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2023.11.26

【川崎で虫歯治療】高齢者の方が虫歯になりやすい理由について

虫歯は老若男女問わず、どのような方でも発症の可能性がある症状です。

また、高齢者の方の中にも、当然虫歯になる方は存在し、むしろ高齢であればあるほど、発症のリスクは高まるとされています。

ここからは、高齢者の方が虫歯になりやすい理由、虫歯を放置することによるリスクについて解説します。

高齢者の方が虫歯になりやすい理由3選

高齢者の方が虫歯になりやすい理由としては、主に以下の3つが挙げられます。

・エナメル質の減少
・歯の根元の象牙質の露出
・唾液量の減少

エナメル質の減少

人の歯は、エナメル質というとても硬い組織で覆われています。

こちらは、平均2~3mmほどの厚さしかないものの、熱いものや冷たいものなど、歯にしみると感じさせるものが、刺激に敏感な内部に触れないように保護する役割を持っています。

しかし、エナメル質に生きた細胞は存在しないため、失われたものが再生されることはありません。

つまり、一度エナメル質が減少すると、常に虫歯になりやすい状態が続くというわけです。

高齢者の方は、脱灰や歯ぎしりなどの原因によって、通常よりもエナメル質が減っていることが多く、必然的に虫歯のリスクが高くなります。

歯の根元の象牙質の露出

高齢者の方によく見られる虫歯として、歯と歯茎の境目部分の歯の根に出来る根面齲蝕(こんめんうしょく)があります。

根面齲蝕は、本来歯茎に覆われている歯の根元の部分が、歯周病による歯茎の退縮や加齢などによって露出してしまい、その部分が虫歯になるというものです。

歯茎から上の部分の歯は、前述した硬いエナメル質で覆われていますが、歯茎の下の部分はやわらかいため虫歯になりやすく、一度虫歯になったら進行しやすいという特徴があります。

また、根面齲蝕は、今まで虫歯になったことのない歯に起こることもありますし、被せ物をした歯の根元に起こることもあります。

歯茎が退縮していって歯が長くなったように見える方は、根面齲蝕や知覚過敏のリスクが高まります。

唾液量の減少

唾液の分泌量が低下すると、口腔内が渇きやすくなります。

高齢者の方にドライマウスの方が多いのは、年齢を重ねるにつれて口周りの筋肉を動かさなくなるためです。

ストレスの蓄積や持病による影響も、無関係とは言い切れません。

また、唾液が減少すると、食べカスやプラークが口腔内に留まりやすくなります。

その上、初期段階の虫歯を再石灰化する働きが追い付かず、結果として虫歯を招いてしまいます。

高齢者の方が虫歯を放置することのリスク

高齢者の方の中には、歯科クリニックに通うのが億劫であるなどの理由で、痛みなどの自覚症状があるにもかかわらず、なかなか歯科クリニックに通えないという方もいます。

しかし、高齢者の方が虫歯を放置すると、以下のようなリスクを招いてしまいます。

・認知症
・肺炎
・心筋梗塞

認知症

虫歯になって歯が痛むと、無意識のうちにできるだけその歯では噛まないようにしてしまうものです。

噛む回数が減ったり、噛む力が弱くなったりすると、脳への刺激が減ってしまい、結果認知症につながることがあります。

また、虫歯によって歯を失ってしまったら、やはり噛むことができないため、認知症になるリスクは高まります。

認知症になってしまうと、歯の手入れが上手にできなくなったり、おろそかになってしまったりして、虫歯を増やしてしまうという悪循環を招きかねません。

肺炎

高齢者の方の死因の中でも、上位に入るのが肺炎です。

実は肺炎も、虫歯菌や歯周病菌から発生することがあります。

肺炎は、肺がウイルスや細菌にかかることで起こる病気ですが、食べ物や唾液に口内細菌が混じり、それらが肺に誤って流れ込んでしまうことでも引き起こされます。

このような肺炎を誤嚥性肺炎といいます。

また、高齢者の方や寝たきりの方は、飲み込む力が衰えていることが多いため、誤って唾液や食べ物を肺に飲み込んでしまうことがあります。

普通の食べ物や唾液なら良いのですが、虫歯菌がついた食べ物などの場合、肺炎へと進行してしまうかもしれません。

心筋梗塞

高齢者の方が虫歯を放っておくと、細菌が繁殖し、歯周病につながってしまいます。

免疫機能がある程度低下していることから、発症までのスピードが早いのが特徴です。

歯周病菌が繁殖すると、その菌と戦おうとして白血球の活動が活発になり、心臓などの臓器に負担がかかってしまいます。

また、歯周病菌には血液が固まりやすくなる物質が含まれているため、心臓などの弱ってしまった臓器部分の血液が固まりやすくなることで、心筋梗塞などの病気を引き起こしてしまうおそれがあります。

まとめ

ここまで、高齢者の方が虫歯になりやすい理由、虫歯を放っておくことのリスクについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

高齢者の方は、虫歯になりやすいという事実を受け入れ、より丁寧なセルフケアを行わなければいけません。

また、虫歯の放置により、命を脅かす重大な病気を発症することもあるため、面倒かもしれませんが、歯科クリニックには定期的に通院することをおすすめします。

この記事を監修した人

ふたば歯科クリニック 理事長 大木 烈

ふたば歯科クリニック 川崎本院 
理事長 大木 烈

昭和大学歯学部卒業後、昭和大学附属病院での臨床研修を経て歯科医師としてのキャリアをスタート。現在は医療法人社団雙葉会ふたば歯科クリニックの理事長として、医院を統括する。
インプラント治療においては国際インプラント学会専門医の資格を持ち、米インディアナ大学インプラント科客員講師として海外での学術活動にも従事。矯正・補綴など多岐にわたる分野の認定資格を有し、さらに歯学博士の学位を取得するなど、臨床・研究の両面で高い専門性を発揮している。また、厚生労働省認定の臨床研修医指導医として後進の育成にも力を入れており、昭和大学歯科病院および歯学部解剖学教室にも所属し、大学との連携も継続している。
患者一人ひとりに最善の医療を届けるため、年中無休・通し診療という体制を実践。「患者様の生活の質の向上を使命とする」という姿勢のもと、予防から高度な専門治療まで幅広く対応している。

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