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2025.04.25

【鶴見・川崎の歯医者】歯の色の変化から見る虫歯の進行具合

健康的な歯は、純白とまではいかないものの、ある程度の白さを維持しています。
しかし、虫歯を発症すると、少しずつ本来の白さとはかけ離れていきます。
また進行具合によっても、歯の色は変わってきます。
今回は、歯の色の変化から見る虫歯の進行具合を中心に解説します。

虫歯の進行具合と歯の色の特徴

虫歯には大きく分けて以下の4つの段階があり、それぞれ歯の色は異なります。

・初期虫歯
・中程度の虫歯
・重度の虫歯
・末期の虫歯

各項目について詳しく説明します。

初期虫歯

初期虫歯は、名前の通り初期段階の虫歯です。
まだ穴が開いていない状態のため、どちらかというと虫歯になる一歩手前という表現の方が正しいです。

また初期虫歯の場合、歯の色が通常よりもやや濁るという特徴があります。
全体的に濁る場合もあれば、歯の表面の中心部分だけが白く濁ることもあります。
僅かな変化であるため、しっかり鏡を見ていない限り、色だけで初期虫歯だと気付くのは難しいです。

さらに、初期虫歯は穴が開いていないため、痛みも一切出ません。
初期虫歯の段階で発見し、早期治療を受けるには、定期的に歯科クリニックの検診に通う必要があります。

定期検診の結果、初期虫歯があることがわかった場合は、ブラッシング指導などで対応するケースが多いです。
歯科医師の指示に従い、適切なブラッシングを継続していれば、自然に再石灰化が促され、そのまま治る可能性があります。

中程度の虫歯

中程度の虫歯は、ある程度虫歯が進行した状態です。
虫歯菌が歯を溶かし、穴が開いているため、もっとも一般的な虫歯の状態と言っても過言ではありません。
正確には、虫歯がエナメル質の内部にある象牙質にまで進行している状態です。

また中程度の虫歯の場合、歯が黄色っぽい色をしていることが多いです。
場合によっては茶色をしていることもあります。
そのため、初期虫歯と比べると、鏡を見たときに虫歯の部分がわかりやすいです。

さらに中程度にまで進行すると、冷たいものや甘いものなどを食べたとき、患部にズキッとした痛みを感じるようになります。
このことから、色で判断できなかったとしても、食事の違和感によって発症に気付く可能性が高いです。

ちなみに、中程度の虫歯は穴が開いているため、歯科クリニックで削らなければ完治しません。

重度の虫歯

重度の虫歯とは、虫歯菌に侵食された部分が象牙質を通り越し、歯髄という歯の神経にまで達している状態をいいます。

通常、中程度の虫歯の時点で痛みに気付くため、早急に治療していれば重度にまで進行することはありません。
つまり重度の虫歯は、痛みがあるにもかかわらず、治療せず放置していた場合に達する段階だということです。

また重度の虫歯は、濃い茶色や黒っぽい色をしています。
他の健康な歯と比べたとき、明らかに不健康な色をしているため、周りの方に気付かれる可能性は高いです。

さらに、重度の場合は色だけでなく、歯の形状にも大きな変化が出ることがあります。
虫歯菌に侵食されている部分が多いため、健康な天然歯よりも背が低かったり、一部が尖るなど歪な形状になっていたりすることも考えられます。

ちなみに虫歯が重度にまで進行している場合、何もしていなくても激痛が走るおそれがあります。

末期の虫歯

末期の虫歯は、神経にまで達した虫歯をさらに放置した状態です。
具体的には、歯が完全に溶けてなくなってしまい、歯根だけが残った場合は末期に該当します。

またこのときわずかに残った歯の一部や、患部の歯茎付近については、真っ黒になっていることがほとんどです。

さらに末期の虫歯は、明らかにボロボロの見た目であるにもかかわらず、痛みを感じることはありません。
こちらは、痛みを感じる神経まで溶かされてしまうからです。

ただし歯が完全に溶け、神経もなくなったからといって、虫歯が治ったというわけではありません。
適切な処置をしなければ、全身疾患などのリスクも高くなります。

その他の歯の色の変色について

虫歯を発症すると、歯は黄色や茶色、黒などに変色します。
さらに虫歯以外では、テトラサイクリンや外傷などが原因で歯が変色することもあります。

テトラサイクリンは抗菌薬の一つであり、生まれてから8歳頃までの期間にテトラサイクリン系の抗菌薬を使うと、歯の色が変わることがあります。
具体的には、薄いオレンジがかった色合いになります。

また転倒や事故によって歯を強く打つと、歯の内部で内出血を起こすことが考えられます。
このような外傷を負った歯については、一部が赤く変色したり、グレーっぽい色になったりすることがあります。

まとめ

虫歯の症状としてもっとも代表的なのは痛みですが、色の変化も症状の一つとして知っておくことをおすすめします。
特に初期虫歯は症状がほとんどないため、色で判断しなければあっという間に歯に穴が開いてしまいます。
また茶色っぽいもしくは黒っぽい歯については、虫歯が深刻な状態にまで進行している可能性が高いです。
そのため、虫歯治療が苦手であっても、早急に通院すべきです。

この記事を監修した人

ふたば歯科クリニック 理事長 大木 烈

ふたば歯科クリニック 川崎本院 
理事長 大木 烈

昭和大学歯学部卒業後、昭和大学附属病院での臨床研修を経て歯科医師としてのキャリアをスタート。現在は医療法人社団雙葉会ふたば歯科クリニックの理事長として、医院を統括する。
インプラント治療においては国際インプラント学会専門医の資格を持ち、米インディアナ大学インプラント科客員講師として海外での学術活動にも従事。矯正・補綴など多岐にわたる分野の認定資格を有し、さらに歯学博士の学位を取得するなど、臨床・研究の両面で高い専門性を発揮している。また、厚生労働省認定の臨床研修医指導医として後進の育成にも力を入れており、昭和大学歯科病院および歯学部解剖学教室にも所属し、大学との連携も継続している。
患者一人ひとりに最善の医療を届けるため、年中無休・通し診療という体制を実践。「患者様の生活の質の向上を使命とする」という姿勢のもと、予防から高度な専門治療まで幅広く対応している。

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