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2026.05.13

【川崎の歯医者で虫歯治療】銀歯が外れたときの正しい行動について

銀歯は永遠に使用できるものではありません。
どの補綴物にも言えることですが、口内に装着して使用する以上はいずれ寿命が訪れます。
では、寿命などの原因により、銀歯が外れてしまったときはどう行動すれば良いのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

銀歯が外れたときの正しい行動4選

銀歯が外れてしまった場合は、以下のような行動を取るのが正しいです。

・丁寧なブラッシングとうがい
・反対側の歯で噛む、刺激を避ける
・市販の鎮痛剤や冷却で応急処置をする
・歯科クリニックを選ばない

各項目について詳しく説明します。

丁寧なブラッシングとうがい

銀歯が外れた後の露出した歯の表面や内部は、非常に複雑なくぼみや段差、穴が空いた状態になっています。
この不整形なスペースは、食べカスが非常に詰まりやすく、なおかつプラークや虫歯菌が繁殖するための格好の温床となります。

歯科クリニックを受診するまでの期間は、普段以上に徹底的で口内の衛生管理を行い、患部を清潔に保ち続けることが必須条件になります。
毎食後のブラッシングは必ず行い、患部のくぼみに食べかすが残らないように優しく丁寧に磨いてください。

ただし銀歯が外れた箇所の歯は、削られたことによって壁が非常に薄くなっているケースが多いです。
硬い毛の歯ブラシでゴシゴシと強く磨きすぎると、歯の角が欠けてしまったり、神経が残っている場合は激痛が走ったりすることがあります。
そのため、毛先のやわらかい歯ブラシを使い、軽い力で細かく動かすように磨くのがコツです。

ブラッシングの後は、殺菌効果のあるマウスウォッシュや生理食塩水などを用いて、お口全体をしっかりと何度もゆすぎ、細部の汚れや細菌まで洗い流すように心がけてください。

反対側の歯で噛む、刺激を避ける

銀歯が外れている間の食事には、細心の注意を払う必要があります。

まず食べ物を噛むときは、銀歯が外れた側とは反対側の歯だけを使うように強く意識して食事を進めてください。
外れた側の歯で不用意に食べ物を噛んでしまうと、露出した土台部分に直接強い力が加わり、残っている歯の壁が簡単にポキッと折れてしまう危険があるからです。

また、選ぶ食材やメニューにも工夫が必要です。
せんべいやナッツ類、硬いお肉や氷などの硬い食べ物は、歯を破折させるリスクが非常に高いため絶対に避けましょう。

さらに粘着性の高いガムやキャラメル、お餅などは、他のまだ無事な詰め物まで巻き込んで引き抜いてしまう二次災害を引き起こす可能性があるため厳禁です。

神経が残っている歯の場合、冷たい飲み物や熱いスープ、極端に甘いお菓子や酸味の強いドレッシングなどは、むき出しの象牙質を激しく刺激して、痛みを誘発する引き金になります。

食事はできるだけやらかく、人肌程度に冷ました刺激の少ないものを中心に摂るようにしてください。

市販の鎮痛剤や冷却で応急処置をする

銀歯が外れたことによって、ズキズキとした激しい痛みや、何もしなくても痛む自発痛が生じることがあります。
これは、神経が残っている歯の内部に冷気や細菌の刺激が直接伝わって炎症を起こしているか、あるいは銀歯の下で大きく進行していた虫歯が露出したために起こる症状です。

すぐに歯科クリニックを受診できない夜間や休日にこのような強い痛みが出た場合は、応急処置として市販の痛み止めを服用して痛みを一時的にコントロールしてください。

薬を飲むのと同時に、痛む側の頬やアゴの外側から、冷えピタを貼ったり、濡れタオルや氷水を当てたりして優しく冷却するのも効果的です。
血流を抑えることで、口の中の神経の興奮と炎症を和らげることができます。

ただし、氷を直接口に含んで患部を急激に冷やす行為は、逆に神経への凄まじい激痛を誘発するため絶対にやってはいけません。
またお風呂に長く浸かって体を温めたり、激しい運動をしたり、アルコールを摂取したりすると、全身の血行が良くなってアゴの血管が拡張し、耐え難い激痛へと悪化します。

歯科クリニックを選ばない

銀歯が外れた際、かかりつけの歯科クリニックがたまたま休診日であったり、予約が埋まっていて何日も先まで診てもらえなかったりすることは珍しくありません。
このような場合、「いつもの先生がいいから」と何日も我慢して待ち続けるのではなく、近隣にある別の歯科クリニックを受診して応急処置だけでも受けることをおすすめします。

銀歯が外れた部分の処置は、特別な過去のカルテがなくても、外れた銀歯と現在の口内の状態をその場で見れば、どの歯科医師であっても基本的には適切な診断と対応が可能です。
他院であっても、銀歯や歯に問題がなければその日のうちにすぐ元の銀歯を接着剤で付け直してくれます。
また作り直しが必要な場合でも、中に仮の詰め物をして神経を保護し、虫歯菌の侵入や歯の移動を防ぐ完璧な応急処置を施してくれます。

夜間や日祝日であれば、各自治体が運営している歯科医師会休日急患診療所や、夜間救急を受け入れている総合病院の歯科口腔外科に電話相談してみるのも非常に有効な手段です。

まとめ

銀歯が外れてしまった場合は、銀歯を清潔なまま保管し、すぐに歯科クリニックに連絡しましょう。
また通院までの間は丁寧なブラッシングやうがい、食事の工夫を徹底し、穴が開いている箇所に負担がかからないようにします。
さらに痛みが出るようなケースでは、市販の痛み止めに頼っても構いません。
とにかく、治療時まで問題ない状態で耐えることが大切です。

この記事を監修した人

ふたば歯科クリニック 理事長 大木 烈

ふたば歯科クリニック 川崎本院 
理事長 大木 烈

昭和大学歯学部卒業後、昭和大学附属病院での臨床研修を経て歯科医師としてのキャリアをスタート。現在は医療法人社団雙葉会ふたば歯科クリニックの理事長として、医院を統括する。
インプラント治療においては国際インプラント学会専門医の資格を持ち、米インディアナ大学インプラント科客員講師として海外での学術活動にも従事。矯正・補綴など多岐にわたる分野の認定資格を有し、さらに歯学博士の学位を取得するなど、臨床・研究の両面で高い専門性を発揮している。また、厚生労働省認定の臨床研修医指導医として後進の育成にも力を入れており、昭和大学歯科病院および歯学部解剖学教室にも所属し、大学との連携も継続している。
患者一人ひとりに最善の医療を届けるため、年中無休・通し診療という体制を実践。「患者様の生活の質の向上を使命とする」という姿勢のもと、予防から高度な専門治療まで幅広く対応している。

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