粉を多くつけすぎた場合と同じような状況になるということです。 また発泡剤の一種であるラウリル硫酸ナトリウムは浸透しやすく、口内の粘膜を刺激して口内炎につながることがあります。 さらに、舌の味蕾に影響を与え、ブラッシング後に食べ物の味が変わってしまうことも考えられます。 もちろん、発泡剤が危険な成分というわけではありませんが、虫歯予防を意識したブラッシングにおいて、発泡剤はそこまで重要なものではありません。 あくまで、しっかり汚れが落とせる歯磨き粉を選ぶことが大切です。 就寝前のブラッシング後に飲食をする 就寝前に歯磨き粉を使用してブラッシングを丁寧に行えば、就寝前に少しくらい飲食をしても良いと考える方がいますが、こちらも正しくありません。 就寝前のブラッシングは、就寝中の唾液分泌量が減る時間帯の虫歯リスクを減らすためにはとても重要です。 しかしフッ素入りの歯磨き粉を使用した後に飲食をすると、フッ素が洗い流されてしまいます。 そのため、ブラッシング後は基本的に水分以外何も口にしてはいけません。 また就寝前のブラッシング後は、そのまますぐに就寝するのも控えるべきです。 ブラッシング後、最低30分程度飲食を控えることで、フッ素の効果を最大限に生かすことができます。 まとめ 歯ブラシの使い方や選び方などについては、比較的意識している方も多いです。 しかし歯磨き粉については、そこまで意識していないというケースも多く見られます。 ブラッシングのメインは確かに歯ブラシですが、基本的に歯ブラシは歯磨き粉とセットで使用するものです。 そのため、どちらも最適なものを選ぶことが、徹底した虫歯予防への近道だと言えます。

2025.10.22

【鶴見・川崎の歯医者】就寝前の飲食を控えるための対策について

虫歯を予防するにあたっては、食事の内容を考慮するだけでなく、食事を摂るタイミングも重要になってきます。 また夜寝る直前に食事を摂ってしまうと、虫歯のリスクが高まるため、注意しなければいけません。 今回は、就寝前の飲食を控えるための主な対策について解説します。 就寝前の飲食が虫歯につながる理由 就寝する直前は、すでに夜のブラッシングを済ませている状態です。 そのため、このタイミングで飲食をすると、当然口内には食べカスやプラークが残りやすくなります。 また就寝中は唾液の分泌量が減少し、口内を洗い流してくれる自浄作用が低下します。 つまり、寝ている間は食べカスやプラークが口内に残ったままになるため、虫歯のリスクが高まるということです。 就寝前の飲食を控えるための対策7選 就寝直前の飲食を控えるための対策としては、主に以下のことが挙げられます。 ・夕食をしっかり取る ・ゆっくり食べる ・生活リズムを整える ・水分をこまめに摂る ・温かい飲み物を飲む ・ガムを噛む ・気分転換をする 各項目について詳しく説明します。 夕食をしっかり取る 寝る直前の飲食を控えるためには、まず夕食をしっかり取ることが大切です。 就寝前最後の食事は夕食になることがほとんどのため、このタイミングである程度お腹を満たしておくことが大切です。 また夕食では炭水化物だけでなく、タンパク質や野菜をバランス良く食べることが大切です。 もちろん、夕食後にはなるべく早くブラッシングを行い、もう何も食べない状況をつくっておくことが重要です。 ブラッシングによって口内がスッキリすると、必然的に食欲は減退します。 ゆっくり食べる 就寝前の飲食を控えるには、夕食をゆっくり食べることも大切です。 よく噛んで食べることにより、唾液の分泌量が増え、口内が洗い流されやすくなります。 夕食後はブラッシングを行いますが、食事の段階で食べカスやプラークが残りにくい環境をつくっておくことが大切です。 生活リズムを整える 生活リズムを整えることも、就寝前の飲食、虫歯を予防するためのポイントです。 具体的には食事時間や睡眠時間を規則正しくすることにより、食欲の乱れを防ぎます。 また先ほど夕食に関することを解説しましたが、就寝前の飲食を防ぐには朝食や昼食についても意識すべきです。 1日の始まりに朝食を欠かさず摂ることで、身体のリズムが整い、夜間の空腹感を防ぎます。 朝食としては卵料理やヨーグルト、全粒粉パンなどがおすすめです。 さらに昼食については、鶏むね肉や豆腐、玄米や野菜などを中心とした低GIの食事を摂ることで、満腹感が持続しやすくなります。 水分をこまめに摂る 就寝前に飲食をしてしまいがちな方は、こまめに水分を摂ることも意識しましょう。 人の脳には、喉の渇きを感知する中枢と、空腹を感知する中枢があります。 これらは極めて近い位置にあるため、たまに喉の渇きを空腹と勘違いすることがあります。 そのため、就寝前に空腹でどうしようもないという状況でも、コップ1杯の水を飲めば食欲が収まることがあります。 ちなみに、夕食後のブラッシングから就寝するまでの間に何も飲まないと、口内は乾燥してしまいます。 就寝中はさらに乾燥するため、寝る前に水分補給をするのはとても大切なことです。 温かい飲み物を飲む 温かい飲み物を飲むことも、就寝前の飲食を控えるための対策です。 飲み物は就寝前の口内の乾きを防ぐという話をしましたが、温かい飲み物は身体を温め、リラックスする効果があります。 そのため、空腹感を紛らわせるのに役立ちます。 またここでいう温かい飲み物とは、白湯や砂糖不使用のハーブティーなどを指しています。 砂糖が入ったコーヒーなどは虫歯のリスクを高めるため、避けるようにしましょう。 ガムを噛む 就寝前にどうしても空腹が我慢できない場合は、ガムを噛むことをおすすめします。 ガムを咀嚼することで、唾液の分泌量は増加しますし、一時的に空腹感も和らぎます。 またこのとき摂取するガムは、キシリトール配合で砂糖不使用のものが望ましいです。 キシリトール配合のガムであれば、唾液の分泌量を増やすだけでなく、歯の再石灰化を促したり、虫歯菌の活動を弱めたりする効果も期待できます。 気分転換をする 就寝前の飲食を控えるには、気分転換をすることも大切です。 例えばストレッチをしたり、音楽を聴いたりすることにより、食べること以外に意識が行き、空腹感が紛れることがあります。 ただしあまりに激しく身体を動かすと、眠れなくなったり身体が水分を失って口内が乾きやすくなったりするため、注意してください。 まとめ 就寝前の飲食は虫歯につながるだけでなく、肥満や生活習慣の乱れなどのリスクも高めます。 そのため、1日3食の食事を充実させ、就寝前は何も口にしないことが望ましいです。 またどうしても空腹に耐えきれないというのであれば、水を飲んだり、別のことに意識を向けたりして対応しましょう。 どれだけ丁寧にブラッシングをしていても、寝る直前に食べてしまっては意味がありません。

2025.10.21

【川崎の歯医者・予防歯科】ブラッシングをしなくなってしまう原因は?

虫歯を予防するにあたって、絶対に怠ってはいけない習慣がブラッシングです。 虫歯菌は歯や歯茎に付着したプラークに潜んでいるため、こちらを除去しないことには常に虫歯のリスクにさらされてしまいます。 しかし、中にはあるタイミングからブラッシングをしなくなってしまう方もいます。 今回はこちらの原因を解説します。 ブラッシングをしなくなってしまう原因5選 ブラッシングを一切しなくなってしまう主な原因としては、以下のことが挙げられます。 ・習慣や環境による原因 ・身体的な原因 ・精神的な原因 ・高齢化 各項目について詳しく説明します。 習慣や環境による原因 毎日仕事や育児などで多忙な生活を送っている方は、ブラッシングが後回しになったり、時間がなくてブラッシングをやめてしまったりしがちです。 また小さい頃から正しいブラッシングの習慣が身についていない場合、大人になってから面倒に感じてしまうことがあります。 ブラッシングが全身の健康に与える影響について深く理解していない場合も、優先順位は低くなります。 さらに歯科クリニックで嫌な思いをすると、それがトラウマになり、ブラッシングに不安や抵抗を感じることがあります。 このような症状は歯科恐怖症とも呼ばれ、大人になってから症状が出ることも十分に考えられます。 身体的な原因 身体的な原因により、ブラッシングをしなくなってしまうというケースもあります。 例えば嘔吐反射がある方は、歯ブラシが喉の奥に触れると吐き気を催すため、それを避けるためにブラッシングから遠ざかってしまいがちです。 また歯周病や知覚過敏、あるいは歯ブラシの刺激が不快なことから、ブラッシングをしなくなることもあります。 さらに歯磨き粉に含まれるメンソールの刺激などに対して過敏になっている場合も、なかなか十分なブラッシングを行うことはできません。 ちなみに一部の抗うつ剤には、口の乾きを引き起こし、口内環境を悪化させる副作用を持つものがあります。 こちら服用している方は、ブラッシングへの意欲を失ってしまうことがあります。 精神的な原因 精神的な原因も、ある日ブラッシングをしなくなってしまう原因として挙げられます。 ここでいう精神的な原因には、うつ病や不安障害、エグゼクティブ・ディスファンクションなどが挙げられます。 うつ病や不安障害を患っている方は、意欲の低下や集中力の欠如が見られやすく、ブラッシングを含むセルフケアも怠ってしまうことがあります。 またエグゼクティブ・ディスファンクションは、思想・感情・行動を管理する認知プロセスに障害が生じている状態です。 この状態は独立した診断名ではありませんが、注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム症などの神経発達症に伴う症状として現れることがあります。 エグゼクティブ・ディスファンクションの方は、計画・整理・意思決定といった認知機能に問題があるため、ブラッシングのような日常的な習慣が難しくなります。 高齢化 単純に高齢化することでも、継続的なブラッシングが難しくなることがあります。 例えば高齢化に伴って認知症になってしまった方は、ブラッシングという行為自体を忘れてしまったり、歯ブラシが何に使うものかわからなくなったりすることがあります。 このような状態で、適切なブラッシングを行うのはほぼ不可能に近いです。 また高齢化によって身体が不自由になってしまった方の中には、介護を受けている方もいるかと思います。 このとき、介護者が急いでブラッシングをしようとすることで不快な経験となり、その後ブラッシングを拒否してしまうことも考えられます。 ちなみに、高齢の方は握力が弱まったり嚥下機能が低下したりすることにより、ブラッシングの難易度が上がることも考えられます。 もちろん体力も落ちるため、疲れやすいブラッシングをやめようとする方も少なくありません。 ブラッシングをしなくなるとどうなる? ブラッシングを一切しなくなると、歯に付着したプラークに潜む虫歯菌は、糖分を栄養にして酸をつくり出します。 この酸が歯の表面を溶かし、虫歯が進行します。 進行度合いによっては冷たいものがしみる、激しい痛みを伴う、最終的には歯が崩壊するという深刻な状態に至ります。 また虫歯だけでなく、同様に歯周病も進行します。 歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶け始め、最終的には歯を失うことになります。 さらに口内に繁殖した細菌が、食べカスを分解する際に不快なニオイを発したり、全身の健康リスクが著しく高まったりします。 ここでいう健康リスクとは、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎などのリスクを指しています。 まとめ ブラッシングをしなくなるということは、虫歯や歯周病を防ぐのを諦めることだと言っても過言ではありません。 もちろん、本人がしたくてもできないというケースもありますが、その場合はできる限りブラッシングができる状態に持っていく努力をしましょう。 もし単純にブラッシングという習慣を避けているだけの方がいれば、今すぐにでも考えを改めてください。

2025.10.20

【川崎の歯医者・予防歯科】虫歯につながる”ダラダラ食べ”をしてしまう原因

虫歯を予防するために意識したいことは、ブラッシングだけでなく食事の食べ方にも注意しなければいけません。 ここでいう食べ方とは、主に1回の食事にかかる時間のことを指していて、いわゆる“ダラダラ食べ”と呼ばれるものは虫歯のリスクを高めます。 今回は、虫歯につながるダラダラ食べの原因を中心に解説します。 ダラダラ食べが虫歯につながりやすい理由 ダラダラ食べをしている方は、口内が酸性の時間が長くなります。 酸性の口内は、虫歯菌の働きを活発にしてしまい、歯が溶けやすくなる環境をつくります。 また唾液には酸を中和し、歯を修復する再石灰化の働きがありますが、ダラダラ食べをしているとそのスピードを超えてしまうため、歯が修復されない状態になります。 さらに、ダラダラ食べは口内に食べカスや糖分が残りやすくなり、プラークが増殖して酸の発生源をつくり出します。 ダラダラ食べをしてしまう原因6選 ダラダラ食べをしてしまう原因としては、主に以下のことが挙げられます。 ・エモーショナルイーティング ・口さみしさ ・ながら食べ ・早食い ・朝食を抜く ・身体的な原因 各項目について詳しく説明します。 エモーショナルイーティング ダラダラ食べの原因の一つに、エモーショナルイーティングと呼ばれるものがあります。 こちらは感情的摂食とも呼ばれるもので、空腹ではないにもかかわらずストレスや不安、孤独や退屈といった理由から食事を摂ってしまうことをいいます。 ストレス食い、やけ食いなどとも呼ばれます。 食べることによって一時的に感情的な苦痛を紛らわせたり、気分転換を図ったりすることができますが、根本的な問題は解決されません。 むしろ、過食による罪悪感や後悔の念が、さらなるエモーショナルイーティングを誘発する悪循環に陥ることも考えられます。 またエモーショナルイーティングに陥っている方は、心を満たすために食べるため、満腹になっても食欲が止まらないことがあります。 そのため、必然的にダラダラと長時間食事をしている時間が長くなり、虫歯を引き起こしやすくなります。 口さみしさ 先ほど解説したエモーショナルイーティングと少し似ていますが、口さみしさがダラダラ食べにつながることもあります。 そこまでストレスが溜まっていたり、不安を感じていたりしなくても、口がさみしくなるということはあります。 この場合も、お腹が空いているわけではないにもかかわらず、お菓子などを口に入れてしまいます。 またそこまでお腹が空いているわけではないため、食事が短時間で終わらず、無駄に時間をかけて食べてしまうケースが多く見られます。 ながら食べ ダラダラ食べの原因として、現代人にとても多く見られるのがながら食べです。 ながら食べはテレビを見ながら、スマートフォンを見ながらなど、別のことに集中しながら食事をすることです。 特に一人暮らしの方などは、このような食べ方をしてしまいがちですが、こちらは食べた量や満腹感に意識が向きにくくなります。 その結果、無意識に食べすぎてしまい、食事時間も長くなってダラダラ食べや虫歯の発症につながります。 早食い 早食いとダラダラ食べは対極にあるように思えますが、実際は深い関係性があります。 食事のときよく噛まずに早食いをしてしまうと、満腹中枢が刺激される前に食べ終わってしまい、食べ足りないと感じやすくなります。 また血糖値の急上昇・急降下(血糖値スパイク)を招き、再び空腹感を覚えやすくなることにもつながります。 その結果、何度も食事を摂ってしまい、最終的にはそこまで空腹ではない状態でダラダラと食べてしまうことが考えられます。 朝食を抜く 普段朝食を抜く機会が多いという方は、ダラダラ食べをしやすくなるため、注意が必要です。 朝ある程度お腹を満たしていなければ、昼食時に強い空腹感を覚えてしまい、その反動で一気に昼食を食べすぎてしまうことがあります。 また昼食を摂る量が多ければ多いほど、口内が酸性に傾く時間は長くなります。 もちろん、昼食を抜いてしまったときも同様です。 夕食の時間の食事量が多くなり、ダラダラ食べや虫歯につながりやすくなります。 身体的な原因 睡眠不足に陥ると、食欲を増進させるグレリンというホルモンが増殖し、食欲を抑えるレプチンというホルモンが減少します。 そのため、食欲がコントロールしにくくなり、ダラダラ食べのリスクが高まります。 また女性の場合は月経前など、ホルモンバランスの乱れによって食欲が増し、ダラダラ食べをしやすくなることもあります。 ちなみに菓子パンや清涼飲料水など糖質の多いものを一気に食べると、早食いのときと同様に血糖値スパイクが起こりやすく、ダラダラ食べにつながりやすくなります。 まとめ ダラダラ食べは、あらゆる原因で行ってしまうものであり、虫歯予防をするにあたっては特に注意しなければいけない習慣です。 もし周りに「食べるのが遅い」と言われたことがあるのであれば、一度食事の摂り方について見直してみましょう。 また一人暮らしの方は、ながら食べなど虫歯のリスクが高まる行動を控えるように努力してください。

2025.10.19

【川崎の歯医者で根管治療】根管治療に関する〇×クイズ

根管治療は、虫歯などによって細菌感染した歯の内部にある神経を抜き、根管を清掃・消毒する治療です。 虫歯が重度にまで進行した方は、こちらの治療を受けなければいけませんが、治療を受ける前にある程度知識を持っておくことが望ましいです。 今回は、根管治療に関する〇×クイズをいくつか出題します。 問1:根管治療は痛い治療である 根管治療は歯の奥深くを治療するものであるため、痛みが強いと考えている方もいるかもしれませんが、こちらは×です。 現代の根管治療は、局所麻酔がしっかりと効いた状態で行われるため、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。 かつては痛いというイメージがありましたが、それは間違った情報です。 根管治療は、むしろ歯の内部の感染を取り除き、痛みを除去するための治療です。 そのため、恐怖心があるからといって治療を受けない方が、痛みが強くなるおそれがあります。 ちなみに、重度の虫歯はある程度のところまで進行すると、ある日突然痛みがなくなります。 こちらは虫歯が治ったわけではなく、神経が死滅してしまっただけであるため、痛みが消えても根管治療を受けなければいけないことに変わりはありません。 問2:根管治療を行った歯は二度と虫歯にならない 根管治療は重症化した虫歯に適用されるものですが、根管治療を受けたからといって、その歯が二度と虫歯にならないというわけではありません。 そのため、答えは×です。 根管治療を行った後も、歯の根っこの部分は残存しています。 そのため、歯の根元や詰め物・被せ物の境目から再び虫歯になる可能性があります。 根管治療を受けた方の中には、重度の虫歯が治ったという安心感から、ついついその後のセルフケアをおろそかにしがちです。 しかし、実際は根管治療後も丁寧なブラッシング、定期的な歯科検診を行い、しっかりケアしなければいけません。 問3:根管治療後は歯の神経がなくなるため、その歯は何も感じなくなる 根管治療を行う際は、歯の神経を取り除きますが、それによってその歯が何も感じなくなるというのは×です。 確かに根管治療では、歯の内部にある歯髄(神経、血管)を除去しますが、歯根の周りにある歯根膜には神経が残っています。 歯根膜は、歯の根と顎の骨の間にある薄い膜で、歯を固定し、噛む力をうまく分散させるクッションの役割を持った組織です。 また歯根膜に神経がある限り、根管治療を行った歯でも噛んだときの感覚や痛みは感じることができます。 ただし、熱い・冷たいといった温度刺激はほとんど感じません。 問4:根管治療を行った歯は、最終的に抜歯しなければいけない 根管治療を行った歯は、そのままの状態だと強度が低下しますが、最終的に抜歯しなければいけないという考え方は×です。 適切に治療された根管治療歯は、一生涯にわたって機能する可能性があります。 治療後は、歯を保護するためのクラウンを装着するケースが一般的で、これによって歯の強度と寿命を延ばすことができます。 しかし、根管治療を受けた歯で何度も虫歯が再発してしまった場合、削る部分が徐々になくなってくることがあります。 その結果、抜歯を選択せざるを得ないということは考えられます。 問5:根管治療は数回の通院が必要になる 根管治療を行う場合、数回の通院が必要になるというのは〇です。 歯の内部の複雑な構造をキレイに清掃・消毒する治療であるため、多くの場合、1回の通院では完了しません。 感染の度合いや歯の状態によって異なりますが、数回の通院が必要になります。 また治療の途中には仮の詰め物が入れられ、根管内部の無菌状態を保ちながら治療が進められます。 そのため、仮の詰め物に問題が生じた場合には、また前の段階から根管治療をやり直さなければいけないこともあります。 問6:根管治療は失敗することがある 根管治療はプロフェッショナルである歯科医師によって行われるものですが、失敗することがあるというのは〇です。 ここでいう根管治療の失敗とは、細菌の取り残しや器具の破折、根管外への穿孔(穴が開く)や詰め物・被せ物の不適合などが挙げられます。 東京医科歯科大学による調査では、日本の保険診療における根管治療の成功率は、30~50%ということがわかっています。 こちらの成功率の低さは、熟練の歯科医師であっても複雑な根管構造への対応が難しいことが原因とされます。 ただし、自由診療の根管治療は、成功率が90%以上にまで跳ね上がります。 自由診療の場合、保険診療では使用できないマイクロスコープやラバーダムなどが用いられるため、必然的に成功率は高まります。 まとめ 根管治療に恐怖心を抱いていることにより、重度の虫歯があってもなかなか通院できないという方はいるでしょう。 実際、根管治療は決して痛いものではありませんし、治療時の安全性も十分に考慮されています。 しかし、セルフケアなど患者さん自身の努力がなければ、二次虫歯のリスクが高まることは事実です。 また治療に失敗する可能性もあるため、その点はあらかじめ留意しておきましょう。

2025.10.15

【川崎の歯医者で歯周病治療】歯石をやわらかくすることはできる?

歯石はプラークが硬くなったものであり、自宅でブラッシングをしても基本的には落とすことができません。 では、患者さんが自力で歯石をやわらかくし、除去できるようにすることは可能なのでしょうか? 今回は、歯石をやわらかくするための民間療法を中心に解説します。 歯石をやわらかくする民間療法4選 以下の民間療法を行うことで、歯石がやわらかくなって除去しやすくなる可能性があります。 ・重曹と塩を使う ・酢でうがいをする ・オレンジの皮でこする ・オイルプリング 各項目について詳しく説明します。 重曹と塩を使う こちらは少量の重曹と塩を混ぜ、水で湿らせた歯ブラシにつけて優しく磨くという方法です。 重曹は研磨作用で歯石をやわらかくし、塩は抗菌作用を助けます。 ただし研磨作用が強いため、頻繁な使用は歯のエナメル質を傷つける可能性があります。そのため、多くても週1回程度に留めましょう。 酢でうがいをする ぬるま湯に白酢またはリンゴ酢を少量混ぜ、口に含んでうがいをします。 これにより、酢の酸性が歯石のミネラル分を溶かし、やわらかくする効果があるとされます。 ただし、酸が歯のエナメル質を傷つけないよう、使用後は必ず真水で口をすすぎましょう。 また、口の中に傷がある場合は使用を避けてください。 オレンジの皮でこする オレンジの皮の内側の白い部分で、歯石が付いている部分を数分間こすります。 こうすることで、オレンジの皮に含まれる成分が歯石を分解し、抗菌作用を発揮するといわれています。 しかし、こちらの方法も前述したものと同様、口内に与える刺激は強くなりがちです。 オイルプリング オイルプリングは、インドの伝統医療であるアーユルヴェーダに由来する口内ケアです。 口内の細菌や老廃物をオイルに吸着させて排出することを目的とします。 具体的な方法としては、食用油(ココナッツオイルなど)を大さじ1杯口に含み、10〜15分間口の中でぐちゅぐちゅと動かして吐き出します。 これにより、油が口内の細菌や汚れを吸着し、歯垢の形成を防ぐのに役立ちます。 歯石をやわらかくする民間療法の注意点 歯石をやわらかくする民間療法には、総じて以下のような注意点があります。 ・硬い歯石は除去できない ・歯のエナメル質を傷つけるリスク ・専門家による治療が必須 各項目について詳しく説明します。 硬い歯石は除去できない 上記の方法は、あくまで歯石になる前の歯垢を予防・除去したり、歯石をわずかにやわらかくしたりする程度の効果しか期待できません。 また歯石の付着量が多い場合も、効果は薄くなりやすいです。 歯のエナメル質を傷つけるリスク 各方法の項目でも少し触れましたが、重曹や酢は研磨作用や酸性によって、エナメル質を傷つけてしまう可能性があります。 特に、過度な力や頻繁な使用は避けるべきです。 専門家による治療が必須 既に硬く形成された歯石は、歯科医院で専門的なスケーリング(歯石除去)を受ける必要があります。 歯周病や虫歯のリスクを避けるためにも、定期的な歯科検診をおすすめします。 歯科クリニックで行われる歯石除去について 歯石は民間療法ではなく、やはり歯科クリニックで行われる歯石除去によって取り除くべきです。 歯科クリニックでは、主にスケーリングやルートプレーニングが行われます。 スケーリングは、歯周病や虫歯の治療を目的とした処置です。 専用器具(スケーラー)を使用し、歯の表面や歯茎の境目にある歯石やプラークを取り除きます。 またスケーラーにはいくつかの種類があり、超音波スケーラーは超音波の振動を利用して硬い歯石を砕いて除去します。 ハンドスケーラーの場合、手動で器具を動かし、歯周ポケットが浅い部分や、歯石の量が少ない部分の歯石を丁寧に取り除きます。 さらにルートプレーニングは、歯周病が進行し、歯茎の奥深くに歯石がたまってしまった場合に行う施術です。 歯茎の中にある歯石を取り除き、歯の根元を滑らかにすることで、歯茎が再び歯に付着するのを促します。 歯石を付着させないための対策 そもそも歯石を付着させないようにするには、丁寧なブラッシングや定期的な歯科検診が必要不可欠です。 プラークが歯石に変わるまでには2日ほどかかると言われているため、毎日丁寧にブラッシングをすることがもっとも重要です。 また歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間のプラークについては、デンタルフロスや歯間ブラシなども使用して除去しましょう。 さらに3~4か月に1回程度、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで、歯石がやわらかいうちに除去でき、歯周病の予防につながります。 まとめ 歯石をやわらかくすることは不可能ではありませんが、そもそもやわらかくして自力で除去しようという考えが間違っています。 患者さん自身で歯石を取り除こうとすると、口内への刺激は強くなりますし、隅々までキレイに除去することも難しいです。 歯科クリニックに通えば、安全な環境で徹底的に歯石を除去してくれるため、気になる方はすぐにでも施術を受けるべきです。

2025.10.14
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